○謹製ウェル帆布 PAO『ウェル50』シートデザインが新しくなるの巻○

どんもす=ウェルです。

さてさて皆様、すでに1月は半分を過ぎ、一年早いもので1/24が

終わりましたが如何お過ごしでしょうか。

スピードウェルの座右の銘『日に新た』という言葉に従い、なんと

PAO用『ウェル50』通称ゴーマルのシートデザインが新しくなるというのが本日の話題。

謹製ウェル帆布 ウェル50(ゴーマルデザイン)

黄金比率 1:1,618 により分割されたデザイン。

黄金比はパルテノン神殿やピラミッドといった歴史的建造物、

ならびに美術品の中に見出すことができ、さらには自然界にも現れ、

植物の葉の並び方や巻き貝などからも見出すことが出来る。

これらの主張から、最も安定し美しい比率とされ、

意図的に黄金比を意識して創作した芸術家も数多い。

そういう考えの基により今回は、ウェル60に続き

美しいシートデザインになるよう、また誰が見ても感じれるよう

黄金比をシート内部の分割スケールなどに採用したわけだ。

黄金比(ゴールデンレート)で換算される

分割部にマーキング

分割部にマーキングを施したわけだが、これだけ見ていても

割り振りが美しく感じる。

R形状で分割する。

分割部は若干のR形状を採用。

旧となる50デザインでは直線的に割られていた形状が

今回のデザインにより若干のRが設けられた。

そのことにより、シートが柔らかくノスタルジックな印象に。

パイプをほどいてゆく

専用の工具を使い縫い糸をほどいてゆく

整備にも工具があるように、縫製にも工具がある。

工業用ミシンなども多種多様であり、革を剥くニッピーなんかは

工具の形状だけでもお洒落なものだ。

型紙を製作する

生地上に罫書きした物を元に型紙を製作

面、一点ずつに型紙が存在する。

一枚ずつ形は異なり頭はこんがらがる。

しかし、それらを縫い合わせてゆけばシートが完成するのだ。

ということで、新しいウェル50デザインは黄金比を採用し

美しいデザインになる!?それは乞うご期待。

番外編

FIGAROのシートは本革であるのは御存知であろう。

しかし、一般的にはコストの加減上、座面(表革)のみ

革を使用するのが通例であるが、なんとFIGAROは

すべてが本革という、高級車と同等のこだわりをみせている。

FIGAROの純正シートを解体

FIGAROのシートを分解

スピードウェルでは、FIGARO販売車両にはシートの張替えが

付いてくるわけだが、耐久性なども考慮し、本革と合革の

両方の選択が可能だ。

FIGAROは裏面もすべて本革製

FIGAROのシートの内部

製作日時だろうか、なにやらマーキングがなされている。

スピードウェルでは整備部、内装部、塗装部、開発部の4部門で構成されており

それぞれが独自に技術革新を行っている。本日は内装部のお話ではあったが、

今年はそれぞれをご覧頂けるように致そう。

今日はコレまで~。

本日の名言

厳しさと激しさのなかでこそ人は伸びる

by島岡吉郎

男とは常に自分自身に厳しさと、

激しさを持ち続ける忍耐が必要であります。

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