パオのエアコン修理の巻(エキパン&レシーバータンク編)

どんむぉ〜ウェルです!
最後に8月2日の番外編が御座いますのでズズイとご覧下され。
今日の大阪の最高気温は33度でウェルは丸コゲです。
皆様のお住まいになられている地域でも暑かった事で御座いましょう。
という事で、夏本番になる前に修理しておきたい、エアコンを
ご紹介致しましょう。
まずエアコンとは何ぞやと申しますと、まあエア〜コンディショナ
という言葉を略しておるので御座いますが、一般的には
クーラーの事で御座いましょう。
今日はそのエアコンの部品の中でも、もっとも悪くなるパーツを
ご覧頂きます!

これはエキスパンションバルブというもの!
このパーツは高圧液体になったクーラーガスを一機に減圧気体に
する関所で御座る。
ガスというものは液体から気体に変化する時に必ず気化せん熱
といわれる周りの温度を吸収する作用が御座いまして、温度が下がる
という仕組みをクーラーに使っているのです。
汗をかいたところに団扇であおぐと涼しいでしょ。それは
汗(液体)から汗が乾く(気体になる)状態と同じ仕組み!!

レシーバーユニットというパーツがコレだ〜!
このユニットはいったい何なのかと申しますと、まあ簡単に言えば
ゴミや水分除去装置!
中には活性炭などが入っており、クーラーガス内の不純物を
吸収する働きが御座います。
しかしながら今回なぜこの2パーツを交換するかと申しますと、
クーラーが効かないからで御座いますが、
クーラーガスが漏れてクーラーが効かないという故障では
御座いません!ココが本日のミソで御座います。
一般的にクーラーが効かないとなると、ガソスタやオートバックス
さんなどで、クーラーガスの補充をするという行為がはやって
おりますが、実はガスは漏れていないのにガスを補充されている
方もずいぶんおられると思います。

室内のダッシュを外すとエバポレーターという熱交換器が鎮座する。
この中にエキスパンションバルブが入っているので御座る。

見えますでしょうか?内部中心に銅色したものが、、、
という事でやってまいりました〜ウェルの当時モノと現代モノ追求の
お時間が!!

左が新品のエキパン!右がお古のエキパンで御座る。
このエキパンの上部にはなにやら部品番号的なことが書いて有りましたが
新品がA107JAに対しお古はA101CAと記入されております。
まさしく新品が何か変ったので御座いましょう。
質がよくなっているのかは微妙ですが、悪くはなっていないはず!!

お古の刻印は12!!

新品の刻印は18で御座る。
やはり何かが変っているには間違いない!
今回のお古エキパンは何が悪かったかと申しますと〜
弁に何かが詰まっているので御座った。

エキパンを新品に交換致しました!
さてレシーバの場所もご説明致しましょう。

レシーバの在る位置!!エンジンルーム向かって超右側!!
今回の故障内容はと言いますと〜
レシーバーの中の不純物がエキスパンションバルブに
流れ込み、エキスパンションバルブの中にその不純物が挟まり
バルブからきっちりガスを減圧する事が出来なかったので御座います。
そう、ガスをきっちり減圧しないから冷えないといった症状に
陥っていました。
その他にもガスが漏れなくてもクーラーが効かないという症状は
多々有りますが、このレシーバのわるさっぷりというのは
半端ないですなぁ。
自分で溜め込んだゴミを、エキパンに放出するなんて。
という事で、このレシーバーとエキパンは同時交換で御座いますよ!
せっかくエキパンだけを替えても、またすぐにレシーバから
ゴミが送られてくるという悲劇にも対応するためで御座る。
どうでしたか?エアコン、少しは解かり辛かったで御座いましょうか?
もう一度おさらいですが、クーラーは大まかに5点の部品で成り立って
おります。またガスが流れる順に並べてみました。
一つは コンプレッサー(ガスを圧縮し高圧で液体状態にする)
二つは コンデンサー(高圧液体になったガスを冷却する)
三つはレシーバー(ガスにある不純物を除去する)
四つはエキスパンションバルブ (ガスを減圧し液体から気体にする)
五つはエバポレーター (液体から気体に変換したガスの気化せん熱で
周りの温度を吸収し冷えたところに、ブロアモーターで風を送り
冷たい風を室内に送る)
簡単に言いますが、この5点が主要エアコン部品で御座います。
このうち一つでも調子が悪くなれば、エアコンの効きもを悪くする
という。
皆様のパオ、ラシーンでクーラーガスを入れてもクーラーが
効かないなどという症状を抱えておられる方々、
上の5点が怪しいで御座るなぁ〜。
今日はコレまで〜
本日の名言
失敗を恐れるな
成功は必ず失敗の向こう側にある

そう、成功は失敗の向こう側にあるのだから
失敗しないと成功もしません。
なので失敗をクヨクヨする必要は御座いません。
しかしながら同じ失敗を積み重ねても一向にすすみませんぬぁ〜
8月2日番外編!!
こにゃにゃちは〜このページの反響が多く、本日8月2日に追加
画像をご覧頂くことになりました。
そう、エバポレーターというモノがエアコンの涼しい風に
変換する装置で御座いますが、このエバポレーターが汚れて
くると、涼しくならないので御座います。

コレが19年目の汚れ!物凄く恐ろしいですが〜現実です。
このエバポレーターというフィン状の塊、エンジンのラジエーターの
ようなものですが、どちらも熱交換器。
これを清掃して組み付けると言う。

はあ〜気持ちよくなりましたな!
↑クーラーの部品交換(エキスパンションバルブやレシーバーユニット)
と共に清掃を行って組み付けるので御座います。
この夏はこのエアコンで涼しく乗り切りたいもののですなぁ。
本日の名言
為(な)すべきは人にあり 成るべきは天にあり
by杉田玄白
はぁ〜運命と言うものはこういうものなのか、道は自分で切り開けるが
生まれた境遇は己が選ぶ事は出来ない。この時代に生きたという
所から運命は始まるので御座いましょう。

ラシーンの内張りを組み付けるの巻

どうもどうも〜ウェルで御座います。
皆様おげんこでしょうか?
さて、今日はかゆい所に手が届くシリーズという事で、
ラシーンの内張りのはめ方をご紹介致しましょう!!
なになに〜内張りのはめ方なんて聞いても仕方が無いのんちゃん〜
みたいな事をお思いの方、ご自身でスピーカーなど交換する時
には役立つ。このかゆさ!
まあご覧あれ。
まず、内張りはドアに引っかかって密着致しております。
なのでその引っかかる部分を写真を通してご覧頂きましょう!
まずドア側〜。

ウェルの指先にあるこの鉄板の縁がそう、内張りの引っかかる場所。
↑ドアの前から後ろまでこの縁か御座いますので、ココに
内張りをはめ込むので御座る。
しかしながら、なかなかこの縁にはめ込めない〜って
やった事のあるかたにしかこのかゆさは解かりませぬなぁ〜。
お次は内張り側の引っ掛け部分をご覧下さい。

ウェルの指先の部分!この縁がドアに引っ掛けるので御座る。
↑そうこの引っかかりの部分も内張りの端から端まで御座いますので
この全てをドア側に引っ掛けないときっちり内張りが
はまりません!!
なので、はまっていないまま乗られている方ちょくちょく
見ます。
そう、これには少しコツがいるのです。という事で
今回はこのコツとやらをお教え致しましょう。

内張り後部を持ち上げ、前部をまずきっちり溝にはめ込む!!
そう、こうする事により、まず前側だけをきっちり溝にはめ込む
事が可能になります。
そして、徐々に後ろをはめ込めばスルルル〜っと全て
溝にばっちり入り込むので御座います。
内張りがきっちり入っていない皆様、コレで
一件落着で御座いましょう。
今日はかゆい所に手が届くシリーズで御座いました。
また、パオ&ラシーンでこのようなかゆい所に手が届く
シリーズをして欲しいというご要望にもお答え致しますので
どしどしリクエストしてくだされ。
今日はコレまで〜
本日の名言
何としても二階に上がりたい 
どうしても二階に上がろう
この熱意がハシゴを思いつかせ 階段を作りあげる
上がっても上がらなくてもと考えている人の頭からは
ハシゴは生まれない

by松下幸之助
その通りです。熱意が大切なのです。
いやはや仕事にも熱意が重要。会社のために働くのでは有りません。
自分のために仕事に熱意を持って働くので御座いましょう。
しかし、いくら頑張っても会社が認めてくれなければ
その熱意も薄れていくもので有ります。
欧米式の年俸制など、どんどん広がってゆくかも知れませんな。

兵庫県姫路市 Tさま パオ納車おめでとう御座います☆

おはこんばんちは〜ウェルです。
さあ、6月も終わり7月へやって参りますが〜
スピードウェル社では7月のキャンペーンをどど〜んと
総集編でご提供致しますので〜あぁ買いそびれちゃった
という方にも朗報で御座います。
6月30日にアップ致しますのでズズイとご覧下され。
さて、本日はまたまたパオの納車をご覧イタダキマスが〜。
兵庫県は姫路市からお越し頂きましたTさまがオーナーの
アクアグレイのパオちゃんをご紹介致しましょう!!

パオちゃんとガシャ!!
そう、このアクアグレイのパオは、生産台数は一番であったが、
カスタマイズする事によりまた、世界にたった一台となるのである。

Tさまがお選びになられたウェル帆布製コダワリのレザーシート!!
パオの乗り心地にも配慮した設計が、オーナー様をやわらかく
つつみ込む事でしょう。というかなにより、みんなに見てもらいたくて
しょうがなくなるという錯覚さえ覚えます。
また、ゴーマルとロクマルというデザインシリーズが
レトロなレザーシートで御座いますが、
7月からまた新たにSTDとDELUXEというグレードが発表されますので
こちらもご期待くだされ。

レトロラッカーフィニッシュのホイールもベストマッチ致しております。
スピードウェル社はその塗料までこだわり、レトロさと言いますか
その旧き佳き時代を彷彿させる事に一番力を入れております。

後ろからもガシャ!!
やはり、オシリが可愛らしい。
車のおしりフェチにはたまりませんぬぁ〜。
どこと無くゴールデンレート(黄金比)が存在するのでしょう。
という事で、スピードウェル社は古代ギリシャより伝わる
ゴールデンレート(黄金比)をパオ、ラシーンに応用してみようと
考え、今後実証することに挑むところで御座る。

またまた、Tさまがお土産まで頂き感謝感謝で御座います。
従業員一同厚く御礼申し上げます。
Tさまパオ納車おめでとう御座いました!!
今日はコレまで〜
本日の名言
技術は
頂点で磨かれる

そう、日本人は世界的に見ても切磋琢磨する人種で御座いますが、
最近は海外に全て技術を持ち逃げされ大変な事態が起ころう
としています。
でもまだまだ、チャレンジスピリットを持ち続け継続的に
技術革新に投資せねば新しい時代を築けませんなぁ〜。
という事でウェルもどんどん新しい技術を取り込んで
パオ、ラシーンの整備面も充実させていきたいとおもっておる次第
で御座います。

パオのマフラー脱落の巻と今日の出来事

どうも〜ウェルです〜。
梅雨の中休みも終わりそうで、なんとも不思議な天候では御座いますが
本日も頑張って参りましょう。
今日は大安吉日という事で、なんとも素晴らしい出来事が御座い申した。
それは、スピードウェル社にちっちゃな看板が入り口に出来上がりました。

通りに面しているため、コレを逃して行き過ぎることはまずないかなと!
そう、スピードウェル社は半ば隠れ家的社屋でお車を生産している
為、お客様にどこにあるのかわからないと〜非難ゴーゴーで御座った。
しかしこの看板。矢印がついていない。
まあめでたい事ですな!!
さて、もう一つ、気になる画像をご覧頂こう。

パオのエンジンルーム。
↑あれ、なに、これ以上はお伝えできませんが、Nさま、少し
出しちゃいました。
コレ以上はお教えできませぬなぁ。
さて本日の御題へと参りましょう。
急患で〜す。という事で、パオのエンジン音が
やくざな事になっていると通報があり、拝見つかまつれば、
なんと、マフラーがボッキリ折れておったので御座った。

そう、このRになる所からマフラーは折れていくのである。
やはり、R状のところは熱が溜まりやすく、酸化しやすいので御座ろう。
マフラー後ろからブルブル少し音がうるさくなったなと思えば
この部分からマフラーが穴あき、排気漏れを起しているのがよくある話。

以前に修理された後がある。
↑この写真は真下から撮ったので御座るが、解かりにくい。
位置で言うとちょうどタイヤハウス横あたり。
もう20年選手なるパオにはそろそろマフラーの替え時期でも
御座ろう。

後ろの吊りゴムのみでマフラーのタイコが支えられている状態。
↑これは危ない。
マフラーの吊りゴム自体も劣化しているので、吊りゴムがチギレタラ
後方で走っている車にとっては地雷を踏んだも同然!!
という事で、マフラーの吊りゴムもご紹介致しましょう。

左がATマフラー用。右がMTマフラー用の吊りゴムである。
そう、AT車とMT車はマフラーが少し違い、吊りゴムも
幅に変化が御座います。
ウェルは先日勘違いしましたので、ここで皆様にも見てもらいたくて
今日はご覧頂きました。
さてさて、急患の方には中古のマフラーをご用意し、事なきを得ましたが
そう、スピードウェル社がただ今パオ、ラシーン用の
ノスタルジックなマフラーを開発中で御座るよ。
パオは2本出しの音が静かな、、それ以上いえませんが、
ラシーンはステンで、、それ以上はいえません。
7月中に出来ますれば完成披露致しますので、
乞うご期待あれ
今日はコレまで〜
本日の名言
毎日を最後の一日のように思って生きよ
Byセネカ
そう、人間健康で在るがゆえ、大切な時間を浪費していても
また明日があるさ、と思い生きているものですが、
もし明日がなければ今日を本当に大切にして生きる事でしょう。
というぐらい大切にすれば、一年たち5年経ちさすれば、
他とは人生が180度異なるはず。
さあ、今日はもう就寝時間ですが明日は一日大切に致しましょう。

大阪府堺市 Mさま ラシーンご納車おめでとう御座います☆

毎度どうもご覧頂き、有難う御座います。
という事でウェルです〜。
今月はなかなかブログがアップ出来ていないので追っかけて
行きますが、今日は6月11日に納車させて頂きました、
大阪府は堺市からお越しのMさまがオーナーの
RASHEENをご紹介致しましょう!

ご家族仲良くラシーンという新しい家族と共にガシャ!!
さてさて、息子様が黄色が良いとおっしゃられていたという
事で、ラシーンちゃんは黄色を選択なされましたが、
このお車は平成7年式で御座います。

グリルもリペイント済みでピカピカで御座います。
そう、ラシーンの弱点というグリルの色落ちも
今回は元通りぴかぴかに復元いたしております。
フロントマスクが野暮ったいと、車自体悪く見えてくるものですので
ここはしっかりしたい所!!

背面タイヤステーもリペイント済みでcool!
そう、この背面タイヤステーはいろんなカラーにペイントは
出来ますが、まあ純正色かつや消しのブラックであれば
スピードウェル社でお選びいただける背面タイヤカバーの
どの色を選んで頂いても似合うはず!!
だろう、ようだ、らしい。
そんなあいまいな〜。いや必ず似合います。
さて今回の内装も頑張っちゃいました。

赤茶けたレザー生地に外装に近いアイボリ〜のパイピングも良いですな
それだけでは御座いませぬぞ!
オーナーさまのご要望でメーターパネルも一式ペイント
させて頂きました。
このつやつや感がまたこのラシーンの良き感覚にミスマッチし
neo classic というものが生まれる瞬間で御座います。

いやいや乗ってみたい。
パネル類のペイントはどのような色でも可能ですので
外装とあわせるのも良し、内装とあわせるのも良し、
オーナーさまのセンスが光るところ!!

このパイピングもウェルのこだわるところ。
そう、パイプラインは企業秘密ですが、ノスタルジックな
イメージが皆様の心の中を癒してくれる事でしょう。
ラシーンには、変な間が御座います。
どこと無くとぼけた間が、平成ではなく昭和の間とも
言いましょうか。
スピードウェル社ではその間を追求していきますので、
今後共ご期待くだされ〜。
ラシーンオーナーMさま、納車本当におめでとう御座いました。
今日はコレまで〜
本日の名言
全てが失われようとも 
まだ未来が残っている

Byボヴィー
凄い、未来は永遠(地球がつぶれるまで)残っていますが、
全ての人類には未来という希望が必ず残ります。
今をくじけても、未来という希望が、
じっくり大地を踏みしめゆっくり前進すれば良い物でしょうなぁ〜

日産パオの三角窓を検証するの巻PART1

どうもコニャニャちは!
ウェルです。
今日もパオとラシーンのブログの時間がやって参りましたが、
今日の御題はパオの三角窓!!
全てのパオには三角窓という小窓が左右のフロントドアに
設けられており、今日は三角窓を知る人も知らない人も
ご覧下されば少しは理解できると思いますので、
最後までずずいとご覧下され。

左右対称に三角窓が設けられておりもうす。
そう、この三角窓というものやらはどんな効能があるかと申しますと、
外気を室内に取り入れるという事にかなりの効果が御座います。
また、実際使い方は簡単ですが、その多くは間違った使い方というより
本当に外気を入れるために使われていないのが本音でしょう。
この窓、開けたら一番最後まで開く位置にもって行ってくだされ。
髪がなびくぐらい涼しい風が入ってくるので御座る。

新品の三角窓ガラス。
まだ部品は作られております。というよりストック品になるのかな?
いずれは無くなる運命。

窓ゴム。
三角窓の不良はこのゴムに劣化がほとんどの原因でしょう。
例えば室内に雨水が伝ってくるとか、走行中の風きり音が
(ぴゅーぴゅー)とうるさい等など。

袋から出しました。やはり新品は良い物ですな。

ゴムも新品は弾力に富みこれなら雨水が伝ってくる心配は無さそうです
ちなみにパオのガラスの部品番号は
右 80260−35B10 左 80261−35B10
窓ゴムの新品部品番号は
右 80264−35B00 左 80265−35B00
で御座います。
いやはや、まだパーツが存在しているという事が、ありがたき幸せ。
今回はまたパオの良きディティールをご紹介致しましょう。

鉄とメッキで仕上げているこのやわらかそうなハンドル!
そう、今の日本車が佳き時代に忘れてきた、この風合い。
本物志向とでも言いましょうか。
プラスチックでは有りません。
こういう所がクラフトマンシップを感じさせられるところでも
御座いましょうなぁ〜。
しかし、パオのドアインナーハンドル類はプラスチックであった。
残念で御座る。
しかしながら、コダワリあるデザインには感動するところ。
ところで今日は見た目を掘り下げて行こうという事で、
ズームアップでご覧頂きましょう。

コレが販売当初からの三角窓のメッキ部分。

コレは現在の新品パーツ。
当時モノと現代モノでは少しディティールが違う。
当時モノはメッキ部分に少しシャープさがあり、Rの効いた
部分は少ないのだが、
現代モノは少し丸みを帯びているような仕上げがなされて
いるのである。
また、シーリングの分厚さも現代モノのほうが分厚く加工
されている。
なのでなのでシール部分が多い分長持ちしそうな
印象を受けたので御座った。
という事で、三角窓PART1いかがで御座いましたでしょうか?
また、現在パオにお乗りの方には三角窓の清掃を
ご紹介致しましょう。

三角窓を開けた様子。
↑この写真の部分。何を撮っているかと申しますと、ゴムとゴムの
隙間。
この部分は水垢が非常に溜まりやすいので、綿棒などでこの
溝部分を清掃してくだされ。
三角窓に溜まる雨水の排水はこのゴム部の溝を通り、
ドア内に入ってまた外へ排水される仕組みになっておりますぞ!!
コレはDIYでも出来る事でしょう!!
また三角窓の交換はPART2でご紹介致しましょう。
今日はコレまで〜
本日の名言
余の辞書には
不可能という
言葉はない

byナポレオン
おおぉ〜とにかく凄い自信ですが、人間本当は
不可能だらけで御座いましょう。
しかしこれは一つの真理としては間違ってはおりませんぞ。
不可能という言葉はない。
大声で言って見たいものでもありますなぁ〜。

兵庫県たつの市 O様 パオご納車おめでとう御座います☆

どうも、お待たせ致しました。
ウェルです〜。昨今てんやわんやでなかなかブログのアップが
出来ておりませんが、かろうじて生きておりますので
心配ご無用でござ〜る。
さて、本日は6月初頭に納車させて頂きました、兵庫県たつの市
からお越しのOさまがオーナーのパオ、のご紹介を致しましょう!!

Oさまとパオちゃんをガシャ!!
このパオちゃんは、アクアグレイというカラーで御座いまして、
いわゆるパオの代名詞的な存在。
なので、新車販売台数も一番で御座いますが〜
スピードウェル社でお造りすれば、これが世界にたった一台の
パオになるという。
なぜって、キャンバストップもシートも十人十色であるからで御座る

茶色のキャンバストップ!!
スピードウェル社ではこの茶色のキャンバストップが一番人気で
は御座いますが〜今後トップカラーが47色になる予定で御座います。
7月からの超ご期待商品で御座います。

赤のレザーにブルーのパイピングでレトロアメリカンなイメージ!
Oさまのパオちゃんは英国というよりアメリカよりセンスって
勝手にウェルが思っているだけでは御座いますが〜、
アメリカングラフティ〜にでも出てきそうな内装のイメージ!!

英国であればこのパイプは同色であるがアメリカであればブルーだろう
↑勝手なイメージがどんどんふくらみますが、
Oさま、本当にすみません。
いやいや〜ウェルは50年代、60年代の車が非常に好きで、
特にアメリカであれば59キャデラックのエルドラドだとか63の
インパラ。
英国であれば、やはり59のミニでしょうなぁ〜。
オースティンヒーレーなども大好きですが、
皆様のご要望を聞いていると、なんとなくそのレトロさに
近づいていってしまいます。
これもまた、スピードウェル社の持ち味で御座いましょう。

パオのリヤランプたちが可愛いので御座います。
単なるオシリフェチで御座いますが、そうこの頃の
日本車にはない可愛さというかセクシーな風合いがよろしいでしょう。
Oさま、駅までお送り頂け誠に有難う御座いました。
1ヶ月点検もご遠方では御座いますがどうぞ宜しくお願い致します。
今回は兵庫県たつの市のOさまのパオをご紹介致しました〜!!
今日はこれまで〜
本日の名言
思うだけでは
はじまらない

という事です。今日は簡単な事でしたが、何事も
いっぱいいっぱい思っていてもはじめないとはじまりません。
思っている時間ももったいないですぞ。
はじめればつらつらと進むものでもあります。
そう、このブログも。てへ。

パオ MTミッション オイル交換の巻

どうも〜ウェルです!
また、ばたばたしており、ブログのアップが遅れておりますが〜
順次アップ致しますので、隅から隅までずずいと〜ご覧下され。
今日は本題の後(一番下)にスピードウェル社からのお願いが
掲載してますので、こちらもご覧下され!!
さてさて、それでは参りましょう。
今日はパオのマニュアルトランスミッションのオイル交換を
ご紹介致しましょう。

当社のコダワリ。モチュールの二硫化モリブデン配合ミッションOIL!
パオとラシーンには5速ミッション車の設定があります。
ミッションオイルなんて、交換した事無い〜というおのおの方、
エンジンオイルはウン千キロ走行距離毎に交換致すが〜、
ミッションオイルなんて、どのようなタイミングで交換したら
良いのか、解からぬでは御座らぬか!
という事で、結局のところ今いえる事は、どのような走行距離数
であっても、今すぐ交換したほうが良いでしょう。
まず、オイルは年数により劣化します。新車から20年くらいの
歳月の中で、劣化しないオイルなど無い!!
また、ミッションは歯車が噛み合って動いており、歯車自体も
少しずつ磨り減って隙間が出来てきます。
そこで今回のモチュールオイル(GEARBOX)80W90というものが
活躍するので御座います。

パオのミッションオイルのドレーンはココ!!
もっと解かりやすく。

コレが噂のドレーン!ココまで近くで撮ってるのにどれ〜んとか言わない
さて本題に戻りますが、そうこのオイルのコダワリは
純正とはちがい、二硫化モリブデンを配合し極圧性を高め、
フリクションを抑え、耐摩耗性をさらに向上し、
ギヤ鳴りを最小限に抑え、過酷な条件下でも抜群の性能を
発揮するという。
要するに高級です。

スピードメーターケーブルを外すと、オイル給油口になるという。
給油口はそう、スピードメーターケーブルを外した口なのであるが、
どれだけの量を給油するかと申しますと、パオは約2,9Lで御座るよ!
ちなみに、オイルがどれだけ入ったかと目測で確認する
ゲージはなんと、スピードメーターケーブルのミッション側
の歯車で行うのである!

コレが、先ほどの給油口にすっぽり刺さっておりもうした。
このケーブルについている緑色の歯車を使い油量を調整するので
御座います。

この歯車のアッパーの位置11mm下までオイルがくる様に補給する。
このオイル量の見方で御座るが、給油口の穴の車両後方のハウジングに
スピードメータースリーブ(歯車の上の一段出っ張ったところ)
が上に乗っかるようにセットし歯車の上部から約11mm下の位置まで
オイルが入っていれば適正油量という事で御座る。
という事で、フィーリングがどれだけ変わったか、レポート致しましょ。
まず、ニュートラルから一速、二速と順番にギヤを上げて行きますが、
引っかかりが全くなく、スムースに作動するようになりました。
おおぁ〜体感できますが、それだけでは留まらず、
バックギヤを入れ、バックする際のギュぃーンというストレートカット
のギヤ音もやんわりなりました、という事はかなりの極圧性が
上ったのではないのかと思います。
その他、走り込んではおりませんが、このオイルは特に
旧車向きで御座いまして、今後のギヤトラブルにも備え
トラブル予防にも一役買ってくれる事でしょう!

右が純正オイル、左がモチュールオイル!
どうですか、この二硫化モリブデンっぷりは、黒色のものがそのもの
で御座いますが、これは固体潤滑剤と言い、オイルには溶け込んで
おりません。という事で、エンジンオイルには適しておりません!!
エンジンにはオイルに溶け込む有機モリブデンが良いのですぞ。
なぜミッションには二硫化モリブデンなる固体潤滑剤が良いかと
言いますと、歯車同士が噛み合う場所の極圧性が求められており、
この二硫化モリブデンが活躍するので御座いましょう。
皆様勉強になりましたでしょうか?
本日は以上で御座います!!
ピンポンパンポ〜ン♪
ココでスピードウェル社からのお願い!
ただ今、多大なるお問い合わせを頂き誠に有り難いので御座いますが、
メールでのお問い合わせ頂きましたお客様にお知らせが御座います。
メールをご返信致しましても、返信エラーが発生し、ご回答できません。
ですので、よろしければお電話番号をご記入くだされ〜。
個人情報は必ず保護いたしますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
という事で、また順次ご返信している次第で御座いますが、
追いついておりません。
誠に仕事が遅く、皆様にご迷惑おかけ致しておりますが〜
今後共どうぞ宜しくお願い申し上げます。
本日の名言
人生では
すごい事が
いつも あっさり
おきている

By山崎たくみ
そらそらそ〜でしょうが、あっさり起きているというところが
気づかずに済ましてしまう所でも有りましょうな!
そう、もっと自分自身アンテナを伸ばし、色々とキャッチして
いきたい物ですぞ。
皆様は明日、ご自身のアンテナで何をキャッチされるのでしょうか?

スピードウェル社謹製 オリジナル ボンネットブラ発表〜の巻

こにゃにゃちは〜ウェルです!
今日はラシーンの新しいイメージを創造致しましたので、
その製作発表会で御座います。
その名はウェル帆布製、ボンネットブラ!
これはいったい何物かと、申しますと〜いわゆる飛び石から
ボディーを守るというモノで御座る。
ラシーンの4WDのイメージを延長したもので、
この後、社外品(60年代の復刻版)のフォグランプなんて
つけちゃうと、その色に染まる事間違いなし!

ボンネット上にある黒いカバーがいわゆるボンネットブラという物!
おおぉ〜好き嫌いははっきりするものでは御座るが、
玄人好みの逸品。
バンパーも欲しいところだが、バンパーは本来ぶつかって何ぼの
モノなので、製作は致しておりません。

少し引きでの撮影!
いかがで御座いましょう。
ふふ〜ん、て鼻であしらっているそこのあなた、もすこし読んで下さい。
ウェルはオヤジ臭いのが好きなのです。
時代を感じさせるような、古臭いオヤジ臭い、鼻毛伸びてるイメージ。
それは冗談で御座いますが〜
スピードウェル社のこれまた一つの旧き佳き時代を彷彿させる
独自のスタイルで御座います。

2箇所に三角形のものが取り付けられている。
さてさて、お次に三角形のないタイプをご紹介
致しましょう!!

いかにも飛び石からボディーを守ってくれます。
取り付けはいたって簡単。
ボンネットをあけ、カバーをボンネット前側から
覆いかぶし、裏はクリップで留めている。
ものの1分もあれば充分装着出来るのでござるよ。

引き気味で撮影!ガシャ。
毒もなくスマートでは御座いますが、三角ありと無しは、
好みによるところ。

三角が無いので、ワイルドさは少し薄れるが、ワンポイントあり!
裏の生地は大変軟らかいネル地なので、装着による傷は無し。
一日の気分によってワイルドにしたり、可愛いラシーンにしたり
まあ〜いわゆる着せ替えで御座いますなぁ〜。
どちらも12,600円という価格で販売致しますので、
今後共どうぞ宜しくお願い申し上げます。
ええっつ、パオには無いの?
パオもただ今製作中!
今後のブログもお見逃し無く。
今日はコレまで〜
本日の名言
板垣死すとも 自由は死せず
かの有名な板垣退助さまが遊説中に刺客に襲われた時に出た
名言。
そう、日本の歴史という物は色々な人の努力で成り立っている
のですが、まだまだ民主主義で無い時代に板垣様は
自由民権運動をおこされ、今日のわれわれの自由が
ココに有るので御座いましょう。
しかしながら、近年この自由という物を無駄にしているのでは
ないか、と問いたいもので御座います。

パオ&ラシーン スピーカーを徹底分析の巻

どうもぉ〜ウェルです。
だんだん夏に近づいて参りましたが〜
ドライブが楽しい季節に一歩ずつ近づいております。
という事でドライブに欠かせないのは音楽。
ムーディーな音楽を聴きながらのドライブは最高でござるが、
でも同じ聞くなら良い音で聞きたいものですなぁ〜。
さて、今日はその音の根源、スピーカーのお話を致しましょう。
皆様のパオ&ラシーンのオーディオの音、調子は如何でしょうか?
何気にノイズが入ったり、低音がバリバリ言う、ボリュームを
上げるとマトモニ音が聞き取れない、などなどお困りの方も
おられるのでは御座らぬか!
つべこべ言わず、こちらをご覧頂きましょう。

純正のスピーカー(パオ用)
↑コレをご覧になり、何が悪いか皆様お解かりになられますでしょうか?
はい、解かった方には投げキッス。
そう、スピーカーのコーン部外側、エッジと呼ばれるところが
全てボロボロに朽ち果て全く有りません。
パオ、ラシーンのほとんどが、こういう状況になっており、
まあ、交換をオススメしたいところ。
この状態であれば、スピーカーがきちんと機能してくれません。
しかしながら、かろうじて音は鳴ります。

これがエッジ部。
↑本当はこの部分に軟らかいドーム上のエッジが有るのですが、
20年近い歳月のなか、崩れ果てたので御座います。
スピーカーというモノの音を出す原理は簡単で、
コーンを前後に振動させるという事のみで音を作っておるのですが、
特に低音は大きく振動して音を作るため、このエッジがなければ
デッキから来る音楽信号に忠実に鳴らすことが
不可能で御座います。
なので、低音再生でバリバリ音が鳴るのはこのエッジの劣化の仕業!
また、今日は奥深く追求致しますぞ!!

これが裏面についている磁石。
スピーカーの音を出す原理を機械的にご説明しますと、
ボイスコイルと呼ばれているコイルに電気信号を流し、
スピーカー裏面に付いている磁石と反応して力を発生させます。
(コレはフレミングの法則から成り立っている)
この力でコーン(振動面)を振動させるのですぞ。
このコーンの振動はさらに空気を振動させて、
それが空気圧の変化となり、音声となって聞こえるので御座るよ。
皆様少し賢くなった雰囲気で御座いましょう?

コーンを外すと中心にボイスコイルが鎮座する。
↑茶色に見えているのがダンパーといわれるもの、
スピーカーが適正にストロークするために取り付けられている。
次に、この中心にあるボイスコイルを外して見ることに致しましょう。

おお〜出てきましたぞ、ボイスコイル!黒い部分はコーンが付いていた所
ボイスコイルはコーンとダンパーに接合されており、
今回は破って外しました。
このボイスコイルはコーンとダンパーにより宙吊り状態のような形で
裏の磁石の中心に入り込んでいるである。
次の写真をご覧頂きましょう!

ボイスコイルが入り込んでいるところをアップ。
お解かりになられたか。そう、中心部に見えているのは磁石で
御座いまして、この磁石の外側の溝にボイスコイルが入り、
ボイスコイルがダンパーによって浮いた状態になって
いるので御座います。
皆様、今日は今まで見ることのないスピーカーの世界を
ご覧頂きましたが、少し難しかったで御座いましょう。
ココで今回のようなスピーカーではどのような症状になるか
簡単にお教え致しましょう。
?低音(ベースやドラム音)がバリバリ破けたように聞こえる。
?オーディオの電源を入れると、5秒ぐらい音はなるがその後音が鳴らない
そう、今日の本当のお話はココからなので御座いまして、
実は?の状況に陥っている方はスピーカーが壊れているのだなと
判断できますが、?に陥っている方は、オーディオが壊れたと
お思いのようで、実は先ほどご紹介したボイスコイルの不良により
スピーカー内でショートしているので御座る。
もう一度ボイスコイルをご覧頂こう!

コイルをご覧下され。黒く焼けているのが確認出来るので御座る。
この原因はスピーカーのエッジが劣化する事により、ボイスコイルが
適正な位置に留まれず、磁石の溝の中でコイルと磁石側面と
擦れあいショートしたので御座います。
という原因解明に乗り出したのが今日の本題で御座った。
今日はコレまで〜
本日の名言
見込みあれば
これを試みざるべからず
未だ試みずして
先ずその成否を疑う者は
これを勇者というべからず

福沢諭吉さま、最高。
さすが〜伊達に一万円札に登場しているのでは御座いませんなぁ。
勇者というべからず、ってこんなカッコいい文句を
言われると、まいったまいった。
いやはや、明日から皆様と共に勇者になりましょうぞ