日産ラシーン 日常の製作秘話を丸ごとご紹介の巻(前編)!!

どんも〜ウェルです!
さて〜本日はスピードウェル社が日常製作している
ラシーンをご覧頂くことに致し候。
毎度毎度整備のブログや、納車の風景などブログでアップ致して
おるので御座るが、さてさて今日はどうなる事やら。
今回のベースとなるラシーンのスペックだが、平成9年式で
なんとMT車である。おお〜もうMTなど存在すら忘れかけていたのだが、
これまた熱いオーナーからの要望で現実の事となった。
しかも走行距離はなんと、15000km台と、
まさしく日本で一番走っていないMTのラシーンではなかろうか。
車内はまだ新車のかほりが漂っているのである。
日産ラシーン スピードウェル社の製作風景
自社塗装ブースでお化粧直しが施される。
スピードウェル社では、背面タイヤのステーやボディーの各部分の
仕上げなど、全てが自社で行っているゆえ、コダワリが
惜しみなく投入されるのである。
このコダワリはまた下のほうでご覧頂こう。
↑でもバンパーが着いていないのに気づかれたかな?
日産ラシーン バンパーやグリルもペイントが
バンパーや、あれれグリルなどもラッカーフィニッシュが施された。
そう、先日もご覧頂いた、ラシーンのバンパーにはボディーと
同色でラッカーフィニッシュが施されたわけだが、今回は
また一味違った物が装着されるのだ。
今日のブログの冒頭写真が後ろ向きだったのはこういう事なのか。
ウェルはドSなので、ぎりぎりまで見せたくは無いのだが、
皆様も気になると思うので少しだけご覧頂こう。
日産ラシーン 丸目二灯ヘッドライト
丸目二灯がおごられる。
おいおい、グリルを取り付けて写真を撮ってよと、皆の声が
聞こえんばかりの勢いなのだが、そこはドSのウェルちゃん。
まだお預けなのである。
今回は、外装と内装をメインにご覧頂くことになりそうだが、
丸目のヘッドライトをも少しご紹介致そう。
そもそも、丸目は昔から存在し、既製品(汎用)で存在する物。
古くは1950年代からその形は変えておらず、スピードウェル社が
取り扱うクラシックMINIにもこの丸目は装着されている。
(メーカーは違う)
丸目ライトは既製品だ
このライトはIPF製で御座る。
ウェル的なセンスでは本当は昔のルーカスあたりをおごりたいのだが、
時代がそうさせない。
まあ、IPFが妥当だろう。しかし、今後オーナーが丸目のヘッドライトを
コダワリ出したら、色々と丸目をご用意できる引き出しはある。
早く装着してみてみたいのだが、今日はほんとにお預けだ。
さて、今回のコダワリだが、それは塗装のお話。
スピードウェル社の塗装に使われる塗料は必ず2コートが施される。
この2コートとは一体何ぞやと申されれば、
まずベースカラーとなる色が物体に吹き込まれる。
綺麗に色が染まるまで、3回ないし4回くらい吹き込まれた後に
トップコートのクリアーが巻かれるのだ。
そして、今日のその時をご覧頂こう。
グリルの塗装にはコダワリが見え隠れする
グリルの色の切替しが今日のその時。
普通であれば、というよりコダワリをもって塗装しない限り、
この場合、まずベースとなるホワイトを塗られる。
そして、次にホワイト部をマスキングして切替されたシルバー部を
塗ると言う工程になるはずだ。
しかし、その工法は楽ではあるが、ばち〜とホワイトとシルバーの境界に
塗装の段が出来てしまい、
スピードウェル的には納得がいかない。
そして遂にその時スピードウェルが動いた。
日産ラシーン 丸目二灯ヘッドライト用グリルが鎮座する
グリル一つにしても製作にコダワリがある。
今回の工法は時間と手間もかかるゆえ、なかなか成しえないのだが、
まず、シルバー部を塗る、ベースのみだ。その次に。シルバーのベース
塗料の部分を乾かし、マスキングを施す。
乾ききっていないとマスキングテープに塗装が奪われる。
次にホワイトの部分を塗装する。
まずベースコートの二色を塗り上げるわけだ。
そして最後に一気にホワイトとシルバー部分にまとめクリアー塗料をグルリと巻くのだ。
こうして、ホワイトとシルバーの合わさる部分が滑らかなつながりと
艶のある仕上がりになる訳だ。
一つ一つをとっても些細な事だが、ひと手間を惜しむことなく、
製作してゆけば、本当に輝きのあるお車になるはず。
また、その思いが新たなオーナーの車に対する思いを
さらに大きくする事は間違いないところであろう。
さて、明日は、内装がどういう風に変化するのか
超ご期待あれ。
今日はコレまで〜
本日の名言
進歩とは反省のきびしさに正比例するである
by本田宗一郎
さすがおやっさん。どれだけじっくり自分に厳しく反省するか、
その裏側に進歩が待っているのでしょう。
ウェルは反省しまくりですが、一向に進歩しません。
もっと厳しく反省しなければならないという事なのでしょう。

日産ラシーン 日常の製作秘話を丸ごとご紹介の巻(前編)!!” への4件のコメント

  1. ラシーンは丸目2灯が一番かわいいと思いますw
    またですか。
    まったくSにもホドがありますよ。。。

  2. 本日は親切な対応に丁寧なご説明ありがとうございました。
    スピードウェルさんなら安心してお任せできそうです。
    納車の日が待ちどおしいです。
    今後ともどうぞよろしくお願い致します。

  3. mameさん
    あせったでしょ。
    全貌が明らかになるのは今日か明日か乞うご期待。
    す。さん
    どSっぷりは続いております。
    旦那様は〜ぼうNさんの開発だとは(元)
    やはり、ウェルはうすうす気づいておりました。
    ただのお方では無いことを。
    IIMORIさん
    こちらのほうこそ、有難う御座います。
    納車の日が待ち遠しいですが、一ヶ月以上となると
    苦痛かもしれません。
    でも、出来上がりには必ず目が飛び出るほどの
    可愛らしいお車を。
    どうぞ、お楽しみくだされ。

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