5月1日に何かが起こる??

どんもす~。ウェルです。
さて、本日5月1日に何かが起こると題しておりましたが、
ただ今製作チュ~。
今回も、パオ&ラシーンにコダワリがふんだんに込められ、
パオには研究、ラシーンには新商品と
そんな感じでお披露目となりますが、これが
今後ずっと続くというのだから、序章に過ぎないのかもしれません。
それでは、今しばらくお待ち下され!!

本邦初公開 RASHEEN インターアライド製ミニカーを検証するの巻!おまけ付

どんもす~!ウェルです。
さて本日のお題はインターアライド製RASHEEENのミニカーを
検証するという訳だがRASHEENにも実はミニカーが存在した。
どこのお店を探してもRASHEENのミニカーを販売しているところは無く
なぜなのかと申せば、この商品各色『ホワイト、ブルー、
イエロー、ペールグリーン』240個ずつ限定販売だったという。
すでに完売しており、手に入れることは困難なのだが
ネットオークションなどで約1万円ぐらいで売買されているのである。
まさしくプレミアムだ。
でもほし~いとお思いの方には
最後のほうで凄い情報が紛れ込んでいるのでズズイとご覧あれ。
20090426a.jpg
日産RASHEENは平成6年(1994年)12月に発売が開始された。
当初は4色の販売であったのだが、
その後平成8年(1996年)には特別仕様車両などが出て、
カラーはずんずん増えていくのである。
これは実車のお話。
インターアライド製のミニカーには当初の4色が発売されたのであった。
という事で、モデルを深く追求して見よう。
20090426b.jpg
前方斜めからのカットだ。
全体的にRASHEENのよき風合いを演出しているのが、
ボディーの直線イメージだろう。
RASHEENには欠かすことの出来ない部分であるのだが、
実車に忠実という観点であれば、原型製作者(モデラー)さんは少し
解かりやすくデフォルメされたと推測する。
製品は材質はレジン樹脂製であり、少し軽めな様子。
これがダイキャストで出来ていればなあ~とウェルの勝手な主観である。
20090426c.jpg
前方から撮影した様子。
ヘッドライトは行き過ぎた表現かと思いきやかなり実車に
忠実な大きさであった。
フロントグリルはもちろん前期型(平成6年~平成8年末)が
採用されている。
RASHEENは前期型と後期型が存在し、外観であれば
フロントグリルで意匠が分かれているのである。
20090426d.jpg
側面に移ろう。
実車では65mmも上部に伸びたルーフレールも再現されており、
何がビックリしたかと申せば、ホイールキャップに日産のロゴが
チラッと見えるのであった。
よくもまあまあ、こんな細かいところまでこだわったなと
関心させられる場所だ。
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これがRASHEENの内装だ。
外観は実にワイルドなイメージなのだが、内装は
女性的なチェック柄シートなどを再現しているところが
RASHEENさをアピールする事になった。
20090426f.jpg
後ろから撮影した。
どうだ、背面タイヤステーやタイヤ、カバーまで再現されているのだから
あなたのお宝になる事間違いない。
しかし一点だけ悔しい所がある。
それはホイールが接着されており、走る事ができないのである。
本当は箱から出してブ~ブ~言いながら遊んでたい訳だが、
オタク心が箱を開けることを否定する。
という事で、このインターアライド製のRASHEENのモデルだが
大きさは1/43である。
そして、今日のその時。
実はこのインターアライド社製RASHEENのミニカーが
2009年オートサロン、ネット通販商品として
アクティブレッドが追加されたのだ。
しかもフロントドアには羅針盤のあのマークまで再現されている。
まだ在庫が若干数ありそうだったけれど、
ウェルは本日インターアライド社に注文してしまったのである。
実車ではこのアクティブレッドの仕様は、こうだ!
1996年4月 – 特別仕様車「タイプL」が追加設定された。
タイプIをベースにエクステリアにルーフレール
背面タイヤとホワイトのホイールカバー、ボディ同色ドアミラー、
専用ドアステッカー装備しインテリアに専用シート地を備えた。
専用色としてアクティブレッドが追加されたのであった。
その特別仕様をミニカーとして設定したということ自体が
高濃度なオタク。
詳しくは下記アドレスまでよろしく致し候。
http://www.interallied.co.jp/HS001SP1.html
さてさて、5月1日に何かが起こると題しておるわけだが、
RASHEENにも何かが起こるので目が離せない。
そして、今日月刊スピードウェルにおいて、冒険をテーマとした
RASHEENがアップされた。
20090426g.jpg
これがジョルジェット70レザーシートだ。
しかし、今回のテーマに沿って特別に製造されたもの。
各仕様はオーナーの思い入れにより変る。
20090426h.jpg
前席後部にはポケットという名のバッグが装着され、より冒険心をくすぐるため
ストラップには本革をあつらえ、さらにバッグにはふたが用意された。
スピードウェル社がこだわる一つの形となるこの70モデルだが、
このイメージを理解できる方はどれぐらいいるのだろう。
20090426i.jpg
これが本革によるストラップだ。
こういう場所にもこだわるりが必要だ。
冒険がテーマであると必然的にこういうデザインが
浮かんでくるのだが、仕上げかた一つで良くも悪くもなる。
ココには緻密な計算式が存在する。
20090426j.jpg
ジョルジェット70レザーシート自体はラシーンの直線的な雰囲気の
延長上でのデザインであるため、一際目立つ訳だ。
何事にもコンセプトが存在するのだが、ブレが生じては良い物は出来ない。
ラシーンを根本的に追求しイメージを
納得した上でのデザインがココにあるのだ。
質というおもてなしがココに完成した瞬間。
このRASHEENは月刊スピードウェルの5月号に掲載されたので
こちらでも詳しくご覧頂くことに致そう。
さあ、5月1日を乞うご期待!!
本日の名言
どんなことも
これでいいと思ってはいけないのである

by ラッセル
そうですなぁ、これで良いとおもってしまったら、
それ以上は御座いますまい。
常に上に努力する事は永遠なのであります。

本邦初公開 FIGARO 京商製ミニカーを検証するの巻!

どんもす~!ウェルです。
さてさて~本邦初公開と大げさな事ばかり申してはおりますぐぁ~
今回はパイクカーのラストを飾ったFIGAROの
京商製ミニカーと原型をご覧頂こう!
20090424a.jpg
これが京商製1/43スケールのFIGAROだ。
カラーは上からペールアクア、ラピスグレイ、トパーズミスト
の準である。
そうそう、もう一台御座ったがココには無いのがエメラルド(緑色)
実車はルーフが手動で開閉できるようになっているのだが、
もちろん上の画像のミニカーにも後に開閉されたバージョンが
追加で限定生産されたのであった。
その他にも300台限定のピンク色のFIGAROミニカーも存在するという。
オタクなマニアにはたまらない逸品である事は言うまでも無い。
さて、そろそろ原型をご覧頂くことに致そう。
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フロントマスクだ。
古場田氏曰く、グリルの整形(上と下の弧が違う)で
表情が変わるため非常に難しいという。
若干のニューアンスの差はあるだろうが、
原型製作者の再現性やデフォルメにより、FIGAROらしくなるのである。
100%実車を求めて製作はされているのだろうが、
それ以上に特徴が上手く伝わればそれで良いとウェルの勝手な想像だ。
20090424c.jpg
斜め前からのカットだ。
FIGAROの側面には前から後ろまでステンレスのモールが取り付け
られている訳だが、このモールのラインを出すのも一苦労だろう。
しかし、見事に再現されていた。
20090424d.jpg
後ろからのカットだ。
トランクのヒンジやテールランプも行儀良く並んでいる。
3Dの立体をよくココまで真似ができるものだなぁ~と感動するのだが
古場田氏が図面上の整合性をもたせて1/24サイズの図面を提供された
ことがやはり全てのモデルにおいて一役かっていたのだろうと推測する。
さて、それではこのモデルが実際にどのようになったかをご覧頂くことに
致そう。
20090424e.jpg
これが京商製FIGAROだ。
フェンダーからボンネットの曲線も見事である。
実車さながらとはこういうことだろう。
少しココで余談だがその他のモデル(他社モデル)と比較しよう。
20090424f.jpg
一番奥がノレブ社製(国産名車コレクション)からの出品だ。
真ん中が今回紹介する京商製。
そして、一番手前はと申すと、これは今日のブログの最後にご覧頂こう。
さて話を戻そう。
20090424g.jpg
京商製FIGAROのフロントマスクだ。
ヘッドライトの大きさと言い、グリルと言い圧巻である。
よくも1/43という精密なスケールでまあココまで再現できる物なのかと
関心するのである。
20090424h.jpg
上空から撮影した。
凄いだろ。
フィガロは一番緩やかな曲線でボデー全体が整形されているため
この緩やかな曲線を描くという事がなによりも難しかっただろう。
ここでも綺麗にリヤガラスの熱線は描かれていた。
天井が開閉されたモデルはこの位置から内装が
おがめるというのだから1台は欲しいところである。
20090424i.jpg
真後ろからだ。
リヤガラスの下のラインが少し丸みを帯びているのは
原型と異なる点だが
それ以外には気になるところは無い。
なんてったってリヤガラスから覗く内装のイメージまで
実車にかなり近く、FIGARO好きにはたまらない逸品に仕上がっていた。
さて、このFIGAROも4色1008個ずつの限定販売となったわけだが、
なぜ1008個という奇妙な数の販売になったのかと、
古場田氏からお教え頂いた。
ミニカーはダース単位で製造販売されるので、
12の倍数で1000個・・に近いところの12の倍数、
つまり84ダース限定というわけである。
皆、勉強になったであろう。
20090424j.jpg
ようやくBe-1、PAO、FIGAROと
パイクカーと呼ばれるモデルの全て出揃ったところで、
ミニカーのブログは一段落するわけだが、まだまだ興味津々な方は
パイクカーの生みの親、古場田良郎氏のブログでご覧頂けるので
是非足を運んで欲しい。
そして、今日のその時をご覧頂こう。
ヨネザワ製ダイヤペットブランドだ。
20090424k.jpg
もちろん日産のノベルティーグッズの一つであった。
しかし、ボンネットの開閉は前後が逆だから
いろんな意味で面白いミニカーだ。
20090424l.jpg
レッドというカラーリングも見逃せない。
カラーの名はスタールビーミストだ。(勝手な妄想)
もしかしたら実車の発売の前のコンセプトの時代に
実は赤色のサンプリングもあったのかも知れない。
これも興味津々なお話で御座る。
20090424m.jpg
このモデルはもちろん当時モノしか存在するわけが無く、
手に入れることは非常に難しいだろう。
コレクター度は高いミニカーと言えよう。
さて、次々とお宝ブログが発信されておりますが、
まだまだ~。
今日はコレまで~。
本日のパイクな名言
感動は性能になる。
by文造
そう、Be-1、PAO、FIGAROとパイクカーにお乗りの方には
良く理解できると思う。
常に感動しながら運転している。
それをもこのパイクな車たちの限りない性能なのであろう。
さらにパイクな車たちはその性能により、生活用品として溶け込み
日常のいろんな場面で感動させてくれている。
例えば、この車に乗ることによって一生出会う事のない方々と
文通が出来る。そんな感じだ。

本邦初公開 PAO 京商製ミニカーを検証するの巻!おまけ付

どんもす~!ウェルです。
さて本邦初公開という事で、かなり大げさな言いまわしだが
ご覧頂くことに致そう。
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京商製PAOだ。
カラーは4色、アイボリーにアクアグレイ
オリーブグレイにテラコッタと、
実車に準ずるかたちだ。
ウェルは4色とも持っているのだが、キャンバストップ車のみ。
当初はキャンバス車しか発売されず、時期を待って
ノーマルトップ車も販売されたのだ。
さあ、このシリーズ。パイクカー全てが出揃っているのだが、
全てはカラーごとに1008個ずつの限定販売であった。
あたかも実車の発売時のように売り切れが続出し、
ウェルも実はその波に飲み込まれた一人であった。
もちろんあとあとネットで購入したのだが、高かった。
さて本題の本邦初公開シーンをこれからご覧頂く訳だが、
いろんな角度からご覧頂くという点が初公開という訳である。
20090422b.JPG
これが原型の複製だ。
PAOももちろんの事、生みの親でもある古場田良郎氏が
図面上の整合性をもたせて1/24サイズの図面を提供された
という事で、まさに当時の息がかかっている訳だ。
この図面を元に原型製作者(モデラーさん)がモデルを作るのだが
PAOを製作されたモデラーさんは飛行機など、細かなモデル製作が
得意だという。
古場田氏曰く『良いキャスティングだったなぁ』である。
ご覧の通り、フロントグリル廻りなども細部にこだわられ
見事である。
20090422c.JPG
斜めからご覧頂こう。
ドアのアウターヒンジやドアハンドル、ルーフレールなども
忠実に再現されており、まさにスケールダウンした実車そのものに見える。
しかし、そこにはモデラーさんのオリジナリティ(再現性やデフォルメ)
が生かされ、よりPAOらしくなっているのだろう。
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後ろからの様子だ。
リブがトランクからバンパーの裏を通り、
リヤスカートパネルにまで伸びているのには圧巻である。
また、各ヒンジ部をご覧頂きたい。
なんとヒンジをボデーに取り付けるためのボルトの頭まで
再現されているではないか。
恐るべし、原型製作者。
マニアにはたまらない間合いである。
さてこの原型が1/43になるとどうなったかのか
それをご覧頂こう。
20090422e.JPG
これが京商製PAOだ。
新品の箱から出すだけでも勇気がいるのだから、本当に
ウェルもオタクかもしれない。
フロントグリルをじっくり見ると凄すぎることに気付く。
ラジオアンテナもちゃーんと伸びていた。
さすがに運転席側のワイパーは実車と異なっていたのだが、
それをマネしたところでだれもわからないであろう。
20090422f.JPG
側面からご覧頂こう。
リブもしっかり再現されており、PAOの良いところがすべて揃っていた。
ミラーの形状、ドアハンドル、アウターヒンジ、ルーフレールに至るまで
お見事、としか言いようが無い。
そう、これはトイではなくホビーである。
京商製は精密なスケールモデルと謳っているが
まさにその通りであろう。
14歳以上という年齢制限まで設けられているのだから
ただならぬ作り込みようであることに間違いはない。
しかし、一つ感じるところはAピラーの立ち方が甘いような気がする。
それはウェルの勝手な思い込みなのだが、多分
フロントガラスが平面であるが為にそう見えたのだろう。
PAOのフロントガラスは平面のように見えているのだが、
実は20000rという弧を描いているのであった。
古場田氏曰く、全くの平面ガラスであれば
車両に装着した場合、逆に凹んで見えるのだという。
だからあえて20000rという弧が設けられているのであった。
ドアガラスにも同じことが言える。
ちなみにドアガラスの弧は8000rだという。
20090422g.JPG
斜め後ろからのアンゴ~だ。
リヤガラスの熱線の処理にはBe-1に続き脱帽ものであるのだが、
キャンバストップのシボ加工やらリヤガラスの中心上のPAOステッカーまで
忠実に再現されているのだから、
もうこれだけでお茶碗3杯は食べられるのである。
恐るべし京商製。
しかし、京商といえども実車のデザイナーが監修するという事は
今までに有ったのであろうか。
本当にそういう意味でもこのBe-1、PAO、FIGAROは特別な
モデルになったのである。
前部買い占めたいのはウェルだけでは御座らぬはずだ。
全ては1008個ずつの限定であるがゆえ、さらにピンク色などの
300個限定やら、イベント限定など、オタク心をもてあそぶ。
さて、これからがそのオタク心をさらに掻き立てるのである。
20090422h.JPG
おいおい~なにやら
PAOSIDEと書かれているではないか。
これは一体なんぞや。
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おお~この箱の中にはPAOが。
そう、これはなんと当時PAOが販売された時のノベルティーグッズ
だったのだ。
だからPAOSIDEと書かれていたのか。
そもそもPAOSIDEというのは、、、っとこれは5月1日までお預けだ。
このPAOのミニカーなのだが、古場田氏が所有している物である。
20090422j.JPG
たまらないだろう。
フロントグリルのPAOエンブレムがデカイ!
そう、これを見てウェルも血眼になり探しに探し、ようやく
アクアグレイとテラコッタの所有者になったのだ。(自慢)
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このモデルは株式会社ヨネザワがダイヤペットというブランドで販売していた。
ダイヤペットの特徴はこのギミックにある。
両ドアやリヤトランクなども開閉するという。
それゆえ実車に忠実というわけではないのだが、日本製という事と
このギミックがコレクター心をくすぐるのであった。
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側面から見た様子。
まん丸でPAOらしさは増幅されている。
この愛らしさはいったい何なのか。
鶏のように見えてきた。それでかぁ~可愛らしいなぁ。
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上空から撮影した様子。
さてこれからリヤビューをご覧頂くのだが、
トランクの開閉をズズイとご覧頂こう。
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がちょ~
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どひゃ~
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ガビーン!
どうだまいっただろう。
発売元はPAOSIDE。
ネットオークションでも1万円以上の値が付けられている時も
あるとか無いとか。
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ココでせっかくなので情報をご提供致そう。
ヨネザワ製。ダイヤペットブランドからだが、ちゃんと
PIKE Factory のロゴも入っている。
大きさは京商製より少し大きめの1/40だ。
欲しい方はウェルのように血眼になれば見つかるはず。
これは京商製PAOと共に是非とも所有したい逸品であろう。
20090422r.JPG
あれあれまたまたPAOSIDEのロゴマークが!!
次回もご期待あれ。
今日はコレまで~
本日の名言
デザインは性能である。
by古場田良郎
これはPAOが発売された時のことであった。
Be-1が発売されてから2年という歳月が経ち、
PAOが発売されたのだが、メカニカル的性能の向上は
一切施されなかった。
当時としては新型車が性能の向上をしていないなど言語道断。
普通の車であればだれも買うはずがないのだが、
それをPAOのデザインが打ち破ったのだ。
そしてこの名言が生まれた。
デザインは性能である。遂にデザインが車の性能となった訳だ。
そしてそのPAOの性能を皆が欲しがった。
今でもこの性能は他を圧倒し続けているという事は皆もご周知の通り。
もはや生まれてくる事はないであろう。

これだけの数 本邦初公開 Be-1 京商製ミニカーを検証するの巻!

どんもす~!ウェルです。
さてさて、今日はミニチュアカーが題材なのだが、
古場田良郎氏とのお話の中で、ご紹介させて頂いた
京商が販売した日産Be-1のミニチュアカーの細部を
ご覧頂くことに致し候。
20090418a.JPG
基本的にこの四種のカラーが発売されたわけだが、
限定色『ピンク』なども存在しているという。
この京商が発売したBe-1は各色1008個限定での販売で、
すでにSOLD OUTなシロモノだが、
たまにネットオークションでも見受けられる。
しかし価格は2倍くらいに膨れ上がり、これは
1987年にBe-1が発売された時の再来であろう。
中古車市場で新車価格の約2倍にまで上ったという
記録的、歴史的車であった。
という事で、この京商のモデルの原型となるモデルの複製を
ご覧頂く事になるのだが、古場田氏のブログ以外で
ここまで踏み切った角度からは
本邦初公開となる。
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向かって右側からの角度だ。
20090418c.JPG
中央からの角度だ。
バンパーの中のラインもきっちり再現された。
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向かって左側からの角度だ。
このBe-1だが、古場田氏が監修するにあたり
この後に登場するPAO,FIGAROより非常に苦労されたのだという。
それは、データとなる寸法表が存在しなかったからであった。
それをどうしたかというと、古場田氏の持ち合わせる資料を
かき集め、図面上の整合性をもたせて1/24サイズの
図面を提供されたという。
20090418e.JPG
側面から撮影した。
ガラスの傾斜なども忠実に再現されている。
この状態ではアンテナなど細かなパーツは取り付けられていない。
20090418g.JPG
後方からだ。
リヤトランクの細かなRのラインまで再現されているのだから
これ以上の忠実という作品は出てくる事は考えにくい。
しかし、実車を忠実に再現し過ぎてしまうと
面白くない部分も出てくるのだという。
原型製作者のオリジナリティ(再現性やデフォルメ)が
よりBe-1らしい雰囲気を演出するのであった。
20090418h.JPG
これが1/43の縮尺モデルの京商製Be-1だ。
前回にもお伝えしたのだが、京商製はおもちゃではなく
忠実に再現したミニチュアカーだと主張している。
それは外箱の裏にもきっちり表記してあった。
Accurate Scale Model and not a Toy.
と記載されていた。
直訳すると、こうだ。
『 这个产品用精密的尺寸的模型不是玩具 』
こういうことだろう。(あまり意味が解からない)
要するに精密に出来ている模型だからおもちゃではないと
言いたいのである。
20090418i.JPG
難易度の高いフロントのフェンダー部までこだわられた。
実車が欲しくても買えないと思われる方は
このBe-1で妄想してほしい。萌え~。
古場田氏も実車のフェンダーの製作は非常に難しいと
お話されていた。
基準となる位置がはっきりしないからだという。
原型製作者の方も苦労された事だろう。
20090418j.JPG
今回はキャンバストップが装着され、閉まった状態。
今後開いているのも作ってほしいな、という裏話もあった。
20090418k.JPG
このテールのイメージがなんともたまらない。
Cピラーからリヤガラスにかけても綺麗なRが再現されており、
リヤガラスには熱線まで描かれているのである。
20090418l.JPG
Be-1モデルといってもこんなに種類があるのだが、
一番左からバンダイモデル、ノレブモデル、京商モデルだ。
これは集めたくなってきた。
20090418m.JPG
これはバンダイモデルを大きく撮影した物だが、
実はこれは古場田氏が一度分解して、
内装に彩色を施し、外装もアレンジして
より完成度を高めた物であった。
さすがこのミニカーにまで手を加えられていたとは
ただならぬ愛着を感じるところである。
ウェルはただただ脱帽であった。
という事でココでお宝を紹介致そう。
20090418n.JPG
社長賞のBe-1文鎮だ。
Be-1マニアにはたまらない逸品だが、これはもちろん非買品だろう。
20090418o.JPG
さてこれは何ぞやと申すと
見て解かるように左はBe-1のマスターKey(新品)である。
この形状のKeyはもう日産のパーツでも出ない
お宝であるのだが、おいおい右のKeyが問題である。
これは実はパオの試作Keyだったのだ。
良く見ると口の部分が少し小さいのが伺える。
その後パオはBe-1と同じ口の大きさのKeyに収まったわけだ。
20090418p.JPG
おお~このお宝?
ただのパオのフロントエンブレムじゃないの?
よくよく目を凝らして見てもらいたい。
PAOとかかれている下の文字が、
『 PRODUCED BY Be-1 TEAM 』
と書かれているではないか。
そうパオの設計段階であればBe-1チームが作業にあたっていた
いたのだからこういう形として出たのも当然だ。
しかもパオ設計段階ではまだPIKECARという言葉は存在しなかったのだから。
20090418q.JPG
そして、今日のその時。
おいおいPAO SIDE とチラッと見えているのだが、
なんだこれは。
これはまた近日公開致そう。
今日はコレまで~
本日の名言
話したことを後悔することがあっても
沈黙していたことを後悔したことはないのである

つまり口は災いの元ということだろう。

石川県金沢市 Y様 ラシーン納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです!
さてさて、今日は石川県金沢市にお住まいのY様が
オーナーのラシーンをご紹介致そう。
20090417a.JPG
この車両は平成7年式でもちろん排気量は1500ccだが、
サンルーフ付きのいわゆるタイプ3というグレードだ。
ラシーンには前期(平成6年末から8年末まで)、
後期(平成9年から平成12年まで)と大まかな仕様は2タイプ存在し、
外観ではグリルの意匠の違いやフロントバンパーの指示器の
ランプカラーがオレンジ『前期』 ホワイト『後期』と
言った形だ。
しかし、この前期モデルにはタイプ3というサンルーフ付き車両が
カタログ上グレードとして存在したのだが、
後期モデルになるとサンルーフ付き車両のグレードは廃止され
オプション設定となったのだ。
なので後期のサンルーフ車両はきわめてまれである。
20090417b.jpg
ウェル帆布社謹製、ノスタルジックレザーシートだが、
今回はYオーナーの思い通りにステッチカラーまで
選定された。
20090417c.JPG
ステッチがアイボリー色になったのだ。
ウェル帆布社の製作するシートは一台ずつ手作業で
張り替えられていくため、オーナーの思いを最大限に
生かすことも可能。
色、デザイン、ステッチなどなど、どのような形にも
変化は可能だ。
しかし、こだわって造り上げられたウェル50、60
そしてジョルジェット70も吟味して頂きたい。
20090417d.JPG
運転席、助手席のヘッドレストももちろん張替えてあるのだが、
シート裏のポケットをご覧頂きたい。
ポケットは有り、無しも選択が可能で別にポケットにふたも
取り付ける事が可能だ。
今やマップなど持っている方は少ないわけだが、
ラシーンという機能性の事を考えればポケットが
あっても良いだろう。
20090417e.JPG
ウェル帆布社のこだわるタイヤカバーだ。
このカバーだが、実に耐久性に富む素材を惜しみなく
使っているため、経年劣化の心配も少ないであろう。
タイヤカバーのカラーもお選び頂けるのだが、
カバーの縁についているパイピングのカラーも
お選び頂けるという。
カラーを選ぶ時はラシーンページにカラーサンプルを
網羅しているので参考にして頂きたい。
20090417f.JPG
この度はY様誠に納車おめでとう御座いました。
また、お土産まで頂き感謝感謝で御座います。
さて、お洒落なY様であるが、美容室を経営されている。
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カリモクやデンマークの家具などでまとめ上げられた店内は
ウェルの心をぐっと惹きつけた。
そう、ラシーンやパオにお乗りの方々はこういう家具に
興味のある方が多いのは事実だ。
20090417h.JPG
レクリントの照明などはスピードウェル社の屋内にも使用している
のだが、ウェル社のはいたってバッタもの。
このお洒落なお店の名はラヴィニール。
金沢市森戸1-57-1にそのお洒落なお店が鎮座する。
ゆっくりとカットやヘアーメイクを受けたい方にはオススメだ。
お電話番号だが、076-214-3445。
おかけ間違えないよう注意して頂きたい。
スピードウェルのブログを見た!といって頂ければ
カットが半額?
これは冗談だが、是非とも足を運んで欲しい。
本日はY様のお店も紹介致し候。
明日は、またまた気になる魅惑のブログをご紹介致そう。
コレまで~
本日の名言
将来は それを準備した人の
手の内にあるのだ

byエマーソン
という事ですなぁ。
毎日毎日ボーっとしている人にはたいそうな将来は望めません。
志一つで全てが変ることでしょうぞ!!

パイクカーの生みの親 古場田良郎氏とミニカーを検証するの巻!!

どんもす~。ウェルです!
さてさて~5月1日に何かが起こるという事で、
気にされる方々も、今日からのブログを読めば
少しずつ解かるかな?
5月までは何かの前触れブログをズズイとご覧頂くことに致そう。
いきなりだが、今日はタイトル通りパイクカーと称する
Be-1、PAO、FIGARO、の生みの親(デザイナー)
古場田良郎氏との熱いミニカーの話をご覧頂き候。
20090415a.JPG
さかのぼる事約二十数年前、当時の日産に熱い心を持った
一人のデザイナーがいた。
自動車のデザインを根本的に考えなおそう。
3オーナー、4オーナー、5オーナーとなっても
乗れる車にしよう。
今までにない風合いや質感を、求めた。
そして世に送り込まれたのが、Be-1だった。
一時はBe-1現象というカルチャーにまで発展したのだが、
その時、デザインというモノが車の質として生まれた瞬間だった。
このお話はパイクカーの序章にも過ぎないが、
京商がこのパイクカーをミニチュアな車に作り変えて
世に送り出したのだった。
しかも各色1008個限定という形で。
それだけでも話は素晴らしいのだが、
実は奇才デザイナー古場田良郎氏は京商で限定生産された
パイクカーモデルをモデル製作会社から、
図面などの資料提供依頼があって協力されたのだという。
古場田氏の並々ならぬ思い入れも伺える。
もちろんミニチュアカーが一つ出来上がるまでには
様々な方々の努力や技術が駆使されている訳だが、
パイクカー生みの親、古場田氏が関わっているという
ならばウェル的であれば2個も3個も欲しくなる。
しかしながらすでにほぼ完売しているのであった。
20090415b.JPG
これが京商から発売された1/43モデルの2倍の大きさ
のモデルの複製だ。
左上からBe-1、PAO、FIGAROの順に並ぶ。
このモデルは古場田氏が監修し実車の原寸やイメージなど
コダワリをつめて日本人のモデラーさんにより製作された
という、いわゆるメイドインジャパンなのだ。
というのも昨今はアジアの方々がこういう仕事をされ
昔のミニチュアカーであってもメイドインジャパンで
ない場合、値打ちが下がってしまうという。
ウェルもメイドインジャパンに賛成する。
20090415c.JPG
Be-1だが、京商製は一番右の車だ。
今後権利などにより色々なメーカーからパイクカーが販売される
かも知れないが、当時は日産はバンダイのみ製作を許していた。
そのバンダイ製が一番左のBe-1だ。
なんとも愛くるしく、実写には至らないのだが、
これはトイ(おもちゃ)の部類だという。
だが、京商はデザイン、ディティールにコダワリ
精密なスケールモデルでありトイではないという。
対象年齢が14歳以上というコダワリがそういう意味でもあるのだ。
20090415d.JPG
京商製のパオだ。
これはキャンバストップだが、後に
ノーマルルーフも追加された。
パイクカーの3種の中で一番複雑な外装を持つ。
アウターヒンジやグリル、プレスラインなども
古場田氏もこだわったことだろう。
ウェルはいつも眺めながらええなぁ~
ええな~ やっぱりええわ~と
うなずきながら日々過ごしているのであるが、
そんな方も多いはずだ。
20090415e.JPG
フィガロは少しノスタルジックな感じ。
内装が全て白で統一されているというところが
日本車の中では最後であろう。
この3種のユニークな車だが、京商は限定1008台ずつで販売した
という事が小にくい演出でもある。
それは当時のパイクカー(限定販売)に習っての事であろうと推測する。
20090415f.JPG
これがBe-1モデルだ。
このモデルを作る方をモデラーさんと言うのだが、
なんとBe-1、PAO、FIGAROと3種とも
別の方が製作したという。
なかでも面白かったのが、
PAOのモデラーさんは飛行機や細かいモノを製作するのが
好きなのだと言う。
20090415g.JPG
これがPAOモデルだ。
3種の中でも一番複雑な構造だが、忠実に再現され、
しかし忠実に再現するだけでは本当の良さが生まれてこない
のだという。
そこには職人としての経験が左右するところ。
この3種とも違ったモデラーさんに製作され、
モデラーさんは自分の得意とする形を製作するというところ
も大きなポイントだ。
本当にモデラーさんも素晴らしい仕事をされたから
即完売状態に陥ったわけだが。
20090415h.JPG
これがFIGAROだ。
フィガロのむずかしい点はフロントグリルにあるという。
自動車でも、グリルの形状が少し変るだけでも
大きく印象は変わり、某メーカーはグリルなどを替えるだけ
などで車名まで変えて販売するくらいだから。
特にフィガロのグリルラインは曲線で出来ているため、
また上下非対称なため苦労するのだという。
20090415i.JPG
↑のはウェルの所有物(お宝)だ。
そう、今日はこの3種のミニチュアカーの余興だったのだが、
5月1日までブログで高田順次アップしていくゆえ
乞うご期待で御座るなぁ~。
今日はコレまで~
本日は迷言
儲けることを考えるより
日本でいちばんいい車を
作ることを考えようじゃないか

byウェル
すみません。一丁前なこと言いましたが、
そういう事を考えていつも頑張っております。
しかしまだまだ勉強不足でもあります。
皆様と共に成長したいものですなぁ。

日産パオ キャンバストップからジャーマントップに張替えるの巻!!

どんもす~。ウェルです!
さてさて本日もブログのお時間ですよ~と言わんばかりに
やって参りましたが、今日は福井県はホニャララ市から
大阪までパオのコーティングとキャンバストップの張替えで
お越しのブチさまのお車をご紹介致そう。
ブチさまは知る人は知るパオ会の大御所。
20090412a.JPG
パオのチューニングなども凄く
エンジンはウェバーが二基がけで、タコアシやらマフラーやら
要するに怪物パオで御座る。
今回は年に一度のコーティング(スピードウェル社の近くのお店)で
受けられ、その後にウェル帆布社が幌の交換を致し候。
今回はすでに一度茶色のキャンバストップに張替えられていたのだが
その生地を新しくジャーマントップ生地で張替えるのであった。
20090412b.JPG
この茶色いキャンバストップがジャーマントップに
張り替えられる今日のその時である。
キャンバストップやら、ジャーマントップやら
何が違うの??
と皆お思いであるだろう。
そもそもキャンバストップの(キャンバス)と言うのは素材の事を指す。
元はといえば帆船の帆に主用されていた、太めの糸で織った厚地の布帆なの
だが、車の天井用にはそれにビニール系がラミネートされている。
それでだ、パオには純正はビニール系の素材で製作されているのだが、
少しだけ難点もあった。
それは縮みである。
パオはおよそ販売から20年の歳月が経ち、
青空駐車や屋内駐車などに関わらず、このキャンバストップが縮むという
事により、トップが開閉できないという
全てのパオがキャンバストップに爆弾を抱えている。
スピードウェル社はそれを全て新しいトップに張り替えて販売している
のだが、カラーも豊富でいろんなマテリアルもある。
その中でだ、今日はジャーマントップという最高峰の生地を
ブチさまのパオに採用されたのであった。
20090412c.JPG
これがジャーマントップだ。
写真中央から左が表面生地。右が裏面生地である。
なぜ裏地にお洒落な模様がついているかというと、
カブリオレ、オープンカーは幌生地自体が外装であり
内装でもあるゆえ、こういう手間をかけてあるのだ。
このジャーマンとはドイツという意味なのは皆解かる
訳だが、これはドイツ(メルセデスやBMWなど)に
限って使われている最高峰の生地という事になる。
そう、これは舶来品であった。
しかも、素材の強さも最高峰。
長持ちもし、縮みにくいという点や生地が少し分厚いので
静粛性も増すことだろう。
そしてバカにならんほどの金額もする。
20090412d.JPG
ジャーマンを張ったパオは初ではないか?
そう、生地自体は一般的な内装屋さんでも手に入る事のないシロモノ。
スピードウェル社では惜しみなく投入する。
その訳は、ずっとずっと長持ちして使って頂きたいためだ。
本日12時にご来店頂き、なんだかんだしながら15時位には
張り終えたのだが、こんな感じであった。
20090412e.JPG
アイボリーの外装には良く似合い
キャンバストップ用のブルー(ネイビー)より
まだ若干色濃いふうに感じる。
しかもテカリが無く上品な仕上がりに。
車内に鎮座しているレカロシートの
ブルー色の部分ともマッチしたようだ。
20090412e.JPG
ブチは言った。
これはブ〇マのブルーですか。
それともス〇水のブルーですか。
ウェルは言った。
どちらもグ〇ゼですが
使い方によって変わります。
ブチはそっと手を、あてた。
『触り心地はブ〇マのようで水に濡れるとス〇水だ』
パオに乗るたびに頭部にかぶったような気持ちに、なった。
ブチの求めていた永遠のアイテムだった。
これで福井へ帰れます。
皆が、ほほえんだ。
風の中のスバル~♪
昨日からこの話で一辺倒だった。
ほほえんだ皆さんを紹介します。
20090412g.JPG
左前から福井県出身、奈良県出身、大阪府出身、神奈川県出身の
皆さんです。
ウェル陳謝陳謝。
(ご覧頂いているレーディーの方々にはとんだ失礼を致しました)
こりずに以降もブログをお楽しみ下さい。
さてさて、話は続くのだが、今後スピードウェル社には
パオ用にこのジャーマントップで幌を製作して欲しいと
いうご要望にもお答えすべく4色のジャーマントップが
ラインナップされる事となった。
20090412i.JPG
左からネイビー、レッド、ブラック、ブラウンである。
このうちネイビーとブラウンは人気が出そうだが、
ブラウンは今年だけの限定5ロットのみの用意となる。
20090412j.JPG
↑の写真だが、中央から左が今まで販売していたモカブラウン色の
キャンバス地だが、右がジャーマン地のブラウンだ。
カラーの差もはっきりしている。
この右側のブラウンは5ロット限定だが、当社でパオをご購入の方も
トップの張替えだけお願いされる方もどちらも施工させて頂く事に
あいなり申す。
今後も上質のマテリアルをご用意出来るよう努力する所存。
パオもまだまだこれからが楽しみで御座る。
今日はコレまで~
本日の名言
一事を以って万端を知る
(いちじをもってばんたんをしる)
要するに一つを見ればだいたい解かるだろうという事。
人間、掃除の仕方をみればだいたいその人の力量がわかります。
隅々まで綺麗に掃除できる人はいろんな意味で隅々まで
気が回せます。
また仕事も良く出来るでしょう。
掃除が下手な人。ゴミが残っている人などは、まず何をやっても
出来ません。
それは、掃除もできなければ何をしても出来ないという事かも
しれませんなぁ。
掃除は人の心の鏡かもしれませぬなぁ~。

日産パオ オーディオの配線キットを製作するの巻!!

どんもす~。ウェルです~。
さてさて、皆様、たこが、モトイ。いかがお過ごしでございましょう?
今日はパオに社外品オーディオ(CDプレーヤーやナビなど)を
取り付ける時、パオの配線とを接続する配線キットのご紹介を致そう。
まず、社外品オーディオなどを取り付ける場合、どのような車でも
車専用の配線キットを購入し車の配線と、オーディオなどの配線を
くっつけるというのがセオリー。
そこでパオ用の配線キットは~と申すと実はどのメーカーからも
販売されていないのである。
それをお手軽に作れるというのが今回のお勉強で御座る。
20090410a.JPG
カー用品店で販売されている日産車用の10P,6Pタイプだ。
日産車用としては3タイプ発売されているから注意が必要だが、
カプラーの形などで覚えて欲しい。
20090410b.JPG
P&AというメーカーのPA-310Nという型番がそれに当たる。
ちなみにこれはオートバックスで1575円で発売されているものだ。
20090410c.JPG
内容物はご覧の通り。
まず左からアンテナコントロール端子用配線、
中央がリヤスピーカー用配線(6P)
右がメーンの配線(10P)
それでだ、パオには元々フロントスピーカーが着いてなく
いわゆる2チャンネル仕様なわけで、6Pの配線キットは不要となる。
もちろんアンテナコントロール『電動アンテナ』用の配線も洋ナシだ。
おいおい6Pの配線キットにはリヤスピーカー用の配線じゃなかったけ!
そうなのがだ、パオはこのメーンの中にあるフロントスピーカー用の配線が
リヤスピーカーを駆動するのであった。
20090410d.JPG
これがメーンの配線キット(10P)だ。
この10のあとのPとか6のあとのPとかさっきからPP言っているのだが、
ピンと言う意味。
コネクターの中にピンがどれだけ格納されているか、また格納数のこと。
ココからが今日のその時(本題)なのである。
パオはこの配線キットをオーディオと車両側につなげるだけでは駄目なのだ。
それは、ある一つの配線の位置を替えるだけで解決する事となる。
20090410e.JPG
配線がずらずら並んでいるのだが、
上段右側2番目の黒い配線(アース線)をご覧頂こう。
これが、オーディオ用のアース線だ。
このアース線を上段右二番目から上段右一番に入れ替えることにより
本日のミッションは終了する。
20090410f.JPG
さっきご覧頂いたままの位置で裏返して見た形。
これで言うと、下段の右から二番目の位置にあるのが黒色(アース線)である。
これを一番右(現在歯抜けの部分)に移し変えてあげれば良いのだ。
実に簡単なお話であるが、これが成しえなかったがゆえ
配線をぐちゃぐちゃにされた方は多いはず。
20090410g.JPG
まず黄色い物体を外す。
これはコネクターの中に格納されているピン達が抜けないよう
支持しているパーツ。
マイナスドライバー(精密系)を用意する必要があるだろう。
20090410h.JPG
黄色い物体を外した様子だ。
これで黒い線をコネクターから抜き取れば良いのだが、
このまま配線を引っ張ってもまだ抜けない。
人生そんなに甘くなく、そうも問屋がおろさない。
まだトラップは仕掛けられているのであった。
20090410i.JPG
そう、ここまでコネクターに踏み込んだブログは
世界初ではないか。
ほんぽう初公開、このピンの下のプラスチックの引っ掛けを
マイナスドライバー(精密系)で引っ掛けながら配線を後ろ側へ引き抜けば
ピンごと抜ききる事が可能となるのだ。
20090410j.JPG
抜きとった配線が鎮座する。
配線の先端にピンが着いているのが確認されただろう。
20090410k.JPG
番号を書いてみたけど解かりやすい。
1は元々黒い配線が鎮座していた位置である。
2がお引越しするところ。お祓いずみだ。
20090410l.JPG
ピンから差し込んだ様子。
これで入れ替えは終了した。
中古車で一部のパオには、この配線キットを加工せず、
パオ車両側の配線をぶった切って接続していたり
てんやわんやした跡まさしく兵どもが夢の跡のような
物まで存在し、出来れば車両側の配線を切るなどという
行動には出ないで欲しいがために今回のブログが出来たのである。
20090410m.JPG
ほら右上のピンの位置が変わり、万事終了でござった。
皆様もこれはDIY可能であろう。
今日はコレまで~
本日の名言
天を怨みず、人を咎めず
by新島襄
てんをうらみず、ひとをとがめず、どのような逆境であれ
自分自信で頑張りましょう!!

香川県高松市 N様パオ納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです。
さてさて~本日は納車おめでとう御座いますという事で御座るが
香川県は高松市にお住まいのN様がオーナーのパオを
ご紹介いたし候。
20090407a.JPG
オリーブグレイという名のカラーリングだが、新車販売当初では
2番目に人気のあるカラーで御座った。
ちなみに一番人気は言うまでも無いアクアグレイなのだが。
よくよくパオの色は何色あるのですか?と質問されるので
今日はご紹介致そう。
まず、青色はアクアグレイ。緑色はオリーブグレイ。
白色はアイボリー。茶色はテラコッタと申す。
この4色で構成される。
20090407b.JPG
俗にノーマルルーフと呼んでいる天井だ。
パオには幌が電動で開閉できるキャンバストップと、この鉄板で出来ている
ノーマルルーフの2タイプが存在する。
特に外観では天井の違い以外に相違点は無い。
また、内装においても、キャンバストップとノーマルルーフ共にキャンバス
トップ開閉スイッチ以外に相違点は無いのである。
まあ、しいて言うならばMTかATでセレクトレバーが異なるくらいか?
と思いきや、実は年代である部分のデザインが違うのだ。
これを知っている人はかなりマニアだろう。
それは、また今度ご紹介致そう。
20090407c.JPG
ウェル帆布社謹製のノスタルジックレザーは丹念に職人の手により
一ずつ手作業で仕上げられていく。
当社にお問い合わせが多いのがこのシートの張替えだが、パオ、ラシーン共に
シートカバーの販売は致しておりますか?と聞かれる。
しかし、これはシートカバーではない。
スピードウェル社が手掛けているのはシート張替えなのである。
これだけは間違えないで欲しいところ。
乗り心地や居心地は群を抜く。
20090407d.JPG
リヤから見たところだが、運転席、助手席裏にはポケットがつくのだが、
こちらもあみあみタイプ2種類とレザータイプとポケット無しという合計4点が
お選び頂けるのだ。
パオには収納部がほとんど無く、このポケットが重宝するところ。
ご購入希望の方にはじっくり悩んでオーダーして欲しい。
20090407e.JPG
パイピングのカラーも選べるから面白い。
そう、ウェル帆布社が謹製レザーシートはその他にもいろんなオーダーが
可能であり、全て自社でデザイン(ウェルが勝手に)しているため、
ココを少し変更して欲しいやら、この部分をもっとこんな風にして欲しい
などなどどのようなご要望にも答えれるのが特徴。
もちろん、整備面や価格面なども深く相談して欲しい。
新たなオーナーとスピードウェル社がこうして車を造りこんでいくのだ。
これだと思い出来上がった物には間違いは無いであろう。
20090407f.JPG
パオによく似合うオーディオNO,1のような気がする~。(天津 木村風)
クラリオンのDUB275MPというナンバーだ。
CDとラジオ、その他の接続をも可能にする新しくておもむきのある
CDプレイヤーだろう。
価格はスピードウェル社では24000円前後だろう。
取り付けはいたって簡単なのだが、配線キットがパオ用としては
発売されていなく、市販の日産用の配線キットでアース線だけを
少しいじってあげると使えるようになるので、今度
この辺も特集致そう。
20090407g.JPG
N様とパオちゃんを高松駅でガシャ!!
20090407h.JPG
お土産まで頂き感謝感謝で御座います。
この度はN様パオちゃん納車誠におめでとう御座いました。
前回のうどんオフもお疲れ様でした。
また、オフ会などご一緒によろしくお願い致します。
今日はコレまで~
本日の名言
愚か者が 先延ばしにすることを
賢者はただちに 取りかかる

あいたたあいたた~。とお思いのあなた。
そういう事です。
ほんと後回しはいかんですよ。