どんもす~ウェルです。
さて本日は株式会社SUN自動車工業の協力の元、
設計段階から試作までおよそ1年もの歳月を費やし
Be-1とPAOにそれぞれ専用に研究そして開発を行った
『ノロジーホットワイヤープラグコード』SWリミテッドをご覧頂く。
まずこのノロジーホットワイヤープラグコードとは何ぞやともうせば、
エンジンの点火装置の一部であり、ノーマルのプラグコードと点火能力の
比較をすると約330倍もスパークするという素晴らしいプラグコードだ。
点火(プラグの火花)を強くして完全燃焼させれば馬力、トルクそして
さらには燃費が確実に良くなる、というのがホットワイヤーの理論。
そして、今回はさらにスピードウェル的センスが追加され
株式会社SUN自動車工業により特別なコードを製作。
それがSWリミテッドなのである。
株式会社SUN自動車工業本社屋、ベンチテストが行われている様子。
スピードウェルはSUN自動車工業にPAOを送り込み、
純正のノーマルコードとホットワイヤープラグコードの両方に
馬力、トルク、燃費という3つの性能特性を
(ダイナパック社製 evolution4000型)テスターに掛けデーターを抽出。
今回使用するPAOだが一番流通しているATミッション形式で
走行は約7万キロほどのものを採用。その他に何も手を加えていない
現在お乗りの方々の車両に一番近い状態を想定し
完全なるデーター取りに専念した。
馬力、トルクの測定には各プラグコードに対し3回ずつ時間を置いて行われる。
気圧や天候にも左右されるコトにより、日取りさえ注意して行われるという
徹底した配慮の上での測定である。
なぜなら、これが本当の結果だと言いたいからだ。
それでは測定結果が出たからご覧頂こう。
※ノーマルプラグコード
①トルク 44,70N.m パワー(馬力) 31,70PS
②トルク 45,80N.m パワー(馬力) 31,20PS
③トルク 45,60N.m パワー(馬力) 31,40PS
※SWリミテッドホットワイヤープラグコード
①トルク 45,80N.m パワー(馬力)32,70PS
②トルク 46,10N.m パワー(馬力)32,30PS
③トルク 47,20N.m パワー(馬力)32,70PS
ノーマルコードの測定結果は
平均トルク 45,37N.m 平均馬力 31,43PS
SWリミテッドホットワイヤープラグコードの測定結果は
平均トルク 46,37N.m 平均馬力 32,57PS
なんと、ノーマルとホットワイヤーとの対比では
トルクは1,01N.m向上 馬力は1,14PS向上したのである。
これが、SWリミテッドホットワイヤーの実力だ。
さらに馬力においてはピークパワーが上ったわけではなく
全回転域において1馬力以上の向上したというまさしく化け物。
そして一番気になる燃費の測定だが、
これもノーマルコードとSWホットワイヤープラグコードにて
時速60kmにおいての燃料消費率を満タン法にて測定。
※ノーマルコードの燃料消費
4,5L 燃費は13,33Km/L
※SWホットワイヤープラグコードの燃料消費
3,7L 燃費は16,2Km/L
と言う事で、ガソリン1Lに対し2,87kmもの燃費が向上。
それは21,5%もの燃費特性が向上したというコトになる。
PAOはガソリンタンクが40Lだから、満タンガソリンをつかったとすれば、
40L×2,87km=114,8kmも航続距離が伸びたと言う事だ。
もし、あなたが60kmでずっと同じアクセル開度ではしったならば
114,8km遠くまで走れるのだからエコなパーツに間違いはない。
今回の測定はこれほどの結果を出した。
そして、測定には最新の注意をはらい、
株式会社SUN自動車工業から発表された
公式の測定結果であるコトだけは紛れも無い事実なのである。
ここで質問を頂いたゆえ念のため説明致す。
PAOはメーカーの馬力公表は52PSである。
しかし、それは全てが最良の状態でのコトであり、
『今現在おかれている一般的なPAOの状況での測定に専念したということだ。』
これが一番重要なのである。
極秘でチューニングエンジンが製作されている。
これはPAOのコネクティングロッド(通称=コンロッド)である。
コンロッドの小端部をご覧頂こう。
中心から右にえらい穴が振っている。
そう、それも4本ともまちまちに振っているのである。
『中心は出ている』
このような状態でメーカーの公表値52PSなどしぼり出すコトは出来ない。
その当時の全てのメーカーの品質は、最近のホンダのタイプRエンジン以外
当てはまることであり、驚くことな無いのである。
クランクもバランス取りが必要である。
と言う事で、全てのPAOのエンジンはまちまちの馬力だろうが、
測定は、本来の日産が組み上げたバランス取りなど
一切手を加えていないエンジンで行ったのである。
その上で純正コードとSWリミテッドホットワイヤープラグコードを
対比して比べると、性能向上が実現するというコトが今回の成功だ。
馬力1,14PS向上。トルク1,01N.m向上。燃費21,5パーセント向上。
『SWリミテッドホットワイヤープラグコード。』
スンガスンガすげ~ぃ。
今日はコレまで~。
明日にはスピードウェルが研究を重ねた
コダワリをご覧頂くコトに致そう。
本日の名言
満身の力をこめて現在に働け
by夏目漱石
すばらしい気合が入るお言葉。
満身の力を込めたコト、ありますかぁ?!
まず、満身の力を込める気持ちを持たなくてはなりませんなぁ。
すばらしいテストの結果でしたね!!
用意出来次第連絡くださいね。
お待ちしております。
paokidsさま
お世話になります。素晴らしいでしょ!!
これがSWリミテッドのポテンシャルです。
楽しみにお待ち下さい。
質問です
これからパオに乗ろうと考えています
購入前にいろいろ調べていますが、パオの馬力は52馬力のはず…
スピードウェル様では、わざわざ32馬力まで落として販売されているのでしょうか?
もしそうであれば、その理由を教えていただきたいです!
そして、コードを温度の高くなるところへ通してしまってもいいのかどうか、そちらも気になります
返信お待ちしております
宜しくお願い致します
パオ子さま
お世話になります。エンジンの馬力ですがメーカーの公表は全てが最良の状態のお話。気圧、湿度、温度、全てが一番馬力やトルクが出る所での測定だと伺いました。
ですので、このような数値を出すことなどは新車であっても不可能に近いでしょう。
そしてエンジンは一台ずつ馬力も違えばトルクも違います。それは精度によるものです。その精度の違いは後日ブログでアップされますのでお楽しみに!。しかし本田のタイプRのようなエンジンであれば全てのエンジンにほとんど同一の馬力が出ているでしょうね。
そしてエンジンはウェルの車にて測定致しました。
それも走行距離は約7万キロのもの。
現在おかれているPAOの平均より少し少ない走行距離のものを採用し、現在お乗りになられている皆様方の車両に取り付ければと言う事を念頭において、測定しました。
またコードの高温位置になるべく近づけないよう、純正位置より高くなっているのをご覧頂いているでしょうか?
取り回しは取り付けられる整備士の方によりことなりますが、なるべく高い位置に装着してほしいですね!
アースコードの取付け位置はヘッドカバーではなくなるべくブロックやヘッドそのものに落としてください。そこまでマイナスケーブルを引っ張ってきてもらってもOKですぞ。
今回は、一般的な取付けですので、このような形になります。
それでは、また解からない事など御座いましたら何なりとご質問下さいね。
僕のぱおは他社のマフラーつけて
オートバックスで測定したら
30馬力でした。(苦笑)
やはりメーカーの公表値は最大ですね。
これで納得できました。
ありがとうございます。