パオの取材を頂きました。

パオ

2月上旬に発売される書物の取材を頂きました。

天候にも恵まれ昨日、本日と2日間で写真撮影とリポー

トを行い、後は出来上がりを待つだけです。10ページに

および、パオが掲載されますので、これからパオをご検

討になられる方々には是非ご期待頂きたいと思います。

パオ

撮影の様子

パオ

撮影風景 ジムニーは私物。

今回は、パオの専門店ということで、内外装の気になる

ところや、整備の様子などを詳しく解説も致しました。

詳しくはオートメカニック2月号をご覧ください!!

今日はコレマデ。

本日の名言

雲の向こうは、いつも青空。

byルイーザ・メイ・オルコット

兵庫県南あわじ市のK様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

モケットシート パオ

往年の

PAOと記念撮影

PAOちゃんと記念撮影

この度は、淡路島にお住いのK様の元へお届けにあがり

ましたPAOトラディショナルをご覧頂きたいと思います。

アクアグレイの車体を全体的にレストアを施し、ぴかぴ

かに仕上げ、錆止めなども含めて製作致しました。

フロントフェース

ドライビング&フォグ

ドライビングランプとフォグの2連は、これも往年のパ

ターン。山坂道や濃霧も一安心ですなぁ。しかし、この

フォグランプはどちらも1980年代のデッドストックであ

り、なかなか簡単には見つかりません。

ナルディウッド

ナルディウッド

こちらも往年の、ナルディウッドステアリング。イタル

所に、往年のイメージをあてはめて製作が進められてい

ます。

モケットシート

上質なモケット60

かなりの上質なモケットシート。60デザインで張替えも

超クール!!

PAOトラディショナル

PAOトラディショナル 右舷後方姿見

この度はK様、PAOトラディショナル納車誠におめでとう

御座いました。長くお待ち頂きましたが、内外装も含め

レストア差し上げました。また沢山のお土産もいただき、

恐悦至極に存じます。

今日はコレマデ。

本日の名言

自分に打ち込めるものがあるうちは、

まだまだ青春期。

by平山郁夫

千葉県印西市のI様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

パオ

夏、冬

30年前までは、春夏秋冬をあたしは楽しんだ記憶がある

。卒業、入学シーズンには桜が美しく咲きこぼれ、雨が

よく降り出したなと思えば梅雨になり、今日も明日も、

明後日もしとしと雨を楽しんだのである。そして、朝

顔と蝉の声を聴いて、暑い夏を額にいっぱいに汗をかき

夕暮れには雷と通り雨が、昼の厚さを吹き飛ばしてくれ

るのである。蝉もツクツクボウシが泣きはじめると、秋

祭りのタイコが町中響き渡り、そして鈴虫の鳴き声を聴

きながら、三五夜を団子と共に愛でるのである。そうこ

うしていると銀杏の葉が地面一杯に黄色く染めあげて、

冬へと向かう。本当に四季は風情があり、移り変わり

を楽しんで生きてきた訳であるが、ココ10年はめっき

り二季といっても過言ではない。人々はどこへ向かう

のだろうか。PAOはその先をじっとみつめている。

パオ 記念撮影

この度は、千葉県印西市にお住いのI様の元へお届けに

あがりました、PAOトラディショナルをご覧頂きたいと

思います。アクアグレイのPAOに、フィガロのような、

ホワイト一色でキャンバストップも内装も仕立てられ

納車されました。

フロントグリル パオ

お色直しされたフロントフェース

毎度の事ではあるが、バンパーやグリルを純正に準じて

お色直しを施した状態。これがまさにPAOの顔である。

内装 パオ

ホワイトで統一された内装

フィガロのレストアの際に使用するホワイトの生地を使

用して仕立てられたPAOのシート。汚れは付けば台所用の

白いスポンジでさらっとふきあげると綺麗になる。

パオ 平姿見

パオ 平姿見

すでに、スタッドレスタイヤを装着して冬支度である。

今年は寒くなりそうだが、これは温暖化の影響で、極地

の氷が解けだし、その冷気が南下しているだけであろう。

パオ 千葉

PAOトラディショナル 右舷前方姿見

この度はI様、PAOトラディショナル納車誠におめでとう

ございました。色々とお気遣い頂きありがとうございま

した。

今日はコレマデ。

本日の名言

どんなに悔いても過去は変わらない。

どれほど心配したところで未来も

どうなるものでもない。

いま、現在に最善を尽くすことである。

by松下幸之助

愛媛県今治市のH様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

PAO教

仏教

シルクロードにPAO

愛媛の松山から今治に抜ける道中に、石手寺という遍路の

寺があった。そこをPAOで通りぬけた訳であるが、巨石に

よる仏塔がわたしを出迎え、まさに現代のシルクロード

(絹の道)の様である。このシルクロードにPAOをそっと

留め置けば、カールヴァーン達が原野に※PAOを広げて明

日の夜明けを待っていると言わんばかりだ。と、かなりの

妄想である。して特に気に入ったのは石灰岩を型で作った

仏像で、それは日本では見慣れないからだ。良く見るとこ

の仏像の髪型は螺髪(らほつ)という、いわゆるパーマ状

であり、シルクロードでは比較的新しい仏像の形である。

これがなぜ新しい仏像の形であったかと言うと、そもそも

ギリシヤのアレクサンドロスの東征から流入したギリシア

彫刻より、仏教の仏像製作が盛んになったと言って良いほ

どで、その時代から紀元2世紀前後の仏像は螺髪ではなく

、ギリシア人の髪型のウェーブ状であったのである。わた

しはひょんなところからハッダ遺跡の仏頭を手にしている

が、これも初期のウェーブ状の髪型である。これが、ガン

ダーラに入り、さらにマトゥラーで現地の位に高い人の髪

型と融合して螺髪となった訳である。今日の授業はこれま

で。

※PAOという名はモンゴルの遊牧民が使用している移動式

住居(ゲル)を中国語読み(包)を指しているというのは

知る人ぞ知る。

パオ 今治

PAOと記念撮影

この度は、愛媛県今治市にお住いのH様の元へお届けにあが

りましたPAOトラディショナルをご覧頂きたい。アクアグレ

イの車体でMTと言う、すでに珍しい個体である。

パオ フロント

フロントフェース

バンパーやグリルは純正カラーを踏襲しており、ザ、パオ

である。グリル中央のバッジのPAO文字の左右にはゲルが

描かれているのはPAOの七不思議の一つであった。

パオ 内装

PAO内装

PAOの内装風景

ハンドルコラムやセンターコンソールにはアイボリーのセ

ミグロスで塗装が行われ、ベージュのモケットの優しさに

マッチしている。

テールランプのリペア

テールランプのリペア

一般的なPAOはテールランプは樹脂製であるがため、経年

の劣化により艶も失われ、決して綺麗な状態ではないが、

ご覧の通りリペアを施し美しい状態に。

PAO 今治

PAOと今治の様子

この度はH様、PAOトラディショナル納車、誠におめでとう

ございました。造船の街、タオルの街、今治に元気よく走

っているPAOの姿は、皆さんに美と勇気を与えることだと、

思います。長くお乗り頂ければ幸いです。

今日はコレマデ。

本日の名言

日本文化は決して東海の孤島に孤立したものではなく、

ユーラシアに吹きわたる風の中に呼吸し続けたものだった、

とわれわれは言いたいのだ。

by栗本慎一郎

栗本氏はパオイストのための冒険シミュレーションの中で、

PAOの事をメトロノーマッド、都会の遊牧民と讃えていた。

京都府京都市のH様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

パオ

パオ

モニュメント

もともとデザインの学校があったところをリノベーションし

て、沢山のお店がはいった建物。その一階にオーナーH氏が

出店されるという事で、お店の前にPAOを留め置いてのスナ

ップである。普段はお客様のスペースとなる場所にPAOが置

かれて、モニュメント化したと言いたいが、写真がヘタコな

ので、そのようには見えない。まあ京のところはこれで勘弁

である。しかし、どこに置いてもモニュメント化するPAOと

言ふクルマは、それが魅力でもあるわけであるが、これ以降

こういう雰囲気のクルマは造られるのであろうか。昨今では

鈴木のハスラーやジムニーなども少し手を入れた雰囲気の造

形ではあるが、根本的に違いを感じる。その違いは技術が発

達し、より精密に、そして合理的になったことで、完成度が

増したが、反面面白くなくなったということであろう。

パオ

PAOトラディショナル 右舷前方姿見

この度は、京都府京都市にお住いのH様の元へお届けにあが

りました、PAOトラディショナルNEWエンジン、をご覧いた

だきたい。ボディーもほどよくレストアが施され、フロント

ガラスも新調されてまさに装い新。

パオ

PAOトラディショナル フロントフェース

バンパー、グリルなども化粧直しを施し、ヘッドライトには

まつ毛が装着された。

パオと記念撮影

PAOと記念撮影

実は、写真を撮る前は雨であったため、内装の写真を撮り忘

れてしまった。この度はH様、PAOトラディショナル納車誠に

おめでとうございます。長くお待ち頂きましたが、お喜び頂

けまして幸いです。それでは、オーナーH氏のお店、酢橘堂の

オリジナル商品をご覧頂きます。

ショップバッグ

ショップバッグ

キャンバス地を防水加工をほどこした、ショップバッグ形状

の手持ちカバン。持ち手が細い本革で出来ていて、これがな

んとも可愛らしく、日常使いにCOOL.大きさも3タイプ、縦横

も選べて、わたしも一つ購入致しました。

オリジナルのカバン

オリジナルのカバン

その他、オリジナルバッグ。それぞれがH氏のアトリエで手仕

事により製作されており、気持ちがこもっております。

アトリエ

アトリエ

オリジナルのカバン

オリジナルのカバン

こんな楽しいバッグも製作されております。季節柄でござい

ます。ちなみにこちらのマテリアルは工事現場にあるモノ。

すでにアートとの融合です。

酢橘堂

酢橘堂

H氏がセレクトの雑貨やオリジナルのバッグなどが並ぶお店。

オープンは9月を予定されておりますので、パオ、ラシーン

好きにはたまらないセレクトですので、是非足を延ばしてく

ださい。お店のアドレスは京都府京都市左京区田中東春菜町

30-3 THE SITE内の酢橘堂でございます。

では、今日はコレマデ。

本日の名言

雑草という草はない。

人間の一歩的な考え方で、

これを雑草として

決め付けてしまうのはいけない。

by昭和天皇

広島県福山市のM様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

吉備津彦

吉備津彦

中国の吉備津彦

小学生の頃、中国が日本の中国地方と、中華人民共和国の

中国と2つ中国があるという事にパニックになった。そも

そも日本で言う中国とは、岡山、広島、鳥取、島根、山口

の各県をまとめて指す言葉であるが、これは、古代、大和

と九州という国の間にあるからそう呼ばれている訳である。

そして、大陸の中国は、本来は中華と表現するものが、な

ぜか中国と呼ぶようになった。それは、アメリカを米国、

イタリアを伊国、フランスを仏国と同様になったことに、

理解は示せるが、そもそも日本に中国が在る訳であるから

そこは中華国と表現しなければ誤解が生れる訳である。わ

たしは小学校6年間、このジレンマに苛まれながら生きた。

パオと記念撮影

PAOと記念撮影

この度は、広島県福山市にお住いのM様の元へお届けにあが

りました、PAOトラディショナルをご覧頂きたい。アクアグ

レイの車体は適度にレストアが施され、美しさをみせている。

PAO トラディショナル

PAOトラディショナル 右舷前方姿見

キャメラのCCD素子に埃がついて、いつも左中央下あたりに

三日月状の影が出来るが、それはさておき、バンパーやグリ

ルは純正カラーに再度塗装を施し、ホイールはアイボリーに。

まつ毛

ヘッドライトピーク

通称まつ毛ではあるが、ステンレス製のポリッシュ仕上げで

いつまでたっても美しさを保持しほぼ錆びる事はないだろう。

また、汚れが付けば身近なもので言えば、歯磨粉で磨けば綺

麗に輝きを放つ。歯磨粉には極細の研磨剤が入っているから

ここぞと試して頂ければ、匂いは気になるが仕上がりは良い。

パオ 内装

パオの内装より

白と茶を使った内装の張替え。ダッシュパネルやアンダート

レイも手を加えて柔らかなイメージ。

PAO

PAOトラディショナル 左舷後方姿見

この度はM様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうござ

いました。長くお待ち頂き恐縮致しますが、仕上がりにお喜

び頂き幸いです。どうぞ末永くお乗りください。

今日はコレマデ。

本日の名言

失敗したことがない人間というのは、

新しいことに挑戦したことのない人間だ。

byアルバート・アインシュタイン

群馬県前橋市のT様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

まつ毛

つけまつげまつけまつげ

まずは、速報であるが2021年より加国では、使捨てされる

プラスチックを全面禁止という事で、おめでたい。第一に、

海の中に入ってしまったら分解がほぼ不可能となる物を使い

捨ての物の材料にしてしまっていることに、問題がある訳で

はあるが、化学繊維で出来ている服なども、こすれるだけで

微量の合成樹脂が空気上に散乱しているわけであって、これ

は重箱の隅をつつくような話。がしかし、石油化学の素材は

自然、天然素材と違い、地球環境を破壊してしまう物が多い

のには間違いはない。

パオと記念撮影

パオと記念撮影

この度は、群馬県前橋市にお住いのT様の元へ、お届けに上

がりました、PAOトラディショナルをご覧頂きます。新しい

エンジンに積み替えてながーくお乗りになられるという仕様

での仕上げが施されたアイボリーのPAO。

モトリタフラット

モトリタフラット 15INCHI

15インチはおおむね38㎝という、バスのような外形のハンド

ルは細身のグリップに鋲打ちがいかした装飾である。

モケットシート

モケットシート

すでにカリモクカラーとでも言えばわかりやすいであろうか

。デザインもそのような雰囲気で、応接間のようなくつろげ

る車内がイメージである。

パオのテール

テールランプのリペア

テールランプは樹脂製であるから曇りが生じるため、表面を磨

きあげてからクリア塗料で仕上げを施して、経年の劣化にも耐

え難きを耐える。

PAOトラディショナル

PAOトラディショナル 右舷後方姿見

この度はT様、PAOトラディショナル納車おめでとうございまし

た。エンジンから補機類から沢山新しい物に交換を差し上げま

して製作致しましたので、是非末永くお乗り頂ければ幸いです。

今日はコレマデ。

本日の名言

夢をバカにする人間から離れなさい。

器の小さい人間ほどケチをつけたがる。

真に器量の大きな人間は、

“できる”と思わせてくれるものだ。

byマーク・トウェイン

京都府京都市のK様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

パオ カメラ

パオなカメラ

自動車業界において、既にパオとは機械仕掛けの事を指すと

言えば、大げさではない。新車などは家電製品の如く、電子

パーツが無いと動く事は勿論、ドアさえ開かない物もある。

そこで、出てきた言葉がパオなカメラである。要するに、電

池がないと動かないカメラではなく、ゼンマイがシャッター

幕を巻いて、シャッターボタンを降ろすとゼンマイの力によ

って幕が開き撮影が出来る機械式の事である。まあ途轍も無

くPAOSIDE言葉ではあるが、パオ星人もしくはパオイストで

あれば通じる言葉であると思う。ちなみに、写真機が写真機

を映すという滑稽な姿は現代ならでは。被写体はオリンパス

のPEN-Fである。ハーフカメラと呼ばれるのは、ライカ版、

35㎜フィルムを縦に使用することによって、2倍の量の撮影

が出来るという代物である。昨今ではこの手のフィルムカメ

ラがとても人気があり、コンタックスのT2なんかは新品当時

より価格が上がるという魅惑の時代に突入した。これなんか

はポルシェがデザインしたカメラであるから、シュッとして

本当にカッコよく、若者はさすがにそのお洒落感を楽しんで

いる訳である。パオから入ると、生き方も含め、それぞれに

拘りたくなってくるものだ。

パオと記念撮影

PAOと記念撮影

この度は、京都府京都市にお住いのK様の元へお届けされま

したPAOトラディショナルをご覧頂きたい。新車のような輝

きに仕立てられた車両はオリーブグレイというカラー。オー

ナーの拘りによって内装はモケットで張替えされるなど、見

どころ十分。

パオ

パオ

パオ

パオ

パオ

シルバー類もリペイント済み

細部もリペアが行われ、気分一新。すでに30年という歳月が

過ぎ、されとて、これから長くお乗り頂きしところで、細か

なパーツ、特に見栄えのする事は美しく押さえておきたい。

パオ 内装

パオの内部

この度はK様、PAO納車誠におめでとうございました。古都、

京都でお抹茶色のPAOは良く似合いますね。このPAOが京都の

風景の一部になると考えると感慨深いものがあります。それ

では、どうぞ末永くお幸せに。

今日はコレマデ。

本日の名言

たとえ、いかなる逆境、悲運にあおうとも、

希望だけは失ってはならぬ。

「朝の来ない夜はない」のだから。

by 吉川英治