ラシーンのディストリビューターキャップ交換の巻

おはこんばんちは ウェルです。
寒の戻りとでも言いましょうか、春一番が吹いたと言いましても、
まだまだ春は遠いのでしょうか?
桜の時期はなぜか愛しくなりますなぁ〜。
日本人に生まれて良かったと思うひと時でも御座います。
さてさて〜、ラシーンのお話を致しましょう。
中古車でよく、エンジン不調の物が御座います。
どこが悪いか〜といろいろ探っても何気なく調子が悪いというのは、
全体的なバランスが崩れているからで御座いましょう。
エンジンの基本は、良い混合気、良い圧縮、良い点火!!
この三原則は一つでも崩れると、それとなく調子が悪くなります。
経年の劣化という問題も御座いますが、一ずつ手をくわえてあげれば
本当に良くもなるという事で、今回はなかなか交換されないパーツ
ディストリビューターのキャップとローターを交換致しましょう。

ディストリビューターという装置。直訳すると分配器!!
そうこの分配器で各気筒のプラグまで電荷を供給しているのです。
しかも3万ボルト以上の電荷を。すごすぎます。
プラグからプラグコードを抜いて、エンジンのセルを回し
プラグコードを触ったらビリン〜ビリン〜きます。
※よい子は絶対に真似をしてはいけません。

ディストリビューターの内部です。中心にローターという物が付いている
このローターの軸はエンジンのカムシャフトの回転を使っています。
なので、カムシャフトの回転と同じ周期で回ります。

ローターを外しました。簡単なスクリューで留まっている。
パーツ自体の値段も高くは御座いませんし、工具さえあれば、
DIYでも出来るでしょう。

これが新品パーツ。ディストリビューターの側面に1番という刻印がある
↑この1番という刻印は何かと言いますと、一番シリンダーのプラグ
コードをココにさして下さいという事です。
エンジンは4気筒御座いまして、1〜4番まで順に爆発していると
皆さんお思いでしょうが、実は1−3−4−2という気筒順に
点火されているのです。
これはなぜかと言いますと、1から順に点火していくと、
爆発する際に振動が起こります。
この振動が1から順に行くと、ものすごい偏った振動が生まれ、
エンジンにも良く有りません。
なので1番の次は3番、3番の次は4番、4番の次は2番という
具合にバランスを取って燃焼時の振動を抑えているので御座います!!
皆様、少しおかしこくなられましたのぅ〜。
すみません。調子のってしまいました。

中古ローターが左。新品ローターが右。
このローターは常に分配器の中で3万ボルト以上の電荷を空中放電させて
いますので、かなりヘトヘトになっております。
今回交換させて頂きましたお車の走行距離は約8万キロの物。
これからも末永くお乗り頂くには〜交換が必要で御座います。
さてさて、本日のエンジンのお勉強は如何でございました?
ウェルは文章を書くのがへたくそですので、少々ご理解に
難があると思いますが、皆様の素晴らしき頭脳で解読してください。
ではでは〜。
本日の名言
一日が一生だと思えば
無駄な過ごし方は出来ないのである

そうですね〜。お昼過ぎには30歳、夕方には50歳くらいと
考えるとおちおち無駄口をたたいている暇はございませんなぁ〜。
また一生を終える時に、人生を一日のように短いと思うことでも
有りましょう。
皆様本日も有意義にお過ごしくださいね!!

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