1月14日から千葉県の幕張メッセで開催された、東京オートメッセ。こちらに、日産愛知自動車大学校の生徒の皆様が80sなPAOと題してレストア製作された車両を出展。スピードウェルでは、内外装のマテリアルにお手伝いさせて頂き、見事に完成されたのでご報告頂きました。
「おしゃれな大学生が乗るクルマ」が僕たちのテーマ。同世代が古い車で、街中やワインディングへ軽くドライブ!車に興味のない若者が「おしゃれ!」と軽く乗れる車!そんな車ができれば、僕たちの車づくりが伝わるのではと考えました。同世代の人も、古いおとなも、ぜひブースへ来て下さい。ベース車は学校に放置されていた、腐りかけの古い“PAO”です。そんなひっそりとたたずんでいた不動車をレストアし、オーバーフェンダーやロールゲージなどでカッコよく、エンジンには塗装を行い、車好きの“おしゃれ”を盛り込んで技術を磨きました。見どころは、ガン鉄ホイールを切り、延長した深リムホイール、手曲げロールゲージ等の様々な工夫が施されているところです。こだわりと個性を散りばめた”PAO”を見て頂けると嬉しいです。
ここからはわたしの戯言でございますが、80sというスタイルにこれからの若者たちがカッコいい、お洒落、という感覚があるという事を、各自動車メーカーのデザイナー方にも感じてもらいたいものです。やはり若者のクルマ離れ、ではなく、若者がときめくクルマをデザイン出来ていないという事が事実。昨今の利便性が強い自動車にわくわくを覚える事が出来ないのが一番の原因であると思います。
日産学園 日産愛知自動車大学校の皆様、ときめきを忘れず、未来にはばたいて下さい。この度は、ご出展誠におめでとうございました。そして上谷先生、大変お世話になりました。
本日の名言
今日はコレマデ三
1%あるんですね? じゃあその1%を信じます。
by三浦知良