岐阜の城下町
齋藤道三がガマの油を売って早450年、岐阜の城下町は今日
でも、沢山の商いがされている。ちなみに岐阜城と現在では
呼ばれているが、齋藤道三の時代は稲葉山城であり、稲葉山
は金華山という呼称で、もう頭が筋肉痛になってしまう。き
んかざん、という山の名前から想像するに、金のように華や
かな山であったのだろうか。司馬遼太郎が書いた本によると
織田信長がこの稲葉山城を落城させたその頃、明智光秀が、
もう髷を結えないくらい薄毛だったので、きんか頭と呼ばれ
ている。これはキンカンのような風合いだったのだろうか、
それとも、この金華山との繋がりがあるのであろうか。謎が
謎を呼ぶ。
PAOトラディショナル 右舷前方姿見
この度は、岐阜県岐阜市にお住いのN様の元へお届けにあがり
ましたPAOトラディショナルをご覧頂きたい。アクアグレイの
ノーマルルーフ、MT仕様、そして低走行距離という、なかな
かお目にかかれないPAOである。
フォグランプ在中
シビエビサージュという13㎝が直径のフォグランプは、純正
オプションではあるが、塗装をし直して装着された。バンパ
ー、グリルの塗装と合わせて、かなりの仕上がりである。
ナルディウッドハンドルとパネル廻り
ハンドルコラムとセンターコンソールをレザー張りのカラーと
合わせて塗装を行い、挿し色にシフトブーツをホワイトに。
Wells 50 スタンダードレザーシート
やわらかいライトタンカラーのスタンダードレザーシート。パ
イピングに赤茶色を入れてとてもお洒落。
テンションレスシートベルト
PAOのシートベルトはなんと、テンションが体にかからないよ
うにするメモリー付のシートベルトである。PAOのなかでも技
術はおしみなく投入されていた。ただし、このタブが残ってい
る車両は非常にめずらしく、用法を知る人はパオイストと呼ば
れている。
岐阜の街並み
PAOと記念撮影
この度はN様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうござ
いました。かなりの部品を追加で交換差し上げましたので、
末永くお乗り頂ければ幸いです。また、素敵なお土産もあり
がとうございました。
今日はコレマデ。
本日の名言
流行とは
時代遅れになるものよ。
byココ・シャネル