東京都北区のO様 PAOトラディショナル・レストア納車おめでとうございます

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東京の真実とPAOの昼下がり

花の都、大東京は今も昔もその華やかさだけが目の前に広がりを見せている。

地方から比べれば人間活動の遊園地のようにも見える。

だから都会の大冒険のPAOで東京の街を走ったらそれはとてもキラキラのギラギラである。

とわたしは思っていたわけであるが、一度小道に入ってゆけば、そこは東京なのか、

昼下がりの日光を避けるように家が騒然と立ち並び、ここに真実の東京が隠されているようで

カメラのフアインダーを覗きながら、これは都会の中の大冒険であるとわたしは確信した。

今回はお泊りだったので翌朝、赤羽のホテルのバルコニーから駐車場に泊めている

PAOを見ると同じホテルに宿泊した人たちだろうか、PAOを何やら囲んで

物珍しそうに眺めていた。

彼らがホテルに泊まっているということは東京の人間ではないということだから

実に都会の大冒険ができるクルマに乗りたかった訳である。

これは遊園地で何か乗り物に乗りたいという子供の頃の気持ちと同じなのだろう。

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PAO トラディショナル オリーブグレイ

この度は東京都北区にお住いのO様の元へお届けに上がられた

PAOトラディショナルレストアをご覧頂く。

今回のO様のご要望で製作させて頂いたPAOであるが、元色はアクアグレイであった。

なにしろノーマルルーフのオリーブグレイもかなり希少であり(ノーマルルーフ自体が少ない)

それならば、レストアのついでに外装はオリーブグレイに、内装はO様の張替えられる

シートのカラーなどと調和させるようなアイボリーへ、と云う事で塗装が行われた。

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PAO トラディショナル フロントフェースラッカーフィニッシュ

バンパーやグリル、ホイール類など

外装色はPAOのオリジナルを忠実に再現したカラーである。

※ワイパーはシルバー色でリメイク。

さらに今回は、ミラーの足やクォーターガラスの蝶番などの細かなパーツまで

塗装し直され、美しい車両が仕上がった。

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謹製ウェル帆布 張替え 60スタンダードレザー

オーナーの思ひに合わせ、内装色のアイボリーとツートーンで調和させたレザーシート。

ダッシュパネルの上下などもそれと同様に張替えを施してある。

オーディオにはナビゲーションをおごっているが、専用のオーディオボックスに納めたことにより

現代的な主張は無い仕上がりに。

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スピーカーが遷座した。

今回は、PAOの七不思議であるフロント足元にある純正スピーカーサービスホール

ではなくドアのポケット上部に分厚いバッフルなるものをこしらえてスピーカーを遷座。

ドアパネルは厚さ3㎜程であるから、バッフルをこしらえてさらにドアのフレームと

しっかり固定できれば、幾分音質は向上する。

要するに、スピーカーを鳴らしければ良い訳である。

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トノカバーの張替え

今回は豪勢にトノカバーまで張替えを行い内装は豪華絢爛図会である。

これで東京で異国を感じるコトが出来る訳だ。

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PAO トラディショナル 右舷後方姿見

東京には緑が実に多く、その中にオリーブグレイのPAOは

美しく溶け込みを見せている。

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PAO用 ウェルリプレイスメントマフラー 

Be-1用はテールエンドが少し短く、現在開発中のFIGAROは

ダブル出しのロングテールである。

それぞれのモデルに対して、車両のデザインとエンジンの

仕様に合わせそれぞれが専用の設計を行っているから

手前味噌ながら間違いなくカッコいい。

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O様ご夫妻とPAOちゃんをガシャ!!

この度はO様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございました。

都会の大冒険をこれからお楽しみいただければ幸いです。

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お土産パン。

そして、奥様がお焼きになられたお洒落なパン(お土産)

まで頂き恐悦至極に存じます。

これをこんがり焼いて、オリーブオイルを少々たらして頂くなんてオシャンティー。

今日はコレマデ。

本日の名言

フリーターとかニートとか、

何か気のきいた外国語使っているけどね。

私にいわせりゃ穀つぶしだ、こんなものは。

by石原慎太郎

ごくつぶしっていう言葉は、わたしも母に云われた経験あり。

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