大阪府堺市のI様 PAOトラディショナル『モケット60』納車おめでとうございます

モケットシート(ヘッドrストは着く)

PAOは所有するだけで自慢して良いのか

これは禅問答のようなものである。

菩提樹の下で開かれたブッダの教えによれば、世の中、形あるものすべて空であるから

「パオを自慢すること、すなわちそれもまた空である」と戒られるわけである。

人間の煩悩といふものは百八つあって、PAOに乗るコト自体が煩悩の塊である。

だから、パオ人類はやはりパオを所有することを自慢してしまう訳である。

しかしただ単に自慢するのは、それこそ煩悩そのものであるから

パオのコンディション、つまりはメンテナンスが行き届いた状態にする為の

不断の努力があって、初めてパオを自慢できるわけだ。

そして本当のパオ人類はパオをメンテナンスすることの大切さを

最大限に知った人種でもある。

パオ信仰とはそういったもので、油をさすだとか、タオルでゴシゴシ磨くとか、

アナログ的な日常のメンテナンスが崇拝の基本体系であって、

そこに、自分らしさをプラスしたいと云ふ煩悩にかられて

カスタマイズなど施す信者が後を絶たない。

勿論、わたしもその信者のひとりではあるが、

ド級のパオイストは同時にパオをカスタマイズする事の無意味さを

最大限に知った人種でもあると云うところに、すなわち空を感じる。

PAOとモケットシート

この度は、大阪府堺市にお住いのI様の元へお届けにあがられた

PAOトラディショナル『モケット60』をご覧頂く事に致そう。

今回のPAOであるが、昨年末に納車が行われたK様のPAOトラディショナル『モケット60』

と同時にご購入頂き、お友達そろってモケモケしていただいた。

謹製ウェル帆布 モケット60シート

謹製ウェル帆布『モケット60』シート

美しい茶色のモケット生地で張替えが施されたシート。

素材は全国各地の電車などで使用されている上質なモケット生地を

採用することにより、より耐久性、耐候性と時間の経過により

風合いが良くなっていくといふ。

※ヘッドレストは張替え済み。道路交通法的にヘッドレストは装着は必要。

謹製ウェル帆布 モケット60シートが登場

謹製ウェル帆布『モケット60』シート

絶妙にデザインが行われたモケット60は、合計で21色がご用意。

定番なところではこげ茶や抹茶、それにワインレッドといったところ。

それぞれがレトロモダンなテイストである。

謹製ウェル帆布 モケット60デザイン

謹製ウェル帆布『モケット60』シート

座面や側面、背面のすべてと

パイピングまですべてがモケット生地で張替えが行われるが、

同色のレザーなどとハイブリッドで製作しても面白いかもしれない。

パオちゃんとI様の記念撮影

PAOとI様の記念撮影

この度はI様、PAOトラディショナル『モケット60』納車誠におめでとうございます。

K様のPAOが先に納車された時にはやきもきされたと思いますが

2台そろってPAOが並んだ瞬間には圧倒されました。

それでは、次回の撮影はどうぞよろしくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

何かを始める事は簡単だが

継続することはとても難しい。

by津田梅子

そうですねー。継続は力なりと言いますが、

継続することに力がいるとも取れます。

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