パオのMTシフトの戻り整備の巻

どうも〜お世話になります。
ウェルで御座います。
さてさて〜今週はパオ続きで御座いましたが〜、ラシーンも
もっと載せて〜という事なので、本日はラシーンと言いたい所で
すが、パオです。
なんじゃそら。
今回はパオのMT車のギヤチェンジシフトの、どの部分を調整するのかと
申しますと、シフトノブがニュートラル(中心位置)に戻る作用を
作っているスプリングの調整で御座います。
シフトノブは自然にニュートラル(中心)に戻ろうとする
力が働きますが、これは戻しのスプリング(リターンスプリング)
があるからなので御座いまして、このスプリングが無ければ、
シフトはグラグラするので御座います。
現在パオのマニュアル車をお乗りの方で、シフトが
中心に戻らないお車はココが調子悪いので御座いましょう。

リターンスプリングが外れている。
↑この写真を見ると、リターンスプリングを引っ掛ける穴が上の
座にあるのだが、引っ掛け穴がちぎれているのが解かる。
そうです、経年劣化と申しましょうか。シフトチェンジするたびに
スプリングにも力が加わり、付け根が磨耗し最終にはこんな状況
に陥ります。

穴がちぎれている様子。
今回は溶接で穴を修正し、しかも強めに肉もりを施すと致しましょう。

溶接した様子。少し多く肉盛りし、最終ドリルで穴を調整する。
なぜか今回はスプリングにも少しダメージがあったらしく、
正規の取り付けとは逆に取り付けするほうが収まりが良かったので
脱落防止の調整をし、スプリングの取り付けを逆に組み込みました。

本当は穴の向こう側からこちら側へスプリングを引っ掛けるので御座る。
まあ、再発防止のためにも、ストレス無く収まりが良いほうを
選択致します。
何でもかんでもマニュアル通りではないのが、また面白いのですなぁ〜。

仕上げには防錆塗料をさっと吹上げましたので、今後は錆びにくいかな!
どうしても溶接箇所は錆が浮きやすいので、防錆処理も怠りません。
見えないところだからこそ、こんな努力も必要なものでございますなぁ〜
さてさて、今回はメカニカル的なことで、あまり面白みは
御座いませんが、また皆様にお喜び頂けるようなモノを
考えておきます。
あと、こんなんやって欲しい〜なんか御座いましたらどしどし
メールを下さいませ!
ではでは
本日の名言
稽古とは一より習い十を知り
十よりかえるもとのその一

by千利休
いやいや何でも共通すると思いますが、初めて一を学びそれで十まで
知った時にまた一にもどればこそ、初めて学んだ一が本当に理解できる
というお言葉で御座います。
なんとも素晴らしいでは御座いませんか!しかも新しい発見にも
つながるやも知れません。千さん、ありがと〜ぅ。

岡山県 N様 パオ オールペイントの巻

どもども〜ウェルで御座います。
本日は朝から天気がよう御座いますが、ウェルは風邪を
こじらせております。
でも明日からまた雨だとか、、、まあ桜の満開の頃に
雨がふるよりマシで御座いますが。
さて、今回はスピードウェルのパオのオールペイントを
ご紹介致しましょう!!

元はアクアグレイのカラーのお車で御座いますが、変身致します。
パオの場合、内外装全て同色のため、全部塗らなくてはなりません。
たまに外装だけペイントする場合が御座いますが、これは
元の色をリフレッシュする時位でしょう。
内装パーツはくまなく外し、一から組み上げていくという
想像を絶するようなパーツ群の少しをご覧頂きましょう。

内装はつや消しのような純正に近い風合いを追求致しております。
↑ドアパネル、メーターパネルなども外して塗装致します。
また、塗装肌まで純正に近いように仕上げておりますので、
結構いけますよ!!

ウェルが組み間違えが一つ御座います。さてどれでしょ!
↑皆様お解かりになりましたでしょうか、一つだけ組み間違え
致しました。
さてさて、あなたは真のパオラーであるのか、ためし所で御座います。
はい、残念!!
実はブレーキランプとウィンカーランプの位置が逆で御座います。
N様ご心配なく、組直し致します。
さてさて、こんな見えないところまできっちり塗っているのが
スピードウェルのオールペンで御座います。

スペアハウスやさらにシート下も、全く見えないところまで、
手を施しておりますので、ご安心下さい。

メーターパネルを組みつけている様子!!
純正のアイボリーのパオであれば、ハンドルはオフブラックで御座いますが
好きな方は少ないみたいです。よく、アイボリーのパオをご購入される
際に、ハンドルをアイボリーに変えられますか?っと質問されます。
ウェルはどちらかと言いますとオジサンなのでブラックが好みなのですが
やはりオジサンの考えはオヤジ臭いという事で御座いましょう。
アイボリーのハンドルが人気有ります。
また、オフブラックのハンドルをアイボリーに変換は可能で御座います。

さて、グリル、バンパーを組み付ければ外装は終了!!
元がアクアグレイという事を誰が解かりましょうか?
N様、かなり仕上がって来ておりますので、もう少々お待ち下さい。
真心込めてお届けに上がります。
さてさて、皆様のパオ、ラシーンを再生するメニューを
今月末から来月頭にかけてホームページにアップ致します。
少ないご予算でも、可能な限り努力致しますので、
ご覧くださいね!!
ではでは
本日の名言
あれこれ言うに及ばず
そうです、あれやこれやと言っている間があるのなら、
行動致しましょう!
出来ると信じてやったら良いのですよ。

スピードウェル オリジナル パオ用 ホットワイヤー プラグコード取付けの巻

パンパかパーン ウェルです!
本日は祝日という事でもあり、皆様は有意義にお過ごしに
なられましたでしょうか?
スピードウェルには祝日という文字は無く、お仕事で御座います。
さてさて、前回にスピードウェルがサン自動車工業様にお願い
致しまして、パオ用の点火チューンアイテム、
スピードウェルオリジナルのホットワイヤープラグコードを
お造り致しましたので、晴れてご紹介致しましょう!!
まずこのホットワイヤーとはいったい何者?という事でご紹介
致します。エンジンは常にガソリンと空気のミックスした物
(混合気)を燃焼させて動力を得ています。
この燃焼させるという事、しかも完全燃焼させるという事が
一番大切な事であり、実際ノーマルの状態では完全燃焼は
行えておりません。
という事で、完全燃焼させるために点火の力を強めるという
発想に至り、各チューニングパーツが販売されておるので御座います。
その代表的なものの一つとしましてプラグ、プラグコード、
イグニッションコイルなどで御座います。
(おいおい3つぐらい書いてるやんか〜)←突っ込み
まあ、今日は本当に驚かされましたので、ごちゃごちゃ言わず
参りましょう。

コレがスピードウェルホットワイヤープラグコード!!
ノーマル比300倍以上の点火を実現するという
↑この点火の力は伊達では有りませんでした。まあまあ
次へ進みます。

今回はスピードウェルの第一号車。
↑これはノーマルの状態で御座いますので、今から少しづつ
本気を出していきます。
チューニングというのは本来の意味では調整という言葉で御座います
が、なにやら改造みたいな意味合いで昨今は使っているようです。

さて皆様、何が変わったかお解かりになられますか?
↑なにも変わってないやん。いやいや、エアクリーナーの
吸い込み口が前方から助手席側に移設されました。
それに伴いクーラーの低圧ホースも移動いたしました。
ホットワイヤーが良く見えるように。
さて取り付けで御座いますが、このホットワイヤーのコードには
アース線が御座いまして、コレが一番重要なものなのですが、
エンジンブロックやボディーにアースしてあげれば良いのです。

おおーっと取付けられました。何も難しい事はありません。
でもただ取付けたわけでは有りません。見栄えも大切で御座います。
ウェルは旧車好きで、新しいパーツでも取り付けて楽しめて、
見ても楽しめる、という所をトコトン追求しております。

こんな感じで取り付けました。
実はアース線にもコダワリがあります。
これは裏技なので、本当は皆様にお見せしようか本当に迷いました。
スピードウェルの良さがココにあるからなので御座います。
しかしながら〜値打ちこくのもエエ加減にしとけと、
おかんに言われましたのでご覧頂きましょう。

おお〜、ビリビリきそうなアースの線では御座らぬか。しかもレトロ。
そうです。こんなところにレトロを出します。
黒電話の線みたいな〜感じです。
いや〜もう皆さん真似してください。
こういう技術も必要で御座いますなぁ〜。
これからまだまだレトロチューニングの世界を小出しに
していきますので〜お楽しみ下さい。
おおっと〜それではエンジンを回してみましょうか〜!!
ーーーーファーストインプレッションーーーー
すっ、すごす、すっすごすぎ
る。
なななにがって、エンジンのかかり具合は一発。
しかも、それだけで驚いてはいけません。
なななんと、アクセルをほんの少し開けただけなのに
レッドゾーンに入るくらい回る。
おいおい〜言い過ぎやろう。
それが、うそと言いたい所だが、レッドゾーンに入る事は無いが
かなり本当で御座います。
体感されたい方は今週末にでもスピードウェルに
お越しいただければエンジンかけて頂けます。
このパーツはエンジンにもう少し馬力あったらいいな〜とか、
燃費上がってくれーとか、かかりよくなれ〜、など
お思いの方には本当に最適なパーツですので是非お試し下さい。
なななんと〜4月のキャンペーン商品にも致しましょう。
どしどしご質問お待ちしております。
また、月曜日には燃費を測定致しますので、
ブログをお楽しみに!!
本日の名言
己の欲せざることは
人に施すことなかれ

そうです。自分がいやなものは人にしてはいけないという
当たり前な事で御座います。が〜なかなか人間という物は
腹黒く、なお欲深い。
しかし、己の欲せざることは人に施すことなかれ。
※レッドゾーンというのはMA10S型エンジンで 
約6500rpmから8000rpmで御座います。
あと、おかんに言われたというのはフィクションですので〜宜しくです。

兵庫県三木市 A様 ラシーン納車おめでとう御座います!

どもども〜ウェルで御座います。
もう桜のつぼみが大きくなってきましたなぁ〜。
春という物は日本人の心を本当にうまく掴んでおります。
別れあれば出会いあり、胸にしみる季節では御座いますね。
今回は兵庫県三木市にお住まいのA様のラシーンを
ご納車させて頂きました。
大阪から三木市までは車で約2時間というぐらいで御座いますが
ウェルは久しぶりに道に迷いました。

ご自宅に納車させて頂き、記念撮影!!
あいにくの雨で御座いましたが、無事到着。
A様はおうちのデザイナーをされており、
かなりお洒落なご自宅の模様。

モニターが自動でスライドする。DVDデッキ。
↑この位置にモニターがあると、少々エアコンの操作
がしにくいように感じますが、ボタン一つでモニターが
開閉するため、あまり難はないと思います。
特にナビを取り付ける時に悩むところで御座いますが、
大丈夫でしょう!

フロントシート!
今回は茶色のシートにパイピングがアイボリーという
形で御座いますが、このブルーのラシーンに
かなり似合っておりました!

リヤシートもパチリ!!
腰が深く座れるように加工しておりますので、
座り心地も抜群で御座います。

キーレスも取り付け!!
↑このキーレスはジャックナイフ型の物で、スペアと合わせて
二つご用意致します。
先日もブログでアップさせていただいた商品で御座います。
今月末にもホームページで詳しい内容をアップいたしますので
ご覧下さい!

タイヤカバーはシートと同じカラーで仕上げる!
↑タイヤカバーはパイピングこそブラックで御座いますが、
内外装トータルでカラーが合っているため統一感が出て
なんとも綺麗な一台になりました。
うぅーんこれもたった一台のお車の完成で御座います。
また手土産まで頂き感謝しております。

三木市の有名な和洋菓子で御座います。
中にカステラのようなしかも中に白あんが入っており、
しっとりしておりました。感謝感謝で御座います。
A様どうも有難う御座いました。
ラシーンご納車おめでとう御座います。
一ヶ月点検、お待ち申し上げます。
今回は兵庫県三木市のA様のラシーンご納車で御座いました!!
本日の名言
自由とは責任を意味するのである
そう自由とはどういう事かと申しますと、責任という事で御座いましょう。
昨今、幼児虐待や、育児放棄など本当に自由気ままな親がおりますが、
本当にけしからん事です。ウェルが助けれる物ならば助けてあげたい。
胸が痛みます。また反面、親だけが悪いのでは有りません。
おじいちゃんやおばあちゃん、みんなで子育てしてあげて下さい。
まわりがもっとしっかりしないといけない物でもありましょう。

ラシーン内装張替えの巻

毎度〜有難う御座います。
ニンニク臭いウェルで御座います。
昨日はお休みでニンニクをたくさん食べてしまい、
本日お越しのお客様方には大変ご迷惑おかけ致しました。
さてさて、今回のご紹介させて頂くラシーンは
ブラックに塗装された、愛知県名古屋市からお越しの
I様がオーナー、ブラックカラーが際立つラシーンで御座います。
純正では内装のイメージが少し違うという事で〜
スピードウェルのウェル50レザーシートに
張替えた瞬間をご覧頂きましょう!

バンパーからルーフレールまで全てブラックに統一された外装!
高級感漂うお車の中のシートがこの純正のシートでは〜
というオーナー曰く、自然に見える良さを出したいと
の事で今回はグレイ一色でお造り致しました。

羅針盤が描かれた純正シート!かなり奇抜なデザインで御座います。
↑このシートも日産のデザイナーはかなり試行錯誤された
事でしょう。ラシーンのイメージにはかなり合ってはいますが、
スピードウェルのラシーンのイメージはまた別物で御座います。
という事で、こんな感じに仕上がりました。

まずはフロントシート!ちょっとシャッター速度が速かった。
グレイ一色にすることで、あたかも純正であるかのような
風合いプラス、ワンランクもツーランクも上を行く高級感を
演出致しました。

リヤシートはこんな具合で御座います。
見た目も座り心地も重要で御座いますので、
一台一台、製作させて頂く段階でも毎回作業工程は変わり
常に、お客様に合わせるという体制をとっておりますので
今回も、I様にはお喜び頂き誠に感謝いたしております。
この張替えにあたり、また生地裏に細工も致しており、
コレが功を奏したので御座いましょう。
そのため若干の納期がずれた事をお詫び致します☆
あと、せっかく大阪までお越しいただいたという事で、
大阪といえばたこ焼きという事で〜食べて頂きました。
またご馳走させて頂きます!!
近畿圏外からのお越しのお客様も事前にお問い合わせ頂け
ましたら、たこ焼きをご用意いたしますので、
どうぞ、お気軽にお越し下さいね。
本日の名言
悲観主義者はすべての好機の中に困難をみつけ
楽観主義者はすべての困難の中に好機を見いだす

皆様のまわりにもなんでもマイナス要素を先に考えられる方は
おられますか?また、悲観的な方はこの機会に楽観的にお考え
くだされ〜。
これはウィンストン・チャーチル(昔のイギリスの首相)の
お言葉で御座いまして、イギリスでは一番の英雄でもあります。
また彼にはこんな名言も御座います。
お金を失うことは小さく失うことだ。
名誉を失うことは大きく失うことだ。
しかし、勇気を失うことは全てを失うことである。

そうですね〜勇気、チャレンジスピリッツを失う事は
もうそこからは何も生まれないという事でしょう。
ウェルと共に皆様も明日から頑張りましょうね!

滋賀県 S様 納車おめでとう御座います!!

ども〜おはこんばんちは〜
ウェルです。今日も晴天に恵まれ、花粉がガンガン飛んでますな〜。
そんな中、本日は滋賀県からお越しになられました、S様の
お車をご納車させて頂きました!!
当初から、シートのデザインなど、お任せ頂き
スピードウェルが総力をあげお造り致しましたスプリントが
こちらのお車で御座います。

少しレーシーな雰囲気を漂わせております。カフェレーサーでごいす!
カフェレーサーなどという言葉が御座いますが、当時はバイクに
使う言葉では御座いましたが、ヨーロッパっぽい60年代スタイル
という意味合いでスピードウェルはそう呼んでおります。

シートはスプリント専用に張替え、走りにも応える。
まさしくコダワリの結集で御座います。
生地、縫製、デザインなど一つずつにかなり時間をかけ
お造りしております。
こちらをご希望のかたはご注文の際にスプリント専用シートと
オーダー下さい。

センターキャップ無しが、またそそりますな〜。
おやじ臭いのとは紙一重で御座いますが〜、この良さを解かる
あなたはある意味おやじ臭いかもしれません。
いや、おやじ臭いほうが良いのですよ。きっと。
またスーパーラップというおやじの香りがするアルミホイールが
御座います。絶版パーツですので、個人売買でないと仕入れる
事は出来ませんが、これまたカッコ良いので後ほど
ご紹介も致しましょう!

パオには純正のレトロオーディオが良く似合う!
このレトロオーディオは人気が有りますが、なにぶんラジオと
カセットデッキですので、現代には適応しておりませんが、
アイポットなどをつなげて頂ければお使い頂ける事でしょう。
今回納車にあたり、滋賀からお越しの際、S様が友人に当社まで
送って頂いたみたいで、こんな車で高速を爆走して
お越しになられました。

セブンで御座います。エンジンもかなり良い音がしておりました。
お送り頂けたS様の友人にも感謝いたしております。
このセブンはまだ走行距離1万キロちっとで御座いました。
さすがにちょっとそこのコンビニまで〜てな具合で乗っていける
ようなお車では御座いませんなぁ〜。

S様 本日は納車おめでとう御座いました。
さてさて、皆様もスピードウェルがこだわるパオや、ラシーンを
一度体感してみては如何でしょうか!
どんなご要望もお聞きいたしましてお力になりたいと
思います。
世界にたった一台を可能にしたいと心の奥底から思い
日々製作しております。
本日の名言
折れるより 曲がるがまし
そうですなぁ〜折れてしまえばもともこも有りません。
折れるぐらいやったらいっそうぐにゅっと明後日の方向に
曲がってみても良いので御座います。
物事をきつきつまで考えてイライラするよりは、寄り道して
気楽に考えましょうね!

パオの負圧ホース交換の巻!!

おっす おら 孫ウェル!(孫悟空 風)
どもども、毎度お世話になります。
この頃、何とか風というのがマイブームで御座いまして、
今日はドラゴンボールの孫悟空風で御座いました。
孫は関係有りませんな。
さてさて、今回もパオの整備で御座います。
パオばっかりで〜ラシーンもやってくださいよ〜と言われました。
来週はラシーンをまたまたアップ致しましょう。
今日はパオの負圧ホースの交換を皆様と一緒にお勉強致しましょう!
ちまたのパオちゃんたちのエンジンが〜調子〜悪いわ〜と
聞くことが御座いますが〜、この負圧ホースがだめになったら
メチャエンジンの調子悪くなります。

エアクリーナーボックスをごっそり取らないとホース類は交換出来ない!
不具合ですが、下記内容のような症状が出ます。
アイドリングが不安定になる。
エンジンが止まりそうになる。
水温が上がりすぎる。
走行中にアクセル一定なのに大きくばたばたボディーが揺れる。
などなど、人間の五感で感じられる部分で御座います。
まあ感じない人はウェルと同じ鈍感というものですなぁ〜。
この負圧ホースとはいったい何者なのかと、申しますと
エンジンの吸入圧力(負圧)を利用し、各パーツを動かしているので
御座います。
大きな例であれば、ブレーキ!!
負圧を利用し、ブレーキペダルの踏む力を軽減させている。
その他、エアコン作動時やヘッドランプ点等時のアイドリングアップや
点火時期の進角やら、まあ色々あります。

キャブの左側

キャブの右側
各箇所に負圧のホースがいきわたっていますが、
全て交換しないといけません。

ホース先端がチギレてここからエアーを吸ってしまう。
今日のお話は難しいですが、ようはこのゴムホース内は負圧状態
になっておるのに、亀裂から空気をすってしまい、
キャブレーターから噴射されたガソリン(混合気)の
比率が変わり、結果エンジンがきっちり爆発できなくなるという。
なんとも、ウェルは今回国語が苦手なのが良く解かりました。
もう一回違った角度からお伝え致します。
エンジンは混合気(ガソリンと空気のミックスされた物)に点火
して燃焼させて動力を得ています。
その混合気という物はガソリンと空気の比率が決まっており、
キャブレーター内で調整されております。
しかし、この負圧ホースから空気を吸ってしまうと、
混合気の比率が変わってしまい、きっちりした燃焼が行えなく
なり、エンジンが不調になるわけ!!
専門用語で二次エアーを吸うと言う。
は〜しんど。書いてて、脳みそが筋肉痛になりました。

内径4mmのホースが3M、内径3mmのホースが約1MあればOK
↑このホース(耐油性)を切って作るのです。

エアクリーナーBOX裏に内径4mmのホースがコレだけある。

キャブの右から左へは内径4mmのホースがコレだけある。
また、要所要所に分岐があり、この分岐は向きが御座います。
なので、組まれている状態をきっちり把握しておかないと、
あとでなんか調子わるいな〜ってな事にもなりますので
お気をつけ下さい。

キャブレーター向かって右に内径3mmホースがコレだけある。
以上の点数が御座いますが、もうほとんどの車両は
交換しないと亀裂や、破けが御座いますので、
ボンネットを開けていただき、負圧ホースの付け根にクラックが
入っていれば全て交換いたしましょう!!
今日は解かりましたでしょうか?
ちょっと難しかったかもしれませんが〜もっと知りたい方は、
スピードウェルへ遊びに来てくださいね!
ではでは〜
本日の名言
やりたいことがあるのなら
やらねば必ず後悔するだろう

そうです。私達は健康であるが故、今の一秒を無駄に
生きているのです。
いろんなことをやって、それが失敗しようが成功しようが〜
やることに意義があるのです。
明日からなんでもどんど〜んチャレンジ致しましょう!!

パオのカムシャフト、クランクシャフトオイルシールの巻

ウェルで御座います。(サザエさん風)
本日は昨日のデフサイドオイルシールの続きのような〜
感じで、カムシャフトと、クランクシャフトのオイルシールの
交換の巻で御座います。
さてさて本日も皆様と一緒にお勉強致しましょう!
まずカムシャフトとはなんぞやと申しますと、
エンジンの吸排気の弁を作動させているシャフトの事で御座います。
このシャフトを回すと吸気と排気の弁が動くので御座います。
お次にクランクシャフトとは何ぞや、と申しますと
エンジンの主軸で御座います。ピストンが、上下運動しまして
この運動を回転運動へと変換しているのがクランクシャフト。

カムシャフトのオイルシールが見える。
↑この写真は交換後撮影致しましたが、めちゃめちゃオイルが漏れて
おりました。
タイミングベルト交換の際には必ず交換しないといけません。
カム、クランク両者のオイルシールはタイミングベルトを
外さないと交換することが出来ませんので、タイミングベルト
交換時に同時交換して頂かないと後で漏れ出したら
オイルシール交換だけのために、またタイミングベルトを外さなければ
いけないという、まさに二度手間で御座います。

クランクシャフトのオイルシール。下にオイルのカスがこびり付いている
この車両は走行約8万Kmの物です。昨日は4万Kmのパオの
オイルシールを交換していたのですが、これまた8万km
のエンジンと変わらず漏れておりました。
走行距離が浅いからといって交換しなくても良いと言うものでも
御座いませんね!!

特殊工具を使ってオイルシールを抜いたところ。

カムとクランクの両シャフトのオイルシールは同じものである。
パオをご購入時はカム、クランクシャフトのオイルシールは
交換していないと、後々いたい出費ですぞ!!
当社では走行距離に関わらず全車、カム&クランクオイルシールは
交換してからの納車になります。
少なからずも安心して頂けると思いますが、その他オイルパンパッキン
やら、ウォーターポンプやら、いろいろごそっと交換しないと
いけませんね!
でも、一般的に中古屋さんってこんなところ整備してくらはるん
ですかね。

クランクシャフトオイルシールを新品に入れ替えた状態
今日もかなり地味なお話になりましたが、最近オイル漏れが気になる
というあなた、パオに向かって左側下からの茶色いオイル漏れが
ある場合は今日のご紹介致しました、カム&クランクシャフトの
オイルシールが漏れている可能性大で御座います。
このカムシャフト、クランクシャフトからのオイル漏れは、
いきなりドバッ〜とオイルが漏れてくるようなものでも
御座いませんので、早急な対策を取る方も少ないようですが、
漏れがひどい時には、タイミングベルトにオイルが付着し、
ベルト自体にかなりの劣化を引き起こす要因にもなりますので
お気をつけ下さい。
本日のおさらいを致しましょう!
タイミングベルトの交換するときは
オイルシールもウォーターポンプも
タイミングテンショナーベアリングも
一緒に交換する事〜。
それでは、また明日お会いしましょう!!
本日の名言
有漏路より 無漏路へ帰る 一休み
雨降らば降れ 風吹かば吹け

うろじとはこの世の事で、むろじとはあの世の事で御座います。
訳しますと、まあこの世からあの世に帰るまでの一休みやねんし〜
雨降っても、風吹いても、どないなとなっても〜よろしんちゃいまっか〜
というようなアバウトな言葉で御座います。これは一休さんが言いました。
さすが一休さんで御座います。心が大らかと言いますか、
この現代にもコレぐらいの考えで大きく背伸びして過ごしたいもの
で御座います。
キリキリ悩んで、胃が痛いあなた、一休さんとひとやすみ致しましょう。

パオのATF(オートマチックフルード)漏れの巻

こんばんちは〜ウェルで御座います。
本日も小春日和で御座いましたなぁ〜。
ウェルも厚着をしておりましたので、えらい汗をかきました。
だんだん春が近づいておりますね!
お花見をしながら団子でも食べたいものです。
さてさて、本日はパオのオートマチックフルード漏れの修理を
ご紹介致しましょう。
オートマチックフルードとはなんぞや、と申しますと
いわゆるミッションオイルのことで御座います。
MT、AT共にミッションにはオイルが入っておりますが、
両者別物のオイルが入っております。
特にオートマチックフルードは漏れなどを起こすと、
ATのミッションの作動が悪くなり、動けなくなる事もあります。
今回の漏れの場所は、デフサイドオイルシールから!!

デフサイド(ドライブシャフトの付け根)オイルシールからの漏れを確認
↑デフという物はミッションからの動力を左右のタイヤに分配する
装置の事で、ココにドライブシャフトが挿入されています。

コレがドライブシャフトのデフに挿入する部分!
↑写真をご覧下さい。このシャフトがミッションケースのデフに挿入
されております。

ドライブシャフトがこの中心に挿入されている。
↑この写真ではオイルシールを外した後なので確認出来ませんが、
内円にオイルシールが取り付けられており、このシールが劣化すると
ミッションオイルの漏れを起こすので御座います。
また、今回は劣化したオイルシール自体には、すでに弾力なども無く
カチンコチンな状態で、そりゃ〜オイルもれるわ〜ってな具合。
でも、そろそろ皆様のお乗りのパオちゃんもこんな所も
車検ではチェックして欲しいものですなぁ〜。

これが新品のデフサイドオイルシール!
ATミッションでもMTミッションでも、この部分からのオイル漏れは
起きやすく、漏れが見つかればすぐに対策(修理)しないといけません。

デフサイドシールを交換致しました。
また今回はATFもついでに交換致しました。
もし、漏れながらずっと乗り続けているとどうなるかと申しますと、
おおかたATのミッションが滑り出します。
取り返しの付かない状態になる前に早めに対策致しましょうね!
今日はコレまで〜
本日の名言
行動となって現れないような思考は無用である
考えることは誰しも出来ますが、それを行動に移す事が出来るか、
出来ないか、それが一番重要でございますなぁ〜。
また知り合いがこんな事を言っていました。
出来なかったと言うのは責任逃れで、やらなかったと言いなさい、、、と

大阪府 T様 ラシーン納車おめでとう御座います!!

どもども、ウェルで御座います。
日曜日はお日柄も良く、またまたラシーンを納車させて頂きました。
今回は大阪府のT様のラシーンで御座います。

シダーグリーンにオールペンされたラシーン!T様もさわやかなお方です。
基本的にシダーグリーンのラシーンは少なく、オールペンでお造りして
おります。
ボディーもリフレッシュさせてあげ、きっちり整備も施せば
かなり気持ちの良いお車に大変身致します。
今回の内装はラシーンのパネル類に一番近く、またそれより暖かい
色で張替え致しました。
ちなみに、当社の張替えシートを簡易的カブセタイプとお間違えに
なられている方もいると思います。
しかし、当社のシートは丹念に一台づつ張替えしておるので御座います!

こちらは50シリーズ。張替えには想像を超える時間と根気が入る。
今回はシート生地は一色でございますが、縁にパイピングが施して
あり、それはシダーグリーンに近いカラーでお造り致しました。

こんなところにシダーグリーン色が隠れております。
色々なお客様の個性が出て、良き事でございますなぁ〜。
今回はシート生地下に約10mmのスポンジを追加してお造り致しました
ので、また軟らかく体を包み込むような肌触りで御座いました。

スタンダードなデザインってな具合に品良くおさまっている。
なかなか、シンプルな中に個性が隠れており素敵な一台に
仕上がりました。
出来上がらないと最終のイメージが合わないので、
シートカラーをお決め頂くのはなかなか難しい事ですが、
悩めば悩むほど味が出てくるので御座います。
T様、ラシーン納車おめでとう御座いました。
本日の名言
太陽が輝くかぎり 希望もまた輝く
そうですな〜青春のような甘い言葉で御座いますが、
初心の頃を思い起こせば何事にも
後先の事など考えずチャレンジしていました。
あの心は忘れたくないものでございます。