号外!4月15日 遂にPAOが鈴鹿を走る!


鈴鹿サーキットから生中継!

MA11SW型エンジン

前代未聞の珍事

スピードウェルのレーシングPAO『MA11SW』が遂にSUZUKAデビューする。

今回のミッションは1100㏄エンジンの高回転域に対するブローバイガスのガス圧を

調整するという事である。

1100㏄エンジンは現在8000rpmがレッドゾーン域であるが、パオ用(MA10S型)エンジン

の設計は6500rpmであるため、より高回転域まで回転を高めると、その分

ピストンとシリンダーから圧縮が漏れたブローバイガスの量も増える。

このガス圧をしっかり逃がしてあげないと、クランク室内部の圧力が高まり

クランクシャフトのオイルシールや、オイルパンなどからエンジンオイルが

漏れるという不具合が発生する。

さらには、より高回転域までのレスポンスを上げるために

クランク室内のガス圧を下げる必要があるということで、

今回は、専用のブローバイガス排気装置を製作した。

現在のブローバイ排気装置

加工前のブローバイ排気装置

より高回転域ではブローバイガスも増えるため、今回はその高回転化に伴い

変更することになった。

オイルキャッチタンク

オイルキャッチタンク

ブローバイガスにはクランク室で霧状になったオイルなども混入するため、

一度オイルキャッチタンクで減圧され大気にオイルが放出されるのを防ぐ。

キャッチタンクまでのパイプ径も今回は変更されている。

わたし的には、このオイルキャッチなタンクの蓋が茶色だとか、

形状にこだわりを持っている。

MA11SW-03レーシングカー

今もなほ進化し続けるレーシングカー。

常に極限でのテストを繰り返し、技術を市販車にフィードバックする。

当日は、ユーストリームで午前11時半、2時、4時と3回に渡って生放送されるから

是非とも楽しみにして頂きたい。

PAO 25年前のカタログ

パオ カタログ

PAOのカタログが出土した

街を見わたすと、なんだかみんな冒険を求めている。

でも、未開の地とか秘境に挑むには、

金も暇も 勇気もない。

それなら、頭の中で、心の中で冒険しましょ。

都会にいるから、PAO。

街並みに、新鮮な貿易風が吹いてくる。

日産PAO25周年記念本『パオのキセキ』本日刊行!

パオのキセキ

今年はPAO誕生25周年という記念すべき年であり、25周年を記念して

今一度PAOというクルマが生まれる起源から辿ろうということで、

PAOチーフデザイナーである古場田良郎氏に昨年末よりお願いをして

書き上げて頂いた『パオのキセキ』が遂に先行発売を開始。

初版は1,000部限定でスピードウェルより先行発売開始。

後日Amazonよりデリバリーが開始される。

パオのキセキ

『パオのキセキ』 古場田良郎 著 定価1,600円(税別)

パオ誕生25年の時を経て今、日産パオを知ることができる本『パオのキセキ』が発売。

著者は日産パオチーフデザイナーの古場田良郎氏。

25年という年月を経て、なほ老若男女問わず愛され続けているパオとは、

いったいぜんたい、本当にただのクルマなのだろうか。

発想に至る段階から、デザインにまつわるお話や精神性まで、

パオのすべてを後世に伝える完全保存版である。

現在PAOオーナーの方々はもちろんのこと、PAOにご興味のある方や、

インダストリアルデザイナーを目指す若者などには

バイブルとなるコト間違いはないだろう。

現在自動車工業関係のデザイナーの方々は必読である!!

80本限定発売!『ブリヂストン・ブリザック』スタッドレスタイヤ

日産パオ・フィガロスタッドレスタイヤ

パイクカー専用スタッドレス ブリジストン 『ブリザックVL1』を80本限定で発売開始。

純正ホイール(12インチ)サイズでボディーサイズにフィットするスタッドレスは

他ではほとんど販売されてません。

販売期間は12月7日より1月末まで。

在庫がなくなり次第終了となります。

価格は据え置き4本セット(43,200円)で販売致します。

詳しくはトップページよりご注文ください。

雪が降ってきた

雪が降ってきた

今年も雪の季節がやってまいりましたが、降ってからでは

遅いということで、スタッドレスタイヤに交換いたしましょう。

ブリザック スタッドレスタイヤ

ブリザック スタッドレスタイヤ

今年度もブリヂストンに無理をお願い致しまして、155・80R12インチサイズの

ブリザックスタッドレスタイヤの製造をお願い致しました。

ブリザックを装着

ブリザックを装着

平方姿見

ブリザック 平方姿見

Be-1、PAO、FIGAROの純正サイズに互換性のあるサイズの為、

純正と変わらない姿見で使用することが可能です。

ということで、装着の HOW TO をご覧頂くコトに致しましょう。

ジャッキアップポイント

ジャッキアップポイント

まずジャッキアップポイントの確認。

ボディー下部の切り立った部分に少し丸くえぐれたところが

ジャッキをかける位置、いわゆるジャッキアップポイントとなります。

ホイールナットレンチ

ホイールナットレンチを使用する

ジャッキでタイヤを持ち上げる前に、まず車載工具のホイールレンチを使用し

少しだけホイールナットを緩めます。

ジャッキアップする

ジャッキアップする

ホイールナットが手で回るくらいに緩めたら、タイヤが少し

浮き上がるくらいまでジャッキアップを行います。

スタッドレスに交換する

スタッドレスに交換する

ノーマルタイヤを外し、スタッドレスタイヤに交換します。

ノーマルタイヤがボディーから外れにくい場合は、タイヤの側面上部を

げんこつして頂くと、外れやすいでしょう。

ある程度締める

ある程度締める

ホイールナットを締めこみます。

体重をかけて締めこむ

体重をかけて締めこむ

最後に、体重をかけてググッと締めこみます。

女性であれば、レンチに足をかけて体重をかけても大丈夫でしょう。

男性の場合は、手締めでしっかり固定してください。

冬支度はおわりました

冬支度完了!!

ということで、スタッドレスタイヤの交換はお家で行うのも

よろしいかと思いますが、くれぐれもナットはしっかりと締めこみ

2度ほどご確認ください。

今日はコレマデ。

本日の名言

知って行わざるは知らざるに同じ

by貝原益軒

さすがの貝原さん。素晴らしい名言です。

月刊スピードウェル 12月号『2199年のPAO』刊行

月刊スピードウェル12月号

月刊スピードウェル12月号が遂に刊行された。

今回で月刊スピードウェルも60回(増刊号は別)になり、面白くなって来たわけだが

退役したPAOを産業廃棄物にするのにはもったいない、こんな素敵なDESIGNの

パーツ達の新しい使い方を模索して出した答えが、

お部屋のインテリアにするという提案である。

2199年のPAO

現在お乗りの方も、下りられた方も、お家の一部にPAOのDESIGNを取り入れて

またお洒落に生活するのも楽しいものであって、

ココで思うのは、素敵なDESIGNのモノはゴミには決してならないということである。

それでは、皆様月刊スピードウェル12月号を隅から隅までズズイとご覧くだされ。

今日はコレマデ。

本日の名言

なんとしても、ゴミだけは作ってはならない。

byスティーブ・ジョブズ

かのリンゴの創始者の予言通りでございます。

2014PAOの風景

PAOの風景

PAOの風景

PAOの風景

2014PAOの風景

遂に師走になりましたが、本日は旧暦で神無月、出雲では神在月。

稲佐の浜では、午後より神迎えの神事がおこなわれる所でございます。

12月は何かとばたばた致しておりますので、お電話もつながりにくいかもしれませんが

何卒よろしくお願い申し上げます。

静岡県静岡市のM様 PAOトラディショナル110納車おめでとうございます

PAOトラディショナル110 左舷後方姿見

トラディショナル110

PAOのエンジンを1100㏄にボアアップを施した、MA11SW型エンジンを市販化した

俗称110『ワンテン』エンジンを真っ先にそうチン(装填)した

PAOトラディショナル110は、トルクフルで街乗りには最適である。

最高速などは求めず、いかに街乗りで快適に操作できるかという

ところで製作しているため、もちろん耐久性もあるわけだ。

純正より軽量化されたピストンなどにより、燃費特性も

1000㏄より大した変化はないところも特筆すべきである。

PAOトラディショナル ワンテン 左舷前方姿見

PAOトラディショナル ワンテン 左舷前方姿見

この度は、静岡県静岡市のM様の元へお届けにあがられた、

PAOトラディショナル ワンテンをご覧頂くコトに致そう。

今回のPAOの製作は先にご説明したように、エンジンが1100㏄にボアアップが施され

街中でもストレスなく乗れる仕様に変更を加えたモデルである。

もちろん、PAOがストレスなくスイスイ走るのが良いのか、という

疑問を投げかけることは出来るが、それはそれで快適なものである。

(ターボのようにはスイスイ走らないから、それでもPAOらしい雰囲気は存在する)

フロントフェース PAOトラディショナル110

PAOトラディショナル フロントフェース

ホイールアイボリーラッカーフィニッシュ

ホイール アイボリーラッカーフィニッシュ

モトリタウッドステアリング 

モトリタフラットウッドが鎮座した。

モトリタフラットウッドはその鋲打ちのいかしたDESIGNに加え、

グリップが細いところに官能の美学が存在する。

最近のクルマはみんなグリップが太すぎて、はたしてみんなは

触り心地が良いと思っているのだろうか。

またエアバックがあるから、ハンドルのDESIGNがダメになっているのには

タカタさんにも頑張ってほしいところ。

ザ・モケット シート張替え

ザ・モケット

高級モケットを使用した張替え『ザ・モケット』は緩い時間の流れが特徴である。 

そしてボタンで締めあげられた生地のコントラストがなんともたまらない。

欧州車用ナンバープレート台

ルーカス製グラスランプ+ナンバープレート台

ブリタックス製は樹脂製であるのに対し、ルーカス製はガラス製であり

重量感と質感がにじゅうまる。

PAOトラディショナル 側面姿見

PAOトラディショナル 側面姿見

PAOトラディショナル 左舷後方

PAOトラディショナル 左舷後方

大雨の中 記念撮影

大雨の中 記念撮影

この度は、M様PAOトラディショナルワンテン納車誠におめでとうございます。

気の利いたタコメーターが英国で廃盤になり残念でしたが、

また出物がございましたらお伝え致します。

この度はお時間頂き誠に有難うございました。

今日はコレマデ。

本日の名言

乗りかけた船にはためらわずに乗ってしまえ。

byツルゲーネフ

ためらわず乗らないと、後で必ず後悔するものです。

日産PAO リヤハッチのダンパーを交換

パオ リヤハッチ ダンパー交換

ダンパーを交換する

生産廃止から2年ほど経つだろうか、リヤハッチのダンパーが経年の劣化で

PAOのほとんどがハッチを開けたまま保持することが出来ない状態である。

今回は、名古屋にお住いのN様のご提案でダンパー交換のすべてをご覧頂く。

パオ ダンパー交換

ボールジョイント部を取り外す

純正のダンパー上部はステーを介してボディに直接ネジ止めであり、

下部は、ボールジョイントを介してガラスハッチにナット留めのような形。

それぞれを取り外して、ダンパーの交換を行う。

モンロー製 ダンパーショック

モンロー製 ダンパー

こちらは、モンローのダンパーである。欧州車用に開発されているが

長さはPAOの純正ダンパーとほんの数センチ違いであり、これは装着が可能である。

モンローとでかでかとホワイトマーカーで印字されているのには

いささか主張しすぎではあるが、好みは分れるところだ。

写真 14-11-06 13 30 51_1

ボールジョイント装着絵図 ロアー

ボールジョイントに交換する

ボールジョイント装着絵図 アッパー

上下部をボールジョイントに交換する作業が必要であるが、

グラインダーやリューターなどお持ちであればDIYでも装着は可能である。

ただ、ボールジョイントが4個必要になるため、何かの自動車の部品を代用しないと

出来まめん。

日産PAO リヤハッチ御開帳

今日はコレマデ。

本日の名言

何でも不器用に造るが良い。

見かけが器用に出来た物に長持ちする物は無い。

by三遊亭円楽

これがね~本当に素敵な名言です。

まるで現在の日本のメーカーが出しているクルマや、家電なんか

みんなそのような感覚であって、性能うんぬんかんぬん、でなくて

本当に長く持ちたい、と思えるものがございません。

号外!『うなオフ2014』&『ツール・ド・三陸』開催!

2014年11月2日に、静岡県浜松市でパイクカーの祭典『うなオフ2014』が開催された。

時を同じく岩手県陸前高田市でバイシクルの祭典『ツール・ド・三陸』が開催された。

スピードウェルは1,2,3日と臨時休業を致しこの両方に参加致しました。

うなオフ2014

うなオフ2014

うなオフはパイクカーのイベントの中では日本最大級のイベントであり、

全国からBe-1,PAO,Figaroオーナーが自慢の愛車を持ち込んで情報交換をするという

とんでも素敵なイベント。

今年は最終は雨模様となったが、全国より最年少は中学生からオヤジまで

老若男女問わずパイクカーファンが集まった。

また、ここでPAO25周年記念誌、パオのキセキの発表も行われ(ウェブでアップ予定)

さらには、パイクカーのデザイナー古場田氏も参加されるなど、盛り上がりをみせた。

この模様は、月刊スピードウェル特別号として写真をアップしたので、

是非とも『月刊スピードウェル特別号 うなオフ』をご覧頂きたいと思う。

ツール・ド・三陸

ツール・ド・三陸

東日本大震災によって甚大な被害を被った東北地方の三陸エリアの

復興町づくりを、環境にやさしく、健康的な自転車イベントの開催で応援しながら、

地域振興と広域観光の推進を継続的にサポートしていくことを目的としたサイクリングイベント。

ツールドフランスを三度優勝したグレッグ・レモン氏が名誉ライダーとして参加され

先陣を切ってスタートした。

今回は、PAO25周年にあわせてPAO発売当時にツノダサイクルが製作し発売された

PAO自転車に乗って、三陸海岸の山坂50㎞工程を走破。

途中の沿道ではたくさんの応援メッセージが送られ、参加者が逆に勇気をあたえられる

という不思議なイベントであった。

この模様は『月刊スピードウェル特別号 ツールド三陸』をご覧頂きたい。

ということで、これからも益々の人々の暮らしとパイクカーの発展を願いまして

日々の車両製作に努めたいと思います。

今日はコレマデ。

本日の名言

自分を熱愛し 自分を大切にせよ

by志賀直哉

素敵な名言です。もっと自分を大切にしなければなりませんね。

号外 Be-1 PAO FIGARO 『うなオフ』が開催される!

うなオフ Be-1

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うなオフ

静岡県の浜松でうなぎオフ、通称うなオフが11月2日に開催される。

多いところで60台ほどの参加があるほど人気のうなオフ。

全国のパイクカー奏者らが集う秋の祭典である。

参加には事前に受付が必要であるため、パイクカーデザイナー 

古場田氏のブログより大会事務局にアクセスしてほしい。

http://blog.goo.ne.jp/kobatads/e/61ad78ecb2f167fe846edca65d40032d