採り昆布
浦河郡から襟裳岬まで、日高昆布の一大採取地である。
昆布は旨味の塊であり、関西の出汁には必ず使われて
いる。関東ではというと、カツオ出汁が一般的であるが
合わせたものもとてもおいしい訳である。その昆布であ
るが、1900年代から30年で採取量は半減しており、海水
温の上昇が昆布の育成を危機的は状況にしているのであ
る。昨今は10年に一度、50年に一度の大雨が、毎年降る
ようになり、各地で川が氾濫。今年の台風も大型になり
被害は大きくなりそうである。これだけ、地球が悲鳴を
上げているにもかかわらず、人間は未だ経済成長を優先
するのである。私が思うに、18世紀後半、エゲレスとい
ふ国で機械製工場が誕生した産業革命によって経済の在
り方や社会構造が根本的に転換し、人々の生活も一変さ
せたその時より、人類の滅亡は加速したと言えるのでは
なかろうか。それまでは人力であったものが、石炭を燃
やした蒸気機関を採用し、能率は上がって便利な世の中
になったが、その反面環境破壊が常について回るように
なったのである。もう一つは使い捨ての商品である。大
量生産をして安価な物を使い捨てをするというこれは良
く考えてみれば本当に馬鹿げたビジネスモデルであって
ファストファッションなどもそろそろオワコンである。
ただ、その全てを否定するわけではない。最先端の物は
それぞれに人間の英知を集結して造られたものである訳
である。では、ここで何が必要であるかと言えば、全人
類が未来を選ぶという行為だろう。一つの物を大切に長
く使う行為、これでゴミは大きく減る。そして生産も抑
える事が出来る。また、超天然素材を多用する行為。化
学繊維や化学物質を抑え温室効果ガスの削減し温暖化や
環境汚染も減らす事が出来る。でも、こんなことは誰が
日本国の総理大臣になったとて、実現することはほぼ不
可能であろう。残念ながら、これからは、地球と人類の
その時まで、楽しく生きるという事を本気で考えた方が
幸せかもしれない。なぜなら、人類が環境を破壊して破
滅する。実に、これは蚕がマユを吐く行為と同じく、自
然なのである。
ラシーンと記念撮影
この度は、北海道浦河郡浦河町にお住いのY様の元へお
届けにあがりましたラシーントラベラーをご覧頂きたい
。お洒落なY氏の思い描いたラシーンに仕立てるべく、
内外装の仕上げにもこだわって、更に北海道の冬を安心
して越せるように寒冷地仕様として製作が進められた。
ラシーントラベラー 右舷前方姿見
イエローカラーのラシーンを程よくレストアを行い、長
くお乗り頂ける仕様にして、内外装はリペアが行われて
いる。
ナルディクラシックウッドステアリング
往年のウッドハンドルをボルトオンしたコックピット。
自動車の中に工藝品を取り入れる事によって、経年の
味わいを楽しむ事が可能となる。
60デザイン レザーシート
安価なPVCレザーではなく、特別はマテリアルで張替えが
おこなわれた車内。外装のカラーとのバランスもGOOD!!
ホワイトのホイール
四駆感のある、そしてやわらかな印象のホワイトペイン
トホイール。ラシーン純正スチールホイールに良く似合
う。
この度はY様、ラシーントラベラ―納車誠におめでとうご
ざいます。北の大地でラシーンが走る姿はとても美しく
画になります。より長くお乗り頂けます様に。また、素
敵なお土産も有難うございました。
今日はコレマデ。
本日の名言
人工物など存在しない。
それも含めて地球上の自然である。