皆様、暑中お見舞い申し上げます。
来る8月11日から16日まで、弊社は夏季休暇を取らして頂きます。
17日より営業は再開致しますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
スピードウェル店主
ご購入までの流れ │ お店紹介 │ お問い合わせ │ Let's Hang! SNS
皆様、暑中お見舞い申し上げます。
来る8月11日から16日まで、弊社は夏季休暇を取らして頂きます。
17日より営業は再開致しますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
スピードウェル店主
レストアとは
英語の「restore」という単語が語源であり、復元するといった意味合いである。今回のPAOは外装は細かく塗装の遣れがあり、エンジンはオーバーヒートした状態からスタート。メインは内燃機関とそれに付随する補器類の交換、また外装の補修がメインである。
ベアエンジンが鎮座
すでに日産純正のベアエンジンは生産終了となり、現在は各部パーツをオーバーホールを行い組み上げたエンジンを装填。性能はベアエンジンと同等である。オルタネーター(発電機)やクーラーの装置、ラジエーターやヒーターコア等の冷却装置、ブレーキマスターやエンジンマウント、油脂類なども全て新しくなる。
ボディーのレストア
今写真で写し出せれているパーツは全てに手が入っているのである。フロントガラスのゴム。ワイパーアーム。ボディー。ヘッドライトとリム。フロントグリル。フロントバンパー。フォグランプカバー。ウィンカーレンズ。全てである。
キャンバストップの張替え
純正仕様での張替え。風防もリペアが施され、風防のビス類も手が加わっている。もちろんルーフレールもレールの下部の化粧パネルも。全て手が加わっている。
テール廻りのレストア
テールレンズは磨いて綺麗にしたわけではない。磨いただけであればまたすぐに曇ってしまう。表面処理を行い、UVカットされたレンズ専用のクリア塗料で塗装されているのである。ボディー表面もご覧の通り美しくペイントが施されている。そして純正の肌よりも滑らかにしている。
PAO レストア
ボディーは少し鏡面仕上げをおこなっているので、地面まで反射して映る仕上がりに。ボディーの肌は純正の肌にも合すことは可能であるが、少し豪華にしたいところ。
PAOレストア完成
この度はK様、PAOのレストアをお預かりさせて頂き、誠に有難うございました。長くに使用出来ます様に工夫を凝らして製作さしあげました。それでは、明日に納車差し上げたいと思います。
今日はコレマデ
「要領よく」という考えは、人生を意義あるものにしてくれない。
by藤原東演
やんばるにラシーン
やんばるとは山原と書いてそう読むわけであるが、現在は名護市より北東の事を指す。以前はもう少し南の方もそうであったが、開発が進み、そう呼べなくなったのである。なので、やんばるにラシーンという言葉は語弊がある。そして、ラシーンは一歩手前で降りて、そこから自身の足で歩いて旅や探検をするのが良い。けっしてジープやランクルのようなジャングルや砂漠を走るクルマでは無い、と声を出さずにラシーンは言っているのである。
ラシーントラベラー 左舷前方姿見
この度は、沖縄県那覇市にお住いのH様の元へお届けに上がりました、ラシーントラベラーをご覧頂きたい。外装はほぼオリジナル状態を踏襲してリペイントが行われ、各部には錆止め等、沖縄仕様での製作である。
ラシーン フロントフェース
フロントグリルや、バンパー、ホイールキャップ等もリペイント。純正塗料よりも質の良い物を使用して塗装を行っているので、より長持ちすることが出来る。
内装の張替え
当車両走行5万キロと少なく、さらに室内は新車の薫りも残っている。ドアヒンジやその他摺動部にも、グリスアップを施し、こちらも塩害対策は万全だ。
ラシーンとカワラヤー
なんとも沖縄の景色の溶け込んでいる。この一言に尽きる。
タイヤカバーの張替え
ジャーマン生地を使用して、直射日光に配慮。これが一般的なビニール系素材であれば1年も持たないであろう。
いつものブルーシールでの撮影
丁度、陸運支局からルート58にでると、そびえ立つブルーシール。いつものことながらココでかならず記念撮影してしまう。
この度はH様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございました。クーラーも調整して、またボディーのレストア等、沖縄で長く使用に耐えますよに努力致しましたので、末永くお乗り頂ければ幸いです。この度は誠にありがとうございました。
今日はコレマデ。
本日の名言
慶良間見しが、まつげ見らん
発音:けらまーみぃしが、まちげーみぃらん
意味:遠くの慶良間島は見えるが、近くのまつげは見えない
灯台もと暗しということですわなぁ。
夏のカラー
夏は暑い。しかも唸るように暑い。PAOも日陰に隠れて一息である。
PAOトラディショナル アクアグレイ
この度は、愛知県小牧市にお住いのN様の元へお届けに上がりました、PAOトラディショナル、アクアグレイをご覧頂きたい。このアクアグレイというカラーは季節で言えば春、もしくは夏であろうか。風鈴でも着ければ涼しさは漂うであろう。ボディーはレストアが行われ、エンジン等の機関類もメンテナンスは抜群である。
PAOトラディショナル フロントフェース
フロントグリルバッジもごらんの通り美しい。中央にPAOと英字で書かれており、その左右には羽のような模様があしらわれている。ここで豆知識であるが、この左右の羽のようなものは、大陸の遊牧民族の移動式住居(ゲル)通称PAOなのである。そして、日産PAOとは都会の遊牧民が使用する移動式住居なのである。
PAOと記念撮影
この度はN様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございます。この一台を愛着を持って長くご使用頂ければ幸いです。それでは、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
今日はコレマデ。
本日の名言
今を生きる
冒険がテーマ
PAOトラディショナル オリーブグレイ
この度は、三重県津市にお住いのS様の元へお届けに上がりましたPAOトラディショナルをご覧頂きたいと思います。レストアされたボディーにデッドストックのレイヨットフォグランプを装填。やはりグリーンカラーにはイエロのフォグランプは良く似合います。
内装の張替え
シートとダッシュ上下の張替え。浅いタンカラーがオリーブグレイの車体に良く馴染みます。
トノカバーの張替え
シート生地に合わせてトノカバーの張替えも追加。トランクの目隠しでもあり、さらに荷台にもなる、一石二鳥なるオプション。
S様、この度はPAOトラディショナル納車、誠におめでとうございました。長くご使用頂けます様に整備に力を入れて製作差し上げました。今後も、メンテナンス等にご協力させて頂きたいと思いますので、何卒よろしくお願い申し上げます。またお土産も頂き感謝申し上げます。
今日はコレマデ。
本日の名言
幸福人とは過去の自分の生涯から満足だけを記憶している人々であり、
不幸人とはそれの反対を記憶している人々である。
by萩原朔太郎
大江広元と毛利氏
鎌倉殿の13人、NHK大河ドラマはとても人気を博しているが、頼朝の家臣である大江広元は実に毛利氏の御先祖なのである。頼朝亡き後、鎌倉では北条氏が実権を握る事となるわけであるが、大江広元も政所別当でありナンバー2の座に君臨するのであって、その後広元の四男、季光が毛利氏を名乗るのである。これが毛利の始まりであり、毛利のルーツは鎌倉だと言える。
ラシーントラベラー 右舷前方姿見
この度は、山口県周南市にお住いのO様の元へお届けに上がりました、ラシーントラベラーをご覧頂きます。サンドベージュ色のラシーンは、ボディーのレストアが行われ、オールペイント。バンパーやグリル、ドアミラー、ドアのアウターハンドルなどはボディー色に、ルーフレールやホイール、リヤのステー等はブラックペイントとなり、マイルドなカスタマイズ。やり過ぎた感覚も無く、自然体に魅せている。
モケットシートとウッドハンドル
グリーンのモケットシートにウッドハンドルがファニチャー感があってとてもCOOL。これぞ往年のデザイン。
ラシーントラベラー 後方妻姿見
タイヤカバーはジャーマントップ生地を用いたブラック仕様。とてもシンプルなラシーンが好感である。
ラシーンと記念撮影
この度はO様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございました。長らくお待ち頂き、またお土産まで頂き心より感謝申し上げます。長くお使い頂けます様に整備に力を入れましたので、相棒として大切にして頂ければ幸いです。
今日はコレマデ。
本日の名言
道を歩いてつまづくのはありがちなことだ。
少しも気にすることはない。
by毛利元就
いつものルート58
とかくに沖縄は暑いと思いきや、昨今は沖縄は34度を超える事も少なく、避暑地化しているのである。東京や大阪、名古屋、福岡でも35度以上はざらであり、温暖化の影響がひしひしと体に伝わってくる。しかし、日差しは沖縄の方がはるかに射しており、本州より赤道に近い事が伺える。そんな日差しの中、ブルーシールの看板はさわやかな貿易風をたなびかせ、PAOをそっと停めてみれば、必ず撮影してしまう訳である。
PAOトラディショナル 左舷前方姿見
この度は、沖縄県浦添市にお住いのK様の元へお届けに上がりました、PAOトラディショナルをご覧頂きたい。ボディーは上物のクリアを使用してオールペンが行われ、日差し対策も万全。キャンバストップにはジャーマンがあつらわれ、ガラスにはUVカットフィルム、ゴム類の交換を含め、沖縄仕様として製作が進められた。
PAOトラディショナル 平姿見
とても美しいフォルムである。ボディーの仕上がりの良さも見て取れる。ピカピカなPAOである。
PAOトラディショナル 右舷後方姿見
やはり質の良い塗料を使用してペイントすると、光が射した時の表情が美しい。テールランプ類もUVカットを行い、表面がざらざらし難いように加工が施されている。
内装の張替え
アンダートレイとシートのカラ―リングはとてもシンプルでありモダンである。SWで使用するマテリアルは世界的にも最高品質であり、この素材は他ではなかなか手に入らない。
何気なく100Vコンセントは可愛らしい。
やんばるにPAOで冒険がしたい。
この度はK様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございます。沖縄仕様で製作差し上げました。長くお乗り頂けます様に各部の部品交換などもこだわりましたので、お楽しみ頂ければ幸いです。また、沢山のお土産を頂き、心より感謝申し上げます。それでは、またお邪魔致しますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
今日はコレマデ。
本日の名言
人間は神が創ったということは僕は信じられない。
神が創ったものとしては人間は無情すぎ、不完全すぎる。
しかし自然が生んだとしたら、あまりに傑作すぎるように思えるのだ。
by武者小路実篤
有ろじより 無ろじへ帰る 一休み 雨ふらば降れ 風ふかば吹け
一休さんの名前の由来である。京田辺には一休寺があり、一休さんはココで安らかに眠っている。テレビマンガでは足利義満公との問答が面白い訳であるが、実は一休さん、足利義満の血を引いているだとも云われている。現在、大河ドラマ鎌倉殿の13人が人気を博しているが、その時代のあと室町時代の事であり、時代は刻々と変化してゆくのである。しかし、一休さんのお寺はとても広大で、美しくあり、拝観を是非オススメする。
PAOトラディショナル 一休寺
この度は、京都府京田辺市にお住いのS様の元へお届けに上がりました、PAOトラディショナル、オリーブグレイをご覧頂きたい。内外装はオリジナルを踏襲して塗装が行われ、ピカピカである。
ダッシュ廻りの化粧
吹出し口もやり直し、アンダートレイも張直し、とても綺麗な仕上がりである。
内装の張替え
オーナーの思いのカラーに張り替えられたシート。特別なレザーを使用しており、アイボリーのマテリアルも汚れにくい。シートの硬さも調整が施されている。
PAOトラディショナル 右舷後方姿見
リヤビューは見惚れてしまう。
PAOちゃんと記念撮影
この度はS様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございます。製作時間を沢山頂き本当に有難うございました。また、素敵なお土産までいただき恐悦至極に存じます。末永くお乗り頂けます様に、サポート差し上げたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
今日はコレマデ。
本日の名言
南無釈迦じゃ 娑婆じゃ地獄じゃ
苦じゃ楽じゃ どうじゃこうじゃと いうが愚かじゃ
by一休
梅雨のラシーン
わたしが小さな頃、すでに40年も前の話であるが、梅雨となると毎日しとしと雨が降り続いたものである。昨今の梅雨は中休みが多く、このブログを書いている今は太陽が雲間より顔をのぞかせている。おそろしくも気候変動を感じざるを得ない訳である。また近年まで、北海道には梅雨というものが無かったのだが、遂に北海道も梅雨入りするという事態になり、いよいよ温暖化の影響は否めない。しかしながら、恐竜が生きていた時代は二酸化炭素は現代より20倍、平均気温は7度も高かった。だから、あくまでも人間の基準という、とても勝手な話なのである。現に二酸化炭素が多く暖かいと植物は喜び、そして繁栄するだろう。いかに人間の都合というフィルターを通してこの世の中を生きているか、考えさせられる訳である。
ラシーントラベラー 左舷前方姿見
この度は、栃木県小山市にお住いのO様の元へお届けにあがりました、ラシーントラベラーをご覧頂きます。ライトブルーという名の空色のラシーン。外装はほぼ純正を踏襲したカラーリング。リヤのステーや背面タイヤカバーはオーナーのセンスで可愛らしくアプローチ。
ウッドハンドル ウッドパネル モケットシート
内装は茶系のカラー。ナルディウッドやウッドパネルはようやく入荷し、組み込むことが可能となった。
フロントフェース
バンパーや、フロントグリルなどもリペイントが行われる。お色直しが行われる事によって、また長く使用に耐えるというわけだ。
タイヤカバーの張替え
今回は、タイヤカバーのパイピングとボディー側のステーのカラーを統一して可愛らしくアレンジ。オーナーの細かな要望にもお応えできますように、心掛けております。
この度はO様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございました。また、素敵なお土産まで頂き、恐悦至極に存じます。それでは、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
今日はコレマデ。
本日の名言
すべて八分目。
by小林一三
フォルツァリードの避弾経始
これである。リヤスペアタイヤを取り外したフォルツァの佇まいは、なんとも美しいではないか。リヤハッチの避弾経始が一般的なラシーンより深く、これもまた味わい深い。ホイールは小径のオフセットのある物を使用し、オーバーフェンダーの張り出しが小憎く、ここがまるで東欧のような、そんな貿易風を感じる事が出来る。このようなフォルツァの造形を最大限引き出したモデルが、フォルツァリードである。
フォルツァリード
この度は、大阪府堺市にお住いのO様に納車されましたフォルツァリードをご覧頂きたいと思います。ボディーはレストアが行われ、SWでオールペイント。バンパーやオーバーフェンダーなど、拘りのブラックペイントで仕上げ、何とも色気のあるフォルツァである。
フロントフェース
フロント廻りの変更は、ウィンカーをホワイトからアンバーレンズに。バンパーの下部のアンダーガードをシルバーカラーに。グリルなど細かな彩色も加え、風情が増す。
内装の張替え
今回はグレイのモケットシートに張替えが行われ、ハンドルはナルディではなく、すこし太めのウッドに。外装のカラーともCOOLにまとまっている。
ホイールは小径 14inch
また、リヤのスペアタイヤのステーの取り外しの際に、バンパーもスムーシング加工を施しすっきりした。フェンダ等はすべて脱着して塗装が行われており、細部の拘りによってクルマの表情に与える影響は大きいのである。
フォルツァリードの姿見
フォルツァリードと記念撮影。
この度はO様、ラシーンフォルツァリード納車誠におめでとうございます。パオからの乗り換えという事で、また新しい気分でラシーンをお乗り頂ける事を嬉しく思います。しかし、このように美しい車両を製作させて頂き感謝申し上げます。
今日はコレマデ。
本日の名言
変化こそ唯一の永遠である
by岡倉天心