パオのキャンバストップ張替え茶色の巻

どうもオハコンバンチハ ウェルです〜。
今日もブログを書くのが遅くなりましたが〜お許しくだされ〜。
さてさて、今回はパオのキャンバストップ張替えの模様を
ご覧頂きましょう。前回は紺色のトップの張替えを行いましたが、
毎度毎度、違った視点からお届け致しましょう。
パオって雨漏りするのってよく耳にしますが、新車から一度も張替え
ていないキャンバストップであればしてもおかしくないでしょう。
また、中古車で現状の物をご購入なされるのも、いささか不安というより
やめたほうが良いかと思います。
まず、新車から一度も張替えられていないトップは生地が硬化して
開く事さえ困難で御座います。また無理やりあけようものなら、
ヒビが入り穴は開き、挙句の果てに閉まらない等、ふんだりけったり
で御座います。

穴こそ開いていないが、張替えしないといけません。
↑分解中にもぽろぽろ、ポロポロ〜っとキャンバス生地がはがれ
落ちていくので御座います。

長年の汚れが溜まっておりますな〜。
このトップの構造は2層になっており、雨音なども室内に聞こえにくい
構造で御座います。

隅々もクリーニングと調整を施し仕上げますのでご心配要りません。
しかしクリーニングだけで結構な時間もかかりますが〜
仕上がった時は満足感で満たされます。

キャンバストップと天張りの間の構造〜。
丈夫な骨が入っておりますのでオープンカーのトップとは全く異なり
ます。でも、めちゃんこ汚れているので御座います。
雑巾で拭き取りに約1時間、この後、各部分にグリスアップが施され
きっちり動作するか、確認を行います。

この骨の下にスライドレールが有り、特殊なグリスを塗布する。
ココまでが約半分の作業で御座います。
やっとココから生地の張替えが始まります。
生地と裏骨をくっつける作業ですがココからは企業秘密ですので
ご覧いただけませんが、できあがり〜。

製作時間は分解、組み付けを入れて約3時間。
スピードウェルでは幌の生地だけの販売も行っておりますが、
なかなかDIYで張替えされる方はおられないですなぁ〜。
少し難しいでしょうけれど、お試し下さい。

トップ裏の出来栄えもよろしいですなぁ〜。
結構こだわりと言うより、自己満足で作っているのかなと自分で
思うぐらい、気を使っています。
ここで、プチ情報で御座います。
今現状パオのキャンバストップにお乗りの方で、トップをあけようと
した所、バキバキ音が鳴るやら、途中でカチこんで動かなくなる事が
たまにあるという方に朗報で御座います。
この原因はキャンバスを前後させているモーターの取り付けボルトが
緩んでいる事が大きな原因で御座います。

モーターは3箇所で+頭のボルトで土台に留まっている。
スピードウェルでは全車、増し締め致しましてお造り致しております。
このボルトは10台あれば10台とも緩んでいます。
キャンバスをいちいち車から外さなくても、このボルトの増し締め
は可能ですので、後日にまたブログへ掲載致しましょう。

出来上がりの様子。パリパリの仕上がり!!

雨漏りの心配など全く御座いません!!
当社ではキャンバストップの生地は常時5色の販売をしておりますが、
別途ジャーマントップという生地でもお造りする事も可能で御座います。
でも茶色のトップは一番人気で御座いますなぁ〜。
あなたのお好みのカラーは何色でしょうか?
今日はコレまで〜。
本日の名言
歳月 人を待たず
そうです。友達や、家族、皆々待ってはくれますが、
歳、月、時間だけは待ってはくれません。本当に時間というものは
お金でも買えない物でもあります。
時計の針を見ていると、一秒ずつ過去に、また一秒ずつ未来へと
向かっている事が解かります。
皆様も明日はウェルと共に時間を大切に使ってみては如何でしょうか!

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