北海道札幌市のCHI様 ラシーントラべラー寒冷地仕様納車おめでとうございます

小樽運河

小樽運河の煉瓦倉庫

おおよそ大正末期に建てられた旧篠田倉庫は、小樽運河の海側に

連続した倉庫群の主要な建造物である。構造を見るに、柱や梁など

木造で建築したのちに煉瓦を積み上げる、いわゆる木骨煉瓦造りで

史料を拝見すると、平成8年に大改修をおこなっており、新しい煉瓦に

取り換えたとあるが、古い色合いになるようにと工夫がされたといい、

なんとも時代めいた修復が施されている訳である。

わたしが思うに、こういう価値を認める建造物は他にもたくさんあって

保存していこうという風潮は少なからず保守層には存在する訳だが、

これからの時代において、新しく造られる建造物や車などのモノに、

果たして長く残りうる価値を認めれるものが生まれるのか、ということである。

大量生産、大量消費の社会はそのような物が生まれない、と真正面から否定した

モノ創りであったが、人口が減ってゆく中において大量消費社会にも終止符が

打たれる訳であるから、今度は価値を上げていくという発想で、モノづくりを

行っていかないと生きてゆけないのである。果たして、すでに家電とまで

いわれている新車造りが、クルマ以上の価値のあるモノへ昇華する

モノ造りへと変化する事が出来るのであろうか。

また、そうした精神性を身に纏う事が出来るのであろうか。

これは20年前のRASHEEN SIDEから見た価値観であったと思う。

ラシーントラベラー 左舷前方姿見

ラシーントラベラー 左舷前方姿見

この度は、北海道札幌市にお住いのCHI様の元へお届けにあがられた

ラシーントラベラーをご覧頂く事に致そう。

ドラえもんブルーと通称の、藍より青しな自然派ブルー。

天井にはサンルーフが存在するタイプ3というグレードである。

丸と四角の造形

丸と四角の造形

昨今の流行の尖がった不気味なDESIGNではなく。

普遍的なDESIGNが、ラシーンを半永久的なモノにしている。

グレイの単色であつられたシート

Wells ラシーン50スタンダードレザー

グレイ単色であつらえた50DESIGNのスタンダードレザーシート。

ダッシュボードに以前のナビ取付の跡を確認し、同色のダッシュマットを新調。

ラシーントラベラー 左舷後方姿見

ラシーントラベラー 旧篠田倉庫

内装のカラーに調和させて製作されたタイヤカバーもCOOL。

後はオーナーの小物をラシーンに加えると出来上がりである。

ラシーンと記念撮影

ラシーンと記念撮影

この度はCHI様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。

寒冷地仕様となる仕上げも施し、北海道でもしっかり走ってもらえます様に

努力して製作致しました。末永くお乗り頂ければ幸いです。

今日はコレマデ。

本日の名言

思った通りにはならないが

やった通りにはなる

行動あるのみですな。

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