静岡県浜松市T様 PAOトラディショナル納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです。
本日は静岡県浜松市からご用命頂きはれて
PAOオーナーとなられたT様の車両をご覧頂こう。

諸元だがアイボリー色の天井は俗に言うノーマルルーフ。
PAOのアイボリー色は現在では非常に人気があるわけだが、
当初の販売台数によると、アクアグレイが7割と大多数をしめており
平成1年当時ではアイボリーは人気薄であったようだ。
そして噂によるとアイボリーのPAOの総販売台数は
1割程度ということで20年が経過した昨今、
さらに生息台数は少ないということが推測される。

謹製ウェル帆布60スタンダードレザー
シート、ダッシュパネル、アンダートレイとすべてが同一色に
まとめ上げられ、トラディショナルな『ウェル』スタイルだとそう呼ぶ。
また、このデザインは本来のPAOのコンセプト(※1)からは逸脱しているのだが、
(スピードウェル社的感覚の発想として理解してほしい。)
今後は、トラディショナル(伝統)とヘリテイジ(遺産)という
二つの流れが組まれるコトとなり、是非とも楽しみにして頂きたい。
※1本来のPAOのコンセプトは都会でリゾート気分を味わえるなど、冒険を意識

オーナーの思ひをシートステッチに注ぎ込んだ。
張替えにはウェル帆布が様々な手間と工夫が凝らしているのだが、
シートには耐経たり性能を向上するため、裏地に特別な生地を追加した。
特に弾力にも富み、若干ながら硬度上げることにより
長距離でも疲れにくいシートに生まれ変わっている。
謹製ウェル帆布が造るシートは試乗に次ぐ試乗と
経験により日々進化し続けているのであるのだ。

ダッシュパネル、ダブルステッチデザインは謹製ウェル帆布の特許です。
こういう部分は職人の遊び心であり、装飾と呼ぶ。
機能性だけでなく、見ても楽しめる。
そういう所はモノ作りにおいて非常に大切な部分であり
現在の日本の忘れられたモノづくり、価値観であると言えよう。
この度はT様PAOトラディショナル納車誠におめでとう御座いました。
今日はコレまで~。
本日の名言
僕を作り上げたのは経験だけです
by金城武
俳優さんはカッコいいセルフを言います。
しかし、その通り。経験が今居る自分なのです。
経験とはすなわち、行うこと。
やる前から諦めては、自分を作り上げることはできますまい。

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