大阪府大阪市のI様 ラシーンジョルジェット納車おめでとうございます

ジョルジェット70 ラシーンデザイン

革製の旅行鞄

ラシーンは旅行鞄と比べてデザインがイメージされた。

それは17年前のラシーン開発時の一つのキーワードとなっていたのだから

ラシーンが旅行鞄のように各地に携帯されて行くさまは微笑ましい。

わたしはあまり旅行はしないが、日常の業務が旅行のようなものであるから

それなりに鞄が必要になってくるわけである。

以前、古い車に乗っている物好きの友に旅行鞄を用意してほしいと

頼んだら、牛革で使い込まれた鞄を用意してくれた。

これにはいろんな外国のホテルのステッカーが貼ってあって、

どれも超一流のホテルの名が刻んでいて、調べているうちに

1890年代から1940年代まで流行ったトラベルステッカーなる文化に遭遇した。

その当時は政府の要人やお金持ちしか海外旅行なんて出来ないから

しっかりした牛革で出来た鞄が使用されていたのも解る。

ラシーンはどんな旅行鞄と比べられたのかがココで焦点となるわけだが、

角ばっているイメージからすると、ボストンバックではなく

威風堂々とした牛革の旅行鞄であると仮定したときに

ジョルジェット70デザインのシートなどには上手く当てはまる。

ラシーンジョルジェット 右舷前方姿見

ラシーンジョルジェット 右舷前方姿見

この度は、大阪府大阪市のI様の元へお届けにあがられた

ラシーンジョルジェットをご覧頂くコトに致そう。

サンドベージュのボディーに茶色のジョルジェット70シートが

オシャンティーなたたずまいである。

ラシーン フロントフェス

ラシーンジョルジェット フロントフェース

フロントグリルやバンパーなども化粧直し(ラッカーフィニッシュ)が行われ

新車に近い状態に復元が施されている。

特にフロントグリルは現状のラシーンでは褪色が酷い為

ココを美しくしてあげるコトにより全体が蘇るくらいイメージが変わるのである。

ラシーン パネルラッカーフィニッシュ

パネルラッカーフィニッシュ

今回はウッドハンドルが雪の影響で納品がマニアわずだったので

パネルラッカーのみご覧頂く。

トラディショナルな法則として、ボディー外板のカラーもしくは、

シートと同色にすることにより上手くまとまるわけであるが

ボディー外板と同色にまとめて、パネル自体を鉄板のように魅せるコトが出来るし

シートと同色にすることにより、より内装がまとまった印象になる。

この両者の選択に間違いはない。

ラシーンジョルジェット 側面姿見

ラシーンジョルジェット 側面姿見

この度はI様、ラシーンジョルジェット納車誠におめでとうございます。

大変ながらくお待たせ致しましたが、お喜びいただけて幸いです。

それでは、一か月点検もどうぞよろしくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

一生懸命努力すればするほど、運は味方する。

by コーリン・パウエル

これは間違いありません。

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