沖縄のやむちん
やむちんではない、やちむんである。しかしながら、やむちんと言ってしまうのはわたしだけだろうか。やちむんとは、やきもの、の沖縄の言葉であり、現在では沖縄の民衆的工芸とも云われている。沖縄の民衆的工芸の出発地点は古く、しかしながら近代では沖縄県初の人間国宝、陶工の金城次郎が、民藝の父、柳宗悦や河井寛次郎、浜田庄司らに出会ったところから始まった民藝運動による民藝が盛んである。また柳宗悦の民藝運動のグループの中で、 芹沢銈介という染色工芸家が居る訳であるが、芹沢は同時に沖縄には行っていないと云われていたが、近年20世紀ハイツという目利きの骨董商が、柳宗悦、河井寛次郎らと共に芹沢が沖縄を訪問していた資料を発掘した。という話は民藝運動好きにはたまらない訳であるが、興味の無い人にはさっぱりである。ともあれ、現在の沖縄の焼物等には、多大な影響を与えた民藝運動。やちむんの里ではその名残を味わう事が出来る。
ラシーントラベラー シダーグリーン
この度は、沖縄県豊見城市のTINNYレンタカー様にお届けに差し上げました、ラシーントラベラーをご覧頂きたいと思います。今回は、ボディーは内外装レストアが行われ、沖縄県仕様としまして、熱対策、塩害対策等含めて製作差し上げました。
ラシーンと沖縄
パイクカーやラシーンは沖縄には良く似合う。せっかく沖縄に来たのに、日常のエコカーをレンタルしても何も楽しくない。パイクカーやラシーンに乗ればこそリゾート感を加速させることが出来ると言える。わたしが嫌いなのは、最近の車はすべて後部座席から後ろのプライバシーガラス。景色を楽しむ事が出来ないのである。今回のラシーンはなんどサンルーフまで装填されており、沖縄を満喫できるであろう。
ウェル50スタンダード
今回は、レンタカーの仕様という事で、レザーの絞り模様が無い、鞣した革の仕様で張替えを行った。どうしても絞りの模様に汚れが付きやすい為、沢山の方に美しくご使用頂ける、そのような心遣いである。
ボディー下部は塩害対応
美しく仕上げられたフロアーパン。SWはレストア技術を駆使して都道府県の気候に適したモノづくりを行っている唯一の企業である。北は北海道から南は沖縄まで、沢山の方々に大切に乗ってもらいたい。
タイヤカバーの張替え
タイヤカバーも沖縄の温暖な気候に合わせて、高耐光の生地を使用。熱で縮むこともほとんどと言って無いだろう。今回はボディーもすべて塗装を行ったが、沖縄仕様のクリア仕上げも着いている。
ラシーンとやむちん
石川県の金沢20世紀美術館で開催された、工芸とデザインの境目展にラシーンデザイナー平林俊一氏と伺った時のお話である。工芸とデザインは何が違うのかという問いに、より工芸的、よりデザイン的という言葉を使って、物事のベクトルを図るわけである。ラシーンのフェンダー部分はより工芸的、全体的にはモダンデザインというのがラシーンの位置づけであった。ラシーンのモノモノしさと、シュッとした感覚はこういう感覚により具現化されている。
TINNYレンタカーのT
この度はTINNYレンタカー様、ラシーン納車誠におめでとうございます。沢山の方にラシーンレンタカーに乗って頂き、沖縄とラシーン、そして人生の楽しみを味わって頂ければ幸いですね。気になる方は、是非ともTINNYレンタカーでラシーンをレンタルしてください!!
今日はコレマデ。
本日の名言
雲の上はいつも晴れ
沖縄は四季ではなく、二季というお話を現地の方に伺いました。
夏夏夏冬だと。青い海と空、しまんちゅぬたからですね。