号外!セントラルサーキットでの性能試験が生放送!

パオ

技術はレースという究極のフィールドで培われる

なんて言ってもレースの世界では、走るのも止まるのも曲がるのも常に全開である。

そんな調子で負荷をかければ弱いところが簡単に見えてくる訳だ。

もちろん車の弱いところもあるが、運転手の度胸の無さも見えてくる。

と云う事で、夏のお祭り(Tipoオーバーヒートミーティング)の経験を踏まえ

SW02マシンが生まれ変わって、遂に兵庫県セントラルサーキットでシェイクダウンが行われ、

その模様がユーストリームで生中継されるから、是非ともご覧頂きたい。

パオ チューニング

新型となるMA11SW-2エンジン

基本となる設計は初代マーチから続くMA10型をベースに排気量を107㏄アップ。

クランクやコンロッド廻りなどはMA10型のターボベースを加工し

今回はNEW鍛造ピストンが惜しみなく投入された。

ヘッドカバーは本当はPAO用を使用したかったのだが、オイルフィラキャップが

脱落する危険性があるため、ターボ用を採用。

前回の岡山国際サーキットでは、フィラキャップが脱落の為、

本戦ではあえなくリタイヤしたからいざ仕方が無しである。

さて写真を見てどうだろう、気づいた方はいただろうか。

大きな何かが在る所に着いていない事を。

パオ チューニング

サイド出しに変更が加えられたマフラー

排気圧力の調整は非常に難しいが、リヤのホーシングも無難に避ける為である。

これが、耳が割れんばかりのエキゾーストノートであり

音を聴くだけで体内のアドレナリンが放出される。

パオ チューニング

ラップタイム計測機が鎮座した

サーキットに埋め込まれている磁石に反応し、計測がはじまる。

パオ チューニング

完成間近のエンジンルーム

ウェーバーレーシングキャブレーターは燃料ポンプを2基掛けで駆動。

現在はセッティングと、ウォーミングアップを配信中!

Battle Spirits Report

パオ チューニング

パオ チューニング

パオ チューニング

Battle Spirits

7月19日に岡山国際サーキットで行われた、Tipoオーバーヒートミーティング

バトルロイアルスプリントトロフィーレースに参戦した。

今年で3度目の挑戦ということで、スピードウェルでは暑い夏はこのレースから始まった。

しかしなんもPAOで走らなくてもと思われるだろうが、そもそもがPAOとして考えていなく

1000㏄クラスのレーシングカーの製作という『技術力の向上』と、『製品開発』が目的である。

今回はPAOのエンジンを1100㏄に容積アップ(ボアアップ)した2012年までのエンジンを

さらに高回転、高出力を絞り出すよう、ヘッド廻りを一新。

キャブレーターは往年のウェーバーレーシングキャブレーターを使用し、エグゾーストには

5ZIGEN新開発の等長タコ足を投入した。

ボディーや足回りなどは随所に補強が加えられバランスが整えられた新型の

SW02シャシーはさらに軽量化も図られ、パワーウェイトレシオは比較的に向上。

予選から本戦にかけて、高排気量の車種に追従する走りを見せている。

そして、この度はレーシングページが遂にお披露目となるから是非ともご覧頂きたい。

SW-iTuning

http://www.speed-well.jp/tuning/

また、今回参戦した岡山国際サーキットでのレース模様は

Tipoバトルロイアルスプリントトロフィー

http://www.speed-well.jp/tuning/motorsports/20130714.php

レースは常に極限であり、そこからまた新しい技術を学ぶことが出来る。

それでは、皆様興味のある方もない方も、SWの真剣な取り組みをズズイとご覧ください。

謹製ウェル帆布 『ザ・モケット』 完成

パオ ラシーン シート張替え

パオ ラシーン シート張替え

パオ ラシーン シート張替え

パオ ラシーン シート張替え

ザ・モケットという名前

碁盤の目にボタンが配されたデザインは、昭和のかほりがプンプン漂う。

それは、昭和のモダンな家具(カリモクやマルニなど)が、応接間のセットとして

一世を風靡していたからであろうか。

日本全国にある少し古惚けた旅館や民宿に泊まれば、このようなデザインの家具に

必ずと言って良いほど出会うのだから、それはある種懐かしさと心地よささえ

感じるコトが出来る訳である。

Tipoオーバーヒートミーティング2013の準備模様と試験放送

PAO レーシングエンジン MA11SW

PAO インテークマニホールド

PAO エグゾーストマニホールド

MA11SW ENGINE

PAOのエンジンを1100㏄にボアアップしたMA11SW型は

今年はさらなる調整がほどこされレースに挑むコトとなった。

SWの目的はレースにより得られた情報をスピードウェルの販売する車両製作に

フィードバックすると云う事であり、レースなど極限を追求することによりそれらが可能となる訳だ。

今回は2013年7月14日(日)に岡山国際サーキットで開催されるTipoオーバーヒートミーティングの

バトルロイヤルスプリントトロフィーというレースにスピードウェルのマシンSW02で参戦するが、

その模様がホームページより同時生中継でご覧頂く事が可能となった。

Ustream - 日産パオメカニカルチューニング

→生中継放送の視聴ページはこちら http://www.speed-well.jp

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なお

7月13日(土曜日)セントラルサーキットで「SW02」マシンのテスト走行を試験放送予定。

試験放送として、午前10時よりセッティング風景やオンボードカメラによる

練習走行などご覧頂けるから、楽しんで頂きたい。

→試験放送の模様はこちらから

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謹製ウェル帆布 ノスタルジックなパイペンが復活

20130514a

謹製ウェル帆布

スピードウェル社が製作する販売車両の(Be-1、PAO,FIGARO,RASHEEN)には

シートの張替えが、お客様の思ひのカラーで行われる。

そのカラーは全部あわせたらゆうに1000色を超える(マテリアルを含む)

のだから、選ぶのにも飛んだ時間がかかる訳だ。

だから最初は130色ほどをご覧頂いている。

そして、今回は謹製ウェル帆布よりノスタルジックなパイペン(パイピング)

が一部のカラーで復活するからご覧頂く。

20130514b

往年のパイペン

パイペン(パイピング)はシートの側に走るラインの玉縁のコトを指す。

現在はプラスチック上のパイプにレザーを巻きつけてパイペンを作っているが

往年の車両には今回復刻する表面がつるんとしたパイペンが使用されていた。

その独特の風合いはなんともノスタルジックであり、懐かしくもある。

カラーはブラック、ダークグレイ、グレイ、ベージュ、ブラウン、ブルーの6色

の復刻であるが、それぞれをシートの色に合わせて上手にまとめれば

間違いなくオシャンティーである。

ということで、まだまだ新作はずいずい出てくるから乞うご期待。

今日はコレマデ。

本日の名言

努力できることが才能なんだ。

by松井秀喜

本当にそうですわなぁ。人間努力をすることがなかなかできないのです。

Well Magazine 日産ラシーンのミニチュアモデル開発ドキュメンタリー刊行

20120814a

8月14日に何かが起こる

皆様に期待深々頂きましたが本日ようやく遂に遂にアップされたそれは

ウェルマガジン『日産ラシーン ミニチュアモデル発売』

http://www.speed-well.jp/contents/wellmagazine/wm008/

おおよそ2年にわたる開発の流れを順に整理しそのドキュメンタリーを

今回ご覧頂く事となる訳だが、簡単に説明すれば、株式会社国際貿易が

日産ラシーンのミニチュアカーを製作するというところから

発売に至るまでの開発物語であるわけだ。

単衣にミニチュアカーと申せど、どれだけの人たちがかかわり、

そしてどれだけの時間を費やして製作されているなどは、本邦初公開ではなかろうか。

それほど、手の込んだミニチュアカーであるから是非ともご覧頂きたい。

そして、来る8月21日よりSWで発売が開始されるから、乞うご期待である。

それでは、皆様『日産ラシーン ミニチュアモデル発売』をずずいとご覧あれ。

○ウェル工務店 ラシーンウッドパネルが新発売の巻○

ドンモス=ウェルです。

さて皆様、本日は一昨年前より製品開発を行っていた

ウッドパネルが3種類完成したというお話。

木目の文様で特に装飾性の高い美しい物を杢(モク)と呼び、

今回ご紹介するはそれぞれはキャラクターが異なる杢で仕上げてある。

それではウェルがこだわった杢をズズイとご覧頂こう。

ウォルナット ウッドパネル

ウォルナットの杢目 ウッドパネル

この度スピードウェルが発売する杢目は

杢目のウォルナット、縞杢のゼブラノ、

バール杢のメイプルという3シリーズ。

写真製品はウォルナットの杢目パネルである。

ウォルナット杢目 ウッドパネル

ウォルナットの杢目

ウッドの種類によりいろいろな杢目が楽しめるのが面白い。

ラシーンには前期モデルと後期モデルが存在するが、

後期モデルでは助手席にエアバックが装着されており、その部分は

ウッドパネルの取り付けは行われない。

ではお次に縞杢のゼブラノ材をご覧頂こう。

ゼブラノ 縞杢

ゼブラノ 縞杢(シマモク)

ゼブラノはマメ科の広葉樹でアフリカや熱帯雨林地域に分布。

年輪の模様とは異なり色素によって縞目模様が浮かび上がる。

材質は非常に重厚で、磨くと綺麗に光沢が出るのが特徴だ。

また縞杢(シマモク)とは縞模様がある杢目の総称。

昭和30年代から40年代にかけて、洋服箪笥などの

突板に使用されて大流行したことにより

昭和の香りが漂う。と、ウェル的に感じてしまう。

ではお次にバール杢のメイプル材をご覧頂こう。

バール杢 メイプル

メイプル バール杢(バールモク)

メイプルはカエデ科の落葉広葉樹でカナダや北米地域に分布。

材質は緻密で重厚であり、カナダの国旗のマークにもなっている。

特に、楽器(ギター、ドラム)などに使用されており、

私たちにも馴染みのある木材でもある。

バール杢(バールモク)とは、樹木の根元近くに出来るこぶの事を言い

切り出した時にこの文様が見受けられる。

その杢目の事を総称し、日本ではこぶ杢、または根杢とも呼び、

非常に独特な模様が銘木にふさわしく人気がある。

ラシーン用ウッドパネルセット ゼブラノ 前期、後期あり

ラシーン用 ウッドパネルセット ゼブラノ 1

新発売となるウッドパネルセットは合計で12点に。

女性でも装着することが出来るように仕上げているため

特殊な工具や接着剤などは必要なく簡単に装着するコトが可能だ。

ラシーン ウッドパネルセット ゼブラノ

ラシーン用 ウッドパネルセット ゼブラノ 2

ドア廻りもこのようにして綺麗に採寸して製作している。

ウッドパネルセット12ピースとしての販売となる為、全国発送が可能となった。

造りこみが美しい

造りこみが美しい

幾層にも重ねられたクリアー樹脂が重厚さを演出している。

ということで、遂にウェル工務店よりラシーン専用の

ウッドパネルキット12ピースが新発売となる。

こだわり抜いた杢目を採用しているため、すべてが同じ杢目とはならないが

裏を返せば1セットずつ異なる杢目が出来上がり価値が上がる。

ということで、特設ページが設けられれば販売開始となるから

乞うご期待だ。

今日はコレまで~。

本日の名言

困難は避けるものではなく、

解決するものである。

byカルロス・ゴーン

さすが、カルロスゴーン氏。困難をさけて通る意識というより

体当たりして解決してゆけば良いのだという意識を持てば

どんどん前進致しますなぁ。

○日産FIGARO レザーシートの張替えと内張りのリペアの巻○

どんもす=ウェルです。

さて皆様、本日は日産FIGAROのレザーシートの張替えと

内張りのリペアのお話である。

フィガロレザーシートの張替え

FIGAROレザーシート しわを伸ばせば完成

スピードウェルではFIGAROの車両リペアが行われている訳だが、

シートのレザーは本革と合革のいずれかを選択することが出来る。

本革はイギリス製の良質の革を使用することにより、

しなやかで美しさがプラスされる。

合革は、本革よりメンテナンスが気楽で街乗り志向の方に向いている。

どちらもレザーカラーは200色よりお選びいただけると共に、

オーナー独自のセンスで楽しむことが可能だ。

フィガロの内装のリペア

フィガロの内装リペア

フィガロは経年の劣化により内張りがネトネトしている。

このネトネトを取るには下地からやり直さないといけないわけだが、

内張り表面にはしぼ加工(革の表面の質感)がほどこされているのだが、

そのしぼがつぶれないように、リペアを施すのが本当のリペアだ。

ということで、本日は簡単にFIGAROの製作の一部をご覧頂いた。

スピードウェルではこれから受注製作のFIGARO-ヌーベルバーグが

納車されていくゆえ、楽しみにして頂こう。

今日はコレまで~。

本日の名言

出会いは偶然 別れは必然

すべてには別れがあります。それは、新しく出会うため。

人とは生まれてきたかぎり、いろんな人と出会いたいものです。

号外☆月刊スピードウェル特別増刊号とWTV『YouTube版』が本日アップされるの巻☆

号外。号外~。ウェルです。

さて皆様、おとといはスピードウェル製マシン 

SW4/1(エスダブリューフォーワン)を使用し数々の製品試験を

行っているというシーンをご覧頂いたわけだが、

本日はその走行テストの模様を月刊スピードウェル特別増刊号として

刊行されるゆえご紹介致そう。

非力なマシンが世界の名スポーツカーと同じ土俵で戦う

もちろんポルシェは速い。しかし、同じ土俵に立てたコトに

感動をあじわったようだ。

ヘアーピンカーブでは互角を呈する

ヘアーピンでは他車種との距離は一気に縮まり、

SW4/1マシンも互角に戦う。

足回りのコンディションも良くグリッピングポイントに

吸いついてゆく。

PAOのボディー剛性は予想をはるかに上回り

エンジンの排気量やタイヤのグリップ力などを考えればさほど補強は必要のない

コトに気付く。そして、それが今後の課題でもあった。

MA11SW型エンジンが加速する

PAOの基本性能は、スポーツ走行など一切度外視したクルマであり

サーキットで走らせるコトなど御法度ではあるが、

製品試験のサンプリング行うためには極限状態まで追い込み

各データーを基に製品へフィードバックする必要があった。

それがスピードウェルのプロダクトに対してのこだわりだ。

タイヤがとける。※タイヤ銘柄 ADVANネオバAD07

慣らし走行をしている訳ではなく、全開でコーナーを攻めた証。

大阪バネ工業と共同で開発した足回り、レギュレートスプリングアルファー

が本領を発揮し、コーナーリングではアウト・イン・ファーストアウトが

気持ち良く行えた。

※タイヤはさらにハイグリップ(競技用タイヤ)も存在するが

ボディー剛性や足回りの兼ね合い等を検討しADVANネオバAS07を使用。

今後はさらにハイグリップタイヤを装着出来る様、各部の補強も行いたい。

と言う事で、このテスト走行の模様は美ラシーン・パオグラビア、



月刊スピードウェル特別増刊号

→写真はコチラ(少し表示に時間がかかります。)

により本日配信が行われたゆえ、是非ともご覧頂きたい。

そして本日はさらに号外である。

2011年7月17日 岡山国際サーキットで開催された

Tipoオーバーヒートミーティングのバトルロイヤルスプリントレースに参戦。

そう、実は16日は製品試験もかねて、SW4/1マシンのシェイクダウンが

行われていたのであった。

WTV 『Tipo バトルロイヤルスプリントレース』予告編

※良い子は絶対にマネをしないように。

この模様はWTV『YouTube版』にて本日イントロを配信開始。

7月中にはSW4/1マシンのオンボードカメラで撮影された

予選と本戦の模様をこれまたWTV『YouTube版』より配信するゆえ

是非とも楽しみにして頂きたい。

今日はコレまで~。

本日の名言

早すぎる行動に価値がある

byジャック・ウェルチ

と言う事でありますかなぁ~。

●スピードウェルが加速する。製品性能試験の巻●

どんもす~。ウェルです。

さて皆様本日はスピードウェルは技術とノウハウを磨くため

兵庫県にあるセントラルサーキットでMA11SW型エンジンを搭載した

スピードウェル製SW4/1(テストマシン)をご覧頂く。

極限のレースフィールドにより各パーツが開発されている。

一般的にはレースとパイクカーは無縁であるが、製品の開発の為には

極限での性能試験が必要であり、それぞれに本当のプロダクトを提供する

ためには、それぞれの部品に日本を代表するメーカーと共同で開発を進める必要があった。

今回は5ZIGENとの共同開発を行ったマフラー、サン自動車工業と開発した

ホットワイヤーNEWプラグコード、そして足回りには大阪バネ工業と開発した

レギュレートスプリングアルファー、についでMA10S型エンジン(純正エンジン)を

1100ccにボアアップを施したMA11SW型エンジン、さらにそれに付随する

インテーク&エグゾーストマニホールドのセットと、トータルでのバランス測定と

再研究とブラッシュアップが目的だ。

MA11SW型 1100ccボアアップエンジン。

マーチのエンジンを1100ccまでボアアップするのはスピードウェルだけ。

自然吸気を追及するメカニカルチューンだからこそ気持ちいい

加速感がココにはあると言える。

さらには、ウェーバーレーシングキャブレーターの吸気サウンドや、

5ZIGENのエグゾーストノートが男の本能を刺激する。

足回りは開発段階。

しかしながらレギュレートスプリングアルファーは

フロントが約3k、リヤが約2,2kと現在市販されているスプリングの

中では一番硬いようだ。

ちなみに、ニスモ製でフロントが2,0k、リヤで1,6k。

スピードメーターは見えない。

今回のテストでは30分を3本、午前2回、午後1回とトライ。

一本目のトライではウェーバーキャブレーターのジェット調整に

時間を費やし、2週で終了する。

しかし、二本目からは6000rpmから7500rpmまで全開でぶん回したが

驚くほどに常に水温は約80度に安定、油温も80度に安定している。

外気温は35度を上回り、約1時間に及ぶテストはクールダウンせず全開で行われた。

MA11SW型エンジンが計算し尽されて造りこまれたコトが実証され

ほっとひと段落である。

今回のデーターは明日の本戦にフィードバックされ、、、

と言う事で、明日何かが起こり、明後日のブログでお披露目となるから

是非とも楽しみにして頂きたい。

今日はコレまで~。

本日の名言

未来を予測する最も良い方法は、

未来を創り出すことである。

byデニス・ガボール

座右の銘にした名言ですなぁ。未来を創り出すことはそんなに容易な

ことではありませんが、スピードウェルは今年度9月ごろにはまたまた

すんごいプロダクトが誕生致しますので、乞うご期待あれ。