香川県高松市 N様パオ納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです。
さてさて~本日は納車おめでとう御座いますという事で御座るが
香川県は高松市にお住まいのN様がオーナーのパオを
ご紹介いたし候。
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オリーブグレイという名のカラーリングだが、新車販売当初では
2番目に人気のあるカラーで御座った。
ちなみに一番人気は言うまでも無いアクアグレイなのだが。
よくよくパオの色は何色あるのですか?と質問されるので
今日はご紹介致そう。
まず、青色はアクアグレイ。緑色はオリーブグレイ。
白色はアイボリー。茶色はテラコッタと申す。
この4色で構成される。
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俗にノーマルルーフと呼んでいる天井だ。
パオには幌が電動で開閉できるキャンバストップと、この鉄板で出来ている
ノーマルルーフの2タイプが存在する。
特に外観では天井の違い以外に相違点は無い。
また、内装においても、キャンバストップとノーマルルーフ共にキャンバス
トップ開閉スイッチ以外に相違点は無いのである。
まあ、しいて言うならばMTかATでセレクトレバーが異なるくらいか?
と思いきや、実は年代である部分のデザインが違うのだ。
これを知っている人はかなりマニアだろう。
それは、また今度ご紹介致そう。
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ウェル帆布社謹製のノスタルジックレザーは丹念に職人の手により
一ずつ手作業で仕上げられていく。
当社にお問い合わせが多いのがこのシートの張替えだが、パオ、ラシーン共に
シートカバーの販売は致しておりますか?と聞かれる。
しかし、これはシートカバーではない。
スピードウェル社が手掛けているのはシート張替えなのである。
これだけは間違えないで欲しいところ。
乗り心地や居心地は群を抜く。
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リヤから見たところだが、運転席、助手席裏にはポケットがつくのだが、
こちらもあみあみタイプ2種類とレザータイプとポケット無しという合計4点が
お選び頂けるのだ。
パオには収納部がほとんど無く、このポケットが重宝するところ。
ご購入希望の方にはじっくり悩んでオーダーして欲しい。
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パイピングのカラーも選べるから面白い。
そう、ウェル帆布社が謹製レザーシートはその他にもいろんなオーダーが
可能であり、全て自社でデザイン(ウェルが勝手に)しているため、
ココを少し変更して欲しいやら、この部分をもっとこんな風にして欲しい
などなどどのようなご要望にも答えれるのが特徴。
もちろん、整備面や価格面なども深く相談して欲しい。
新たなオーナーとスピードウェル社がこうして車を造りこんでいくのだ。
これだと思い出来上がった物には間違いは無いであろう。
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パオによく似合うオーディオNO,1のような気がする~。(天津 木村風)
クラリオンのDUB275MPというナンバーだ。
CDとラジオ、その他の接続をも可能にする新しくておもむきのある
CDプレイヤーだろう。
価格はスピードウェル社では24000円前後だろう。
取り付けはいたって簡単なのだが、配線キットがパオ用としては
発売されていなく、市販の日産用の配線キットでアース線だけを
少しいじってあげると使えるようになるので、今度
この辺も特集致そう。
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N様とパオちゃんを高松駅でガシャ!!
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お土産まで頂き感謝感謝で御座います。
この度はN様パオちゃん納車誠におめでとう御座いました。
前回のうどんオフもお疲れ様でした。
また、オフ会などご一緒によろしくお願い致します。
今日はコレまで~
本日の名言
愚か者が 先延ばしにすることを
賢者はただちに 取りかかる

あいたたあいたた~。とお思いのあなた。
そういう事です。
ほんと後回しはいかんですよ。

日産パオ RECAROシートを取付けるの巻!!

どんもす~。ウェルです。
さて、今日はパオちゃんのフロントシート(ドライバーズ側)を
シートの王様、レカロシートに交換するという。
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今回レカロシートに交換されるパオはpapa氏がオーナー。
レカロシートの歴史は古く、1960年代にはすでに人間工学に基づき
シートの設計を行っていたという。
パオに今回装着されるのは、レカロのコンフォートシートシリーズの
LXというグレードだ。
コンフォートシリーズは座り心地良く、純正シートに近いデザインが
特徴(スポーティーだけどスポーツっぽくないと言いたい)。
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旧ウェル60が鎮座していた。
そう、純正シートは柔らかく、現代のシートからするとふかふかしているのだが、
さて、レカロシートがどういう感じに着くか、またレカロのような少し
大きく見えるシートがパオに載ると室内はどういう変化が起こるか
検証して参ろう。
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レカロを取り付けるには専用のシートレールが必要だ。
そう、ハンドルがどんな車にもボスを介して取り付けができるのと同じように、
販売されている社外品シートはどのような車にも
装着できるようになっているのだが、それはこのシートレールを
介して取り付けられるからである。
車種専用のシートレールがあれば大丈夫だ。
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K10と書かれてあるのが解かるだろうか。
そう、K10型のマーチ用のシートレールとなる。
パイクカーは全てフレームはK10型を流用して製作されているため、
K10型マーチ用でよろしかろう。
わざわざパオ用とかBe-1用とかフィガロ用を探しても、それは無駄骨になろう。
K10用を探せばどれにも当てはまる。
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シートレールのみをパオに合わせて見た。
シートレールの下にはちゃんとCDチェンジャーなどが入るスペースが
確保された。
ウェルは言った。
これで、CDチェンジャーを外さなくてすみます。
オーナーは言った。
これでカセットだけでなくCDも聞くことが出来るのですね。
皆が微笑んだ。(プロジェクトX風)
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レカロシートの裏側だ。
シートと、シートレールは6つのボルトで勘合されるのだが、
狭いシートレールの中に組付けられるため、ヘキサゴンのボルトで
締め上げられる。
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シート裏にはレールが取り付けられるようネジが切ってある。
取り付けは以外に簡単なのだが、レールを組付ける際狭いところなどが存在するので、
少し専用の工具などがなければ厄介だ。
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ヘキサゴンボルトがシートレールとシートを勘合させる。
これで、レカロシートとシートレールが合わさり、
車内に持ち込める準備が整った訳だが、
その前に、純正シートとレカロシートの大きさの違いにより
車内がどれだけ変化するのかレポートしてみよう。
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後ろからの撮影だ。
一番気になるのは、レカロシートの肩幅がどれぐらいまで
突っ張るか。
パオ自体室内がひろ~いとはいえない(コンパクトな車)ゆえ
レカロシートを載せたは良いが、シートの型が右のピラーや
左のシートにあたるようじゃ~NGであろう。
という事で、載せてみた。
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遂にレカロシートが鎮座した。
よくよく見ると、なぜか純正シートより小さくさえ感じる。
今回のLXシリーズのシートの中でも、一番サイドサポートが
外へ出ていないのが功を奏したのであろう。
レカロのスポーツシリーズのシートであれば確実左右のピラーやシートに
当たっていると推測する。
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後部座席への乗り降りも容易だ。
そう、レカロシートはワンタッチで座面が前へ倒れるため、
また、背面シートを支えている支点がシートの後方からオフセット
されているため、大きく前へ倒れるよう工夫されていた。
さすがに伊達にシート屋さんをやっていなかった。
レカロはシート会の王様だ。
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これが噂のレカロシートだ。
レカロシートに座ったファーストインプレッションだが、
シートが全身の体重を全体で受け止めようとするため、
足腰に負担がかかることなく、えっっこれ座っているように感じな。
そんな印象だ。
簡単に言えば疲れないのである。
ウェル帆布社もこれからもパオ、ラシーン、ミニ用のシートには
人間工学を織り交ぜてバージョンアップを目指す事に致そう。
本日はパオにレカロシートが鎮座するというブログで御座った。
コレまで~
本日の名言
未知に道あり
これは駄洒落ではありませぬぞ。
未知の分野や事をやって切り開いていくと
新しい道が出来るという事で御座ろう。
マネではいけませぬ。
スピードウェル社の社訓でもありますぞ。

日産ラシーン フロントドア スピーカーを交換する(中級編)の巻!

どんもす~。ウェルです。
さて、本日も皆様とお勉強のお時間がやってまいりましたが、
日産ラシーンのフロントドアのスピーカーの交換『中級編』を
ご覧頂くことに致そう。
まず、初級はスピーカーだけをポンと交換するだけ。
中級になれば、やはりスピーカーもウーファーとツイーターと
分かれた物を使用し、さらにスピーカーの本領を発揮させるために
ドアの防震処理『デッドニング』も行うという事になるだろう。
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上の写真をボちっとなぁ~と『以降の写真も』押すとよろしかろう。
今回使用するスピーカーユニットだが、時代はさかのぼる事,
1946年
ジェームス・B・ランシングにより、美しい家庭用スピーカーの
生産を目標に設立されたJBLというブランドだ。
このJBLは時代と共にハーツフィールド、パラゴン、オリンパスなどの
銘機を世に送り出したのだ。
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コーンも佳き風合いが出ている。
また、なぜJBLというブランドネームかと申せば、
その名は「音」に人生を捧げた一人の天才エンジニア
ジェームス・B・ランシングのイニシャルなのである。
お父様方たちにはこのスピーカーがどれほどあこがれたか、
そういうスピーカーのメーカーなのだ。
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今回はツイーター(高音を再生するスピーカー)も取り付けられるのだが、
この上の写真の位置(ドアピラーの内側)に装着される事とあいなり申す。
もちろん、このピラーの部分の裏側から配線も引き綺麗に取り付けられる
訳だが、出来上がりは最後にご覧頂こう。
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これが純正スピーカーだ。
純正スピーカーはなぜ、コーンが紙質なのか、いつも疑問に思う。
なぜ、最初から少しぐらいは音質にこだわらないのか。
最近の新車になってやっと質を追求する動きが生じているのだが、
それにしても、やはりコストというところで断念せざるえないのであろう。
すこし、ウェルは熱くなりすぎた。めんごめんご。
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ラシーンのスピーカーはプラスのスクリューで3箇所留められているだけだ。
このネジを外せばスピーカーは取り外せる。
また、このスピーカーの形にも注目して頂きたい。
なぜ楕円なのか。これは多分低音から高音を再生できるようにと
工夫をこらした逸品なのかも知れないが、
やはり現代のスピーカーが全て丸型だという事は、
丸のほうが効率が良かったのかもしれない。
時代も、今夜もまる~だ。(白鶴 風)
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スピーカーが取り外された様子。
今回はさらにデッドニングを行うという事で、
まずはドアについているビニールのカバーを取っ払う。
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こんな感じだ。
どの車にも、このビニール上のカバーは取り付けれており、
作用としては、ドア内に入った雨水が室内に浸入する事を
防ぐという事だ。
ドアスピーカーはドア自体がスピーカーボックスを成している
訳であり、ビニールカバーが付いているだけでびびる大木になってしまう。
要するに、音は空気の振動であり、この振動が、ビニールカバーに
つたわるとびりびり~びりびり~と音を立てるのである。
雑音の素でもある。
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今回はデッドニング素材n貼り付け時の写真がないのだが、
まず施工前に、綺麗に掃除をしないといけない。
ドア内には砂ホコリが多く、脱脂剤(ブレーキクリーナー)などで、
綺麗に汚れをふき取ってから、デッドニングのマットを貼り付ける。
昔はナマリ状のデッドニングマットが販売されていたのだが、
今はアルミ状の分厚いフィルムに接着マットがのっている。
また、コツは張り合わせる前に一度ドライヤーでマットを
あぶる事だ。
こうすることにより、接着マットが熱により伸び、伸びた状態で
接着するとマットが常温に戻った時にぎゅっと引き締まり、
接着物を蛸の吸盤のように離さないのである。
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JBLのスピーカー(型番はPS62C)が鎮座した。
ホームオーディオの世界では、スピーカーが良い音を鳴らすには
最低1年以上はかかると言われる。
それは、スピーカーのエッジやコーンが柔らかくなり安定するのに
それぐらい時間がかかるという事だろう。
また、音のアイドリングまでするというコダワリさえある。
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ツィーターが装着された。
スピードウェル社では、こうしてオーディオまでチューンUPする事が
可能で御座る。
ただ、スピーカーを交換するならDIYで誰でも出来ること。
音質を追求するのも楽しかろう。しかし、音は基本的に
主観が強いものなので、好みもあるのはご周知のとおり。
ウェルは原音に忠実な物が好きで御座るな~。
しかし、一般的に原音(例えば楽器の音)を解かっている方が
どれだけいてるか、それさえも微妙なところ。
ウェルはバンドマンなので、いろんな楽器の音を知っている。
そこら辺はお任せあれ。
上級編はまた次回にご覧頂くことに致そう。
今日はコレまで~
本日の名言
牛になる事がどうしても必要です。
by夏目漱石
しっかり休養しないと、しっかり働く事もできないという事で御座ろう。
しんどい時は、みなみな言いなされ。
牛になることがどうしても必要です、と。

岩手県柴波群 H様ラシーントラベラー納車おめでとう御座います

どんもす。ウェルです~。
さて、本日は納車おめでとう御座いますという事で御座るが、
岩手県は柴波群からご注文頂いたH様がオーナーのラシーンを
ご紹介いたし候。
スピードウェル社が鎮座する大阪から岩手県までは
なんと約1021kmもあり積載車に積み込み陸路を使い
まる2日かけての納車作戦が決行されたので御座る。
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上の写真をボチっとな
平成7年式だが、良く見るとグリルが後期仕様なのである。
そう、この車両のカラーは俗にゆうドラえもんカラーとも言い
平成6年末からの前期モデルに使用されたのであるのだが、
オーナーの思いは後期型のグリルだったゆえ、
前期型のグリルを後期型に交換して造り上げたのだ。
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グリルラッカーフィニッシュも施され、いかにも元からこのグリルが
鎮座していたかに見えるのである。
スピードウェル社ではこうしてオーナーの思いにアレンジさせて
お車造りが可能だ。
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内装をご覧頂こう。
ウェル帆布社謹製の張替えレザーシートがオーナーの心を癒す訳だが、
パネルラッカーフィニッシュと相まってさらに良く見える。
パネルラッカーにおいては、やはりシートのカラーと同色にするか、
もしくはボディーと同色が人気を博す。
いろんな色を取り入れても良いのだろうが、車らしさという観点では
上記のカラーリングが似合うのであろう。
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前部シートの裏にはポケットがあつらわれる。
そう、このポケットは有り、無し、選択が可能だ。
全ては職人の手により、縫製から張替えまでを行うゆえ、
安価なシートカバーとは対照的。
また、レザー生地から座り心地や質感、居心地まで追求している為
コックピットに座った瞬間から虜になること間違いないであろう。
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シート形状はウェル60スタンダードである。
ウェル帆布社のラシーン用シートデザインには、ウェル50、ウェル60、
それにジョルジェット70という往年の名車となろうデザインが
3タイプが用意されるのだが、まずこのデザインから選べる所が
なんもいえね~。(北島 風)
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後部座席も上品に仕立て、ゲストまでもが至福の時間となるだろう。
シートアレンジはどのようなことでも可能(不可能はめったにない)
であるため、このような形にして欲しいなど、ウェル帆布社デザインに
関わらず相談しても構わないのだ。
全てがテーラーメイドである。
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パネルラッカーフィニッシュはスピードウェル社のコダワリ。
そう、この色味はオーナーの心の色でもある。
全てが熟練のクラフツマンがあなたのお好みのカラーに塗料を調合し
ペイントする為、どのような色にも染め上げることが可能だ。
こういうところを一つずつ煮詰めていくと素晴らしい車が出来上がる
ことは言うに及ばず。
見て触れて本当の良さを感じて欲しい。
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運転席からはメーター廻りがこのように見える。
そう、走行中はずっと視界に入るパネル廻りなので、
落ち着いた色のほうが、リラックス出来るである。
ずっと乗ってて居たくなる。そういう車を製作出来るよう努力いたし候。
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パネルラッカーフィニッシュをオーダー頂くと、ドア廻りのパネル類も
同じカラーでラッカーフィニッシュが施される。
そう、抜かりは無いのだ。
純正はこの部分、黒系の色なのであった。(全車共通)
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後ろからのアンゴーからのショット!!
タイヤカバーにはスタンダードのファイブスタンという生地をあつらえ、
パイピングはコックスレザーで決めた。
ネイビーなブルーがこのラシーンにはお似合いだ。
それと、今回は背面タイヤのステーや、ワイパーなども
全てシルバーで統一しペイントが施されたのである。
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スピードウェル社のラシーン販売車両には全てラシーン弱点である
ワイパーやホイールキャップ、背面タイヤステーなどのリペイントが
付いて来るのだが、しかも高級2液性ウレタン塗料で仕上げるという
コダワリが、愛車の末永き輝きを約束する。
たいていの中古車屋さんが仕上げではなんだかな~
缶スプレーなどで仕上げているようだ。
それだけはやめて欲しい所でもある。
後にリペイントを施す時に、缶スプレーで塗装されていた物は
全て剥離してから出ないとスピードウェル社で使う塗料が
塗れないからである。
中古車を買う時点で、こういう塗料のことも聞いて判断して頂きたい。
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オーナーH様とラシーンちゃんをガシャ!!
この度は誠にラシーントラベラー納車おめでとう御座います。
また、お土産まで頂いたので御座った。
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本当に感謝感謝で御座います。
また、日常の風景など撮影されましたらお送り頂ければ、
ブログでもアップ致しますゆえどうぞよろしくお願いいたします。
今日はコレまで~
本日の名言
女子の涙は勝利の涙なり、男子の涙は降伏の涙なり。
by長谷川如是閑
いや~うんまいこといいますなぁ。
女子が泣いたらもう男子は負けですわ。
この通り。まいったまいった。

日産が新型パオの製作を発表!

今日はブログが二本立!このブログのしたのブログも
ズズイとご覧下され。
どんもす。ウェルです。
日産が遂に新型のパオ製作に踏切った。
クラシックとなる前回のパオと外観はほとんど
変らないというパオの愛くるしさは露襲することになるようだが、
心臓部であるエンジンには鍛造のフラットピストンがおごられ、
吸排気バルブやマニホールドは職人の手により鏡面加工が施される。
またカムシャフトやクランクシャフトには窒化処理がなされ、
より高回転域でも焼きつくことはない。
吸気系にはソレックス社製の
電子制御フューエルインジェクションが装着され、
排気系にはこれまた職人による手曲げ集合4イン2イン1のタコアシ
がおごられる。
もちろんマフラーはデュアルだろう。
それでいて18000RPM オーバーとは
化け物のような車である。
どうも皆々様お騒がせ致し候。
そう、今日は4月1日で御座った。
緊急告知 
きたる5月1日にスピードウェル社のウェブに物凄いことが起こる。
徐々にブログで明らかになるのだが、乞うご期待あれ。

日産ラシーン ラジオオート(電動)アンテナが動かないの巻!!

どんもす。〜ウェルです。
さて、今日はラシーンのラジオのオート(電動)アンテナが
動かない、という症状をお抱えの方には朗報というブログを
ご覧頂くことに致そう。
まず、ラシーンにはレイディフォ〜(ラジオ)を起動させると
電動でアンテナがヴィヨォ〜ンと伸びるという装置が取り付けられている
のだが、これがまた壊れやすいのだ。
そう、壊れてしまえばどうなるかと申せば、アンテナが伸びない
もしくは縮まないといった症状がうかがえる。
縮まないといふ症状であれば、まだレイディフォ〜(以下ラジオ)
の電波をキャッチ出来るだろうが、
伸びないとなるとガッカリ、ほとんどラジオは聞けないのである。
ラシーン電動アンテナ。
これが、あの噂の電動アンテナの正体だ。
アンテナを上下させるためにモーターが装着され、室内の
アンテナ用のリレーがこのモーターに電流を供給する。
また、今回は良質の中古を使い修理する事となった。
なぜなら、このアンテナはアッセンブリーでしか部品の供給がなく、
日産から送られてくる新品パーツであれば、NANAなんと
24,045円という高額な商品ゆえ、これは少々痛い出費になってしまう。
さらに工賃がはいってくれば3万円近くまでなってしまうというのだから
修理したくても出来ないのである。
という事で、今回はスピードウェル社の中古部から提供された良質な
中古パーツを使い、11,550円で修理が完了したのであった。
めでたし。
それではその一部始終をご覧頂こう。
ラシーンの電動アンテナ外します。
フェンダーとアンテナを留めているパーツを外す。
このパーツは専用工具がなければ外しにくいのだが、極細の
マイナスドライバーやらで対応可能だ。
対角線上に2箇所細い穴が開いており、そこにドライバーなどを
突っ込み、ネジを緩める方向に回せば取り外しが出来る。
アンテナ上部を固定していたパーツだ。
これが取り外されたパーツだ。
↑この右のパーツが、左のパーツをフェンダーに押さえ込む形で
取り付けられているのである。
上部の固定していたパーツが取り外された。
先ほどのパーツを取り外すとフェンダーに対してアンテナがフリーになる。
上部は先のパーツでフェンダーに固定されていたのだが、
下部の取り付け位置をご覧頂き候。
フェンダーのインナーカバーを取り外す。
インナーカバーは各所にネジ留めされている。
そう、このネジが各所に取り付けられていて、タイヤが邪魔で
取り外すのが面倒だ。
モーターを外している様子が伺える。
遂にアンテナのアッセンブリーが外された。
そう、さほど難しいことは無いように思えるのだが、
配線類を室内から引き直さないといけないという非常事態が
待ち受けているのだから、DIYでは不可能だろう。
これをDIYでされる方がいらっしゃるようであれば、是非とも
スピードウェルに入社を期待する。
これがモーターの鎮座する。
アンテナの一式が納められている状態での写真だ。
室内からはアンテナの配線を引き出さないとアンテナ一式が
引き出せないので、先にオーディオを外し配線を助手席側
グローブボックスまで手繰りよせなければならないのである。
室内は左グローブボックスを取り外す。
グローブボックスが取り外された。
↑このグローブボックスの取り外しはボックスしたの左右に
プラスチックのピンがあり、それを抜き取れば完了する。
以上、取り外しの一通りをご覧頂いたのだが、組付けは
その反対の反対の反対なのだ。(天才バカボン風)
電動アンテナがのびのびた。
遂に念願のアンテナが伸びた。
工場長は言った。これで、ラジオが聞こえます。
静かな工場に軽快なラジオの音が響きわたった。
オーナーは、喜んだ。『プロジェクトX風』
スピードウェル社の修理には新品パーツに限らない。
良質な中古をもちい修理を施すことも可能だ。
明日にあきらめずお問い合わせ頂きたいのである。
末永くラシーン、パオにお乗り頂けるよう今後も
努力し精進する。
今日はコレまで〜
本日の名言
やっている 姿を感謝で見守って 
信頼せねば 人は実らず

by山本五十六
さてさて、本日も素晴らしい名言で御座いますが、
企業は人なりで御座るという所を掘り下げると、こういうところに
たどり着くということですなぁ〜。
上司の皆様には是非ともこの言葉を肝に銘じて仕事をしてもらいたい
ものです。

北海道函館市 S様 パオ納車おめでとう御座います☆

どんもす〜。ウェルです〜。
さてさて、本日は北海道は函館市にお住まいのS様がオーナー
のパオちゃんと道中記をご覧頂くことに致そう。
スピードウェル社は北は北海道から南は沖縄までどこでも
どこまでも全国に納車しているのであるのだが、
今回は福井県の敦賀港からフェリーで航路21時間という長旅の末
北海道は苫小牧港から陸に上がり函館まで納入するという。
敦賀港から出発する。
出発は定刻の午前1時半だ。
このフェリーは毎日出港していないので、なかなかチャンスがなく
S様とも納車のお日にちをあわせるのが大変だったのだが、
ようやく仕上がったパオをフェリーに載せた瞬間、ウェルはほっとした。
フェリーにパオが搭載された。
遂にフェリーにパオが搭載された。
もちろんS様とは面識はなく納車当日に始めまして〜となるわけだが、
S様もどのようなパオが仕上がってくるのか心配だが、ウェルも
絶対に喜んで頂かなくてはならないという、プレッシャ〜が
重くのしかかる。
全ては納得がいくまで作業が進められるわけだが、
一番目指しているのは、新車である。
また、あーだーコーダー言いながら、次の日の午後8時半に
苫小牧港に着いた。
それからは、ひたすら高速で函館まで南下するのだ。
途中サミットが開かれた洞爺湖を横切り北海道の最南端まで
南下すれば、はるばる〜きたで函館〜である。
背景は、はるばるきたで函館山。
函館山とパオちゃんをガシャ!!
そう、今回はスタッドレスタイヤでの納入となった訳で、
ホイールもスタッドレス用とラジアル用が用意され
ラジアル用にはレトロペイントが施された。
せっかくスタッドレスタイヤなのに
まだ雪が積もっていない。と、納車の次の日は雪が降り積もったと
S様がご一報があり、あと一日納車が遅れればウェルは
雪でスピンしまくりで到着できなかったであろう。
これも日ごろの行いのせいか?(それはないだろう)
ヘッドライトピーク(通称まつ毛)
愛らしいまつ毛がパオの魅力を引き立たせる。
スピードウェル社のこのまつ毛はかなりの大人気商品だ。手前味噌。
まず、サイズが大きくなく、小さくなく、丁度良いと
皆に言われる。これは実話。
しかも錆びない。これはウェルが気に入っているところ。
全ては英国で製作されている。
MK-1仕様のライセンスプレート。
可動式ライセンスプレートだ。
色々なパーツがおごられたSオーナーのパオちゃんだが、
外装だけでなく内装もご覧頂き候。
パオ用 ウェル帆布社謹製レザーシートが鎮座する。
ウェル帆布社謹製60スタンダードシートが鎮座する。
今回はアイボリー(ハンドル類)と同じトーンの生地を全面に
使用し、オレンジのパイピングで仕上げている。
オリーブグレイのパオにはとてもお似合いだ。
もちろんヘッドレストもシートと同色に張り替えられた。
全てがオーダーメイドで製作されるだけあって、
全く同じパオもないのだが、個性の強いものからベーシックな
物までどのような形でも製作できるゆえ、シートのカラーは
トコトンこだわってもらいたいところでもある。
パオちゃんと料亭木はら
納車後、木はらという料亭でSオーナーと妹様と共に昼食をとった。
いや〜パオの話も尽きることは無い。S様もパオ好きである。
さらに北海道の海の幸が最高であるのは言うまでも無い。
さてさて、番外編ではあるが、Sオーナーの自宅に搬送中に
なにやら五角形のものが見えてきたので、寄ってみた。
これがジャパンペンタゴンだ。
そう、戊辰戦争集結の地、五稜郭だ。
土方歳三もこの地を走り回ったのであろう。
新政府軍と幕府軍が最後の最後に戦った終焉の地でもある。
五稜郭案内
明治維新という日本の夜明けがココにある。
色々な戦争がおこり沢山の犠牲者がおり、その上にこの現在の世の中が
成立しているという事を、やはり感じ取らなければなりますまい。
ぼけ〜としていては申し訳ないのである。
ノドンとテポドンの発射台ではない。
地対空ロケット発射台ではない。
いやはや、この頃の大砲はおっきい鉄の玉を飛ばしていたのであろう。
ボーリングの玉がごんごろごんごろ飛んできたらあぶないで〜。
(なんじゃそりゃ)
昨今北朝鮮からテポドンが飛んでくるともっぱらの噂だが、
日本におちたらどうすんべか。
この大砲で撃ち落すべ〜。
(冗談ではない)
五稜郭タワ〜だ。
ココにもタワーがはえていた。
五稜郭の堀だ。
土木作業は大変だっただろう。五角形に整形するところが。
バカな事ばっかり申したが、本題に戻ろう。
Sオーナーとパオちゃんの記念撮影。
S様と可愛いパオちゃんをガシャ!!
この度はS様納車誠におめでとう御座います。
北海道の地で元気に走っている姿をまた見てみたいものです。
帰りの飛行機はANA。
大阪へは約2時間というフライトで到着する。
感謝感謝。
お土産まで頂き本当に感謝感謝で御座います。
と言うわけで、今日は北海道函館市のS様のパオをご覧頂きましたが、
かなりかなり納車おめでとう御座いますブログが遅れており、
納車が完了されましたお客様にはまだブログに載らないの〜
という声が聞こえて参りますという事で、来週は
納車ブログうぃ〜くで御座る。
今日はコレまで〜
本日の名言
日に新た
毎日毎日、新しいことを考えて実行できたとするならば
一年365個も新たな発想、出会い、生き方が出来るはず。
なかなかむずかいし事では御座るが、日に新たと思い
生きて行きたいものですなぁ〜。

日産ラシーン 日常の製作秘話を丸ごとご紹介の巻(完結編)!!

どんもす〜ウェルです〜。
さてさて、今日帰って着ましたが、どこからと言えば大分県。
今回の完結編は大分県は由布市湯布院町までの納車をご覧頂くことに
致そう。
まず、スピードウェル社の全国納車だが、基本的にはキャリアカー
に載せて全国各地へとお届けに参る仕組み。
しかしながら、調整やならし運転を施しご自宅にお届けする車両から
フェリーに乗せてお届けする物までケースバイケースでお届け致し候。
サンフラワー 大阪南港発 大分別府着
サンフラワーがそびえたつ。
そう、今回は大阪は南港から、大分は別府までの直行便のフェリーに
載せて航路を使い納車するという。
大阪の現地時間PM6時50分発だ。
全国納車の中で、航路を使う場所は決まっており、北は北海道から宮城県
南は九州から沖縄県、どれも半日以上乗船するゆえ
船酔いにはウェルも敵わない。
遂にフェリーに乗る
そろそろフェリーに乗る順番だ。
今回はチープな旅なため2等客室という、一番エコノミーな
客室(ざこね)を選んだのだが、さすがに若者の乗船客が多く、
客室は個々の足のかほりが充満し、入室したらいなや鼻がもげたのである。
ウェルの足もついでに臭かったのであろう。
もうこれではお手上げだ。
そんなこんな約11時間の旅が終わり、フェリーから降ろしたところで
ふらふらになりながら記念撮影が始まる。
日産ラシーン 
遂に全貌が明かされる。
今回の特徴だが、外部的には丸目二灯のヘッド廻りと、ペイントの
切り返しだ。
オーナー曰く、最初はホワイト一色にまとめようと考えていたらしく
しかし、この出気栄えはさすがだ。
ウェルのおっさん臭さが乗り移ったかのように玄人好みに仕上がった。
ラシーンの良いところが生かされているとでも申そう。
さらに前後ホワイトにペイントされたバンパーが
玄人好みのグリルに対してさわやかな風合いをかもし出し、
重たくなくしかし落ち着きのある印象に一役買っている。
そう、このグリルのカラーではバンパーが純正色であれば
コテコテであっただろう。
日産ラシーン スピードウェル仕立て
タイヤカバーにはオーナーの思いが刻み込まれた。
そう、知る人は知るあの柄がタイヤカバーにはプリントされたのだが、
どんどんこうしてラシーンがオーナーの色に染まっていくのが
手にとって見れるから面白いところでもある。
日産ラシーン ウェル帆布社謹製レザーシート
ウェル帆布社謹製レザーシートは60タイプを選択。
シート単体で見ると張りのあるオレンジのカラーが印象的であったの
だが、車内に持ち込まれて以来、パネルラッカーフィニッシュと
調和しおとなしく鎮座するのだ。
ウェル帆布社謹製60デザインレザーシート。
このシートにはいろんな思い入れが込められている。
そう、ウェル帆布社が謹製のレザーシートだが、
生地のマテリアルから、縫製や張り方まで一からこだわり、
オーナーの思いの色で製作するというのだから、
ラシーンも蘇えるのである。
4月中にはウェル帆布ページのシュミレーターもリニューアルされる
という事で、ますます楽しみが広がること間違いない。
パネルラッカーフィニッシュだよ。
パネルもシートと同色のカラーがおごられた。
スピードウェル社のラシーンの一つの形にもなった、
パネルのラッカーフィニッシュだが、やはりシートと同色が
一番多いだろう。その他はボディーと同色がそれに続く。
注文時にオーナーが悩みに悩むところでもあるがゆえ、
慎重に吟味した上でくいの残らないよう選定して欲しい。
という事で、大分県に上陸し陸運支局へむかう途中に
通天閣ではない。大分タワーだ。
通天閣ではない。大分タワーがそびえたつ。
一瞬、大阪の通天閣かなと思わせるそぶりをしていた大分タワーだが
ビルの上からそびえるという、京都タワーにも通ずるたちかたが
独特だ。
オーナー宅に無事納入された。
遂に納入された。
いやはや、大分県までの道のり(海のり)は長かったのだが、
関西から湯布院行きであれば、是非ともフェリーをオススメする。
しかし2等客席だけは間違っても立ち入らないで欲しい。
足、すごいのである。
また、ウェルのへたっぴな写真もご覧頂こう。
日産ラシーンフォト募集なのだ。
ガシャ!!
ただ今スピードウェル社では、パオ&ラシーンのお気に入り写真を
だいだいだい募集なのだ。
まとめて月刊スピードウェルに載るという、企画も立ち上げられる
訳なので、ふるって参加して欲しい。
撮った画像はスピードウェル社のメールまでお送りくだされ。
今日はコレまで〜
本日の名言
昨日が今日をつくり
今日が明日をつくる

そう、しかしながらこれは毎日努力している人に当てはまるお言葉。
だらだらしていたらだんだん悪くなっていくばかり。
さて、皆様は明日はどうつくりましょうかな。

日産ラシーン 日常の製作秘話を丸ごとご紹介の巻(組立編)!!

どんも〜ウェルです!
さて先日バンパーやグリルなどのペイントを行っていた、
あのラシーンの組立編と題して中編をご覧くことに致そう。
話はさかのぼるが、MTで走行15000km台のラシーンは
そうめったと御座らぬが、オーナーが待ちに待ち、
ウェルが探しに探し現実の物となった一台である。
日産ラシーンの製作風景
各部の調整などにより分解されている。
スピードウェル社では、各部の調整や、点検、部品交換などなど
日常のメンテナンスではなく、手の届かない場所を整備して
お届けする訳だが、このお車もまた手間をかけた一台だ。
日産ラシーンの内装ばらばら事件
内装は外され、いろんな部品が飛び交っている。
どれがどのボルトか、など聞かれてもお答えする事が出来る。
それぐらい分解しても解かるのが当社の職人達だ。
ウェル自信、整備士でもあるわけだが、今は最終の調整や点検も
行うわけだが、ウェルがここはちょっと〜と言う前に
工場長が修正しているから頼もしい。
日産ラシーン シート張替え
もっぱらウェルはシートの張替えに従事している。
それぞれの人間がそれぞれの持ち場で責任を持って作業しているのだから
効率は良いのだが、同じ気持ちで作業しないと決して佳き車は
出来上がらないのだ。
バンパーがおごられた
遂にバンパーが装着された。
ラシーンのバンパーは取り付けボルトが多く、ボルトも折れやすい。
経年劣化や錆で外れにくくなっているので、DIYで外される場合は
注意が必要だ。
ぼき〜と折れてもウェルは責任は持たない。
バンパーが付いたという事は、遂にグリルが装着される瞬間も
迫ってきたのである。
グリルが装着された
工場長はどSである。
そう、またしても全貌は明らかにならない。
この車両は3月23日に大阪からフェリーに載せられ、大分県の
オーナーに24日には納入されるという。
全ては24日以降に明らかになるというわけだが、
部分的なショットをまとめてご覧頂こう。
ラシーン 網グリル
グリル中心部。
そう、ただ網の部分を撮っただけではあるが、ココにもウェル的な
仕上げの美的感覚が存在する。
良くご覧頂きたいのだが、綺麗に網が上下のラインにぴったり
平均的に装着されているのがわかるだろうか?
ただ単に取り付けただけでは、このラインは出せないのだ。
一つ一つの部品の組付けにもスピードウェル社では
細かな配慮が万全だ。
ラシーン 網グリルの違ったショット
ラシーン 網グリルのまた違ったショットラシーン 網グリルのまたまた違ったショット
イメージは沸いて来ただろうか。
こうして、バランスを整えられながら製作を進めていく訳だが、
そう、こう、しているうちにパネルのラッカーフィニッシュが
用意された。
ラシーン メーターパネルラッカーフィニッシュだ
平成9年式なので、左側のダッシュポケットは御座いません。
今回はシートのカラーと同色にパネルのラッカーが施された
のだが、組付ける前の単体での状態では、かなり鮮やかな
印象だ。
内装が取り付けられていく
ドアパネルなども綺麗に取り付けられた。
だんだん形になってきたのだが、まだまだ仕上がりにはほど遠い。
一つに作業ごとにクリーニングが行われるゆえ、
組付けには一番労力がかかるところでもある。
見えない部分でも、綺麗でありたいでしょ。
また、この部分の手を抜くと全てが、妥協の仕事となり
スピードウェル社のクラフツマンシップに違反する。
エアバック部分。
エアバック部もラッカーフィニッシュが施された。
おぉ〜次から次へと主役が揃ってきたのだが、
またクリーニングだ。
ルームクリーニングが施された。
全席外され、内装をクリーニングされるのだから、
気持ちも良くてたまらない。
ウェル帆布社謹製60レザーシートが組付けられていく。
遂にシートが搬入された。
ラシーンが組み立てられている最中、ウェルは隣で
シートを張り替えていたのだが、ようやく完成したので、
ココで、組みつけられるのだ。
シートは後部座席のお尻の部分から組付けが始まり、
後部座席の背もたれへ続く。
ラシーンの後部座席は6対4での分割シートになるため、
今回は左側からの組付けとなった。
パネルがおごられた。
パネルが遂に完成した。
ココまでくれば、最後に前部座席を取り付けて終了となる。
この時点で、灯火類、メーター廻り、オーディオ系などの
最終の点検が行われる。
スピードウェル社の製作には必ず点検が2度行われるのだ。
前部座席が鎮座する。
内装は落ち着きのあるオレンジに染まった。
遂にこのラシーンは完成したわけなのだが、
少しだけオーナーのコダワリもご覧頂こう。
塗り替えられた訳だが、そのガンメタリックが
グリルの廻りと、ワイパー、さらに背面タイヤステーに
おごられたのである。
背面タイヤステーはバンパーの色がおごられた。
ご要望があれば、どのようなカラーにでもアレンジ可能。
これで、ラシーンのドアアウターハンドル、ドアミラーとも
同じ色になった。
統一感が増した訳だ。
さらに、背面タイヤカバーにはプリントが施される事となった。
タイヤカバーにオーナーの思いが込められた。
熱い思いが刻み込まれる。
こうして、オーナーの色に染まるラシーンの製作をご覧頂いた
のだが、完結編は3月25日にアップ予定で御座るゆえ、
超ご期待あれ。
今日はコレまで〜
本日の名言
おもしろき こともなき世を おもしろく
by高杉晋作
いや〜素晴らしい、辞世の句では御座いますが、
やはりただ者ではこういう発想にはなりますまい。
世の中、自分で変えるのだと思っている方には心打たれる言葉でも
御座いましょう。

日産ラシーン 日常の製作秘話を丸ごとご紹介の巻(前編)!!

どんも〜ウェルです!
さて〜本日はスピードウェル社が日常製作している
ラシーンをご覧頂くことに致し候。
毎度毎度整備のブログや、納車の風景などブログでアップ致して
おるので御座るが、さてさて今日はどうなる事やら。
今回のベースとなるラシーンのスペックだが、平成9年式で
なんとMT車である。おお〜もうMTなど存在すら忘れかけていたのだが、
これまた熱いオーナーからの要望で現実の事となった。
しかも走行距離はなんと、15000km台と、
まさしく日本で一番走っていないMTのラシーンではなかろうか。
車内はまだ新車のかほりが漂っているのである。
日産ラシーン スピードウェル社の製作風景
自社塗装ブースでお化粧直しが施される。
スピードウェル社では、背面タイヤのステーやボディーの各部分の
仕上げなど、全てが自社で行っているゆえ、コダワリが
惜しみなく投入されるのである。
このコダワリはまた下のほうでご覧頂こう。
↑でもバンパーが着いていないのに気づかれたかな?
日産ラシーン バンパーやグリルもペイントが
バンパーや、あれれグリルなどもラッカーフィニッシュが施された。
そう、先日もご覧頂いた、ラシーンのバンパーにはボディーと
同色でラッカーフィニッシュが施されたわけだが、今回は
また一味違った物が装着されるのだ。
今日のブログの冒頭写真が後ろ向きだったのはこういう事なのか。
ウェルはドSなので、ぎりぎりまで見せたくは無いのだが、
皆様も気になると思うので少しだけご覧頂こう。
日産ラシーン 丸目二灯ヘッドライト
丸目二灯がおごられる。
おいおい、グリルを取り付けて写真を撮ってよと、皆の声が
聞こえんばかりの勢いなのだが、そこはドSのウェルちゃん。
まだお預けなのである。
今回は、外装と内装をメインにご覧頂くことになりそうだが、
丸目のヘッドライトをも少しご紹介致そう。
そもそも、丸目は昔から存在し、既製品(汎用)で存在する物。
古くは1950年代からその形は変えておらず、スピードウェル社が
取り扱うクラシックMINIにもこの丸目は装着されている。
(メーカーは違う)
丸目ライトは既製品だ
このライトはIPF製で御座る。
ウェル的なセンスでは本当は昔のルーカスあたりをおごりたいのだが、
時代がそうさせない。
まあ、IPFが妥当だろう。しかし、今後オーナーが丸目のヘッドライトを
コダワリ出したら、色々と丸目をご用意できる引き出しはある。
早く装着してみてみたいのだが、今日はほんとにお預けだ。
さて、今回のコダワリだが、それは塗装のお話。
スピードウェル社の塗装に使われる塗料は必ず2コートが施される。
この2コートとは一体何ぞやと申されれば、
まずベースカラーとなる色が物体に吹き込まれる。
綺麗に色が染まるまで、3回ないし4回くらい吹き込まれた後に
トップコートのクリアーが巻かれるのだ。
そして、今日のその時をご覧頂こう。
グリルの塗装にはコダワリが見え隠れする
グリルの色の切替しが今日のその時。
普通であれば、というよりコダワリをもって塗装しない限り、
この場合、まずベースとなるホワイトを塗られる。
そして、次にホワイト部をマスキングして切替されたシルバー部を
塗ると言う工程になるはずだ。
しかし、その工法は楽ではあるが、ばち〜とホワイトとシルバーの境界に
塗装の段が出来てしまい、
スピードウェル的には納得がいかない。
そして遂にその時スピードウェルが動いた。
日産ラシーン 丸目二灯ヘッドライト用グリルが鎮座する
グリル一つにしても製作にコダワリがある。
今回の工法は時間と手間もかかるゆえ、なかなか成しえないのだが、
まず、シルバー部を塗る、ベースのみだ。その次に。シルバーのベース
塗料の部分を乾かし、マスキングを施す。
乾ききっていないとマスキングテープに塗装が奪われる。
次にホワイトの部分を塗装する。
まずベースコートの二色を塗り上げるわけだ。
そして最後に一気にホワイトとシルバー部分にまとめクリアー塗料をグルリと巻くのだ。
こうして、ホワイトとシルバーの合わさる部分が滑らかなつながりと
艶のある仕上がりになる訳だ。
一つ一つをとっても些細な事だが、ひと手間を惜しむことなく、
製作してゆけば、本当に輝きのあるお車になるはず。
また、その思いが新たなオーナーの車に対する思いを
さらに大きくする事は間違いないところであろう。
さて、明日は、内装がどういう風に変化するのか
超ご期待あれ。
今日はコレまで〜
本日の名言
進歩とは反省のきびしさに正比例するである
by本田宗一郎
さすがおやっさん。どれだけじっくり自分に厳しく反省するか、
その裏側に進歩が待っているのでしょう。
ウェルは反省しまくりですが、一向に進歩しません。
もっと厳しく反省しなければならないという事なのでしょう。