京都府京都市のY様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

河井寛次郎

河井寛次郎記念館

不合理の合理

ものづくりは生きるということでもある。縄文時代より続く

日本のものづくりの中で、数々の名人や工芸士、作者が生れ

た訳である。縄文では土偶というアーティスティックな女性

の焼き物がうまれ、古墳時代では埴輪というアートも生まれ

た。わたしは、ココでアートと解釈しているのは、両者とも

写実的ではないという点である。たとえば中国の兵馬俑では

一体一体が写実的でどれ一つ同じものが無いという、素晴ら

しいモノづくりではあるが、芸術性とは言い難い訳である。

同時代にあの可愛らしい埴輪を造っていた土師氏には敬意を

表したい。さて、本題の不合理の合理であるが、これはかの

作家、河井寛次郎のお言葉である。氏は、柳宗悦の唱えた民

藝運動の中心的な人物であり、バーナードリーチや濱田庄司、

等と日本中にものづくりの精神性を説いた訳である。用の美

や、無名の作家が作る日常の雑器には命が宿るなどの精神。

民藝の概念は今でも日本の一部のものづくりにおいて伝承さ

れている。わたしが感動した言葉は使えば使うほど味わいが

増すというフレーズである。これは大量生産、大量消費とい

う概念では見出す事がなかなかできないわけである。そして

今日の『不合理の合理』というフレーズ。今ある合理的な物

や事の考え方は、果たして本当に合理であるのか、一見不合

理に見える物事が、長い目で見て合理的ではないのか、はた

また、不合理こそ合理でもあるのだ、という感覚である。た

とえば、近年、日本製とドイツ製のカメラに見れた不合理の

合理があった。それは、重さである。日本製は楽をしたいか

らより軽量に造られ、そして軽くなったら手振れがするので、

マシン制御で手振れを補正している。しかしドイツ製のカメ

ラは真鍮製で重たい訳である。そのドイツ製のカメラは、重

たいがため、手振れがしない。そして、マシン制御されてい

ないので壊れない訳である。まさに不合理の合理のような、

クルマでも、日本車のハンドルは楽をしたいからより軽く設

計されている。ドイツ車はその車格にあった重さで設計して

いる。これは、なんでも一見合理的にしてしまう日本人の悪

しき感性であるとわたしは思う。もっと、その空気の微妙な

ゆれをも感じ取ってモノづくりに励みたいものである。

ラシーントラベラー 前方姿見

ラシーントラベラー 左舷前方姿見

この度は、京都府京都市の山本様の元へお届けにあがりまし

た、ラシーントラベラーをご覧頂きたい。ホワイトのカラー

が、ラシーンの基幹カラーである。後期モデルであるから、

フロントグリルは縦型の格子形状。

縦格子

縦格子とイヌヤライ

京都の家屋には竹で作られた柵のようなものがあるが、実は

これは犬を追い払うものが起源である。お茶屋さんなどには

雨よけご遠慮くださいという意味もあるようであるが、まあ

ラシーンのフロントグリルがイヌヤライの形状に良く似てい

る訳である。流石、日本四駆です。

きょうまちやにラシーン

京町やにラシーン

ラシーンというクルマは、日本の景色にそっと溶け込む、も

しくは、日本の景色になるクルマだと感じます。

ラシーンと記念撮影

ラシーンと記念撮影

この度は山本様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうご

ざいました。末永くお乗り頂けますようにお時間かけてメン

テナンス致しました。さて、本日は山本様のお仕事のご紹介

をさせて頂きます。

銅鏡製作

葡萄神獣鏡

銅鏡の製作 葡萄神獣鏡は高松塚古墳出土のレプリカ

山本様は実に、日本でたった一軒の代々銅鏡製作のお家です。

祖父が魔鏡の仕組みを解明されたという事で、すんがすんが

すげーお家柄です。年間大小合わせて200枚ほど製作される

ということで、需要は主に博物館や神社など。しかし、これ

は伝統工芸のなかでもかなり特殊なところにあると思います。

魔鏡

魔鏡

鏡には何も描かれたおりませんが、光を当てると、文字や

カタチが浮かび上がります。卑弥呼の時代、祭祀に使用さ

れていたのも魔鏡であったと推測されていますが、鏡には

不思議な力があるようにわたしも感じます。

製作風景

銅鏡 製作風景

この度は、工房に長くお邪魔させて頂き有難うございました。

こだわりのあるものづくり、それぞれに神は宿りますね。

今日はコレマデ。

本日の名言

神が存在するということは不可解であり、

神が存在しないということも不可解である。

byパスカル

福井県小浜市のM様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

雪

ラシーンと雪とわたし

雪とラシーンとわたし

五六豪雪ぶりにカンパが襲う福井県では、連日自衛隊などに

よって復旧作業が行われ、8号線も何とか開通のその時の写真

がこれであるが、福井市内では除雪車の燃料があっと底をつき

本当に大変な事になっていた。しかし、凄いのがこのラシーン

である。一般的な乗用車はバンパーの底部がモギちぎられてい

たり、はたまた走行不能の状態の中で、ラシーンはス~イスイ

走ってくれる訳である。これがラシーンの機能性ではあるが、

この機能性を隠しているところが、ラシーンの一歩引いた美し

さである、とわたしは思う。

ラシーンと小浜港

ラシーンと小浜港

この度は、福井県小浜市にお住いのM様の元へお届けに上がり

ました、ラシーントラベラーをご覧頂きたい。サンドベージュ

のタイプFTという1800㏄のモデルを、これからまた長くお乗

り頂けるようにセットアップして製作された車両である。

ウッドハンドルにシート張替え

ウッドハンドルにシートの張替え

茶色で統一されたインテリア。ある種のプリミティブな感覚

である。

ラシーントラベラー 平姿見

ラシーントラベラー 平姿見

後部座席からぐるりと、可視光線透過率20%のフィルムを装着

した様子。

スタッドレスタイヤ

スタッドレスタイヤ

これがなかなか、全駆は全く持ってふらつかないところに感

動する。

ラシーンと記念撮影

ラシーンと記念撮影

この度はM様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうござい

ました。これからはラシーンを相棒にして頂き、素敵な人生の

旅に出てください。お土産も沢山有難うございました。

今日はコレマデ。

本日の名言

未来とは、今である。

byマーガレット・ミード

群馬県藤岡市のS様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

日本の四駆

日本四駆

ラシーンというクルマ、現在では丁度良いという言葉が実に

良く似合う訳である。丁度良いという言葉は、一般的には過

不足を感じる事の無い所であるが、わたしが思うに少し過不

足を感じるポイントが、丁度良いという所の妙である。ここ

が、人間の心の入いる隙間になり得るのだとわたしは思う。

次に、古来日本人の精神性ではあるが、たとえば完成させず

ひとつ未完のところをわざわざ作る事によって、持続性をあ

あらわすのである。これがなかなかのモノで、日光東照宮の

陽明門にある逆さ柱などは、有名である。『完成した時点で、

衰退しか道は残されていないから、未完成のように作ってい

る』。少し丁度良いという話からは逸れたが、陽明門が人為

的にその精神性をカタチに落とし込んでいるという所が、人

間の心の入る隙間をわざと作っている、という事であれば、

それは、過不足が少しある絶妙な丁度良さ、これが言いた

かった訳である。ラシーンにしても人為的な過不足の良さを

造っているところでは、共通している。さて、本日のお題は

日本四駆ではあるが、この言葉はラシーンデザイナーの平林

俊一氏よりお話を頂いたものである。たとえば、ランドクル

ーザーやパジェロのような大きなクルマは、果たして日本と

いう土壌、風土で必要かどうかと言われれば、実際必要では

ない。大げさに例えるなら、F1が一般道で60㎞制限ではしっ

ているようなものである。だから、日本の土壌で丁度良い物

を造りましょうということで、出来上がったものがラシーン

である。これが日本四駆の所以だ。やっぱり丁度良い。

ラシーンとアベラ― モハベサンド

ラシーントラベラー モハベサンド

この度は、群馬県藤岡市にお住いのS様の元へお届けに上が

りました、ラシーントラベラー、モハベサンドをご覧頂きた

い。モハベサンドは、クライスラーの純正カラーであり、こ

の度はレストアも兼ねて、オールペイントをして製作。

アウターハンドル ラシーン

アウターハンドルも同色という妙

ラシーンは、パーツごとに外に出したカタチを選んでいる。

アウターハンドルも、このように外に出たカタチではあるが

カラーリングはボディー同色にして今様に。

ウッドパネル ラシーン

ラシーン専用ウッドパネル

wells50スタンダードレザー

wells50スタンダードレザー

風合いも素晴らしく、落ち着きのあるカラーリングがCOOL。

タイヤカバー ラシーン

タイヤカバーの張替え

モハベサンドとブラックの2色で攻めたので、まとまりある

印象が素敵。

ラシーンと記念撮影

ラシーンと記念撮影

この度はS様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうござい

ます。末永くお乗り頂ければ幸いです。また、お土産も沢山、

頂きまして恐悦至極に存じます。

今日はコレマデ。

本日の名言

人生には、三つの坂がある。

「上り坂」「下り坂」そして

「まさか」

by友近

静岡県浜松市のM様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーン トラベラー 平姿見

ラシーントラベラー 左舷前方姿見

ラシーントラベラー 左舷前方姿見

この度は、静岡県浜松市にお住いのM様の元へお届けに上がり

ました、ラシーントラベラーをご覧頂きたい。ライトブルー

のさわやかなカラーリングに、生成りのホイールカラーがす

こぶるクールな一台。オーナーM氏はギタリストであり、後部

にギターとアンプを乗せて、ライブ会場を転々とされる。

ナルディ85th ウッドハンドル

ナルディ85th ウッドパネルの風景

プリミティブという言葉、直訳すると原始的であるが、その

言葉の内に魅力が隠れているとわたしは思うのである。それ

は、designの始まりにある概念がそこにあり、時間が経つに

つれて、形を変えながら、概念が失われてしまうから、面白く

なくなるものでもあると思う。西欧人が発明した自動車は、

馬車が自動化されたものであるから、このハンドルやパネル

の風景はまさしくプリミティブである。逆に、現在の国産車

はプラスチックの塊のへんてこなカタチの家電製品としか見

るコトが出来ない。

モケットシート

ウッドにモケットのコンビ

これも馬車のようなあつらえが、プリミティブである。生地

の王様と評されるモケットが昨今の新しい風。

ラシーントラベラー 清々しい

ラシーントラベラー 左舷後方姿見

ラシーン と記念撮影

ラシーンと記念撮影

この度はM様、ラシーントラベラー納車誠におめでとう御座

います。これからライブ活動もラシーンと共にたくさん行っ

てください!!応援致しております。

今日はコレマデ。

本日の名言

あなたに影の部分があるなら

それは、光が当たっている証拠よ。

レディーガガ

兵庫県神戸市のY様 ラシーントラべラー納車おめでとうございます

逆光のラシーン

逆光がラシーン

カメラをかじったことのある人ならご存知だろうと思うが、

ひと肌が美しくとれるのは逆光での撮影である。順光、逆

光、斜光と使い分けて撮影をすることにより、表現をあや

つるのは初歩的な話であるが、そもそもルールはあくまで

も、頭の片隅に置いといて、芸術性を求めるのであれば、

人に押し付けられた固定概念ではなく、自身の感性にした

がえば良いのである。しかし、感性もまた自身で磨いてこ

そ生きてくるわけであって、ただただ自身に任せてるだけ

では、大したものは生まれない。ここに精神性が宿る訳だ。

ラシーン レザーシート

ラシーントラベラー付属のレザーシート

この度は、兵庫県神戸市にお住いのY様の元へ届けられた、

ラシーントラベラーをご覧頂きたい。ドラえもんブルーの

カラーにバーガンディーを基調とした内装の張替え。ウッ

ドパネルも含めて、豪華なカラーリングだ。

アルミホイールの加工

ラシーン純正アロイホイールの加工

ブラックペイントがほどこされた、ラシーンオリジナルア

ロイホイールにリムのみ削り出しアクセントをつけてみた。

ラシーントラベラー 後方姿見

ラシーントラベラー 後方姿見

ジャーマントップというマテリアルで製作された、タイヤ

カバー。上質で大人らしい印象に。

ラシーンと記念撮影

ラシーンと記念撮影

この度はY様、ラシーントラベラー納車おめでとうございま

す。カングーからの乗り換えという事で、ラシーンをお選び

頂きました。20万キロ、30万キロとお乗り頂ければ幸いです。

今日はコレマデ。

本日の名言

心が広くなると

悩みは小さくなる。

心が狭くなると

悩みは大きくなる。

愛知県春日井市のS様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

背面タイヤ ラシーン

背面天然エアバック

ラシーントラベラー 右舷前方姿見

ラシーントラベラー 右舷前方姿見

この度は、愛知県春日井市にお住いのS様の元へお届けにあ

がりました、ラシーントラベラーをご覧頂きたい。ライトブ

ルーというカラーのラシーンは、さいはてにてという映画に

も登場した、ゆるい感覚がクールな一台である。

ラシーン ウッドパネル

ゼブラノ ウッドパネル

通称ゼブラノという杢のウッドパネル。マメ科の植物であり

産地はアフリカ大陸である。特に昭和30年代あたりから、タ

ンスの突板などに使用され、どことなく趣があると思う思考

回路は、懐かしむ感覚から来ている。

ラシーン レザーシート

Wells60スタンダードレザーシートの張替え

茶を基調として、パイプには生成り色を入れてやわらかい印

象に。ライトブルーのカラーには良くあてはまる。

ラシーントラベラー 右舷後方姿見

ラシーントラベラー 右舷後方姿見

森が近いと、ラシーンが良く映える。

ラシーン記念撮影

ラシーン記念撮影

この度はS様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうござ

います。磨きに磨きを重ね製作致しましたので、これから、

洗車も頑張って下さい。末永く。

今日はコレマデ。

本日の名言

小さなことを重ねることが

とんでもないところに行く

ただひとつの道

byイチロー

大阪府河内長野市のO様 ラシーンSWトラベラー納車おめでとうございます

ウッド仕上げ

木調の仕上げ

人はなぜ木を求めたがるのか。そもそも、自動車が派生する

以前は馬車であり、木組みで仕上げられていた、という所に

ウッドハンドルや、ウッドパネルの根源がある訳だが、今や

手に触る部分や、目につくところが木星であることに、温も

りを感じる訳である。特に最近のクルマはプラスチックが多

用されてとても冷たく感じるのはわたしだけではないはずだ。

このプラスチックが、プラスチックだからできるdesignなど

に使用されている分には構わないが、わざわざレザーの模様、

(シボリという)いわゆるフェイクな感覚は、ただの貧相な

仕上げでしかならない。こないだ某T社のクルマに乗る機会

があって、ハンドルを握ったら案の定樹脂製のハンドルに、

レザー調の模様があって、驚く事に縫い目まで再現されて

いた。ここまでくればあっぱれである。このようなクルマを

製作しているメーカーは、自身のdesignで価値を落として

いる事に、いまだ気づいていないのだろう。

※ウッドパネルは、平面のパネルであれば、本物の木を使用

すると、バリバリに割れが生じるから、リアルウッドという

素材で仕上げを施し、国産車のプリントよりも質感をアップ。

ラシーンSWトラベラー

ラシーンSWトラベラー

この度は、大阪府河内長野市にお住いのO様の元に納車され

ました、ラシーンSWトラベラーをご覧頂きたいとおもふ。絶

妙なベージュ色に塗装を施し、側面のドア下のモールはメタ

リックを残して、如何にもという感覚を払拭している。

ウッドな内装

ウッドな予感

往年のナルディクラシックは85周年記念であるから、この

歴史も感じてもらいたい。現代の悪い癖は、すぐ消費して

しまう事であり、一つのdesignで長く愛される物こそ、本

物であるという事を、理解する必要があるだろう。

ラシーン シート張替え

ザ・モケット ラシーン専用

使えば使うほど味わい深くなる、ザ・モケットシート。ブロ

ンズ色の生地は艶やかに、そして深く身体を包んでくれる。

ラシーン 平姿見

ラシーン平姿見

カクカクしたボディーが印象的であるが、それ以上に美しい

丸く四角い、新しい四角のdesignである。

タイヤカバーの張替え

タイヤカバーの張替え

ラシーンと記念撮影

ラシーンと記念撮影

この度はO様、ラシーンSWトラベラー納車おめでとうござい

ます。お父さんがお仕事でお越し頂けなく、家族写真とはな

りませんでしたが、お子様のご成長とラシーンの思い出を祈

念致します。

今日はコレマデ。

本日の名言

私が思う『貧しい人』とは

限りなく欲をもち

いくらあっても

満足しない人のことだ。

byホセ ムヒカ

愛知県名古屋市のI様 ラシーントラべラー納車おめでとうございます

名古屋の壁画とラシーン

壁画とラシーン

新聞でも大々的に取り上げられた、壁画が名古屋にはあった。

それは、一人の美しい女性が時間をかけてコツコツと描き続

けて仕上げたものであって、実にこのラシーンのオーナーI

氏の手によるものである。今では一つの観光スポットともな

ており、当日はカメラを担いだ外国人たちがこの壁画を拝見

しに来ていた。I氏はココで絵画教室も開いており、ラシー

ン×アートがうらやましい。

ラシーントラベラー 前方正面姿見

ラシーントラべラー 前方正面姿見

サンドベージュ色のラシーンをこれまた磨きに磨きをかけて

SWで製作が進められた車両。内外装ばかりではなく、メンテ

ナンスにこだわり、長年愛されるモノとして仕上げられる。

ラシーントラベラー 後方正面姿見

ラシーントラベラー 後方正面姿見

シャッと引き締まったブラックデニム調のタイヤカバー。

背面タイヤ用のステーのカラーもラッカーフィニッシュで

シックに決まる。

壁画とラシーン

壁画とラシーン

壁画にラシーンがどう収まるか、頑張ってみたが。

しのびよるオーナー

しのびよるオーナーの姿

ラシーンと記念撮影

ラシーンと記念撮影

この度はI様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうござ

います。名古屋でお洒落に走っている姿が想像できます。

それでは、末永くラシーンをお楽しみください。

今日はコレマデ。

本日の名言

幸福とは結果ではなく、

自分が納得のいく生き方をしている

「状態」なのである。

byジョンキム

ラシーン語でお伝えするならば、これは気分。人間は気分

次第で、幸も不幸にもなりますなぁ。

岡山県倉敷市のK様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーン 倉敷到着

倉敷

FOLKCRAFT

ラシーンのdesignはモダンアートと表現される訳であるが、

designと民藝の丁度中間あたりに位置するとわたしは考える。

倉敷にある民藝館では、丁度やちむんと金城次郎の企画展が

開かれていたので、少し覗いてモノづくりの神髄を拝見させ

ていただいた。うつわでは重さ、さわり具合、見栄えのそれ

ぞれが調和して美しさをなしているが、磨きのかかった作家

が作るうつわは、それらがずば抜けて感じる訳である。これ

は工業製品という量産品の中では、あまり感じる事の出来な

い世界であり、designという枠組の中であるという固定観念

であって、designと民藝の中間とは、そのどちらの感覚も取

合わさっているという事になる。ココが、ラシーンの面白い

ところであって、量産品の中でも一点モノに近い感覚はこの

ようなところから、わきたつ薫りと表現したい。

ラシーントラベラー 右舷前方姿見

ラシーントラベラー 右舷前方姿見

この度は、岡山県倉敷市にお住いのK様の元へお届けにあがり

ました、ラシーントラベラーをご覧頂きたい。ダークブルーと

言うカラーリングは、磨きに磨きがかけられ鏡面のような仕上

げが施された。

ナルディの幻想

ナルディの幻想

プリミティブという言葉で現される、三連奏風メーターには

ナルディのウッドハンドルがすこぶる良く似合う。

1800㏄用純正アロイホイール

1800㏄用 純正アロイホイール

1500㏄用とはdesignが異なる純正アロイホイールに、バンパ

ーと同色でペイントを施し、外周はアルミを削り出して仕上げ

が施されている。小細工も万全だ。

背面タイヤカバー

ラシーン専用 背面タイヤカバー

シルバーカラーに車体色のパイピングがCOOLなタイヤカバ

ー。大人らしいシックな印象。

ラシーントラベラー 右舷後方姿見

ラシーントラベラー 右舷後方姿見

15INCHIアロイホイールとのバランスがお見事。日本的な色

合いで、街の風景に見事に調和している。

ラシーンと記念撮影

ラシーンと記念撮影

この度はK様、ラシーントラベラー納車おめでとうございます。

旅がお好きという事で、ラシーンに乗って日本を探す旅に出か

けましょう。この度は、誠に有難うございました。

今日はコレマデ。

本日の名言

目には目を」では、世界を盲目にするだけだ。

byマハトマ ガンジー