プリミティブだけど古臭くない
ラシーンの開発秘話の中で出てくるキーワードは、どれもが新しい物の創造の
話であって、たとえばプリミティブ(原始的)だけど、古臭くないとか、
新しい四角といったものである。
このキーワードはわたしにはとても胸に染み込むものであった。
特にプリミティブという言葉は重要であって、そこにはヒストリーさえ
感じる事が出来る訳である。
しかし残念なのが、最近の若いデザイナーさんたちはそれらをあまり知らないらしい
ということだ。
どれもこれも同じような家電のようなDESIGNのクルマばかりが
街中で目立つようになってきた今日この頃、
ラシーンのようなでばった四角いバンパーが特徴的で個性を感じるわけである。
ラシーントラベラー 左舷前方姿見
この度は、兵庫県尼崎市にお住いのM様の元へお届けにあがられた
ラシーントラベラーをご覧頂くコトに致そう。
ペールグリーン(若草色)の前期モデルラシーンをベースに
各部分にオーナーのこだわりを添えて製作された。
ラシーントラベラー フロントフェース
フロントフェースは自動車の顔である。
今回もグリルラッカーを施して、美しく仕上げがほどこされている。
アンバーのウィンカーレンズなども、今にない雰囲気で素敵である。
ナルディウッドハンドル&ウッドパネル
ナルディハンドルは天然杢であるため特に色合いがバラバラであるから
ウッドパネルに合わせて調整をしている。
今回もばっちり決まっている。
カンパミアータ 50スタンダードレザーシート
絶妙な色具合にM氏が選定したレザーカラー。
パイピングに少しのペールカラーを添えて内外装のイメージが
統一されている。
ヨーロピアン調のアルミホイール
ラシーンにはなかなかアルミホイールの似合うものが無いが、
こうしたヨーロピアン調のアルミホイールはなかなか似合う。
少し偏平タイヤが素敵な様子。
ラシーンと記念撮影
この度はM様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。
長らくお時間を頂きましたが、素敵なラシーンに仕上がって幸いです。
ご家族と是非とも旅行をお楽しみください。
今日はコレマデ。
本日の名言
人生において 最も大切な時
それはいつでも いまです
by相田みつを
この言葉には参りました。