パオのパワーステアリングポンプ交換

本日もお寒い中ご覧頂き有難う御座います。
どもどもウェルです!
名言集は毎日掲載させて頂いておりますが、皆様の
胸に響く名言などあればどしどし書き込んでください。
お便りお待ちしております。
さあ、本日はパオの整備に取り掛かりましょう。
本日はパオのパワーステアリングのお勉強で御座います。
今では猫もシャクシもパワステの時代、Be-1は重ステで
御座いましたね〜。
簡単に構造をお勉強致しましょう。
さてさて近年の新車には標準装備のパワーステアリング、
今はハンドルを回す力を軽減するために、モーター駆動で
アシストしております。制御方法もいろいろあり、鉄のねじれを
察知して回転方向にアシストするという物なども御座います。
一昔前までは、このアシスト方法はモーター駆動ではなく、
エンジンの動力を借り、オイルポンプでオイルに圧力を掛け、
シリンダーに送り込むというアシスト方法が取られておりました。
ちょっと難しいかな。
近年なぜモーター駆動に変わったかと言いますと、エンジンの動力を
借りて、作動させるにはそれなりにエンジンに負荷がかかり、
排気量の小さいエンジンでは馬力が食われるほか、
燃費が悪くなるなど、あまり良い所が無かったからでしょう。
環境問題も最近は厳しいですからね!
また、オイル漏れの原因でもあります。
今日はポンプを交換しました。
なぜ交換したかと申しますと、ポンプの高圧側のシリンダーへ
行くオイルホースからオイルが漏れ、漏れたままずっと乗って
居られまして、ポンプから音が鳴り出し、すぐに対処していれば
事なきを得たのですが、残念ながら、ポンプが焼けていました。
皆様のパオも一度ご自身で点検致しましょう!

パワーステアリングのオイルが入っているタンク!

ふたを開ければレベルゲージが付いてる!矢印の範囲内にあればOK
どうでしたか?ちゃんとオイルは規定量入って致したでしょうか?
もし少ないのであれば、漏れが原因かもしれませんので、速めの
点検を〜。またすでにハンドルを回すとう〜んウ〜ンという
異音が聞こえる場合はかなり重症かもしれません!

エンジンルーム向かって左側(ブレーキサーボの下側)にポンプがある!
↑ベルトがかかってるでしょ!レース走行などする際は
ベルトを外し走行します。
今回交換するポンプ、リビルド品で御座います。
リビルド品とは、ガワなどが中古品で、中身を新品に入れ替えた物
の事でございます。価格も新品よりリーズナブルで機能は同じ!
もしディーラーさんで修理を頼んでるあなた、リビルドを知っていれば
修理代などかなりバリューになりますよ!

これがリビルドポンプ!
↑ポンプには取り外したお古のポンプからプーリーを取り外し
移植しないといけません。
こんなんプーリーのナット、どうやって外すの〜と言いますと、
インパクトレンチを使うのです。
インパクトが無ければの方法としまして、プーリー自体に横穴が
開いており、そこへドライバーなどを突っ込みポンプにドライバーを
引っ掛けてめがねレンチなどを使いナットを外してください!
そそくさと組み換えて元の位置へ〜その後、パワステのオイルを入れ
油圧回路のエア抜きを致します。
(ハンドルを右へ左へ末切りを何度と)
↑エンジン掛けてやったらだめですよ!あとはオイル量を調整して終了!
パワーステアリングのオイルですが、もちろんパワステ専用の
物が有ります。しかし、な、、なんとオートマチックミッションオイル
も代用できるのです。
今日はパワーステアリングのお勉強で御座いました!
本日の名言
苦しい事もあるだろう 
言いたい事もあるだろう
不満な事もあるだろう
腹の立つこともあるだろう
泣きたい事もあるだろう
これらをじっと我慢していくのが
男の修行である

恐れ入りました。山本五十六のお言葉ですが、現代の人間
にはない強さがありますな〜。ウェルはへのツッパリにも
及びません。
武士魂、大和魂を磨かんといけませんな〜。

パオのパワーステアリングポンプ交換” への1件のコメント

  1. ウェルさんの名言集いつも楽しみに読ませていただいてます。胸にくるお言葉に会えた時は ウェルさんの職業を忘れ、先生とお呼びしたくなります。 なので お恥ずかしいのですが、一つ書き込み致します。 “ つまづいたおかげで 知り 得るものがある” つまづいたりすると いろいろと考えますよねぇ あやまちや失敗を繰り返したおかげで、人を暖かい眼で見れる自分に気づきもします。自分の弱さだらしなさを知り、人にだまされたり 裏切られたりしたおかげで、親切な人の暖かさを感じれたりすると思います。 こんな本を読んで心が少しかるくなりました

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