パオの負圧ホース交換の巻!!

おっす おら 孫ウェル!(孫悟空 風)
どもども、毎度お世話になります。
この頃、何とか風というのがマイブームで御座いまして、
今日はドラゴンボールの孫悟空風で御座いました。
孫は関係有りませんな。
さてさて、今回もパオの整備で御座います。
パオばっかりで〜ラシーンもやってくださいよ〜と言われました。
来週はラシーンをまたまたアップ致しましょう。
今日はパオの負圧ホースの交換を皆様と一緒にお勉強致しましょう!
ちまたのパオちゃんたちのエンジンが〜調子〜悪いわ〜と
聞くことが御座いますが〜、この負圧ホースがだめになったら
メチャエンジンの調子悪くなります。

エアクリーナーボックスをごっそり取らないとホース類は交換出来ない!
不具合ですが、下記内容のような症状が出ます。
アイドリングが不安定になる。
エンジンが止まりそうになる。
水温が上がりすぎる。
走行中にアクセル一定なのに大きくばたばたボディーが揺れる。
などなど、人間の五感で感じられる部分で御座います。
まあ感じない人はウェルと同じ鈍感というものですなぁ〜。
この負圧ホースとはいったい何者なのかと、申しますと
エンジンの吸入圧力(負圧)を利用し、各パーツを動かしているので
御座います。
大きな例であれば、ブレーキ!!
負圧を利用し、ブレーキペダルの踏む力を軽減させている。
その他、エアコン作動時やヘッドランプ点等時のアイドリングアップや
点火時期の進角やら、まあ色々あります。

キャブの左側

キャブの右側
各箇所に負圧のホースがいきわたっていますが、
全て交換しないといけません。

ホース先端がチギレてここからエアーを吸ってしまう。
今日のお話は難しいですが、ようはこのゴムホース内は負圧状態
になっておるのに、亀裂から空気をすってしまい、
キャブレーターから噴射されたガソリン(混合気)の
比率が変わり、結果エンジンがきっちり爆発できなくなるという。
なんとも、ウェルは今回国語が苦手なのが良く解かりました。
もう一回違った角度からお伝え致します。
エンジンは混合気(ガソリンと空気のミックスされた物)に点火
して燃焼させて動力を得ています。
その混合気という物はガソリンと空気の比率が決まっており、
キャブレーター内で調整されております。
しかし、この負圧ホースから空気を吸ってしまうと、
混合気の比率が変わってしまい、きっちりした燃焼が行えなく
なり、エンジンが不調になるわけ!!
専門用語で二次エアーを吸うと言う。
は〜しんど。書いてて、脳みそが筋肉痛になりました。

内径4mmのホースが3M、内径3mmのホースが約1MあればOK
↑このホース(耐油性)を切って作るのです。

エアクリーナーBOX裏に内径4mmのホースがコレだけある。

キャブの右から左へは内径4mmのホースがコレだけある。
また、要所要所に分岐があり、この分岐は向きが御座います。
なので、組まれている状態をきっちり把握しておかないと、
あとでなんか調子わるいな〜ってな事にもなりますので
お気をつけ下さい。

キャブレーター向かって右に内径3mmホースがコレだけある。
以上の点数が御座いますが、もうほとんどの車両は
交換しないと亀裂や、破けが御座いますので、
ボンネットを開けていただき、負圧ホースの付け根にクラックが
入っていれば全て交換いたしましょう!!
今日は解かりましたでしょうか?
ちょっと難しかったかもしれませんが〜もっと知りたい方は、
スピードウェルへ遊びに来てくださいね!
ではでは〜
本日の名言
やりたいことがあるのなら
やらねば必ず後悔するだろう

そうです。私達は健康であるが故、今の一秒を無駄に
生きているのです。
いろんなことをやって、それが失敗しようが成功しようが〜
やることに意義があるのです。
明日からなんでもどんど〜んチャレンジ致しましょう!!

パオのカムシャフト、クランクシャフトオイルシールの巻

ウェルで御座います。(サザエさん風)
本日は昨日のデフサイドオイルシールの続きのような〜
感じで、カムシャフトと、クランクシャフトのオイルシールの
交換の巻で御座います。
さてさて本日も皆様と一緒にお勉強致しましょう!
まずカムシャフトとはなんぞやと申しますと、
エンジンの吸排気の弁を作動させているシャフトの事で御座います。
このシャフトを回すと吸気と排気の弁が動くので御座います。
お次にクランクシャフトとは何ぞや、と申しますと
エンジンの主軸で御座います。ピストンが、上下運動しまして
この運動を回転運動へと変換しているのがクランクシャフト。

カムシャフトのオイルシールが見える。
↑この写真は交換後撮影致しましたが、めちゃめちゃオイルが漏れて
おりました。
タイミングベルト交換の際には必ず交換しないといけません。
カム、クランク両者のオイルシールはタイミングベルトを
外さないと交換することが出来ませんので、タイミングベルト
交換時に同時交換して頂かないと後で漏れ出したら
オイルシール交換だけのために、またタイミングベルトを外さなければ
いけないという、まさに二度手間で御座います。

クランクシャフトのオイルシール。下にオイルのカスがこびり付いている
この車両は走行約8万Kmの物です。昨日は4万Kmのパオの
オイルシールを交換していたのですが、これまた8万km
のエンジンと変わらず漏れておりました。
走行距離が浅いからといって交換しなくても良いと言うものでも
御座いませんね!!

特殊工具を使ってオイルシールを抜いたところ。

カムとクランクの両シャフトのオイルシールは同じものである。
パオをご購入時はカム、クランクシャフトのオイルシールは
交換していないと、後々いたい出費ですぞ!!
当社では走行距離に関わらず全車、カム&クランクオイルシールは
交換してからの納車になります。
少なからずも安心して頂けると思いますが、その他オイルパンパッキン
やら、ウォーターポンプやら、いろいろごそっと交換しないと
いけませんね!
でも、一般的に中古屋さんってこんなところ整備してくらはるん
ですかね。

クランクシャフトオイルシールを新品に入れ替えた状態
今日もかなり地味なお話になりましたが、最近オイル漏れが気になる
というあなた、パオに向かって左側下からの茶色いオイル漏れが
ある場合は今日のご紹介致しました、カム&クランクシャフトの
オイルシールが漏れている可能性大で御座います。
このカムシャフト、クランクシャフトからのオイル漏れは、
いきなりドバッ〜とオイルが漏れてくるようなものでも
御座いませんので、早急な対策を取る方も少ないようですが、
漏れがひどい時には、タイミングベルトにオイルが付着し、
ベルト自体にかなりの劣化を引き起こす要因にもなりますので
お気をつけ下さい。
本日のおさらいを致しましょう!
タイミングベルトの交換するときは
オイルシールもウォーターポンプも
タイミングテンショナーベアリングも
一緒に交換する事〜。
それでは、また明日お会いしましょう!!
本日の名言
有漏路より 無漏路へ帰る 一休み
雨降らば降れ 風吹かば吹け

うろじとはこの世の事で、むろじとはあの世の事で御座います。
訳しますと、まあこの世からあの世に帰るまでの一休みやねんし〜
雨降っても、風吹いても、どないなとなっても〜よろしんちゃいまっか〜
というようなアバウトな言葉で御座います。これは一休さんが言いました。
さすが一休さんで御座います。心が大らかと言いますか、
この現代にもコレぐらいの考えで大きく背伸びして過ごしたいもの
で御座います。
キリキリ悩んで、胃が痛いあなた、一休さんとひとやすみ致しましょう。

パオのATF(オートマチックフルード)漏れの巻

こんばんちは〜ウェルで御座います。
本日も小春日和で御座いましたなぁ〜。
ウェルも厚着をしておりましたので、えらい汗をかきました。
だんだん春が近づいておりますね!
お花見をしながら団子でも食べたいものです。
さてさて、本日はパオのオートマチックフルード漏れの修理を
ご紹介致しましょう。
オートマチックフルードとはなんぞや、と申しますと
いわゆるミッションオイルのことで御座います。
MT、AT共にミッションにはオイルが入っておりますが、
両者別物のオイルが入っております。
特にオートマチックフルードは漏れなどを起こすと、
ATのミッションの作動が悪くなり、動けなくなる事もあります。
今回の漏れの場所は、デフサイドオイルシールから!!

デフサイド(ドライブシャフトの付け根)オイルシールからの漏れを確認
↑デフという物はミッションからの動力を左右のタイヤに分配する
装置の事で、ココにドライブシャフトが挿入されています。

コレがドライブシャフトのデフに挿入する部分!
↑写真をご覧下さい。このシャフトがミッションケースのデフに挿入
されております。

ドライブシャフトがこの中心に挿入されている。
↑この写真ではオイルシールを外した後なので確認出来ませんが、
内円にオイルシールが取り付けられており、このシールが劣化すると
ミッションオイルの漏れを起こすので御座います。
また、今回は劣化したオイルシール自体には、すでに弾力なども無く
カチンコチンな状態で、そりゃ〜オイルもれるわ〜ってな具合。
でも、そろそろ皆様のお乗りのパオちゃんもこんな所も
車検ではチェックして欲しいものですなぁ〜。

これが新品のデフサイドオイルシール!
ATミッションでもMTミッションでも、この部分からのオイル漏れは
起きやすく、漏れが見つかればすぐに対策(修理)しないといけません。

デフサイドシールを交換致しました。
また今回はATFもついでに交換致しました。
もし、漏れながらずっと乗り続けているとどうなるかと申しますと、
おおかたATのミッションが滑り出します。
取り返しの付かない状態になる前に早めに対策致しましょうね!
今日はコレまで〜
本日の名言
行動となって現れないような思考は無用である
考えることは誰しも出来ますが、それを行動に移す事が出来るか、
出来ないか、それが一番重要でございますなぁ〜。
また知り合いがこんな事を言っていました。
出来なかったと言うのは責任逃れで、やらなかったと言いなさい、、、と

大阪府 T様 ラシーン納車おめでとう御座います!!

どもども、ウェルで御座います。
日曜日はお日柄も良く、またまたラシーンを納車させて頂きました。
今回は大阪府のT様のラシーンで御座います。

シダーグリーンにオールペンされたラシーン!T様もさわやかなお方です。
基本的にシダーグリーンのラシーンは少なく、オールペンでお造りして
おります。
ボディーもリフレッシュさせてあげ、きっちり整備も施せば
かなり気持ちの良いお車に大変身致します。
今回の内装はラシーンのパネル類に一番近く、またそれより暖かい
色で張替え致しました。
ちなみに、当社の張替えシートを簡易的カブセタイプとお間違えに
なられている方もいると思います。
しかし、当社のシートは丹念に一台づつ張替えしておるので御座います!

こちらは50シリーズ。張替えには想像を超える時間と根気が入る。
今回はシート生地は一色でございますが、縁にパイピングが施して
あり、それはシダーグリーンに近いカラーでお造り致しました。

こんなところにシダーグリーン色が隠れております。
色々なお客様の個性が出て、良き事でございますなぁ〜。
今回はシート生地下に約10mmのスポンジを追加してお造り致しました
ので、また軟らかく体を包み込むような肌触りで御座いました。

スタンダードなデザインってな具合に品良くおさまっている。
なかなか、シンプルな中に個性が隠れており素敵な一台に
仕上がりました。
出来上がらないと最終のイメージが合わないので、
シートカラーをお決め頂くのはなかなか難しい事ですが、
悩めば悩むほど味が出てくるので御座います。
T様、ラシーン納車おめでとう御座いました。
本日の名言
太陽が輝くかぎり 希望もまた輝く
そうですな〜青春のような甘い言葉で御座いますが、
初心の頃を思い起こせば何事にも
後先の事など考えずチャレンジしていました。
あの心は忘れたくないものでございます。

奈良県 S様 納車おめでとう御座います!

どもども、ウェルで御座います。
今日は一日はれるや〜で御座いました。
皆様は休日如何お過ごしでしょうか!
週休二日制という物は本当に良くも悪くもあります。
アメリカの陰謀でもあります。
日本人を働かせなくさせて、経済を監視しているので御座いましょう。
なので、スピードウェルは週休二日では有りません。残念。
さて、今日は奈良県からお越しのS様のラシーンを納車させて頂きました。

スピードウェルのハイラインで御座います。
以前からブログでもちょくちょく登場しておりましたが、
今日、ハレテS様の元へ。
丸目のヘッドライトに変換し、ツートンカラーにリペイント。
それだけでは御座いません。
内装も大きく手を施しております。
S様はかなりこだわられ、高い次元でバランスがとれておりました。

ハンドルはブラウンに、しかも革巻きも施してある。
この革製のグリップは最高です。ハンドルを持ったら、手がとろけ
落ちるぐらい、しんなりしております。

おお〜、ATシフトノブにも革巻きを採用致しました。
常に密着する部分は質感、さわり心地など重要で御座います。
この良さが道具としても、相棒としても通用するのでしょう。

室内を撮影。
メーターパネルや、センターコンソールも外装色と同色にペイントを
施し、シートも仕立て上げました。
また、S様が今回シートのカラーを想像するために、
ご自身でサンプルをお造りになられたのでご紹介致しましょう。

粘土細工で御座います。直径4cmくらいの大きさ!
イメージ通りに仕上がりとてもお喜び頂けました。
またこのS様のお車はかなりお洒落なコダワリが御座います。
それは、リヤトランクカーゴのマット!!
チラリズムとでも言いましょうか?
カーペットマットのカラー変更するという事であります。
当初は、マット生地を探すところから始まり、分厚さや
質感など色々な要素を踏まえカラーサンプルをご用意致しまして、
お決め頂き製作致しました。

トランクをオープンしないと解からないのですが、淡いピンク色で仕上げる
そうです、こんな所にまで手が加わっております。
いろんなアレンジも可能でございますなぁ〜。
S様には感謝致しております。
また、ご購入頂いたのにもかかわらず、粘土細工で名刺ケースまで
作って頂き、またまた感謝感謝で御座います。

SW。スピードウェルの頭文字入り。
名刺ケースとお気持ち、一生大切に致します。
本当に納車おめでとう御座いました。
本日の名言
明日にしようと思う馬鹿者
今日でさえ遅すぎる
賢者は もう 
昨日済ましているのである

あちゃちゃ〜、お見積り等でお問い合わせ頂きました、お客様には
誠にご迷惑おかけしておりますが、順次ご返信させて頂いております。
中には多少のお時間頂く場合も御座いますのでどうぞ宜しくお願い
申し上げます。
おお〜スピードウェルさんは本当にこの言葉をどう思われているの
でしょうね〜。脱帽で御座います。
本当に胸を衝かれるようなお言葉で御座いました!!

パオのメーター球を明るくする巻 Vol,2

ちは〜ウェルです!
今日も相変わらず地球はぐるぐる回っておりますが、
皆様は如何お過ごしでしょうか。
さてさて、先日にパオのメーター球を明るくする方法を
ご紹介させて頂いておりましたが、実験をするのを
忘れておりました!!
やり方だけ書いて、答えをださんとはけしからんブログで
御座いますなぁ〜。
ごぬん!
いやいや、ごめんで御座います。
誤字脱字が多いブログでは御座いますが最後までご覧下さい。
さて、3月1日のブログのおさらいですが、
メーターを外し裏のソケットを取り外し、球を交換するので
御座います。

左右の2箇所のソケットを外します。左回しで外れます。

ソケットにウエッジ球を取替えた状態!
↑の写真で解かると思いますが、差し替えだけでOK牧場。Byガッツ石松
で、ここまでは前回にご紹介させて頂きましたが、
あまりにも反響がありましたので、どれぐらい変わるのか
ご覧頂きましょう。
今回はカメラも同じ条件で同じ時間、同じ角度、で撮影いたしましたので
全くタコ様、いや、、いかさまは致しておりません。
まず、純正の場合で御座います。

ほうほう、このレトロ感がたまらないのですが、見難いのが難点!
でレイブリックの白色球に交換した場合をご覧頂きましょう。

おお〜めたんこ明るくなりましたね!
なんと、文字がめちゃ読めるではありませんか!
どんぐりめがねをかけているウェルでも読めます。
確実に明るくなりましたね〜。これはまいった。
こんな感じにビフォー、アフターで御座います。
これは3月1日のブログをご覧頂ければ、簡単に出来ると思いますので
一度、試して頂ければ、またパオの良さを味わって頂けると
思うしだいで御座います。
それでは今日はこれまで〜
本日の名言
何事も現状維持では
後退するばかりである

そうです。地球は毎日ぐるぐる回って常に未来へ向かっています。
同じように未来へ進んでいかないと、後退するばかりで御座いますなぁ。
一日一歩前進するだけで良いのではありますが、この一歩もかなり
重き一歩で御座いましょう。
さて、皆様は明日どのような一歩を踏み出されますのでしょうか。

長編。音響改善〜ラシーンのドア防振処理の巻!!

毎度、ご覧頂き有難う御座います。
ウェルです。
昨日は寒かったですね〜。三寒四温でございますな〜。
さてさて、3月は会社などは一年の締め括りの時期。
皆様もお忙しくされておると思いますが、ウェルもなかなか
忙しく、ブログのアップが少し遅れているのでごめんなさいね!
今日はラシーンのドアの防振処理をご紹介致しましょう。
なんでドアの防振処理を施すかと申しますと、今回はオーディオ
の音響を整えるという事が目的で御座います。
なんか純正の音はいまいちだな〜とお思いの方もおられると思いますが、
スピーカーを交換しよう〜とするのが順当だと皆様もお思いでもしょう。
しかし、スピーカーをいくら高い物に交換しても、本質的には
音の良さは改善されません!!
まずスピーカーを鳴らしきる環境を整えるという事こそが大事で
あります。

ラシーンの内張りの様子。
↑この内張りの外し方ですが、左右端に2箇所ずつプラスチックの
スクリューが御座います。これを外し、お次は下側に3本スクリュー
が御座います。コレも外してください。
あとちょうどドアの取っ手のところに目隠しされたふたが御座いまして
コレをマイナスドライバーでこじってあげれば、スクリューが一本
だけ御座います。
ねじ類は以上しか留まっておりません。

ドアノブ裏のパネルは力をかけて引っ張ると外れる。

パワーウィンドウスイッチパネルは前、中、後にクリップで留まっている
↑このクリップの位置は上の写真をご覧ください。真ん中に大きな
穴が2箇所開いてますが、それより前と後に小さな穴が一つずつ。
それと二つの大きな穴の間に一つクリップがはまりこんでいますので、
スイッチパネル下に細いマイナスドライバーを忍び込ませて、
クイッと、てこの原理でスイッチパネルを持ち上げて頂ければ
簡単に外れます。(力ずくで外したらパネルが割れます)
以上の点を全て分解できましたら、ドアガラスを一番下まで
下げてください。
次に内張り下の端から手前に少しだけ引っ張ってあげれば
中のピンが外れます。
さすれば内張りを上へ持ち上げると外す事が可能で御座います。

内張りを外すとこんな状態で御座います。
お次は、中のビニールを外してください。もう使いません。
ブチルテープという黒いねばねばした物で留まっていますので
なるべく手に付かないように気をつけたほうが良いでしょう。

ビニールを外した様子。
さてさて今回は防振処理という事で、このようなデッドニングキット
として販売されている物をご紹介しましょう。

デッドニングキットとして販売されている。約13000円のモノ。
↑左からスポンジ生地、ドア中パネル用生地、ドア外パネル用生地、
スポンジテープ、脱脂綿の順です。
?まず脱脂綿でドアの中パネルを綺麗にして下さい。

せっせこ中のパネルを拭くので御座る。
?ドア中パネル用生地をある程度張りやすいようにカットし熱で暖める

熱を加える事により、より高い密着が可能となる。
?ドア中パネルの骨に当たらないように分割して生地を張る。

サービスホールから手をいれドア中に一面生地を張る。
?スピーカーホール廻りを重点的にスポンジ生地をカットして張る。

スピーカーから出た音を乱反射させないための吸音の効果があるのです。
?ロッド類にコルゲートチューブを巻く。

ドアの内側から外側に出るロッド類にコルゲートチューブを装着!!
?ドア外パネル用生地をサービスホールの型を取り、カットして張る。

ドア外パネルも脱脂綿で汚れを落とし、生地に熱を加えて密着を良く
させ、貼り付けて下さい。
?スポンジテープをスピーカーの外周にそって貼り付ける!!
以上が全ての工程になります。
コレを施すと、確実にドアを閉めた時の音まで高級になります。
今まで<バン>っと音が鳴っていたのが、<ドンビジェっ>
見たいな重厚な音に変化致します。
スピーカー自体もドアがエンクロージャー(箱)になり、
本領発揮できる事でしょう。
オーディオサウンドも劇的な変化が生まれました。
まず低音。ぼわぼわしていたのが、タイトなベースサウンド!
しっかりした粒のある音になり、ビートも効いてます!
次にボーカル域。はっきりした音量が得られ、聞き取りやすく
なりました。
高音はどうしても、指向性(直線的にのびる)ため、防振では
はっきりした変化は生まれませんが、裏に吸音スポンジを張った
おかげで、ノイズがなくなりました!!
凄い、凄すぎる。
今回は基本的な事なので、まだまだ防振を追求していく事も
可能で御座いますが、まずは第一歩を踏み出してみては
如何でしょか!
今回はデッドニングを中心にご紹介致しました〜。
本日は迷言
NOミュージック NOカーライフ
いやいや、BYスピードウェルレコーズとでも申しましょうか。
音にこだわれば、答えは見つかりません。
人により好きなサウンドがあり、でも原音を忠実に再現という意味
であれば近づける事は可能でしょう。
本来の楽器の音を再現できたならそれほど臨場感のある物は御座い
ませんなぁ〜。
ウェルの車にはスピーカーが着いていませんがぁ、、、

滋賀県 K様 パオ納車おめでとう御座います。

ども、ウェルです。
今日は滋賀県の野洲市にお住まいのK様のご自宅へ
パオを納車させて頂きました〜。
野洲市は何度とお邪魔した事は御座いますが、平家物語でも有名で
源義経が鎌倉から京に向かう途中、平家最後の総大将
宗盛とその子清宗を斬った平家終焉の地でもあります。
さてさて、歴史と赴きのあるこの町に、また一台パオが
走る事となり、K様には感謝しております。

撮影前には吹雪いておりましたが、撮影時間に合わせピカーンと晴れ渡る
この日、この時を察知したように好天候に恵まれました。
今回の内装はベージュ一色という事で、Kオーナーは少し可愛く
なり過ぎるのかなと心配されたみたいですが、
いやいや〜出来てみればかなりレトロで良い出来栄え!

ウェル60デザインのシートで御座います。ヘッドレストは取り付けできる
イメージ通りに仕上がれば良いのですが、なかなか頭の中で考えている
だけでは実際の感じが解かりませんので、ただ今ホームページを
製作中で御座います。3月末にはご覧頂けると思います。

シルバーワイパーもかなりレトロ前!!

バンパーやグリル、などもリペイントを施しかなりレトロ前!
Kオーナーは男前で御座いました。
またオーナーズページにもアップさせて頂きます。
また今回はお邪魔さて頂いたにもかかわらず、お土産まで頂き
誠に有難う御座いました。

洋菓子の人気ブランド。クラブハリエのバウムクーヘン!!
おお〜会社に帰ってびっくり。こんな極上品をいただけるとは、
またまた感謝感謝で御座います。
ご遠方の方にはウェル自身が真心込めて納車にお伺い致しますので
どうぞ宜しくお願い致します。(当社は陸送会社に委託しません)
また、今回納車中に姫路からお越しのお客様がおられ、
ウェルが留守中でしたので、誠に申し訳ありませんでした。
この場をお借り致しましてお詫び申し上げます。
なかなか皆様にご満足頂くという事は難しいもので御座いますなぁ。
精進致します。
本日は滋賀県野洲市のK様のパオ納車で御座いました!
ではでは
本日の名言
精神一到 何事か成らざらん
今日はコトワザで御座います。精神を一つに集中すれば
できないことは無いという言葉で御座います。
ウェルもこの言葉を信じ、皆様のご要望を成し遂げたいと
思う日々で御座います。

パオのキャンバストップ張替え茶色の巻

どうもオハコンバンチハ ウェルです〜。
今日もブログを書くのが遅くなりましたが〜お許しくだされ〜。
さてさて、今回はパオのキャンバストップ張替えの模様を
ご覧頂きましょう。前回は紺色のトップの張替えを行いましたが、
毎度毎度、違った視点からお届け致しましょう。
パオって雨漏りするのってよく耳にしますが、新車から一度も張替え
ていないキャンバストップであればしてもおかしくないでしょう。
また、中古車で現状の物をご購入なされるのも、いささか不安というより
やめたほうが良いかと思います。
まず、新車から一度も張替えられていないトップは生地が硬化して
開く事さえ困難で御座います。また無理やりあけようものなら、
ヒビが入り穴は開き、挙句の果てに閉まらない等、ふんだりけったり
で御座います。

穴こそ開いていないが、張替えしないといけません。
↑分解中にもぽろぽろ、ポロポロ〜っとキャンバス生地がはがれ
落ちていくので御座います。

長年の汚れが溜まっておりますな〜。
このトップの構造は2層になっており、雨音なども室内に聞こえにくい
構造で御座います。

隅々もクリーニングと調整を施し仕上げますのでご心配要りません。
しかしクリーニングだけで結構な時間もかかりますが〜
仕上がった時は満足感で満たされます。

キャンバストップと天張りの間の構造〜。
丈夫な骨が入っておりますのでオープンカーのトップとは全く異なり
ます。でも、めちゃんこ汚れているので御座います。
雑巾で拭き取りに約1時間、この後、各部分にグリスアップが施され
きっちり動作するか、確認を行います。

この骨の下にスライドレールが有り、特殊なグリスを塗布する。
ココまでが約半分の作業で御座います。
やっとココから生地の張替えが始まります。
生地と裏骨をくっつける作業ですがココからは企業秘密ですので
ご覧いただけませんが、できあがり〜。

製作時間は分解、組み付けを入れて約3時間。
スピードウェルでは幌の生地だけの販売も行っておりますが、
なかなかDIYで張替えされる方はおられないですなぁ〜。
少し難しいでしょうけれど、お試し下さい。

トップ裏の出来栄えもよろしいですなぁ〜。
結構こだわりと言うより、自己満足で作っているのかなと自分で
思うぐらい、気を使っています。
ここで、プチ情報で御座います。
今現状パオのキャンバストップにお乗りの方で、トップをあけようと
した所、バキバキ音が鳴るやら、途中でカチこんで動かなくなる事が
たまにあるという方に朗報で御座います。
この原因はキャンバスを前後させているモーターの取り付けボルトが
緩んでいる事が大きな原因で御座います。

モーターは3箇所で+頭のボルトで土台に留まっている。
スピードウェルでは全車、増し締め致しましてお造り致しております。
このボルトは10台あれば10台とも緩んでいます。
キャンバスをいちいち車から外さなくても、このボルトの増し締め
は可能ですので、後日にまたブログへ掲載致しましょう。

出来上がりの様子。パリパリの仕上がり!!

雨漏りの心配など全く御座いません!!
当社ではキャンバストップの生地は常時5色の販売をしておりますが、
別途ジャーマントップという生地でもお造りする事も可能で御座います。
でも茶色のトップは一番人気で御座いますなぁ〜。
あなたのお好みのカラーは何色でしょうか?
今日はコレまで〜。
本日の名言
歳月 人を待たず
そうです。友達や、家族、皆々待ってはくれますが、
歳、月、時間だけは待ってはくれません。本当に時間というものは
お金でも買えない物でもあります。
時計の針を見ていると、一秒ずつ過去に、また一秒ずつ未来へと
向かっている事が解かります。
皆様も明日はウェルと共に時間を大切に使ってみては如何でしょうか!

パオのオイルエレメント交換とラシーンのオイル交換の巻

皆様どうもどうも、ウェルです。
いやいや毎度ブログをご覧頂き有りがたい事で御座います。
日々パオ&ラシーンの整備に明け暮れておるのですが、
中でも気になる事をご紹介致しましょう!!
スピードウェルでは販売させて頂きます車両には整備を施すのですが
毎度毎度、オイルエレメントを交換する時に思うことが御座います。
それは、純正のオイルエレメントがほとんど使われていないと言う事
で御座います。エレメントは良い物もあれば、安物もあり、
異物やゴミ、汚れをきっちり吸着できる清浄作用がなければ
意味が御座いません。
やはり一番安心なのが純正パーツで御座いましょう。

パオ用の日産純正オイルエレメント!!結構でかいのである。
↑オイルエレメントはオイル交換の2回に1回の割合で交換するのが
順当である。
今回交換した車両にはサイズ違いのものが取り付けられており、
これも納得のいかないところで御座います。

口金が合うのでいろんなサイズのエレメントも取り付け可能だが、、、
たまにやたらと小さいエレメントが取り付けられている事もあり、
皆様のパオやラシーンは大丈夫でしょうか?
純正番号に順ずる、日産ブランドナンバー 15208-01B02 を使うか、
PITWORKブランドナンバー AY100-NS025 のモノをオススメ致します。

パオのオイルエレメントの取り付け場所。エンジンの後ろ側にある。
これはパオの下へもぐって見なければ容易におがむ事は出来ない。
おがむって〜なんかいやらしい言い方で御座いますね〜。
オイルエレメントを盗撮みたいな、オイルエレメントポロりんとか、
なんか馬鹿げた言い回しでは御座いますが、マイブームで御座います。
エレメントは社外品でも値段はほとんど変わらないので、
こんな所には日産純正というコダワリをもってみては如何でしょうか?
さてさてお次は本日、兵庫からご来店頂きましたG様の
ラシーンのオイル交換をご紹介致しましょう。

今回は2月のキャンペーンオイル、モチュール4100をチョイス。
そうです。だれが何と言おうとも良いオイルです。
ラシーンのジャッキアップポイントはフロントバンパー下にある。
パオも同じ様な所にジャッキアップポイントがある。
しかし現代の車にはこの場所にジャッキアップポイントが無い車が
大半。

この場所以外のところにジャッキを当てると、ボディーが凹むので御座る
ジャッキを上げていくと、車の正面を向かって左側下にエンジンの
オイルパンが見えてくる。
このオイルパンにエンジンオイルが貯められているので御座います。

中心の黒いケースがオイルパン。後中央に14mmのドレインボルトがある。
ドレインボルトを緩め、完全に取り外すとエンジンオイルが抜けます。
DIYでされる方は、固めるテンプルなどで処理するか、ホームセンター
などでオイルを捨てれるようにするパックが販売されているので
それらを使い、燃えるゴミの日に捨てましょう。
さてさて、オイルが良い感じに抜けたら、きっちりドレインボルトを
締め、お次はエンジンオイルを入れましょう。
(ドレインボルトは締めすぎると、ねじ山が悪くなりますので注意)

ヘッドカバー手前のふたを左回転させれば、オイルを入れることが出来る
エンジンオイルがきっちり交換されているお車と、そうでないお車の
見分け方に、ふたの裏の汚れ具合を見るという方法が御座います。
オイル交換不足のお車にはベトベトしたオイルの不純物のような
ものが付着しております。

黄色い引っ張れそうなものがオイルのレベルゲージ!!

HとLの間にオイルが入ってればOKだが、基本はHの位置までオイルを入れる
また、オイル交換とエレメント交換を同時にした時は、
エンジンをアイドリングさせた後にレベルゲージでオイル量を
確認致しましょう!
なぜかと言いますと、オイルエレメントにもオイルが溜まりますので、
エレメント交換時はそこにオイルが溜まっていないので、
その状態でオイルレベルを確認してしまうと、オイルエレメント分
少なく入れた事になりますなぁ〜。
またエレメントは手でぎゅっと締まるくらいの取り付けで良いと
言われる方も御座いますが〜そんなんじゃ漏れてきます。
今日はオイル交換にまつわるお話で御座いました。
ではでは
本日の名言
雨の降る日は 天気は悪い
兄じゃは ワシよりとしは上

今日は意味も無く、当たり前の事を書きましたが、
こんな不思議な言葉もたまにはよろしいでしょう。
只今、スピードウェルのメンバーズカードを作っており、
メンバー登録して頂くと、キャンペーン商品は期間後でも、
キャンペーン価格でご提供させて頂きますのでどうぞ
宜しくお願い致します。
また、カードのお申し込みは3月中旬にでもホームページでアップ
致しますのでご覧下さいね!