今までは既存のルーフキャリアを付けての販売を行ってきた
が、ソロキャンプという時代の流れによって、私達が思うル
ーフキャリアを作る時期がとうとう来てしまった。という事
で、まずは私自身がキャンプを行わないと、素敵な商品など
出来やしないわけであるから、先に何かしら好きな道具を集
めてみた。ここ10年ほどで、キャンプも泥臭い物ではなくお
洒落なキャンプが定着してきており、そんなお洒落な道具た
ちが似合うルーフキャリアの製作を始めたいと思う。
コールマン200A
往年のコールマンランタンと言えば200Aの事。年式の違い
によってマークのカラーや、形状、細かなパーツが異なる
から、コレクターズアイテムにもなっている。この個体は
1961年7月生産モデル。良い素材で作られているので、何
年たとうがメンテナンスしたら使用できる。
グランマーコッパーケトル
物語のあるケトルと言えば、グランマーである。職人が手
仕事でひとつ、ひとつカタチ造るそのケトルは、味わい深
く長年大切に使うほどにより美しさを増すのである。この
精神性は民藝ですなぁ。
ヒグチ鋼管
今回は、ヒグチ鋼管様に鉄の手配をお願い致しまして、こ
だわりのルーフキャリアの製作を行いたいとおもいます。
鉄
鉄は鉄でもいろいろあり、角材は角材でもいろいろな厚み
や角のエッジ形状も在るという事で、現場でサンプリング
いたしました。今回のルーフキャリアはかなり男前な形状
になりますので、好みは分れると思いますが、『本物の道
具が乗った時にかっこよく見える』『プリミティブ』とい
うキーワードを基にデザインしたいと思います。それでは、
ご期待ください。
今日はコレマデ。
本日の名言
苦は楽の種、楽は苦の種と知るべし。
by徳川光圀