どんもす~。ウェルです。
さて皆様、本日はPAOなお話である。
日産PAOは1989年1月13日より(予約は1月15日~4月14日)の
3ヶ月という短期間での期間限定販売となったのはご存知だろうか。
エンスーな方々にこそ当たり前の情報だが、23年という年月が
経つ中で忘れ去られた情報も沢山あり、スピードウェルではこうした
貴重なPAOの歴史を後世に伝えるべく日々努力している。
豆知識 Be-1の販売日とPAOの販売日は同じ1月13日。
『PAO』予約5万台を越す 日本工業新聞 1989年4月19日の出来事
予約累計は5万1657台。これが確かな情報である。
Be-1の納車が進行中の昭和62年、東京モーターショーで、
もはや波に乗る日産はパイクカー第2弾としてPAOを出展。
もちろん、ポストBe-1であり、今回のテーマは
『リゾート気分を感じさせるアドベンチャー感覚溢れるクルマ』だった。
PAOSIDE ツノダサイクル製 パオ自転車
なんと、このPAO自転車はフルオリジナルの形状のまま23年経過。
PAOオーナーのなかでもエンスージアストな方々には
のどから手が出るくらい欲しいシロモノではあるが、
現在はスピードウェルが所蔵。
PAOSIDE
パオサイドは独自のブランド商品であり、特に衣料を中心に
展開されていたのだが、自転車まで存在していた。
ツノダサイクル カタログ PAO自転車
現在このカタログの実物が残っているのならこれが一つではなかろうか。
まさにPAOの重要文化財に指定である。
パオ自転車 古場田良郎氏 所蔵
この自転車はPAOチーフデザイナー古場田良郎氏が所有している
というというコトで、弊社でフルレストアさせて頂いた車両。
現在は古場田デザインスタジオ内に展示されており、
天気の良い日のみドライブが可能だという。
カシマサドル。
パオ自転車純正のサドルと同じメーカー(カシマサドル)の
同一形状のものを使用してレストアが行われた。
旧サドルはスピードウェルで展示中である。
と言う事で、今日はPAOにまつわるお話で御座った。
今日はコレまで~。
本日の名言
自なくして他なく、他なくして自なし。
by安倍能成
そう、お互いが持ちつ持たれつの関係こそが大切だと思います。
素晴らしい名言でございますなぁ。