山口県熊毛郡のK様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

20130405a
20130405c

PAOとサクラソウ展

山口県は光市から熊毛郡に抜ける国道188号線の室積海岸あたりを航行中に

一際お洒落な洋風建築に遭遇した。門の前に立って観ると、冠山総合公園とか

掲げられて山口県光市が運営しており、大きな海水浴場が近くにあるのだから

リゾート感が沸々とかき立てられるようなデザインは、良い税金の無駄遣いである。

以前、徳島のうだつの町並みのシンポジウムに参加した時に、アレックス・カー氏が

お役人に公共事業はしてもいいけれど、ちゃんと風土や観光にあったデザインを行っていない

(デザインせず、単なるコンクリートのかたまりは悪い税金の使い方)だから良くない、

と口をとがらせて云っていたのを思い出したが、公共事業はもっと風土や観光に

合ったしっかりしたデザインを取り入れるべきであり、今回のは良い事例である。

そこで、日本サクラソウ展なるイベントがおこなわれるようで、墨と筆で

描かれたその看板が若々しく芸術的でなにやら興味深々である。

サクラソウは日本では北海道南部、本州、九州の高原や原野に分布しているが

古くは江戸時代の中ごろから、荒川の原野に自生するサクラソウから栽培が始まり、

種子まきを繰り返すうちに、白、桃、紅、紫、絞りなどの色変わりや、

大小さまざまな花形の変わり品が生まれ、名称が付けられた。

やがて江戸時代後半になると品種数も非常に増え、文化元年(1804年)頃から

新花を持ち寄り品評することが始まった。

PAOも現在ではオーナー達が独自にイベントを起こしクルマを

持ち寄っては品評するのが楽しいのだから、いつの時代にも

大切にしているものはたくさんの人に見てもらいたいものである。

20130405c

PAO トラディショナル 右舷前方姿見

この度は、山口県は熊毛郡にお住いのK様の元へお届けに上がられた

PAOトラディショナルMTをご覧頂く事に致そう。

今回のそのPAOではあるが、非常に珍しいアイボリー色のキャンバストップ付

マニュアルトランスミッションである。

一年に1台お目にかかる事が出来るか否かという、大変珍しいPAOである訳だが

探しても見つからないのだから、これはご縁である。

20130405d

謹製ウェル帆布 50スタンダードレザー

謹製ウェル帆布が製作するウェル50(ゴーマル)デザイン、張替えレザーシート。

座面の中色の変更が行えるデザインであるのだから、このシートは単色というよりか

ツートーンで仕上げるほうが可愛らしい。

20130405e

ホイールとガレージのラッカーフィニッシュ

PAOの純正ホイールはシルバー一色であるが、今回はアイボリーに

中央のキャップがシルバー色に塗装は行われている。

そして、オーナーご自身でシャッターガレージが良き風合いに塗装されており、

ガレージ隅の脚立が一癖効かせている。

20130405f

キャンバストップとリゾート感覚

キャンバストップは非日常であるのだから気分を楽しいものにしてくれる。

PAOのカタログにある都会の大冒険というキーワードを基に街中を乗りこなしても楽しいが、

こうしたリゾート感のある所にひとたび乗り付ければ

それ以上に人生を大冒険をしているような感覚で、とても天孫が上がる訳だ。

20130405g

PAOちゃんとK様をガシャ!!

この度はK様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございました。

色々な趣味性のあるクルマやバイクをお持ちということで、PAOがその仲間入りを

果たし、長年可愛がって頂けることを楽しみに致しております。

ありがとうございました。

今日はコレマデ。

本日の名言

世の中で自分が必要とされたい」って思ったら、

まず笑え

byアントニオ猪木

そうですわなぁ。こわい顔してたらだれも相手にしてくれません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です