Post date / 2025年2月19日

映画『オーガスト・マイ・ヘヴン』いよいよ上映開始!

日産ラシーンが劇中車として出演致しました、オーガスト・マイ・ヘヴン。前年にはベルリン国際映画祭にてワールドプレミア上映、さらに香港国際映画祭にてアジアプレミア上映されてきましたが、遂に日本の劇場で上映が開始。
関東は既に上映開始されておりますが、関西では2月14日は京都シネマ、出町座にて2月14日から、大阪は第七藝術劇場にて2月15日より。また2月14日は出町座にて工藤監督と主演の村上由規乃さんの舞台挨拶も御座いました。

オーガスト マイ ヘヴン
オーガスト マイ ヘヴン

京都出町座にて鑑賞致しました。芸術性の高い作りに、終わってからはいろんな思いを馳せて

もやもやするのが楽しみであります。

ラシーンが映画に登場
ラシーンが映画に登場

脚本・監督 工藤梨穂

俳優 村上由規乃 諏訪珠理 藤江琢磨 ほか

男女三人の旅を描いた瑞々しい青春映画。

劇中のラシーン
劇中のラシーン

現在youtubeで予告編が公開されておりますので、是非ともご覧頂きたいと思います。

また、現在下記劇場で公演が随時行われておりますので、皆様あわせてご覧ください。

東京
ユーロスペース Stranger シモキタエキマエシネマK2

神奈川
横浜シネマリン

千葉
キネマ旬報シアター

群馬
シネマテークたかさき

北海道
札幌シアターキノ

長野
上田劇場

愛知
ナゴヤキネマノイ

大阪
第七藝術劇場

京都
京都シネマ 出町座

兵庫
神戸元町映画館

福岡
KBCシネマ

沖縄
桜坂劇場

既に都市部では公開されておりますが、3月より公開という劇場もございますので、劇場にお問い合わせください。

今日はコレマデ。

本日の名言

過去があるから未来がある

Post date / 2025年2月15日

三重県伊賀市のN様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーンを伊賀市に納車
ラシーンと記念撮影

伊賀市の上野といえば、松尾芭蕉の生家。至る所に芭蕉の碑があり、トップ写真には芭蕉を、と思っておりましたが、いたるところに碑があるもので、取る物手に着かず、今回のは松尾芭蕉の名はバナナ(バショウ)が所縁であり、現在では吉本ばなな氏も同じ由来という事で、つまりはそう言う四方山話でございます。という事で、この度は三重県伊賀市にお住いのN様の元へお届けにあがりました、ラシーントラベラーをご覧頂きたいと思います。

ラシーン 伊賀市
ラシーントラベラー右舷前方姿見

今回のラシーンは純正サンドベージュよりさらに濃くした特製のベージュカラーで仕立てられております。バンパーやルーフレール、背面タイヤのステー、ドアハンドル、ミラーなどなど、凸部はブラックペイント。

往年のナルディ
往年のナルディ

変わらず愛され続けるウッドハンドルの代名詞、エンリコ・ナルディ。その存在は自動車史自体を物語るほどであり、現在でもその姿に魅了されて車に装着するのであります。

ラシーンの内装張替え
アンティークレザーに張替え

アンティークレザーというマテリアルにより張替えが行われた、ラシーン専用設計のシート。安価なシートカバーとは違い、しっかりした張替えはそのモノとしての価値を生みだす事でしょう。

ラシーンのフロントグリル
ラシーンフロントフェース前期物

この度はN様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございました。ニュービートルからのお乗換えという事で、ラシーンの個性をお楽しみ頂ければ幸いです。とココからは、

re_coffee_stand
re_coffee_stand

ラシーンオーナー様のお店に。コーヒー豆のかほりに引き寄せられます。以前、能登を舞台に映画撮影された『さいはてにて』を思い出しましたが、ラシーンとコーヒーの香りは良く似合いますね。キャンプでも淹れたてのコーヒーをかおりながら、ラシーンを眺めるのも乙なもんです。伊賀市上野へお越しの方は、ぜひ re_coffee_stand へお立ち寄りください。

re_coffee_stand
re_coffee_stand

re_coffee_stand

ハンドドリップで1杯ずつ丁寧に淹れます
TUE・WED・THU/9:30-18:00
FRI/9:30-17:00 20:00-23:00(Bar&Night cafe)
SAT/9:30-17:00…
上野桑町1647-4, Iga-shi, Mie, Japan 518-0842
twitter.com/Re_Coffee_Stand

Post date / 2025年2月4日

『パイクカーの現在地』driver 八重洲出版より刊行!!

driver 八重洲出版
パイクカーの現在地
Be-1 PAO FIGARO RASHEEN
撮影風景

昨年SWのお客様をお招き致しまして、取材が行われました『パイクカーの現在地』。この特集は八重洲出版刊行driverに掲載。新年1月20日の3月号において、いよいよBe-1、PAO、FIGARO、RASHEENが出そろいました。Be-1は2024年9月号においてBe-1誕生までの道のりを元日産デザイナーの清水潤氏が解説。異業種交流でモノを作る、ファッションをクルマ作りに、と話が進められました。次にPAO、2024年12月号において同氏が『パリとダカールの中間』というキーワードを語ります。そしてフィガロは2025年1月号において『もし私がしんでいたら、フィガロは生まれてこなかった』というエピソードを交え、すこぶる奥の深い情報が掲載。そして、今回2025年3月号(1月20日発売)は日産デザイナー坂口善英氏によるラシーンデザイン誕生の軌跡、苦心の末たどり着いた『旅行カバン』という表題より始まります。どれもこれもパイクカーに乗りたい方も、パイクカーのオーナーにも是非とも熟読頂ければさらに愛着が湧く事間違いはございませんね。今回は、以前ブログでアップ致しましたBe-1、PAOに続き、FIGAROとRASHEENを少しご紹介差し上げます。

ラピスグレイのFIGARO

程よくレストアを行った、美ボディー。

サンドベージュのRASHEEN

ファミキャン仕様でキャンプ場ではとても画になります。

という事で、この度は御協力頂きました皆様、そして、編集長、カメラ様、ライター様、大変お疲れ様でございました。また『パイクカーの現在地』という事で、また読者の皆様には4部セットにバイブルとして頂ければ幸いです。お近くの書店、コンビニなどで販売の他、Amazonでも販売が行われておりますので、ご購入下さいませ。

今日はコレマデ。

本日の名言

良い本は私の人生におけるイベントである。

Post date / 2025年1月28日

和歌山県紀の川市のK様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーンを和歌山県に納車
ラシーンの下側

この光沢はスピードウェル自慢の塗装仕上げである。正直に中古車店の塗装で素晴らしいと思ったことは一度も無かった。わたしはSWを立ち上げる前は塗装職人に弟子入りをしており、一般的な塗装の仕事はこなす事は出来る。だから、そのあちらこちらの塗装を見てどの程度のものか、すぐに解る。また、自身の行う塗装にも納得はしたことは無い。しかし、SWのクラフツマンの塗装仕上げにはわたし自身が脱帽するくらい優れており、初めて自身のクルマの塗装をお願いしたいと思う職人に出会った。そういう人がSWで働いてくれることを誇りに思う訳である。今回は、ラシーンのバンパーから下部もボディーと同じようにつるんとした仕上げを行ったのである。実に純正であれば下部はグレイの艶消しで塗装されているが、それは、より車高が高く魅せるという視錯覚というデザイン性能である。しかし、今回はよりクルマがどっしりとした分厚みのあるようなイメージでボディーと同色で塗装が施されている。ラシーンをどのように魅せるか、一つずつの意味を理解して組み立てて行くと面白いものである。

ラシーンを納車
ラシーン左舷前方姿見

この度は、和歌山県紀の川市にお住いのK様の元へお届けに上がりました、ラシーントラベラーをご覧頂きたいと思います。今回はボディーは全塗装を行い、エンジンやミッション、足廻りもリフレッシュ。これまた長くお乗り頂けます仕様で製作を行いました。

ラシーンのフロントグリル
ラシーンの純正フォグランプ

ボッシュ製のラシーン純正フォグランプ。直径17㎝とかなり大きいモデルである。このボッシュのフォグランプは鍍金部分を磨き倒して、裏側は塗装を行い装填。前期モデルのグリルガードが無骨でCOOL.

ラシーンの内装
ラシーンのシート張替え

今回は沢山のシート生地の中よりオーナーみずから激選して製作を行った。ファブリック生地は色々とあるが、しっかり車検対応JABIAの公認の生地を使用して張替えが行われる。

ラシーン和歌山県
ラシーンと記念撮影

この度はK様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございました。ハンドルは納車日に間に合いませんでしたが、2トーンで革巻を行いましたので、後日に取付させて頂きたいと思います。それでは、今後とも宜しくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

不完全で良かった。

byイチロー

不完全であるから、完全を目指せるという、なんとも美しい言葉でございます。

Post date / 2025年1月21日

和歌山県和歌山市のK様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーン 和歌山港
ラシーンのボディー

ラシーンのボディーシェープ

ボディー形状は常にトレンドであるが、1980年後代より四角い形から流線型の車が主流になっていった。それは技術の発達によるものでもあるが、スポーツカーはもとより、ファミリーカーも流線型のボディーが新しい感覚としてデザインされていったのである。そうしてほとんどのクルマが流線型になる中、日産ラシーンは1994年突如として四角い形状で登場したことに、皆が驚愕したのである。発売前の東京モーターショーではインダストリアルデザインの巨匠ジウジアーロ氏が来日し、ラシーンを賞賛したという逸話も残っており、同時期に発売された4WD(RAV4,CR-V)などは現在に足跡を残さず、ラシーンだけが轍を残しており、今日、沢山の教徒により厚く支持されている訳が伺えるのである。ラシーンは四角いと市井の人は言うが、良く観察すると四角い中でも淡く丸く、ラシーンデザイナーの平林俊一氏の言葉では、まるくい(四角いと丸が合わさった形)と表現されている。それは普通に四角であれば流石に古さが読み取れてしまうから、四角いような、丸みを帯びた形状がラシーンであり、それが斬新だった訳である。また、コンセプトイメージからリゾート感を彷彿とさせるように、ボディー腰下のラインは、船(クルーザー)の胴体のようなボディーシェープが行われている。こういった細かな設計が重なり合い、融合した結果、発売から数えて30年という歳月が流れてもなほ、信者があらたに生まれるという現象が起こっている訳である。

ラシーン和歌山県
ラシーン 右舷前方姿見

この度は和歌山県和歌山市にお住いのK様の元へお届けに上がりました、ラシーントラベラーをご覧頂きたいと思います。ダークブルーは純正色を今一度再塗装を行い、ボディーはガラスコーティング。ダークブルーは磨き傷が付着しやすいので難易度がMAXでございます。

ラシーントラベラーグリルガード
ラシーントラベラーフロントグリル

後期型グリルガード

ラシーンは前期(平成6年~8年)後期(平成9年~12年)がある。前期モデルのグリルガードは金属製に対し、後期モデルのグリルガードは樹脂のプロテクターが装着され、形状が異なる。こちらも好みは分れるところである。今回は後期モデルに合わせて純正色より明るいシルバーで塗装を行い装着した。

ラシーンの側面
ラシーン平姿見

フロントノーズが長い分、リヤスペアタイヤキャリアを装着する事により前後のバランスを取っているのは、デザインの副産物のようである。また、スペアタイヤは後部からの衝突の力を分散させるため、安全性が高いと言える。

ラシーンの内装
ラシーンの内装張替え

落ち着いたカラーで仕立てあげられた、ラシーン専用レザーシート。上から被せるような簡易的なシートでは無く、完全に張替えであるから、しっくりくる。また最高峰の生地を使用して張替えが行われており、長くの使用に耐える。

ラシーンと風景
ラシーンのある風景

タイヤカバーもボディーと同色にて合わせて張替えを行い、とても美しい。

ラシーンを和歌山県にお届け
ラシーンと記念撮影

ラシーンと記念撮影

この度はK様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。楽しみにして頂き、またお喜び頂き嬉しく思います。それでは、これからはラシーンライフをお楽しみくださいませ。

今日はコレマデ

本日の名言

不自由を常と思えば不足無し

by徳川家康