これだけの数 本邦初公開 Be-1 京商製ミニカーを検証するの巻!

どんもす~!ウェルです。
さてさて、今日はミニチュアカーが題材なのだが、
古場田良郎氏とのお話の中で、ご紹介させて頂いた
京商が販売した日産Be-1のミニチュアカーの細部を
ご覧頂くことに致し候。
20090418a.JPG
基本的にこの四種のカラーが発売されたわけだが、
限定色『ピンク』なども存在しているという。
この京商が発売したBe-1は各色1008個限定での販売で、
すでにSOLD OUTなシロモノだが、
たまにネットオークションでも見受けられる。
しかし価格は2倍くらいに膨れ上がり、これは
1987年にBe-1が発売された時の再来であろう。
中古車市場で新車価格の約2倍にまで上ったという
記録的、歴史的車であった。
という事で、この京商のモデルの原型となるモデルの複製を
ご覧頂く事になるのだが、古場田氏のブログ以外で
ここまで踏み切った角度からは
本邦初公開となる。
20090418b.JPG
向かって右側からの角度だ。
20090418c.JPG
中央からの角度だ。
バンパーの中のラインもきっちり再現された。
20090418d.JPG
向かって左側からの角度だ。
このBe-1だが、古場田氏が監修するにあたり
この後に登場するPAO,FIGAROより非常に苦労されたのだという。
それは、データとなる寸法表が存在しなかったからであった。
それをどうしたかというと、古場田氏の持ち合わせる資料を
かき集め、図面上の整合性をもたせて1/24サイズの
図面を提供されたという。
20090418e.JPG
側面から撮影した。
ガラスの傾斜なども忠実に再現されている。
この状態ではアンテナなど細かなパーツは取り付けられていない。
20090418g.JPG
後方からだ。
リヤトランクの細かなRのラインまで再現されているのだから
これ以上の忠実という作品は出てくる事は考えにくい。
しかし、実車を忠実に再現し過ぎてしまうと
面白くない部分も出てくるのだという。
原型製作者のオリジナリティ(再現性やデフォルメ)が
よりBe-1らしい雰囲気を演出するのであった。
20090418h.JPG
これが1/43の縮尺モデルの京商製Be-1だ。
前回にもお伝えしたのだが、京商製はおもちゃではなく
忠実に再現したミニチュアカーだと主張している。
それは外箱の裏にもきっちり表記してあった。
Accurate Scale Model and not a Toy.
と記載されていた。
直訳すると、こうだ。
『 这个产品用精密的尺寸的模型不是玩具 』
こういうことだろう。(あまり意味が解からない)
要するに精密に出来ている模型だからおもちゃではないと
言いたいのである。
20090418i.JPG
難易度の高いフロントのフェンダー部までこだわられた。
実車が欲しくても買えないと思われる方は
このBe-1で妄想してほしい。萌え~。
古場田氏も実車のフェンダーの製作は非常に難しいと
お話されていた。
基準となる位置がはっきりしないからだという。
原型製作者の方も苦労された事だろう。
20090418j.JPG
今回はキャンバストップが装着され、閉まった状態。
今後開いているのも作ってほしいな、という裏話もあった。
20090418k.JPG
このテールのイメージがなんともたまらない。
Cピラーからリヤガラスにかけても綺麗なRが再現されており、
リヤガラスには熱線まで描かれているのである。
20090418l.JPG
Be-1モデルといってもこんなに種類があるのだが、
一番左からバンダイモデル、ノレブモデル、京商モデルだ。
これは集めたくなってきた。
20090418m.JPG
これはバンダイモデルを大きく撮影した物だが、
実はこれは古場田氏が一度分解して、
内装に彩色を施し、外装もアレンジして
より完成度を高めた物であった。
さすがこのミニカーにまで手を加えられていたとは
ただならぬ愛着を感じるところである。
ウェルはただただ脱帽であった。
という事でココでお宝を紹介致そう。
20090418n.JPG
社長賞のBe-1文鎮だ。
Be-1マニアにはたまらない逸品だが、これはもちろん非買品だろう。
20090418o.JPG
さてこれは何ぞやと申すと
見て解かるように左はBe-1のマスターKey(新品)である。
この形状のKeyはもう日産のパーツでも出ない
お宝であるのだが、おいおい右のKeyが問題である。
これは実はパオの試作Keyだったのだ。
良く見ると口の部分が少し小さいのが伺える。
その後パオはBe-1と同じ口の大きさのKeyに収まったわけだ。
20090418p.JPG
おお~このお宝?
ただのパオのフロントエンブレムじゃないの?
よくよく目を凝らして見てもらいたい。
PAOとかかれている下の文字が、
『 PRODUCED BY Be-1 TEAM 』
と書かれているではないか。
そうパオの設計段階であればBe-1チームが作業にあたっていた
いたのだからこういう形として出たのも当然だ。
しかもパオ設計段階ではまだPIKECARという言葉は存在しなかったのだから。
20090418q.JPG
そして、今日のその時。
おいおいPAO SIDE とチラッと見えているのだが、
なんだこれは。
これはまた近日公開致そう。
今日はコレまで~
本日の名言
話したことを後悔することがあっても
沈黙していたことを後悔したことはないのである

つまり口は災いの元ということだろう。

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