謹製ウェル帆布 ノスタルジックなパイペンが復活

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謹製ウェル帆布

スピードウェル社が製作する販売車両の(Be-1、PAO,FIGARO,RASHEEN)には

シートの張替えが、お客様の思ひのカラーで行われる。

そのカラーは全部あわせたらゆうに1000色を超える(マテリアルを含む)

のだから、選ぶのにも飛んだ時間がかかる訳だ。

だから最初は130色ほどをご覧頂いている。

そして、今回は謹製ウェル帆布よりノスタルジックなパイペン(パイピング)

が一部のカラーで復活するからご覧頂く。

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往年のパイペン

パイペン(パイピング)はシートの側に走るラインの玉縁のコトを指す。

現在はプラスチック上のパイプにレザーを巻きつけてパイペンを作っているが

往年の車両には今回復刻する表面がつるんとしたパイペンが使用されていた。

その独特の風合いはなんともノスタルジックであり、懐かしくもある。

カラーはブラック、ダークグレイ、グレイ、ベージュ、ブラウン、ブルーの6色

の復刻であるが、それぞれをシートの色に合わせて上手にまとめれば

間違いなくオシャンティーである。

ということで、まだまだ新作はずいずい出てくるから乞うご期待。

今日はコレマデ。

本日の名言

努力できることが才能なんだ。

by松井秀喜

本当にそうですわなぁ。人間努力をすることがなかなかできないのです。

日本一の『PIKE CAR』イベント うなオフが開催!

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2012年11月4日(日) 静岡県浜松市で日本一のPIKE CARイベント

うなぎオフが待ちに待たれて開催された。

本年で12回目となる同イベント。昨年は雨模様であったが

今回はとても美しい秋晴れの模様となり

全国からBe-1、PAO、FIGAROの総称『パイクカー』が集結した。

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午前10時 舘山寺 パルパル駐車場 受付

あたしは早朝4時に起きて5時から出発したのだが10時30分ごろ遅参した。

熱心なワンオーナーズの方々は宵宮を執り行われているのだから

それはとても楽しいお祭りだと感じて頂ければ幸いである。

また、今年もパイクカーデザイナーの古場田良郎氏も応援に

駆けつけて頂いたから、記念撮影も申し込ませて頂いた。

Be-1 1987年製造

PAO 1989年製造

FIGARO 1991年製造

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パイクカーデザイナー古場田良郎氏(左から古場田氏と御婦人)

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うなぎオフ大会本部

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うなぎ弁当

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パイクカー大名行列

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プレゼント交換会やジャンケン大会

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記念撮影

この度は、うなオフ実行委員会の皆様、並びに古場田良郎様

そして、日本中から集結されたパイクカーのオーナーの皆様

本当にお疲れ様でした。

本日は速報でありますから、後日再びブログの方で

素晴らしいイベントの内容をアップさせて頂きます。

今日はコレマデ。

本日の名言

人間には変化の扉がある。

しかし、その扉は内側からしか開くことは出来ない。

11月4日 日本最大級のオフ会が開催

2012年11月4日に、静岡県浜松市で日本最大級のオフ会

日産パイクカー(Be-1、PAO、FIGARO)が集合する

うなぎオフが開催される。

今年で12年目という同オフ会であるが、老若男女問わず皆々様から支持もされ

多い時には60台を超えるという超弩級のオフ会だ。

参加はパイクカーであれば問題はなく、ゲーム大会などもあるから

現在パイクカーにお乗りの方は全員参加である。

また、準備の加減でお申込みが必要だから、下記のサイトを参照。

パイクカーデザイナー古場田良郎氏の『PIKEなMINICAR』

http://blog.goo.ne.jp/kobatads/

Figaro de ponさんのホームページ

http://www.pe-ke.com/bbs.html

ミクシーにご参加の方は関パイ組を検索

せっかくオサレなクルマに乗っているのだから、あたしみたいに恥ずかしがらず

それでは、ズズイと皆様ご参加下され。

Be-1 PAO FIGARO デザイナーの古場田良郎氏

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PIKE CAR/パイクカー

時代の最先端にあるとんがった車、Be-1、PAO、FIGAROの総称。

一般大衆車のような万人受けするような形ではなく、

その時代の流行の頂点に立つ人々に向けて発信されたコンセプトに基づき

デザインされた、限定車がそれである。

現在、そのパイクカー(Be-1、PAO、FIGARO)に近いと感じるクルマ、

RASHEENや光岡製ビュートなどはデザインこそこだわりはあるが、

それぞれコンセプトは別のところにある為、パイクカーと呼ぶことは無い。

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デザイナー 古場田良郎氏とデザイン

日産自動車デザイン本部在籍中は、数々の量産車のデザイン、

同社CIデザインシステム導入プロジェクトを始め、各種先行開発、

および限定生産車「Be-1」「PAO」「FIGARO」の商品企画、デザインを手掛け、

パイクカー(高感度商品)戦略の基礎を築く。 現在、企業イメージの形成や企業、

各種団体、地域などの活性化に向け、情報と情緒をもとに、モノ本来の基盤を

高めながら商品価値形成を行い、ヒトとモノと社会の良い関係をカタチづくるための

さまざまなデザイン活動(コーディネート、ディレクション、プロデュース)を行っている。

そして今回は古場田氏のPAOのメンテナンスにお邪魔させて頂いた訳だが

なんとスピードウェルのレーシングカー達を水彩画で描いてもらったのである。

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城野レーシングK10マーチ+SW11パオの水彩画とデザイン

古場田氏はK10マーチの次期マーチのデザインの開発を行っていた。

しかしその最中でK10マーチが5年ほど延命となり、次期マーチの開発が中断。

そして自主開発がおこなわれて出来上がったのがBe-1である。

というお話により推察することが可能だが、初代マーチのデザインにも精通されている。

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水彩画プレミアムオーダー 

お客様より頂いた写真に対し、デザインとアートという両方向より描かれる水彩画。

あたしがK10マーチのデザインについて指導して頂いている様子であるが

こうして水彩画を古場田氏に描いてもらえるなんて夢のようなお話であったから

家宝にしようと決意するまでに至る。

今回はあたしの水彩画を掲載させて頂いた訳だが、

一つ一つの絵画に対しタイトルや描きかたなど、古場田氏よりコメントも

頂けるからとてもうれしい。その模様は水彩画プレミアムオーダーのギャラリーページ

http://www.speed-well.jp/contents/watercolor/gallery.php

でご覧いただけるようになっている。

そして、今回の水彩画が描かれるその瞬間は

古場田良郎氏のブログ『PIKEなMINICAR』

http://blog.goo.ne.jp/kobatads/

2012年8月28日から4号連続で掲載されてるから是非ともこちらもご覧頂きたい。

ということで、是非とも描いてもらいたいという方々は

SWのWEB上のトップページ『水彩画プレミアムオーダー』

http://www.speed-well.jp/contents/watercolor/

から注文を頂ければ、幸いである。

それでは皆様もぜひご応募あれ。

今日はコレまで。

本日の名言

棒ほど願えば、針ほど叶う。

いやぁ、今回のプレミアムオーダーは、

われわれが愛車とするクルマのデザインされた古場田氏が直々に描いてくれるから

本当に夢のような企画である。

世界広しどこのような試みは本当に初ではなかろうか。

ということで、棒ほど願っても叶わないようなコトが今現実で起こっているから

皆様この機会を逃さずご応募お待ち申し上げます。

Be-1 PAO FIGARO デザイナー古場田良郎氏の水彩画

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industrial design/インダストリアルデザイン

インダストリアルデザインとは、「工業製品のデザイン」としての応用美術(applied art)である。

産業・工業において美しさやユーザビリティの追求をし、その結果として

製品の商品性を高めることが目的であり、(美)それ自体が目的である

美術・芸術品(fine art)とは区別される。

しかし、Be-1、PAO、FIGAROのデザインは、単なる工業製品の

デザインという枠を超え美術、芸術品にまで昇華したことにより、

今もなほ時代を超えて愛され続けるコトとなった。

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水彩画を描く古場田良郎氏

オーナーから頂いた写真を手元に描かれる水彩画。

それはあたしが描くものとはちがい、デザインを行ったデザイナーが

描くところに凄くひきつけられてしまう。

ましてや自分のクルマを描いてもらえるなんぞ本当は夢のようなお話である。

また、この水彩画というものは描くときに一度も失敗は許されないから

弘法も筆の誤りなんぞは言ってられない。

そしてもうすぐ今まで頂いたオーナー方のギャラリーページも完成するから

是非とも楽しみにして頂きたいとおもう。

あなたもこの機会に一枚絵を描いてもらっては如何だろうか。

お申し込みはプレミアムオーダーまで

http://www.speed-well.jp/pao/watercolor/

今日はコレまで。

チーフデザイナー古場田良郎氏のパイクカー水彩画

デザイナー古場田良郎氏 画

デザイナー古場田良郎氏による水彩画

Be-1、PAO、FIGAROと手がけられたチーフデザイナー古場田良郎氏による水彩画が

スピードウェルより販売を開始する。

ただ今販売に向けて準備中ではあるが、なんとオーナー様がお乗りのお車を描いて頂ける

という、まさにプレミアムなサービスなのだ。

ご注文方法や、写真のやり取りなどは今週末にウェブページがお披露目されるから

そちらからお問い合わせを頂きたい。

絵画、額のサイズも数種類ご用意させて頂くから、ご自宅の素敵な空間に

是非飾って楽しんで頂ければ幸いである。

あたし的に、デザイナー氏直々の絵画、これほど至福なことはないと思う。

今日はコレまで。

本日の名言

決して、決して、決してやめてしまうな。

byウィンストン・チャーチル

非常に熱いお言葉。また、『絶対にあきらめない』とも言います。

○Be-1&PAOの研究開発 知識向上のためのライブラリーの巻○

ドンモス=ウェルです。

さて皆様、ゴールデンウィークに突入如何お過ごしでしょうか。

スピードウェルではPAO生誕25周年となる来年に向けて

色々な取組を行っておりますが、遂にその第一弾が本日開幕。

そして、第二弾、三弾と続きますからお楽しみください。

四半世紀前となるBe-1の書物

Be-1&PAOの研究開発 知識向上のためのライブラリー

http://www.speed-well.jp/pao/contents/magazine/

遂にこの日がやってきました。

パイクカー誕生から四半世紀という月日は流れ、

当時の状況などなかなか掴むことができない中

1987年から始まるパイクカーが掲載されている文献が

ウェブページに永久保存されるコトとなりました。

そして皆様には御拝読頂き今一度、発売当初のパイクカーのコンセプトと

発売当時のカルチャーなどを思い起こして頂き、

素晴らしいクルマがあるのだ、素晴らしいクルマに乗っているのだ、

ずっと乗って居たいなど感じてもらえれば幸いです。

それでは、良いゴールデンウィークを。

今日はコレまで~。

本日の名言

一歩前に歩くと、少しだけ未来に行ける

そうですわなぁ。私の場合、みんなが歩いているところを

すたこらさっさと走ります。同じ時間のなかで、少しだけ未来に行けた

感じが致します。

○Be-1・PAO・FIGAROデザイナー 古場田良郎氏による水彩画の巻○

どんもす=ウェルです。

さて皆様、本日は物凄い。1987年、日産自動車より

Be-1が1万台限定で発売され、その人気ぶりに第二弾として

表れたのが1989年発売のPAOである。

パイクカーの先駆けBe-1に続き、めでたくPAOが来年25周年ということで、

スピードウェルではPAO生誕25周年記念を今年から祝おう、そして

改めてパイクカーの本来目指していたものを再認識するということで

『5月に何かが起こる』をかわきりに様々なイベントをご用意している。

そして第一部は日産Be-1/PAOデザイナー古場田良郎氏によるパイクカーの水彩画が

スピードウェルより販売が開始されるという。

Y.kobata氏によるパイクカー水彩画

古場田良郎氏によるパイクカー水彩画

想い出の詰まった、あなたのお気に入りのパイクカー写真をご用意ください。

その写真を元にデザイナー古場田氏が直々に

あなたの愛車は基よりナンバープレートや撮影場所の風景なども書き足し

水彩画により描いて頂けるという素晴らしい企画です。

水彩絵具により描かれる新しいパイクカーの世界

水彩絵具とMBM木炭紙(フランス製) こだわりのマテリアル

素材にもこだわり、その紙の表情が美しいフランス製

MBM木炭紙に水彩絵具を使い描かれる絵画。

部品だけのカットも有り

部品だけのカットも有

パイクカーには、それぞれの部品だけでも見て楽しめることから

今回の水彩画においても、部品だけのカットも受け付けが可能だ。

特にフロントヘッドライトからフェンダーにかけて、とか

ミラー周辺とか、テールランプ廻りなど、イメージだけ

古場田氏にお伝えして描いてもらってもお洒落な絵画になるだろう。

緻密な表現力が魅力です。

緻密な表現力が魅力だ

今回は5月に入ってから受付を開始する予定であるが、

ここに一つルールが存在する。

それは3車種のデザインの特徴があまりにもスポイルされいないということ。

たとえば、コンセプトに反する特殊な車体色のペイント。(ラメ塗装や痛車など)

著しいローダウン、ハの字、オーバーフェンダー、無バンパー、

無ヘッドレストなどの車検に適合しない改造。

英国車を意識しすぎた「心のチヘイセン」を越えていない改造の多用。

など純正から大きく逸脱しないということが原則にある。

Y.kobata氏のサイン入り

古場田氏の描いた日付とサイン入り。

クルマをデザインされた方に自分のクルマを描いてもらえるなんて

本当に夢のようなお話である。

これを機に、またパイクカーが大切にされればウェルも本望だ。

額に入れてご自宅に届けられる。

額に入れられてご自宅にお届けされます。

今回は3台まとめて描いたものをご覧頂いたが、

基本は1台を約15㎝×21㎝、もしくは約20㎝×26㎝サイズ(仮)で

描いて頂けます。

また三台まとめ描きも時間を頂ければ販売が可能ということで

こちらの構図は古場田氏のおまかせ仕様になります。

車体色の組み合わせはイメージカラーが分かりやすく

商品価値がありそうです。と、古場田氏よりお話を頂きました。

古場田氏よりメッセージ

自宅やご近所の風景なども少し描き足すことができそうです。

いろいろなシーンを4~5点写真に撮っていただければ、

その中から選んで描きおこします。

ということで、5月より特別ページを作成し、

受注を受け付けるコトとなるから

皆様どしどし美しいクルマと写真造りに徹してもらおう。

今日はコレまで~。

本日の名言

運とはチャンスに出会う準備ができていること

byオプラ・ウィンフリー

そうですなぁ、準備が出来ていないと気付かないことがほとんどです。

常にアンテナを張り準備してこそ、運をつかむことができるのでしょう。

○英国のNick Harding氏が来店するの巻○

For some reason!(DONMOSUE)

ウェルです。『英語どんもす。発音はドンモス』である。

さて本日は、フランスから8Kmほどはなれた沖の島

英国領のジャージー島(チャネル諸島)から遠路はるばる

Nick Harding氏が来店するというお話だ。

ハーディングご夫妻と社員の記念撮影

ハーディングご夫妻と社員の記念撮影 (残念ウェルさんはカメラマン。)

ハーディング氏は現在23000kmほどの極上のPAOを

お乗りになられているということで、2010年には

スピードウェルからパーツなどお送りさせて頂き交流させて頂いている。

その時の模様は『英国のNick Harding氏からお便り(e-mail)が届くの巻!!』

http://blog.speed-well.jp/archives/484

をまずはご覧頂こう。

ニック・ハーディング氏

ニック・ハーディング氏

今回は、日本の旅行の合間に、そしてきっどぎゃるそん氏のご厚意より

スピードウェルにご来店頂いた訳だが、ウェルの片言英語は

かろうじて通じたのだろうか。

聞くところによると奥様はFIGAROにお乗りということで、

夫婦そろってパイクカーをこよなく愛されているようだ。

Be-1,PAO,FIGAROは国際的なパイクカーであり

世界中にファンがいることが良くわかる。

そしてスピードウェルは世界中のパイクーのファンの方々のために

もっともっと頑張らないといけないということが解った。

Thanks for visiting today. Let’s meet again.

とココで番外編。

NHKで早朝に放送されていたドラマ(カーネーション)の舞台、岸和田。

大阪の岸和田といえば、だんじりであるが、大阪にはほとんどの町が

だんじりを所有しているというほどだんじり大国である。

だんじりの修理

北本工務店 だんじり修理

北本棟梁はウェルの町(馬場町)のだんじりの世話をして頂いている

枠にとどまらず、おなじモノづくりの作り手として意見を交換している。

木で出来たクルマか鉄で出来たクルマか。

4つコマが付いたものが好きなんだろうか。

丸柱の製作

丸柱の製作

北本棟梁のこだわりには非常に感銘を受けるところあり。

柱となる材料は、5年ほど寝かされたケヤキ材。

ケヤキはきっちり乾燥させないと非常に暴れる(反る)。

だんじりの精度は0,5㎜ほど棟梁はいつもいう。

1㎜くるたらはいらんわ『1㎜狂ったら入らないよ』。

まあ凄い精度であることは間違いない。

※ウェルに解りやすいようミリ単位で表現してくれている。

出会いの目は匠の技

出会いの目は匠の技

丸柱が出来上がり覗いてみると、だんじり正面となる柱面に

なんと出会いの目がくっきり浮き出ているではないか。

ケヤキの暴れた木目を見抜き、美しく見せつけている。

だんじりはこうした匠の技により製作が行われており

値打ちがあるなぁといつも息を呑み込んでしまう。

スピードウェルの仕事もまだまだこれからだ。

今日はコレまで~。

本日の名言

世界で一番大きな会社になることでもない。

世界で一番お金持ちになることでもない。

世界で一番のパソコンを生み出すことなのだ。

byスティーブ・ジョブズ

いろいろなモノづくりされている方がおられますが、

やっぱりこの名言でしょう。

そして二番じゃだめです。れんほうさん。

○日産パイクカーデザイナー 古場田良郎氏のこだわりの巻○

ドンモス=ウェルです。

さて皆様、本日は昨日の号外に続きBe-1、PAO、FIGAROの

パイクカーの祖、チーフデザイナー古場田良郎氏のデザインに対するこだわりと

5月1日に何かが起こる!!をご覧頂くことに致そう。

チーフデザイナー古場田良郎氏

チーフデザイナー 古場田良郎氏

スピードウェルではトップページでもご紹介させて頂いておりますが、

初めてご覧になられる方もおられるのでご紹介。

古場田良郎氏は1977年に日産自動車に入社。

日産自動車デザイン本部在籍中は、数々の量産車のデザイン、

同社CIデザインシステム導入プロジェクトを始め、各種先行開発、

および限定生産車「Be-1」「PAO」「FIGARO」の商品企画、デザインを手掛け、

パイクカー(高感度商品)戦略の基礎を築かれた。

現在は、企業イメージの形成や企業、各種団体、地域などの活性化に向け、

情報と情緒をもとに、モノ本来の基盤を高めながら商品価値形成を行い

ヒトとモノと社会の良い関係をカタチづくるためのさまざまなデザイン活動

(コーディネート、ディレクション、プロデュース)など行われている。

Be-1の4つの原案

Be-1開発時の4つの原案

おおっといきなりデザインの原案の画像がアップされたわけだが、

5月1日にはいったい何が起こるのか。

パイクカーが製造されて四半世紀が経とうとしている現在、

当時の出来事、それもデザイン時のお話などは非常に興味津々である。

しかし、Be-1以外の車は直線的なデザインが目立つ。

丸い=旧いというパラダイムがそこには存在したのだろうか。

古場田良郎×由良拓也

古場田良郎×由良拓也

デザイナーが意図した事とは裏腹に評論家たちは自身の感覚。

ミニと比べられても、そんなものどうだって良い。

もちろんミニにはミニの良さがあるわけだが、勝負しているところは

全然違い、つまりはそういうことである。

ちなみに、ミニはオイルショックが引金となり小さくて大人4人乗れるクルマを

サ‐・アレック・イシゴニスがデザインを手がけた合理的なクルマ。

ではBe-1は!?それは5月1日に何かが起こるのか!

当時のPAOの評判

当時のPAOの評判

なぜかまたミニと比べられる。それは、日本では他とはくらべように

ならないほど、異色のクルマ(パイクカー)であったということだ。

う~ん、この記事も読みたいなぁ。5月1日に何かが起こる?

山代温泉 古総湯

加賀 山代温泉 古総湯

古場田良郎氏が温泉街の景観をデザイン。

一昨年には中心部に、明治時代にあった古総湯を再興。

1300年という時を超え現在に山代温泉の魅力が堂々とあふれている。

古場田氏曰く、文化財を目指す訳でなく、かならず文化財になるだろう。

山代温泉のデザイン案

古総湯のデザイン

文化財ともなるよう手がけられたデザイン。

頭もあらえない。体もあらえない。石鹸もつかえないという

男らしい古式ゆかしい入浴方法も踏襲されている。

文化と伝統、そして古場田氏のこだわりを全身で感じることができ、

パイクカーが好きな方には一生に一度は訪れなければならない温泉に

ウェルは認定させて頂く。

一番湯の札

翼の王国にも掲載された。

そう、飛行機の機内に配布されている翼の王国。

そこには、この古総湯も掲載されている。

※右側の札はその日最初に入った方に贈られる縁起の良い一番札。

九谷焼 機械式腕時計

九谷焼機械式腕時計

日本を代表する色絵磁器「九谷焼」は江戸時代前期、大聖寺藩の初代藩主

前田利治公が領内の九谷村において登り窯を築かせ、焼物を焼かせたことに始まる。

しかし40年ほどで謎を残して窯は廃絶。この「古九谷」が消えてから120年後

大聖寺藩の豪商・吉田伝右衛門が再興、その後山代温泉に窯を移したが、

この窯もわずか7年で廃窯。以来加賀の地では伝右衛門の信条だった「一品主義」を守り、

手づくり手描きによる作品づくりが受け継がれてる。

この腕時計は「身につける九谷焼」をテーマに、現代のものづくりの技術と

伝統的な九谷焼の技法、さらに当地で400年以上の歴史を持つ山中塗の

蒔絵技術をいかし、九谷焼の文字盤をベースに加賀の陶工、

蒔絵師がひとつひとつ手づくりしたものです。

古場田氏はこうした伝統工芸品と工業製品を合わせた全体的なデザインも手掛けられている。

一品主義、パイクカーにも通用する響きだ。

坂網鴨のブランディング

坂網鴨のブランディングデザイン

日本で唯一、天然の鴨を狩猟するその伝統の技法『坂網』。

以下読売新聞より抜粋。

加賀市ブランド推進協議会は、江戸時代から片野鴨池で行われている

坂網さかあみ猟で捕獲された天然カモを「坂網鴨がも」と命名した。

15日に解禁される今季のカモから1羽ごとに木札のタグを取り付ける

認証制度を導入、天然カモのブランド化を目指す。

坂網猟は飛び立つカモをめがけ、Y字形のさおの先に網を張った坂網を

空中に投げて捕獲する手法で、大聖寺藩が武士の鍛錬をかねて奨励した。

現在は、大聖寺捕鴨ほこう猟区協同組合の22人が伝統を伝えており、

県の有形民俗文化財に指定されている。猟期は15日から来年2月15日まで。

杉の間伐材を使った木札(縦9センチ、横5・5センチ)は、同組合が

捕獲したものにつけられ、さばいて肉質を確認したものには、

「古式猟法 坂網鴨」「加賀國大聖寺藩」と記された認定証をつける。

また、坂網鴨の味覚や坂網猟の歴史を解説したリーフレット(日本語、英語併記)も作成する。

市商工振興課によると、坂網猟で捕獲されるカモは年間約200羽。

市内の2軒の料理店で高級食材として使われている。

今後、市内の旅館などでもカモ料理を楽しめるようにしていきたいとしている。

来年1月26日と2月3日には市内の料理店で、認定証などの文字を

揮毫きごうした同市出身の料理人道場六三郎さんらを招いた

坂網鴨の食談会を開くなど、新たな加賀ブランドとして全国発信する。

ということで、いろいろなブランディングを行う古場田氏。

そして、あれれ、あれ、この木札はどこかで?!

11月のパイクカーオフ会(うなオフ)に参加された方たち限定の喜びがある。

5月1日は何かが起こる!?

それでは、是非とも楽しみにして頂こう。

今日はコレまで~。

本日の名言

あなたの夢は何か、

あなたの目的とするものは何か、

それさえしっかり持っているならば、

必ずや道は開かれるだろう。

byマハトマ・ガンジー

間違いありません。しっかり持っていればあきらめることなど

無いわけであります。