ウェル帆布社謹製 フォグランプカバー製作工程の巻

おっほん!
どうむぉ〜ウェルどぇす。
今週は何かと出張などでブログ更新がなされてなく、
皆様にはいつも楽しみにご覧頂いておりますが
ごめんなさい。ペコリ。
さてさて、本日はスピードウェル社のブランド
ウェル帆布が日常にお造りしている作業を
とくとご覧頂こう。
今回はフォグランプカバーに焦点をあて、じっくりコダワリを
だして行き申す。

往年のラリー仕様を彷彿させるチェッカー柄(市松模様)が第一のコダワリ!
そう、まずはフォグカバーの顔となる生地にチェッカー柄を
プリンティングを施し、(ラシーンなどのタイヤカバーと
同じプリンティング)その後縫製致すので御座る。

三重構造を採用しているのは、耐久性とフォグガラス面をいたわるため。
単にフォグランプカバーといえども、表面は三重構造を
採用致し、耐久性も考慮するというところが第二のコダワリ。
市販されている多くはぺらぺらのすぐに縮むような生地で
出来ており、ものづくりという観点からは論外で御座ろう。
さてお次は

フォグカバー側面を切り出す。
これがフォグランプにぴったり密着するかしないかの重要な工程。
幅が短すぎても長すぎても被せたときのニューアンスが異なり
ミリ単位での調整を実現している。
また、パオやラシーンのフォグランプは裏面が少々歪な
格好をしており、その難しい曲面を柔らかく包むように設計。

三重構造を採用した生地を縫い合わせる。
さてさてどんどん縫製していきましょう。
トップはレザー、中はスポンジ生地、ボトムはビニールと
いうこの三つの異なる生地を縫い合わせるところで御座るが、
少しでもシワがよると綺麗な円にならないと言うところが
難しいところ。

縫い合わせてたところ。
さあ、このブログをみて、これやったらDIYでもできるやん!!
てお思いのかたもおられると思います。
一度お試しくだされ。
自分で造るのも楽しみの一つ。出来上がったらスピードウェル社に
画像投稿して頂ければまたブログで掲載致し候。

ほらーこのコダワリ様。フォグのレンズ面も傷めず最高の仕上がり。
まさに逸品。
手前味噌では御座いますが、たかがフォグランプカバーとは
ウェル帆布社は思っておりませぬ。
皆様のコダワリあるお車に似合うモノを製作するのが当社の仕事。

先ほどの側面を縫い付けた様子。
ココまで行けばあと裏にゴムをあてがうだけで御座るが、
ココは企業秘密。
撮影禁止が出ましたのでお見せすることが出来ません。
(大ウソ)
縫ってたら撮り忘れただけ。

ほらほら仕上がりましたぞ。
今回晴れて製品になりましたが、販売価格は今月末に紹介
出来ると思います。
市松ファンの皆様には大変お待たせしておりますが、
この逸品を手にしてくださればご納得いただける事と
信じてお造りしております。
また、購入に関しましてはメールでの受付をさせて頂いて
おりますので、ほすぃ〜方はお問い合わせくだされ。
パオ用、ラシーン用が御座いますのでお間違いなく。
余談
ダブルステッチ開始
ウェル帆布社謹製には今まではノスタルジックな世界を
ご提供しており申したが、ダブルステッチなる西洋の
かほりをご提供する事とあいなりましたので今回は
ご紹介まで。

これがダブルステッチマシーン!!

シートなどの縫込みに大きく活躍することだろう。
まだ試行錯誤中なので、どこでこのステッチを入れようかは
思案中で御座いますが、ウェルの長年にわたる研究成果
がココでも発揮できれば更なる世界が待っているはず。
今後もご期待下され。
今日はコレまで〜
本日の名言
それで お客様は よろこびますか
by松下幸之助
そう、ウェルの口癖として社員に徹底している言葉でも
御座います。
仕事とは一言で申せば簡単な言葉では御座いますが、
そこには、愛情やコダワリ、様々な気持ちが込められて
こそ、お客様の喜びになるのだと信じており申す。
それで お客様は よろこびますか
至らぬところはどんどんお叱りくだされ。

ウェル帆布社謹製 フォグランプカバー製作工程の巻” への2件のコメント

  1. ダブルステッチ拝見しました。とてもいい感じですねー
    すごく楽しみになってきました。毎日、車の事を考えています。あー早く乗りたいなー。(^^ゞ

  2. お世話になります!
    このダブルステッチ♪いいですね〜♪
    さりげないお洒落がまた、たまらないです〜。
    そうそう、いろんな愛車の想像がぁ・・・・オッサン心をくすぐりますよね(笑)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です