Be-1 PAO FIGARO デザイナーの古場田良郎氏

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PIKE CAR/パイクカー

時代の最先端にあるとんがった車、Be-1、PAO、FIGAROの総称。

一般大衆車のような万人受けするような形ではなく、

その時代の流行の頂点に立つ人々に向けて発信されたコンセプトに基づき

デザインされた、限定車がそれである。

現在、そのパイクカー(Be-1、PAO、FIGARO)に近いと感じるクルマ、

RASHEENや光岡製ビュートなどはデザインこそこだわりはあるが、

それぞれコンセプトは別のところにある為、パイクカーと呼ぶことは無い。

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デザイナー 古場田良郎氏とデザイン

日産自動車デザイン本部在籍中は、数々の量産車のデザイン、

同社CIデザインシステム導入プロジェクトを始め、各種先行開発、

および限定生産車「Be-1」「PAO」「FIGARO」の商品企画、デザインを手掛け、

パイクカー(高感度商品)戦略の基礎を築く。 現在、企業イメージの形成や企業、

各種団体、地域などの活性化に向け、情報と情緒をもとに、モノ本来の基盤を

高めながら商品価値形成を行い、ヒトとモノと社会の良い関係をカタチづくるための

さまざまなデザイン活動(コーディネート、ディレクション、プロデュース)を行っている。

そして今回は古場田氏のPAOのメンテナンスにお邪魔させて頂いた訳だが

なんとスピードウェルのレーシングカー達を水彩画で描いてもらったのである。

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城野レーシングK10マーチ+SW11パオの水彩画とデザイン

古場田氏はK10マーチの次期マーチのデザインの開発を行っていた。

しかしその最中でK10マーチが5年ほど延命となり、次期マーチの開発が中断。

そして自主開発がおこなわれて出来上がったのがBe-1である。

というお話により推察することが可能だが、初代マーチのデザインにも精通されている。

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水彩画プレミアムオーダー 

お客様より頂いた写真に対し、デザインとアートという両方向より描かれる水彩画。

あたしがK10マーチのデザインについて指導して頂いている様子であるが

こうして水彩画を古場田氏に描いてもらえるなんて夢のようなお話であったから

家宝にしようと決意するまでに至る。

今回はあたしの水彩画を掲載させて頂いた訳だが、

一つ一つの絵画に対しタイトルや描きかたなど、古場田氏よりコメントも

頂けるからとてもうれしい。その模様は水彩画プレミアムオーダーのギャラリーページ

http://www.speed-well.jp/contents/watercolor/gallery.php

でご覧いただけるようになっている。

そして、今回の水彩画が描かれるその瞬間は

古場田良郎氏のブログ『PIKEなMINICAR』

http://blog.goo.ne.jp/kobatads/

2012年8月28日から4号連続で掲載されてるから是非ともこちらもご覧頂きたい。

ということで、是非とも描いてもらいたいという方々は

SWのWEB上のトップページ『水彩画プレミアムオーダー』

http://www.speed-well.jp/contents/watercolor/

から注文を頂ければ、幸いである。

それでは皆様もぜひご応募あれ。

今日はコレまで。

本日の名言

棒ほど願えば、針ほど叶う。

いやぁ、今回のプレミアムオーダーは、

われわれが愛車とするクルマのデザインされた古場田氏が直々に描いてくれるから

本当に夢のような企画である。

世界広しどこのような試みは本当に初ではなかろうか。

ということで、棒ほど願っても叶わないようなコトが今現実で起こっているから

皆様この機会を逃さずご応募お待ち申し上げます。

Be-1 PAO FIGARO デザイナーの古場田良郎氏” への4件のコメント

  1. 画像のガレージならびに車両は古場田さまのものでしょうか? 
    あとひとつ質問ですが、パオと同時期に発表された「エスカルゴ」は、どちらのデザイナーの作品でしょうか? もしご存じでしたらお教えくださいませ。

  2. 風来去さま
    お世話になります。こちらは古場田デザインスタジオ下のガレージで
    撮影させて頂きました。車両はどちらも古場田氏のモノになります。
    パオと同時期に発売されたエスカルゴですが、こちらはトラックなどを
    デザインする部署で製作されたものであります。

  3. ありがとうございます。やはりそうでしたか。
    ちなみに、エスカルゴはPIKEカーなのでしょうか?
    微妙な立ち位置ですよね。ラシーンもそうですが。。。
    PIKE兄弟というよりは、従兄弟くらいでしょうかね。

  4. 風来去さま
    お世話になります。エスカルゴは簡単に言えばパイクカーの見よう見まね的なところでデザインされておりますので、パイクカーのような深いコンセプトワークから始まっていないようです。ですから、可愛らしいですが現在に残っていないのだとおもいます。パイクカーはそのデザインもそうですが、精神性から考えられた魅力あるクルマだとおもいます。

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