パオ フロントガラス下の錆の補修の巻!

どんももも〜ウェルです!
さて、うなぎオフが近づいて参りましたぐぁ〜
皆様のパオの準備はよろしいでしょうか?
もうすでにタイヤを暖めてられるかたもちらほらと
おるわけありませんぐぁ〜この調子で参りましょう。
今日は、タイトル通りパオちゃんのフロントガラス下から
の錆を修復するという作業をご紹介致しましょう。
こちらはお悩みの方は多かろうと思いますが、何が原因かと
一言で申しますと洗車不足。
直径3mmほどの水抜き穴が3箇所点在しており、この穴が
ホコリや泥などで詰まることにより水がたまる。
水がたまった場所が錆びる。ただそれだけ。
今回の車両は東京都からはるばる大阪まで持ち込んで頂きました
O様のパオの修復をズズイとご覧頂こう。

左右同じ位置から錆びてきている。しかも水抜きの穴の位置だ!
そう、このように表面的に見えている錆でも、剥離していくうちに
2倍3倍と進行しているのである。

荒削りし鉄粉除去液をたらし込む。
錆びた鉄粉が少しでも残っていると、そこからまた錆だすという
厄介なものゆえ、ことごとく溶かしていくので御座る。
また、この後、赤錆を黒錆に変える溶液を表、裏に塗布すれば
一通りの錆止めは完了。

ソラックスという錆転換剤!!
これがかなり優秀なもので、赤錆は進行するが、黒錆に転換すると
皮膜が出来、錆を止めることが可能だという。まさに毒をもって
毒を制すでござるなぁ。

その後鉄板を張り合わせ整形してゆくが、熟練のクラフツマンの仕事!

最終整形にはポリパテが入るのだが、限りなく薄め!!
↑の写真をご覧頂ければ解かるように、水抜きあなを整形するため
丸ヤスリを入れている様子!
ココがコダワリなのだ。
外注の板金などではこのようなところがどういう形で整形されている
などはかり知れないが、スピードウェルコンディションを保つ
というところでのごまかしは無い。
パオを知らない板金業者であれば、穴をことごとく埋めることだろう。
本当は水抜き穴なのだが、、、。

2液性サフェーサーで最終の下地処理は完了。
そう、サフェーサーというのは下地の処理剤の事なのだが、
安物は1液性のもので高級なのが当社が使つ2液性。
何が違うかともうすれば硬さや防錆能力で御座ろう。
ぬかりは御座らぬ。

左右同じように処理したら、マスキングを施し塗装を開始いたし候。
ココまでの作業の中で一番ネックなのがやはり水抜き穴の位置決め
だろう。
せっかく穴を設けても、そこから水が抜けなければまた錆びてくるのが
目に浮かぶ。

完成!!
やはり気持ち良いもので御座る。
これからも末永くお乗り頂けますように丹精込めてお造りしており申す。
皆様もボディのやれが気になったらまずは相談くだされ。
一台でも長くパオが走れるよう勤めるのが当社の使命でござるゆえ。
今日はコレまで〜。
本日の名言
やればできる
できないのはやらないからだ

by飯田庸太郎
で御座います。当たり前ですが、グーたら愚痴を言いながら
やらない人もおりますなぁ。
この性格は直しようが無い。自分で意識を持ってやれば出来ると
思える方は何だって出来るのです。
まず出来ると考える事、それが答えでは

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