パオのタイミングベルト交換の巻

どもども、ウェルで御座います。
月曜日は建国記念日だったという事で、すごいですね〜。
何がすごいんっですか。
いやいや、国が成立した日でしょ!
国が建つ日って、起源をたどれば、第一代神武天皇の
即位した日?2月11日という事です。
今は西暦ですが、神武暦でいわば、今年は2668年で御座います。
通称は皇紀(こうき)と言いますが、戦前まではこの神武暦が使われて
いたようです。いま現在は西暦でキリストの誕生暦でございますな〜。
日本という国は色々なものを取り入れるのが得意で御座います。
さてさて、ヨモヤ話は置いときまして、今日はパオの
タイミングベルトの交換をご紹介いたしましょう。
まず、タイミングベルトとはどのような物かと言いますと、
エンジンは、ガソリンと空気を混ぜた(混合気)を吸い込み、
シリンダー内で燃焼させてピストンを降下させる動力を得ています。
その混合気をすったり、燃焼ガスを排気したりするのに、
タイミング良くバルブを開いたり閉じたりしないといけません。
そのバルブを開け閉めさせるカムシャフトを回すために
有るので御座います。
タイミングが決まっていますので、タイミングベルトと言うので
御座いましょうなぁ〜。

交換前のタイミングベルト、走行約8万KMのもの!
あと、パオにはカムシャフトのプーリーを回しているのと並行して
ウォーターポンプも回しておりますぞ!

真ん中にウォーターポンプがある。交換済みで御座います。
このタイミングベルトは、バルブの給排気のタイミングをつかさどり
少しでもずれるとエンジンはパワーダウン致します。
しかも10年10万キロ交換というのが一般的なセオリーですので
10万km以降にベルトが切れる可能性があり、切れてしまうと
給排気バルブが動かなくなり、シリンダー内で上昇してきた
ピストンとごっちんこして、エンジンを壊してしまうので御座います。
今回はカムシャフトとクランクシャフトのシールも交換いたします。

専用工具でシールを外している様子!
↑タイミングベルト交換と同時にシールも替えておかないと、後で
オイル漏れしだすと、また同じ作業をしないといけません。

今回交換するパーツはこれです。ベルトにポンプにシールにベアリング!

取り外したベルトの様子!見づらいですがクラックがはいっております。
ウェルの知り合いもこのベルト交換を無視し、エンジンを壊された
かた、若干2名ほど知っております。
パオでは御座いませんでしたが、安易な気持ちでいると、
必ず切れるでしょう。
しかも、タイミングベルト自体カバーに覆われており、エンジンルーム
を覗いて見てもみえることは有りません。
日常的に点検できればそろそろ切れるんちゃうか、とか言えるのですが
想像次第で御座います。

新品に交換致しました!!
交換したのでパワーアップしているという物では有りませんが、
なんだか気持ちがよくなったと思います。
皆様のパオは如何でしょうか?10万Km超えて耐えているパオ
が御座いましたら早くに交換してあげて下さいね!
その時は、オイルシールとウォーターポンプ、テンショナー
ベアリングも同時交換ですぞ!!
今日はコレまで〜
本日の名言
抵抗がなければ 飛ぶ事も出来ないのである
これは飛行機のお話。しかし人間にも当てはまりますなぁ〜。
そう、何事もやろうと思い、そこには抵抗が立ちはだかります。
その抵抗が大きければ大きいほど、それを乗り越えたとするなら
より高く飛ぶ事が出来るでしょう。
大きな抵抗に負けず頑張りましょう〜。

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