ラシーンの点火系の巻

おはこんばんちは ウェルです!
最近また景気が不安定で御座いまして、アメリカのサブプライム
問題が尾を引いておりますな〜。
アメリカが咳をすれば日本は風邪をひくとまで言われており、
なんとも日本という国はアジアではアメリカのような存在でも
あるのでしょうなぁ〜。
さてさて、今日はラシーンの点火系の整備を致しましょう!
まず、ラシーンはパオとは違いましてフルトランジスタ式の
ディストリビューターで御座います。
フルトランジスター点火とはどういうものかと言いますと、
イグニッションコイルで発生した高電圧を、トランジスター(半導体)
を用いてスパークプラグを点火させるもので御座います。
点火時期はカムシャフトに取り付けられたセンサーで得られた信号
を元にイグナイターという解析ユニットで制御され、エンジンの回転
を整えておるので御座います。
まあ、もっと簡単にいえば、メンテナンスフリーな点火ユニット。
しかしながら、プラグやプラグコードのメンテナンスは必要で御座います。

古いプラグはどえらいくすぶっておりました!
今回はNGK製の(なんばグランド花月ではございません)
グリーンプラグを使用して、もっともっと点火を促そうという事で
御座います。

NGKはF1のホンダエンジンでかなり鍛え上げられたメーカーです!

中心電極を見てください!Vの字にカットされているのが特徴!
プラグにも色々種類が御座いまして、今回のグリーンプラグの特性と
しましては、外側電極と平行に中心電極に90゜の溝加工を施すことで
より火花が中心電極の外側寄りで飛ぶようにし、 消炎作用
(電極に熱エネルギーをうばわれる作用)が小さくなり着火性が良く
始動・加速・アイドリング安定性が向上し燃費の節約になるという
ことで御座います。
せっかく交換するのですから、ノーマル以上のものを取り付け
たいものですなぁ〜。
コレと一緒に今回はプラグコードもノーマルより良いシリコン
コードをチョイス致しました。

ノーマルコードは中古車であればほぼ劣化している!
↑このコードは毎度毎度、約3〜5万ボルトの高電圧をプラグに送って
いるため、相当な負担がかかっているので御座います。
しかも、このコードの抵抗値は16KΩ/mもあります。
コレには意味が御座いまして、また次回にお教え致しましょう。

抵抗値が1/2の8kΩ/mとロスが少なく伝送性能が優れているのです!
↑このプラグコードはホットワイヤーのコードとは考え
方は違いますが、純正を付けるよりかかなり良いでしょう。
エンジンの基本、点火がよくなればきっちり燃焼させる
事ができ、燃費も良くなります。
どうでしょうか?皆様のパオ、ラシーンの点火系は
きっちり燃焼させているでしょうか〜。
今日はコレまで〜
本日の名言
はぢをすて 人に物とひ 習ふべし
是ぞ上手の基なりける

そうですな〜。人間のプライドという物が邪魔し、
なかなか上達しないという事に陥りますなぁ〜。
人に聞くのは恥ずかしい事では御座いませんね。
変なプライドは生ゴミと一緒に捨てましょう〜!

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