ラシーン クランクシャフトオイルシールを交換するの巻!

でょうも〜ウェルです!
まだまだ台風の風というよりウェル自体の風邪が長引いております。
さてさて、更新が遅れておりますが、本日もガッツリ参りましょう。
今日はラシーンのお勉強で御座いますが、クランクシャフトの
オイルシールの交換という事で御座います。
クランクシャフトとはいったいなんぞや!と申しますと
エンジンの中心の軸でございますなぁ〜。
簡単に言えばエンジンの内部でピストンが上下運動するので
御座いますがコレを回転運動に変換している物で御座います。
このクランクシャフトは色々な補器類の動力源でも御座いまして
たとえばオルタネーター(発電機)、クーラーのコンプレッサー
やパワーステアリングのポンプなどもこの軸から
ベルトを介して動力を得ており申す。
という事で、その動力を得るために軸がエンジン外部へ飛び出て
くるところのオイルシールを交換すると言うのが本日のお題。

オイルシールの部品番号で御座います!!

このシールがクランク用オイルシール!!
新しいシールは少し弾力があり、漏れそうな気配は致しませんが、
このシールが経年劣化でどうなるとエンジン内部から外部へ
オイルが漏れてくるかと申しますと、一番の原因は
硬化で御座いますなぁ。
たまに損傷している場合も御座いますが、ほとんどが
硬くなり隙間からオイルが漏れてくるという。
硬めのオイルを入れて漏れにくくするといった処方も御座いますが
ぼたぼた漏れてくると交換以外に方法は無し!

クランクプーリー(補器類からベルトがかかる中心のプーリー)を外すと
↑この写真はすでにクランクプーリーも外し、オイルシールも
抜きとった様子では御座るが、まずココまでたどり着くには
オルタネーターベルトやパワーステアリングベルトを外し
クランクのプーリーを留めているボルトを中心から抜きます。
その後プーリーを外せばオイルシールが見えてくるという。
もっとドアップでご覧頂こう。

コレがクランク軸とオイルシールが入るところ。
この軸がエンジンをグルングルン回しているのだが
さすがだ。
例えばエンジンの回転を6000rpm回すと、
一秒で換算すると100回転もしているのだから〜。
あのい〜ちって数えている間に、100回も回されたら
クランク軸と言えども目が回らないわけが無い。
そう、さすがだ。

下から覗いた様子。
軸がチョコっと見える。この狭いところにプーリーが付き
ベルトが組み込まれるのだからウェルのようなぶっとい
手では整備しにくくて仕方が無い。
さて、オイルシールの組み込みだが、特殊な工具を
使い打ち込むだけである。
いたって簡単。
ラシーンのオイル漏れのほとんどはオイルパンからの
にじみだが、たまにこのクランクシールから漏れているもの
もあるので、購入時に是非とも整備してもらえるかを
伺う事であろう。
さて、今日はラシーンのクランクオイルシールのお勉強を
致しましたが、皆様お解りになられましたでしょうか?
今後共皆様と共に勉強を致しましょうぞ!!
本日の名言
人の一生は重荷を負いて 遠き道を行くがごとし
by徳川家康
そう、遠き道を行くがごとし。人生なんてららら〜らららら〜ら〜
急いでも仕方が有りません。また重荷を背負って一歩ずつ前進
あるのみ。
人生には車のようにバックギヤが付いてはおりませぬ。
人生の道路標識は一方通行。
まさに前進あるのみ。