どんもす~。ウェルです。
さて本日はPAOのドアポケットにレザーを張り合わせ、
若干ながら高級感を出してみようというお話。
PAOのドア内張りはプラスチックの成型品で成り立っている訳だが、
レザーを取り入れるコトにより印象が変わるゆえ楽しみだ。
作業工程だが、まずPAOの内張りを外し、内張りからポケットを取外す。
そして、ポケット外側にレザーを張れば終了となる。
言葉で言えばまあ簡単だ。
ポケットにレザーがおごられた。
しかしただそれだけでは若干ながらの高級感は出ない。
それどころか、ただそこにレザーを貼りつけましたよと
寂しさだけが残るであろう。
それでは、どうしたらレザーの質感を前面に押し出せるのだろうか。
謹製ウェル帆布が出した答えはコレだ。
ダブルステッチという装飾を与えることにより職人の思ひが込められた。
今までポケットを気に留めるコトはなかったのだが、
レザーを張ってビックリ、ポケットにもリブ形状が
おしむことなく投入されていたとは、
PAOのデザインに心から脱帽である。
まだまだPAOは奥深く、皆もまだ気付いていないPAOの何かが
必ず存在するはずだ。
謹製ウェル帆布のコダワリをプラスすることにより、
レザーの質感が全面的に押し出されるコトとなった。
革製品は如何に装飾を施すかによってその方向性
(おもむきであったり高級感であったりそのような雰囲気)
が決まるゆえ、非常に大切にしたいものだ。
ポケットのビス穴の目隠し栓はアイボリーで可愛らしさを追加した。
さらに、ポケット下側のビスまでアイボリーにペイントされ抜かりはないようだ。
今回の仕上げにはPAOには丸が似合うという発想
(丸は気持ちを穏やかにしてくれる効果がある)
などの考えによりそのまま目立つようにしている。
高級感だけを求めるなら同色にペイントを施し仕上げるという
方向性がある。
それぞれにはオーナーの熱い意見を取り入れ
スピードウェル社的考えの基製作はおこなわれるのである。
今日はコレまで~。
本日の名言
「失敗を恐れない」という姿勢では弱い
「必ず成功させるのだ」という強い志を持て
byジャック・ニクラウス
さすが二クラウスさん。その気持ちがなければホールインワンも
達成できませんなぁ。
皆様もウェルと共に強い意志、志を持ちましょう。
オーナーやPAOを取り巻く人々によって
今なお進化発展するPAO
オリジナルが良いからこそ今もなお愛され
愛されているからこそ色んなイマジネーションが湧くのでしょう
古場田さんをチーフとしたデザインチーム
設計開発・生産をした高田工業
感謝です。
このたびは またまた我侭を聞いていただき
ありがとうございます
ドアポケットにレザーを貼るというのは
MINI Paul Smith のアイデアで
水玉のイメージで○の部分を残したのも
すごく気に入っています
コムデギャルソンのTシャツからの発想です
自分なりのアイデアをウェル氏に伝えると
できる限りのことは何でも挑戦してくれて
尚且つ一切手を抜かないので
小細工仕様ではなく本格的なカスタマイズができ
非常に感謝しています
炎天下の高熱にも まったく支障なく
完璧な仕上がりに大変満足しています
いつもありがとう
名古屋のTさま
お世話になります。そしてお時間頂いております。
今回のポケットの仕上がりは如何でしょうか。
Tさまの車両も大きく拘って製作致します。
Shinya KidGarcons さま
お世話になります。
これもPAO初となる試み。耐久性がある
と言う事で、有難う御座います。
そうですね~小細工であればどこからか
バランスのわるい香りが漂いますので、
その点をおさえた作りこみをしないと
いけませんね~。楽しかったです。
今後もどうぞよろしくお願い申し上げます。