PAOトラディショナル 前方正面姿見
兵庫県神戸市にお住いのY様がオーナーとなられたPAOトラディショナル。
オリーブグレイと呼ばれるボディーカラーの天井はノーマルルーフと
こちらも希少(ノーマルルーフはどれも少ない)なPAOの形である。
それでは本日はその出来上がりをご覧頂こう。
PAO 純正フォグランプ 『シビエ ビサージュ』
PAOにはオプションによりフォグランプの取り付けが可能であったが
その純正フォグランプには大小2種類が用意されていた。
それはボッシュのPF-160とシビエのビサージュである。
サイズはボッシュは直径が16㎝であるのに対しシビエは13㎝と少々小ぶり。
PAOの可愛いグリル廻りを隠すように取り付けるため、
より小さい方が人気はあるようだ。
※ビサージュという言葉はフランス語で笑顔、表情という意。
謹製ウェル帆布 60スタンダードレザー
アイボリー(象牙色)のシートにはグレイ(灰色)でパイピングを施すという
玄人好みなカラーで仕立てられたレザーシート。
そのデザインは60(通称=ロクマル)である。
特に汚れが目立ちやすいのではないかと、しんぱいもあるようだが、
レザー生地にはフッ素コートが施されており、水拭きである程度の汚れは取れるから
それほど気にすることはない。
あたしのPAOも昔はこのようなアイボリー色でシートを仕上げていたが、
その時代には現在使用している品質の高いレザーは存在しなかったから、うらやまし。
室内 後方より撮影
フロントシート裏部にはこうしたポケットが装着される。
ポケットのふた、袋や上のパイプ、袋のマチ部、さらにはベルトとそれぞれに
カラーが選択できるのは非常に楽しい。
また、ポケット無しや網タイプなど、いろいろ選択が可能だから
選ぶのが楽しくて、いやそれ以上にタイヘンだ。
PAOトラディショナルとY様ご家族と記念撮影。
Y様、この度は大変長らくお待たせいたしました。
この度はPAOトラディショナル納車おめでとうございます。
ずっとずっと永くお乗り頂けますことをお祈りいたします。
今日はコレまで。
本日の名言
信は力なり
by山口良治
そうですなぁ。信じることにより人間の力は2倍3倍と発揮することは可能です。
逆に信じなければなにも始まりませんなぁ。