東京都八王子市のO様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

パオ

普遍的存在感

PAOはいつも素晴らしいDESIGNである。

カタチあるものをすべてDESIGNという括りで考えるコトに疑問を感じるのは、

その物の形を形成されるにあたり、どれだけの感性(崇高なエネルギー)が

消費されたか、というのが一つのバロメーターであると仮定するならば

柳宗理は、DESIGNとは流行とおおよそ対極の位置にあると言うように、

昨今の流行(瞬間的時間)を切り取った自動車のカタチは、

DESIGNという言葉を使うことすら許されないものであると言える。

ましてや、大量生産と消費社会から生まれるものは、もはやすべて

ただのゴミになる事が約束されている訳であって、新車から13年経過した

クルマの税金が高くなるという思想がそれらを暗示している。

逆から考えるとそんな、ゴミになるようなものに一々

本物のデザイナーが崇高なエネルギーを費してDESIGNなど、

心配しなくてもしないのだから

自動車メーカーのトップ連は本当に頭を冷やした方が良い。

誉田八幡宮 社務所門

従兄弟の松村義典(宮大工)が誉田八幡宮の門の修理を行っている様子。

棟標

素晴らしい棟標が出土した。

文久元年 再建と在り

文久元年 再建と在り。今から150年以上前の事。

鍛冶師が打った釘

本物の鍛冶屋が打った釘。

表面は薄く錆がまわり、先の方は綺麗な地金が見える。

150年経ってもこの釘はへたっていない。それどころか、表面の薄い錆で

しっかり固定されている、素晴らしい状態。

これが、本来の日本人の感性なのである。

枕木は再利用

垂木下の枕木は再利用

昔は、木は貴重で四角くするのにも一苦労だから、再利用までしてエコである。

ということで、本日のうんちくは長くなったが、

自動車という物が本当に13年ほどでゴミにしても良いのであろうか。

新車から13年で税金を高くするというゴミのような政策に異議はある。

PAO純正シートカバー

PAO純正シートカバー

この度は、東京都八王子市にお住いのO様の元へお届けにあがられた

PAOトラディショナルをご覧頂く事に致そう。

レア度数10のPAO純正シートカバーを装着して製作されたPAO。

25年経ってもシートカバーでさえ使用できる、

本当に良いモノづくりである。

パオ インテリアの様子

インテリアの様子

内装はオリジナル状態の素敵なPAO。

オーナーの冒険はこれに着座した瞬間より始まる。

PAOちゃんと記念撮影

PAOと記念撮影

この度はO様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございます。

お父様も当時PAOを予約されたということで、

理解がありまして素敵なご家族ですね。

PAOも家族の一員として末永く大切にして頂ける事と思います。

今日はコレマデ。

本日の名言

素晴らしいDESIGNが売れるという訳ではない。

by柳宗理

本当にカッコいいデザイナーですね。

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