どんもす~。ウェルです。
皆様、お盆は如何お過ごしでしょうか。
さて本日はスピードウェルEVラボラトリーの次世代自動車開発部門である
『大阪電気自動車』が製作するEV『FIGARO』の製作をご覧頂く。
『Osaka EV Nouvelle Vague』大阪・電気自動車の新しい風
(オオサカ イーブイ ヌーベルバーグ)
この度、大阪府が推進する次世代エネルギー産業の関連事業の一環として
立ち上げられた府のEV研究開発事業に参画し、スピードウェルEVラボは
独自で、EV『FIGARO』(フィガロの電気自動車)を開発している。
大阪府が推進するEV事業に密になり産・官・学が一体で
低炭素社会を構築する為の技術力、開発力を高めると共に
スピードウェルEVラボではさらに独自に趣味性やクルマらしさを追い、
価値のあるクルマ、特定の車種にコダワリをもつ人たちが好きな車
いわゆる名車が新しい時代にさらに元気に走り続けるための
技術革新を日々行っている。
本邦初公開!FIGARO専用 SWtechモーター
このモーターがFIGAROのMA10型エンジンに替わり
次世代用として開発が進められているもの。
簡単そうに見えるだろうが、強度検討が必ず必要な為
プレート一枚の材質や厚さ、剛性まで全て計算が必要であり、
まあ、だれにもマネは出来ない仕上がりだ。
さらに今回は水冷の仕組みやヒーター、クーラーなど
トータルでセッティングがなされSWで製作が行われている。
この位置にモーターが鎮座する。
フィガロのエンジンルームであるが、要らない配線類なども纏め
新法規に則り製作が進められている。
しかし、ただこのままSWtechモーターを載せるだけでは
芸は無く、それはこれからのお楽しみとなる。
モーターを載せても名車といえる。
その概念がココにあるのだ。
ブラシは取替えが可能。
エンジンのような複雑なメカでは無い為、故障なども激減。
たとえばオーバーヒートすることも無く、車検の都度に
プラグやオイルやその他消耗品など交換する必要も無くなる。
非常にメンテナンス性に優れるコトになる。
ということで、メカニカルな部分はココまで。
それでは、内外装の仕上げがココより始まる。
フィガロの車内である。
フィガロの内装は近年日本車では稀にみるホワイト一色の仕上げで
シートなどはアメリカ製の本革仕上げにより製作が行われた逸品。
特に外国人がビューリフォーと叫ぶ仕上がりであったようだが、
それをさらに謹製ウェル帆布がシートは基より
インストルメントパネル、ドアパネル、トップパネル、
さらにオープンルーフまで張替えが行われて販売が行われる様子。
EV『FIGARO』は特製である。
インストルメントパネルは2色により張替えが行われる。
実はフィガロオーナーになればわかることであるが、
フィガロは内張りが経年の劣化によりねちょねちょしている。
これは、合革やビニールレザー張りによる成型ではなく、
ゴムのようなものを噴着させて成型しているようで
これがねちょねちょの原因のようだ。
今後長く乗れるようにするためにも、こういう部分も改善しないと
いけない。スピードウェルEVラボはそう考える。
メーター回りもご覧の通り。
全てが綺麗に張替えを行い、一台ずつ製作をする。
ダッシュ上面やステッチカラーも選択は可能。
細かな要望にもお答えできるよう、いくつかの仕様がご用意。
現在は200色ほどの色を取り揃えているが、
全てが販売となるかは思案中。
特に、EV『FIGARO』を製作してさらに1オーナー、2オーナーと
なる場合、全てに張替えが行われるため、
その好みだけで乗れない仕様が出てきては本末転倒であり、
カラーは何点かに限る可能性はある。
細かな細工も万全だ。
折り返し縫いプロダクトがさらに増す。
フェラーリやポルシェ、ジャガーやロールスロイスなど名だたる高級車を
彷彿とさせる仕上がりは、コアな方々の心も奪われるコト間違いはない。
と言う事で、本日はスピードウェルEVラボ『大阪電気自動車』が製作する
EV『FIGARO』のその製作過程その1をご覧頂いた。
この事業はただ単に中古車をEVにコンバートするなどという
安易な考えに基づく開発ではなく、自動車の楽しみや
価値やプロダクト、それだけではなく所有する喜びを
電気自動車になっても今以上に味わえる、そういう感覚が
必ず存在する、または創るコトが可能だという考えにより
スピードウェルEVラボが研究開発を行っている。
新しい時代とは何も新しい車だけの時代だという訳ではなかろう。
つまり、いつの時代にも普遍性が存在するわけだ。
今日はコレまで~。
本日の名言
生きるとは呼吸することではない。
行動することだ。
byルソー
さすがは思想家ルソーさん。
生きるということは、行動するということ。
素晴らしい名言であります。
行動せずもじもじしている人ならまだしも、行動さえせずして
ぼ~っとしている人には痛い一言。